「~へはどう行けばいいですか」は英語で?道に迷った時に使えるフレーズ

get to、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

海外で目的地への行き方が分からないとき、または道に迷ってしまうという最悪の状況が起こってしまったとき、皆さんどうしますか?

こんなときでも英語で「~へはどう行けばいいですか」というフレーズを知っていれば、現地の外国人に聞くことができます。

この記事では旅行先で困るであろうあらゆる場面を想定をし、英語で道を聞く場合に役立つ英語フレーズを紹介します。

すでに海外旅行などを計画している人、将来は行こうと考えている人、いざというときのための対策に、ぜひ最後までお読みください。

「~へはどう行けばいいですか」って英語で?

日常英会話のなかでも、旅行に限っては本当にたくさんのパターンがあります。例えば、空港での英会話、ホテルでの英会話などです。

そして、旅先という非日常の世界でリスクマネージメントにもなり得るのが「○○への行き方を尋ねる」会話のやり方を覚えておくことです。英語で「駅にはどうやって行けますか?」などはぜひ使えるようになりたいトラベル英語です。

話しかけるきっかけを作る

英語初心者にとっては慣れない外国で、人に話しかけるきっかけを見つけることさえ難しいかもしれません。まずは、初めに声をかけるシーンをみていきましょう。
Excuse me.
すみません。
Could you please help me?
助けてくれますか?
Could you please tell me if you can?
できれば教えていただけないでしょうか?
Could you pleaseはCan youの丁寧な言い方で、お願いするときの定番フレーズです。道端で声をかけるときはCan youでもpleaseを入れれば失礼に当たりません。

get toを使って目的地に行く

道を聞くときに必須で覚えていただきたいのが「get to」という表現です。

ある場所へ行くのであればI go to ○○.やI want to go to ○○.でいいのですが、I want to get to ○○.とすると目的に向かって到着するというニュアンスを強調することができます。

ここでget toを使い、駅へ行きたい場合の例文を作ってみます。行き先をロンドンのヴィクトリア駅にしてみましょう。

Excuse me, could you please tell me how to get to London Victoria station?
すみません、ロンドン・ヴィクトリア駅への行き方を教えてくれませんか?
上で述べたきっかけを作るCould you please tell meというフレーズの後に注目しましょう。how to get toの後に目的語を入れる形になっています。この例文の目的語はロンドン・ヴィクトリア駅=到着したい目的地です。

目的語は、レストランや美術館など相手から教えてもらいたい所に置き換えてください。

ということで、how to get toによって「~へはどう行けばいいですか」という意味を伝えることができるんですね。

もう一つ、典型的な表現を紹介します。how to get to London Victoria stationを使う点は変わりません。

Excuse me, do you know how to get to London Victoria station?
すみません、ロンドン・ヴィクトリア駅への行き方を知っていますか?
最初のCould you please tell meを使った例文は、聞く相手がその場所を知っていることが前提のようなニュアンスがあります。

しかし、do you know(知っていますか)であれば、知っているか知らないかは分からなくても聞ける便利さがあります。

目的地までの道順を尋ねる

ヴィクトリア駅への行き方を聞いたものの、外国人から英語でスラスラっと言われても聞き取りが難しい場合もあるでしょう。

そこで、ここからはもっと詳細に目的地へ行くための情報を得られるよう、各フレーズを紹介します。

まずは、目的地までの「道順」を聞きたいシーンの会話です。道順とは、行きたい目的地までの道すじで、徒歩で行けるところであれば”どこどこの通りをまっすぐ行って右に曲がる”などの説明が考えられます。

以下、道順について役立つ単語やフレーズをピックアップしてみましょう。

go straight まっすぐに行く
go past 通りすぎる
cross 渡る
crossing/intersection 交差点
traffic light/signal 信号
turn right/left at 右/左に曲がる
the 1st/2nd corner 一つ目/二つ目の角
three blocks 3ブロック
教えてもらった道順を自分が復唱する形で口に出すと、理解度が増します。
So I should go straight and then turn left at the 2nd corner, is that right?
つまり、まっすぐ行き、それから2つ目の角を左折すればいいんですね?
上でリストアップした道順の説明のためのフレーズをいろいろ使い、go straight for three blocks, cross this street and then turn leftなどの応用ができます。

慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんが、道順を表す各フレーズは覚えてしまえば気持ちがスッキリします。

自己学習もいいのですが、ここは外国人とのやりとりを実践する意味で、オンライン英会話のフリーレッスンなどで旅行前に強化対策するのもおすすめです。

なお、この例文で使われているand thenは”それから”と次のアクションに移ることが分かるフレーズです。

さらに、どれが一番近い行き方、ベストな方法か聞くことも想定してみましょう。

What is the easiest way to get to London Victoria station?
ロンドン・ヴィクトリア駅への一番簡単なアクセスは何ですか?
What is the best way to get to London Victoria station?
ロンドン・ヴィクトリア駅へのベストなアクセスは何ですか?
相手から徒歩で行けるよ、バスが便利、ロンドン名物タクシーブラックキャブなどいろいろな提案があるかもしれませんね。

目印を聞く場合のフレーズ

道順を確かめてもちょっと不安な場合、目印になるようなものがあるかを聞くことをおすすめします。

また、地図に載っている目印の確認もできるとさらに安心するのではないでしょうか?

目印の英語は「landmark」で、特に旅行者にとって場所を特定するのに役立つものを指します。横浜にあるランドマークタワーは目印になるほど目立つ建築ですのでそこから覚えてもいいですね。

海外であれば教会、橋、有名デパートなどが目印になるでしょう。またコンビニやレストラン名も目印として使えます。

Are there any landmarks around there?
その辺りに目印はありますか?
Can you please tell me of any landmarks?
目印になるようなものがあれば教えてくれますか?
landmarkを使わなくても、以下の例文のように聞くことができます。
Is there anything that can help me to find the place?
その場所を見つけるのに助けになるものってありますか?
相手が何かの目印を教えてくれた後に「You can’t miss it!」ということがあるでしょう。これは定番フレーズで、それを見逃すことはない=行けば絶対に分かるよ!の意味になります。

目的地までにかかる時間や距離を聞く

さて、現地の外国人とのやりとりが楽しくなってきたら、もう少し情報を引き出すチャレンジもしたいところですね。

そこで、行きたい場所までどのくらい時間がかかるのか、あまり聞くことはないかもしれませんが距離はどれくらいなのかを聞けるようにしてみましょう。

How long do you think it will take to get to London Victoria station?
ロンドン・ヴィクトリア駅に行くのにかかる時間はどのくらいだと思いますか?
Do you know how far it is from here to London Victoria station?
ここからロンドン・ヴィクトリア駅までの距離を知っていますか?

今いる場所を聞く

地図やスマホで道を確認していたものの、慣れない土地で自分がどこにいるのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。

そんなときでもちょっと人に声をかけて、今いる場所を聞くことができるようにしておきたいですね。コンビニや本屋などに入って、ヘルプをお願いすることもできます。

Excuse me, can you tell me where I am on this map?
すみません、ここはこの地図でどこになるか教えてくれますか?
Excuse me, I think I’m lost. Can you tell me if this is the right way to the London hotel?
すみません、道に迷ってしまったようなんです。ロンドンホテルへの道はこれでいいのか教えてくれますか?
I’m lostには「道に迷った」や「途方にくれた」などの意味があります。

まとめ

ある目的に向かって到着するというニュアンスを強調できるget toは「~へはどう行けばいいですか?」と聞く際の必須のフレーズです。

一通りの会話が終わったときは、必ずThank you! Take care/Have a good dayなどのお礼フレーズを忘れないようにしましょう。

日本人のパスポートは世界最強です。もっとも多くの国に渡航できるため、一番高く売れるとも言われています。

誰かに声をかけるとき、あまりにも旅行者ということをアピールするのは避けましょう。道を聞く場合、どの人が地元の人か判断がつきにくいと思いますので、そんなときにはショップやレストランに入って聞くことも考えられます。

旅先では安全第一、その上で日頃の学習の成果を感じるためにも英語のコミュニケーションを楽しんでください。

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