形容詞と副詞の違いとは?見分け方と使い方をそれぞれ解説!

副詞、形容詞、ネイティブキャンプ

英文法を学習していると必ず出てくるのが、形容詞と副詞という言葉。どちらも品詞の種類の1つであることはわかると思いますが、それぞれが文章の中でどのような役割をするのか、しっかり説明できますか?

形容詞と副詞は両方とも、他の単語を修飾するためのもの。ただし、修飾できる単語の種類が異なり、形にも違いがあります。誤った使い方をしてしまうと、不自然な響きになってしまうので、注意が必要です。

そこで本記事では、形容詞と副詞の違いを、見分け方や使い方を含めて解説していきます。例文も載せているので、最後まで読んで参考にしてください!

形容詞と副詞の違いとは?

形容詞と副詞の違いを大まかにまとめると、以下の通りになります。

形容詞:名詞を修飾する

副詞:名詞以外を修飾する

形容詞と副詞とでは、修飾する単語の種類が異なります。

※「修飾」とは、語句を他の語句に付け加えることで、より詳しく説明すること

それぞれの用法・語形を詳しく見ていきましょう。

形容詞の用法

形容詞とは、名詞を修飾するための単語です。

形容詞が名詞を修飾している例として、以下の文章を見てみましょう。

cute cat(かわいいネコ)

That cat is cute. (そのネコはかわいい)

形容詞:cute 名詞:cat

large table(大きいテーブル)

This table is large. (このテーブルは大きい)

形容詞:large 名詞:table

expensive car(値段の高い車)

That car is expensive. (あの車は値段が高い)

形容詞:expensive 名詞:car

いずれも形容詞があることで、名詞がどのようなものなのかが、さらに詳細にイメージできます。

形容詞は大きく分けると、be動詞の後・名詞の前・名詞の後(使役動詞の文章)の3パターン。それぞれ使い方を見ていきましょう。

be動詞の後

be動詞の後に形容詞を置くことで、主語の状態・状況を説明することが可能です。

A is 形容詞.

Aは〜です。

(例文)

Your dog is cute.

あなたの犬はかわいいです。

My dad is tall.

私の父は背が高いです。

名詞の前

名詞の直前に形容詞を置くことで、「〜な名詞」と修飾できます。

数えられない名詞は通常「a 〜」という形にはなりませんが、形容詞が付くと数えられるようになる(可算名詞化)ケースが多々あります。

a good sleep(良い眠り)

「sleep」は数えられる名詞ではないが、「good」という形容詞が付くことで、可算名詞化される

a thorough knowledge(精通した知識)

「knowledge」は数えられる名詞ではないが、「thorough」という形容詞が付くことで、可算名詞化される

ただし、全ての数えられない名詞が、形容詞が付くことで可算名詞化されるわけではありません。以下のような単語は形容詞が付いても「a」は付かないので注意しましょう。

advice

homework

information

luck

news

weather

など

(例文)

I met a beautiful woman yesterday.

昨日、美しい女性に会いました。

I’m jealous of rich people.

お金持ちの人々が羨ましいです。

I had a good sleep last night.

昨夜はぐっすり眠れました。

名詞の後(使役動詞の文章)

形容詞は使役動詞「make(〜させる)」を使った文章の中であれば、名詞の後に付くこともあります。

make 人/もの 形容詞

人/ものを〜な状態にする

(例文)

That made me sad.

それは私を悲しくさせました。

You always make me happy.

あなたはいつも私を幸せにしてくれます。

形容詞の語形

形容詞は単語によって形は様々ですが、よくある語尾の形が何パターンかあるので紹介します。

-able / -ible

acceptable, enjoyable, reasonable, understandable, accessible, flexible, impossibleなど

-al

actual, central, cultural, digital, environmental, equal, external, formal, generalなど

-ant

abundant, brilliant, constant, distant, hesitant, pleasant, vacantなど

-ar

familiar, lunar, muscular, particular, polar, popular, regular, similarなど

-ent

absent, ancient, confident, consistent, convenient, current, different, efficient, excellentなど

-ful

awful, beautiful, careful, colorful, fearful, forgetful, handful, harmful, hopeful, painful, skillfulなど

-ic / -ical

academic, allergic, basic, classic, economic, electric, ethnic, medical, musical, physicalなど

-ive

decisive, depressive, exclusive, expensive, impressive, impulsive, intensive, offensiveなど

-less

careless, countless, endless, fearless, harmless, hopeless, meaningless, uselessなど

-ous

adventurous, ambitious, anxious, cautious, dangerous, famous, furious, jealousなど

-y

bloody, bumpy, crappy, cheesy, cozy, fluffy, foggy, sweaty, saltyなど

副詞の用法

副詞とは、名詞以外(動詞や形容詞など)を修飾するための単語です。

副詞が他の単語を修飾している例として、以下の文章を見てみましょう。

run fast(速く走る)

副詞「fast」が動詞「run」を修飾

speak slowly(ゆっくり話す)

副詞「slowly」が動詞「speak」を修飾

very happy(とても幸せ)

副詞「very」が形容詞「happy」を修飾

いずれも副詞があることで、より詳細な動作や状態がイメージできると思います。

副詞を置く位置は、以下の5パターンをまずは覚えておきましょう。

・文頭

・動詞の後

・動詞の前

・形容詞の前

・文末

文全体の修飾する副詞は文頭

副詞が特定の語句ではなく、文章全体を修飾する場合、文頭に置くのが一般的です。

また、副詞が文頭に来る場合は、コンマ(,)で区切ります。

(例文)

Probably, he is coming here in the afternoon.

おそらく、彼は午後にここに来ます。

Generally, you have to go to the city office first.

一般的には、まず市役所に行かなければなりません。

動詞を修飾する副詞は動詞の後

副詞が動詞を修飾する場合、その動詞の直後に置きます。

(例文)

It’s raining heavily.

激しく雨が降っています。

I don’t remember exactly.

正確には覚えていません。

頻度を意味する副詞は動詞の前

「usually(普段)」や「always(いつも)」など、頻度を意味する副詞を使う場合は、動詞の直前に置くのが基本です。

(例文)

I usually get up at 6 am.

私は普段、朝6時に起きます。

I always check Instagram before going to bed.

就寝前にいつもInstagramをチェックします。

形容詞を修飾する副詞は形容詞の前

副詞が形容詞を修飾する場合、その形容詞の直前に副詞を置きます。

(例文)

I think that’s so hard.

それはとても大変だと思います。

What he did is absolutely unacceptable.

彼がしたことは全くもって容認できません。

時間・場所・2語以上の副詞は文末

「tonight(今夜)」や「there(そこで)」、「this morning(今朝)」など、時間・場所・2語以上の副詞を使う場合は文末に置くのが基本です。

(例文)

I’m going to a club tonight.

今夜はクラブに行きます。

You should go there.

そこに行ったほうがいいよ。

I overslept this morning.

今朝は寝坊してしまいました。

副詞の語形

副詞のスペルの多くは「-ly」で終わるのが特徴です。

ここでは英語学習者が知っておくと便利な、「-ly」が付く代表的な副詞をいくつか紹介したいと思います。

「-ly」で終わる代表的な副詞

absolutely(絶対に)

accidentally(偶然に)

actually(実際に)

annnually(年に一回)

automatically(自動的に)

basically(基本的に)

carefully(注意して)

clearly(明白に)

completely(完全に)

correctly(正しく)

currently(現在は)

deeply(深く)

directly(直接に)

efficiently(効率良く)

effectively(効果的に)

especially(特に)

exactly(正確に)

finally(最終的に)

generally(一般的に)

immediately(すぐに)

naturally(自然に)

particularly(特に)

usually(普段)

probably(おそらく)

recently(最近)

suddenly(突然に)

など

まだまだ挙げればキリがありませんが、上記のように「-ly」で終わる副詞がほとんどです。また、副詞の単語から「-ly」を取ると、大抵は形容詞の形になります。

なお、以下のように副詞と形容詞の形が全く同じものもある、ということも覚えておきましょう。

副詞と形容詞の形が同じもの

far

副詞:How far did he go?(彼はどこまで遠くに行ったんだ?)

形容詞:the far future(遠い未来)

early

副詞:I have to get up early tomorrow morning.(明日の朝は早く起きなければならない。)

形容詞:an early breakfast(早めの朝食)

fast

副詞:He speaks so fast.(彼はとても速く話す。)

形容詞:fast food(ファーストフード)

副詞と形容詞の違い まとめ

最後に本記事のまとめです!

<形容詞>

・名詞を修飾

・be動詞の後、名詞の前、名詞の後(使役動詞の文章)に置く

<副詞>

・名詞以外を修飾

・文頭、動詞の後、動詞の前、形容詞の前、文末に置く

副詞と形容詞の違いは理解できましたか?会話の中でも使えるよう、声に出しながら練習しておきましょう。

一人で練習するのが難しい方は、オンライン英会話「ネイティブキャンプ」もおすすめ。レッスンの受講回数は無制限で、好きなだけ英語を話せるので、たくさんアウトプットしていきましょう!

nativecamp.net

nativecamp.net