
英語学習者の皆さん、こんにちは!
今回の記事では、英語での会話中、自分が思っていたことと異なることが起きた時や予想していたことと違うことが起こりそうな時に使える「勘違いしてたよ」と言うための勘違い英語表現、英語フレーズについて紹介していきます。
英語での会話中、相手に対して「勘違いしてたよ」と言いたい時、つい「misunderstood (misunderstandの過去形)」を使ってしまうことってありませんか?もちろん「misunderstood」と言う表現を使うことは間違いではありませんが、実は英語のネイティブスピーカーたちがもっと頻繁に使用する便利な表現がいくつかあるんです。
みなさんが英会話の中で「ごめん、勘違いしてたよ。」と言う表現を使うことができるよう、実際に起こる可能性のある具体的な使用場面をイメージした例文も紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- 「勘違い」を表す英語表現その① 「I thought~~~~.」
- 「勘違い」を表す英語表現その② 「I mixed up the~~~.」
- 「勘違い」を表す英語表現その③ 「I was under the impression that~~~.」
- 「勘違い」を表す英語表現その④「misunderstand」
- まとめ〜今回学んだ「誤解」を表す英語表現を実際に使ってみよう!〜
「勘違い」を表す英語表現その① 「I thought~~~~.」
英語のネイティブスピーカーたちがとても頻繁に使用する「勘違い」を表す英語表現がこれ、「I thought ~~~~. 」
この表現は「〜〜〜だと勘違いしていた。」のように使用することができます。
直接的に「勘違いしていた」のようには使用できませんが、もともと予想していた出来事に対して実際は異なる結果になった場合に「〜〜〜だと思っていた」というニュアンスで使用できます。
例えば、今日は火曜日だと思っていたのに実際には金曜日だった時、「I thought it was Tuesday! 」のように言います。
例文:
・ Oh my gosh! I thought my English lessons were on Saturdays, but there is nobody in the classroom here.
(嘘でしょ!英語のレッスンは土曜日だと思ってたけど、クラスに誰1人いない。)
・I thought you left home earlier today. Did something happen to you?
(今日は早く家を出たのだと思ってた。何かあったの?)
・I thought your birthday was next Wednesday! I am so sorry that I didn't send you any text message on your birthday!
(あなたの誕生日は来週の水曜日だと思ってた!メッセージを送ってあげられなくて本当にごめんね!
「勘違い」を表す英語表現その② 「I mixed up the~~~.」
次に紹介するのは、特に日程や時間帯について勘違いをしていた場合に使える表現です。「I mixed up the ~~~.」のブランク部分に、自分が勘違いしていた時間や日にちなどを当てはめます。
例えば、予定されていた会議の開始時間を勘違いしていた時や友達との約束の日程を違う日だと思い込んでいて、それに気がついた時、「I mixed up the time! (時間を勘違いしていた!)」「I mixed up the date! (日にちを勘違いしていた!)」などのように使います。
また、「別の人と勘違いする」と言いたい時も「I was mixing her up with someone else. (私は彼女を別の人と勘違いしていました。)」のように表現することができます。この時、withをつけるのを忘れないようにしましょう。
例文:
・I completely messed up! I mixed up the time and I didn't show up on time for our first date. He must have been so mad about me.
(完全にやらかした!時間を勘違いしていて、大切なデートの時間に間に合わなかった!彼、絶対怒ってるよ....。)
・I saw Ben talking to a young lady this morning but she looked confused. I think he was mixing her up with someone else.
(今朝ベンが若い女の人と話してるのをみたんだけど、彼女、戸惑ってたの。多分、ベンは彼女を他の人と勘違いしていたんだと思うな。)
「勘違い」を表す英語表現その③ 「I was under the impression that~~~.」
三つ目に紹介する「勘違い」を表す英語表現はI「I was under the impression that~~~.」です。この表現に含まれているI「impression」という単語はI「印象」と言う意味を持ちます。そのため、I「I was under the impression that~~~.」で「〜〜〜だと思い込む」と言うニュアンスで使用するのが適切です。
例えば、12月25日はクリスマスなのでてっきり会社も休みになるのかと思い込んでいたら、平日なので勤務日だった時は、I「I was under the impression that we were closed on December 25th, but it turned out to be wrong. (12月25日はお休みなのかと思っていたけど、そうではなかった。)」のように言うことが可能です。
例文:
・II was under the impression that she used to live in France.
(てっきり彼女はフランスに住んでいたことがあるのだと思っていました。)
・II was under the wrong impression. I thought you were going to pick your daughter up this afternoon.
(私勘違いしてたよ!あなたが娘さんを午後迎えに行くのだと思ってた!)
・II was under the impression that you were going to quit your job.
(てっきりあなたは仕事をやめるのだとばかり思っていたよ。)
「I thought~~~.」と「I mixed up the~~~.」の組み合わせも可能!
実は、上記で紹介した「I thought~~~.」と「I mixed up the~~~.」を組み合わせて使用することも可能なんです。例えば、「完全に時間を勘違いしていた!私たち、1時に待ち合わせだとばっかり思っていたよ!」などと言いたい場合は、「I totally mixed up the time! I though we were going to meet at 1pm at the station.」という表現が可能です。
「勘違い」を表す英語表現その④「misunderstand」
最後に紹介するのが文字通りの意味で「勘違いする」と表現したい時に訳されることの多い「misunderstand」と言う表現。「misunderstand」は「誤解をする」と言うニュアンスの強い英語です。また、どちらかというと耳で聞いた情報を誤って理解してしまった時に使用することが多いです。
例えば、仕事中に上司とのコミュニケーションがうまくいかずに情報を間違えて理解してしまった時、「I'm sorry about my misunderstandinding. (私の誤解でした。申し訳ございません。)」などのように少々固い場面で使用します。
ちなみに、聞き間違えて誤解する場合は「misheard」、謝って解釈する場合は「misinterpret」、読み間違えて解釈する場合は「misread」と言います。
例文:
・I think one of the reasons for this complication is due to the misunderstanding between the boss and his assistant.
(このようなややこしいことになった理由の一つはボスとそのアシスタントの間の誤解だと思うんだよな。)
・I think you misunderstood what I just told you.
(多分君は私が今言ったことを誤解していると思うよ。)
・I misheard what my boss said and I thought today's meeting was supposed to start at 1pm.
(ボスが言っていることを誤解していて、今日のミーティングは午後1時スタートだと思っていました!)
参考資料:
(21)英語で「勘違い」をどう表現する?【#56 】-YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TXoQ_JfsK98
英語で「勘違い」をどう表現する?英語学習サイト:Hapa 英会話
https://hapaeikaiwa.com/blog/2016/03/15/英語で「勘違い」をどう表現する?/
まとめ〜今回学んだ「誤解」を表す英語表現を実際に使ってみよう!〜
ここまで、英語ネイティブスピーカーたちが頻繁に使用する「誤解」と言う意味を持つ英語表現・英語フレーズを複数紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
文字通り「誤解」と言う意味を表す「misunderstand」と言う表現以外にも様々な言い方があることがわかりましたね。むしろ、ネイティブスピーカーたちは「misunderstand」と言う表現は頻繁には持ちいらずに「I thought~~~.」や「I mixed up the~~~.」 、「I was under the impression that」などの表現を用いることの方が多いのだとか。どの表現を使えばいいか迷った時にはこれらを用いることをおすすめします。
ここに記載した具体的な場面やシチュエーションは日常生活で遭遇することが多いかと思いますので、ぜひ今回ならった英語表現を使って英語のコミュニケーションを楽しんでみてください!
◇経歴
大学時代に、外国語がどのように学ばれるのかについて興味を持ち、日本の大学院で第二言語習得論•応用言語学の研究に励む。
修了後はインターナショナルスクールの先生や、小学生オンライングループ英会話のバイリンガル講師、日本の文化を海外に広める音楽スクールで活躍中。
◇資格
IELTS Academic module 6.5
(speaking 6.5 reading 7.0 listening 6.5 writing 6.0)
◇留学経験
高校時代、春休み中にニューヨークにある姉妹校のタウンゼント•ハリス高校へ研修に参加。
その後大学時代にニュージーランドに一学期間の留学を経験。語学学校に通ったのち、主に応用言語学を中心に学ぶ。
◇海外渡航経験
つい数ヶ月前、高校ぶりに訪れたニューヨークの空港でみつけたストリートピアノ。
つい弾きたくなりニューヨーク出身の作曲家ジョージ•ガーシュインの「ラプソディーインブルー」を弾いたら、メキシコのカンクン行きの搭乗を待っていた皆さんから盛大な拍手を貰いました!とてもいい思い出です。
◇自己紹介
これまでの海外経験や、日本で出会った留学生たちとの交流から、英語をはじめとした外国語を使うことで、私たちの視野や価値観はどんどん広がっていくと確信しています!
英語が好き!と言う気持ちを大切に、英語を学び続けられる燈を見つけられるよう行動すると、英語学習が楽しくなります!
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.