英語学習のやる気がでない時の対処法8選!長く学習を継続させるコツ

英語学習のやる気がでない時の対処法8選

英語学習のやる気がでないはどうすればいい?

「英語を身につけたいけど、やる気が出ない」

そう悩む英語学習者の方も多いのではないでしょうか。

英語学習の難しさは「モチベーションの維持」にあります。

英語は一朝一夕で習得できるものではなく、長く継続して学習することで時間をかけて身についていくもの。そのため、上手にモチベーションをコントロールして『学習を継続する』という工夫が大切です。

そこで今回の記事では英語学習のやる気がでない時の対処法を解説していきます。

英語学習のやる気がでなくて悩んでいる方・モチベーションを維持する方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

英語学習のやる気がでない原因

英語学習のやる気がでない時の対処法を紹介する前に、「そもそもどうしてやる気がでないのか?」という原因について解説していきます。

やる気がでない原因を知っておくことで、どのように対処をすればいいのか解決策が見えてきます。

自分を振り返りながら、やる気がでない原因を探ってみましょう。

英語学習の目的が曖昧

まず第一に、「なんのために英語を勉強しているのか」が曖昧で、英語学習の必要性を感じていないことが考えられます。

人間は行動の必要性を感じられないと、「やりたくないな」という気持ちが優先してしまい、なかなか勉強を始めることができません。

「英語が話せたら将来役に立ちそう」「英語が話せたら楽しそう」といった学習理由は、英語学習のきっかけにはなりますが、今後学習を継続していく上での動機として少し弱く、長期的にやる気を保つのが難しくなってしまいます。

英語学習が辛い・楽しくない

誰でも「辛くて楽しくない」と感じていることを続けるのは嫌ですよね。

英語学習が「楽しくない」と感じている場合、脳が「やりたくない」と勉強を拒否してしまい、やる気をだすのが難しいです。

その結果「後でやろう」「明日やろう」と先延ばしにしてしまい、いつまで経っても学習を始められないといった悩みに繋がります。

学習効果が見えない

学習効果が見えないと「勉強している意味があるのかな」と感じてしまい、モチベーションが低下してしまいます。

英語習得には時間がかかりますし、頑張ったからといって短期間でネイティブスピーカーのように話せるようにはなりません。

自分が思い描いていたように英語力が伸びない、伸びているけれどもそれが実感できないことも多く、「こんなに頑張ってるのに」と落胆してしまったり、学習のやる気が下がってしまいます。

英語を使う機会がない

日常生活で英語を使う機会がないと、英語の必要性を感じられず、モチベーションを保つのが難しくなります。

日本にいると特に、英語を使うシーンというのは限られますし、英語を話さなくても生活できる場合がほとんどですよね。

そうした環境だと、英語が身近に感じづらく、どうしても英語学習を後回しにしやすくなります。

また、実際に使う機会がないと自分の英語が上達しているのかも感じづらく、そうした側面からもやる気が損なわれやすくなります。

学習の環境が整っていない

机が散らかってる・学習に関係のないものが目に入るといった環境だと、学習意欲が低下し、なかなか勉強が始められない、始めてもすぐに飽きてしまいます。

「勉強しようと思っても、なんだか自分の部屋では集中できない」という人は、快適な学習環境が整っていないことが考えられます。

体が疲れている

身体的・精神的に疲れていて、やる気がでないという原因も考えられます。

仕事や家事で体が疲れている状態では、何かに集中するのはとても難しくなります。

また、仕事で嫌なことがあった・ストレスを抱えているなど、精神的に疲れている状態では、気分が落ち込んでしまったり、ポジティブな気持ちになれず勉強が手に付きません。

他にも、睡眠不足や栄養不足なども、脳の働きが鈍り学習意欲の低下に繋がります。

英語学習のやる気がでない時の対処法

英語学習のやる気がでない原因によって、とるべき対処法は異なります。

ここからは、英語学習のやる気が出ない時の具体的な対処法を8つ解説していきます。

自分にとって必要だと感じるものを取り入れてみてくださいね。

英語学習の目的を明確にする

英語学習のやる気を保つためにとても重要なのが、英語を勉強する目的を明確にすることです。

「英語を勉強したほうが良さそう」「将来役に立ちそう」など具体的な目的のないままだと、どうしても途中でモチベーションを維持するのが難しくなってしまいます。

「英語を話せるようになって世界中に友達を作りたい」

「英語を使って海外企業で働きたい」

「字幕なしで洋画を観たい」

「海外に住んでみたい」

「海外旅行先で使える英会話を身につけたい」

など、人それぞれ「英語を話せるようになって何がしたいか」という英語学習の目的があるはずです。それを一度しっかり考えて明確にしてみましょう。

目的を明確にできたら、そこからより深堀りをして、その目的を達成している自分をイメージしてみます。

例えば、「海外に住んでみたい」という人であれば、「どのくらいの時期に」「どこに」「その為にはどの程度の英語力が必要か」「海外生活で何をしたいのか」など、より細かく自分の目指す姿をイメージしてみましょう。

目的は途中で変わっても問題ありません。今の時点で「自分が英語を使ってしたいと思うこと」を考えてみましょう。

「なんのために英語学習をしているのか」という英語学習の目的が明確になれば、英語学習の必要性を感じ、自然と「頑張ろう」とやる気が湧いてきます。

まずは5分だけやってみる

やる気がででない時は「まずは5分だけやってみる」のがおすすめです。

「◯時間勉強しよう」と考えると、どうしても「大変だな。めんどくさいな。」と感じてしまいますが、「とりあえず5分だけ」と決めると、学習のハードルが下がり、英語学習に取りかかりやすくなります。

「始める前まではやる気が出ないと感じていたのに、いざ始めるとあっとゆう間に時間が過ぎた」という経験、皆さんもあるのではないでしょうか。

多くの人は、行動を起こすことによってやる気がでてきます

「まずは5分」と決めて学習を始めるハードルを下げることで、始めるきっかけを作ることができます。

簡単なこと・楽しいと感じることから取り組む

簡単なこと・楽しいと感じる学習法で勉強するのも、やる気をひきだすコツのひとつです。

英語学習が「大変・辛い」と感じてしまうと、「やりたくないな」という気持ちが大きくなり、やる気が損なわれてしまいます。

なので、自分が簡単だと感じることや、楽しいと感じることから取り組み、英語学習のハードルを下げることで、やる気が出ない時でも学習に取りかかりやすくなります。

参考書を開いて教材を使った勉強法だけが英語学習ではありません。

・洋画を日本語字幕で観る

・英語学習系のYouTube動画を観る

・英語のPodcastを聴く

・アプリを使ってゲーム感覚で英単語を勉強する

・好きな洋楽を聴く

・オンライン英会話で講師と英語でお喋りする

など、英語学習にはたくさんの方法があります。

「やる気が出ないな」と感じる日は、自分が「楽しい・簡単」と感じる方法で英語に触れてみましょう。

「英語学習=楽しい」という経験が、やる気の継続、そして学習の習慣化に繋がります。

試験を受ける

英語能力を測るために定期的に英語の試験を受講するのもおすすめです。

試験を受けるメリットは自分の英語力が伸びているのを数字として見ることができるからです。

英語学習はなかなか自分では上達を感じ辛く、「自分の英語は上達しているのかな?」と感じる人も多いと思います。

試験を受けて数字で自分の成長を目で見ることで、学習の成果を感じることができ英語学習を継続するモチベーションに繋がります。

また、試験があると「この日までに勉強しなきゃ」と期限付きのプレッシャーを自分にかけることができます。

「この日にTOEICを受けて、◯点を目指す!」と短期的な数値目標を立てて学習することで、やる気を維持して英語学習に取り組むことができますよ。

英語の学習環境を変える

いつも英語学習をしている場所を変えてみるのもひとつの手です。

カフェや図書館、ワーキングスペースなど、自宅以外の環境で勉強することで、気分転換にもなりますし、「わざわざ来たしやるぞ!」というやる気にも繋がります。

家だとどうしてもリラックスしすぎてしまいダラダラしてしまったり、勉強以外のものが目に入ってしまい学習の手が止まってしまう、という経験がある人も多いのではないでしょうか。

しかし、自宅外だと机の上には学習に必要なものしかないので、集中力を妨げるものがなく、落ち着いて勉強することができます。

また、カフェや図書館など人目があるところで勉強すると、無意識のうちに「しっかり勉強しないと」という心理が働き、サボらず学習に集中できるというメリットもあります。

「自宅で勉強したい」という方は、机の周りを整理して、学習空間を整えるのが効果的です。学習に関係のないものは箱など目に見えない場所にしまうなど、集中できる空間をつくる工夫をしてみましょう。

英語を話す機会をつくる

英語を話す機会を積極的につくることも大切です。

実際に英語を話す機会があれば、「もっと話せるようになりたい!」というやる気が湧いてきます。

国内にいながらも、英語を話す機会をつくることは可能です。

・外国人向けのボランティアに参加する

・国際交流会に参加する

・言語交換アプリを利用して外国人の友達をつくる

・オンライン英会話を利用する

日本にいながらでも、英語を話す機会を積極的に活用することで、英語の必要性を感じることもでき、モチベーションにも繋がります。

また、「前よりも会話できるようになった!」など、自分の英語の伸び具合を感じることができるというのもメリットです。

英語学習の仲間をつくる

一緒に勉強をする仲間がいると、「自分も頑張ろう!」というやる気に繋がります。

周りに英語学習をしている友達がいないという人は、英語学習コミュニティーに参加して、勉強仲間を探してみましょう。

現代では、SNSやアプリを利用してオンライン上で自分と同じように英語を勉強している仲間を簡単に見つけることができます。

勉強している仲間がいることで、モチベーションを与え合えるだけではなく、学習の悩みや勉強方法をシェアできるなど、英語学習に関する情報を得ることもできます。

そのような英語学習コミュニティーの中で「洋書を1冊読破する!」「TOEICで◯点とる!」など自分の目標を宣言をし、「宣言したからやらなきゃ」という英語勉強をせざるを得ない環境を作り出すのも効果的です。

一旦休む

どうしてもやる気がでない時は、一旦休むのもひとつの手です。

精神的・体力的に疲れている時は、無理に勉強しても集中力が続かなかったり、学習がはかどらないことも多いです。

「辛いけどやらないと」と自分を追い込むことで、英語学習自体が嫌いになってしまうかもしれません。

そのような時はしっかり休んで、自分の体を休めることで、やる気が戻ってくる場合もあります。

「今日は英語学習辛いな」という日は、思い切って休んでみましょう。

やる気をコントロールして英語学習を継続しよう!

今回の記事では「英語学習のやる気がでない時の対処法」についてお伝えしました。

【英語学習のやる気がでない時の対処法8選】

・英語学習の目的を明確にする

・まずは5分だけやってみる

・簡単なこと・楽しいと感じることから取り組む

・試験を受ける

・英語を話す機会をつくる

・英語学習の仲間をつくる

・英語の学習環境を変える

・一旦休む

英語習得のコツは、とにかく学習を長く継続すること

そのためには、モチベーションのコントロールが欠かせません。「楽しいな」と感じる方法で勉強したり、疲れた時はしっかり休んだりなど、長期的に続けられる工夫が必要です。

今回紹介した「英語学習のやる気が出ない時の対処法8選」の中で、自分の学習に取り入れられそうなものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

一緒に楽しく英語学習を続けていきましょう!


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