Neitherの使い方をマスターしよう!例文を使って徹底解説!

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英語学習者の皆さん、こんにちは!皆さんは、「Neither」という英語表現をご存知でしょうか?学校の英語の授業や、大学受験の試験対策中に耳にしたことのあるという方も多いのではないでしょうか?しかし、実際のところこの表現を流暢に使用できるという方は多くないと思われます。

実は、「Neither」という英語表現が日本人の私たちに馴染みが少ないのは、日本語に同じような使用方法を持つ単語や表現が存在しないためなのです。これまで「Neither」を聞いたことがない人も、知っているけど具体的な使い方がわからないという人も、今回の記事を読めば「Neither」の基本的な意味から場面に合わせた具体的な使用方法まで一気におさらいが可能です。会話の中で自然に使うことができたらとってもかっこいい表現ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

使い方① Neither

まずは、英語表現「Neither」の基本的な意味を知っておくことが大切です。「Neither」の基本的な意味は、「2つの物・事・人がどちらも〜ではない」です。

日本語で表現するならば、「私、みかんもレモンもどちらも好きじゃないんだよね〜。」のように①みかんも②レモンの両者を好きではないことを強調していうために用いることができます。日本語では二つの物事、人をまとめて否定する際に使用できる単語は存在していないため、「Neither」の使用方法に戸惑ってしまう方もいるかもしれません。

また、「Neither」副詞や形容詞、名詞としても使用することができ、さまざまな用途があることからも使用するのが難しいと感じている方も多くいるのではないでしょうか。ここからは、それぞれの使用方法を丁寧に、解説していきたいと思います。

使い方② Neither+単数名詞

まずは使用方法が比較的単純なものからみていきましょう。「Neither+単数名詞」という使い方です。ちなみに単数名詞とは、名詞を単数形で用いることを表しています。例えば、「りんご」であれば単数形で表すと「Apple」になり、複数形で表すと「Apples」になりますね。

Neither + 単数名詞 = 「どちらとも〜ない」「両方とも〜ない」

Neitherのすぐ後に単数名詞を持ってくると「どちらとも〜ない」という意味になります。

例文を見てみましょう。

例文:

Neither pair of pants fits me.

どちらのズボンも私に合わない。

Neither plan works for us.

どちらの予定も私たちには都合が悪い。

Neither problem was solved.

どちらの問題も解決していない。

Neither novels are quite popular among teenagers.

どちらの小説もティーンエイジャーの間であまり人気がない。

使い方③ Neither of +複数形

続いて、「Neither of + 複数形」という使い方を確認していきましょう。「Neither of +複数形」は使い方①で説明した「Neither +単数形」と全く同じ意味で、

「Neither of +複数形」=「どちらとも〜ない」「両方とも〜ない」

を表します。また、こちらは代名詞として文章の中の守護の役割を果たします。日本語の具体的な文章で表すと、「私と兄のうちどちらも野球は観ない。」「2人はどちらも運転免許を持っていない。」などが挙げられます。

注意していただきたいのが、「Neither」単数扱いなので文章の中で用いる動詞は必ず単数形になります。「2つとも〜ない」と訳されるため、どうしても動詞を複数形にしてしまう人が多いようです。

例文を見てみましょう。

例文:

Neither of us watches baseball on TV.

私たち2人とも、テレビで野球は見ない。

Neither of my sisters likes to travel alone.

私の姉妹はどちらも1人で旅行に行くのが好きではない。

Neither of these laptops is working.

どちらのノートパソコンも作動していない。

Neither of you hasn't finished your homework yet.

あなたたちどちらともまだ宿題が終わっていないでしょ。

使い方④ Neither A nor B

三つ目に紹介する「Neither A nor B」は、学校の英語の授業で一度は耳にする表現ですね!ですが、実際に会話の中で使ってみようとすると意外と難しかったり...。もう一度、使い方をおさらいしてみましょう。

Neither A nor B = 「AもBも、どちらも〜ではない」「AでもBでもない」

使い方①と②で説明した表現方法と比較すると、こちらは二つの要素それぞれをしっかりと強調して否定したい場合に使用されることが多いです。前者は二つの要素をまとめて否定するのに対して、後者は要素1と要素2にしっかり言及して否定する、というイメージです。

そして、使い方①と②との大きな違いは、2つ以上のものを否定することができるという点です。「nor +対象物・事・人」という形を保ってさえいれば、何個でも並べて否定することができます。

例文を見てみましょう。

例文:

Neither my mum nor dad speaks French.

私の母も父もフランス語を話さない。

Neither your friend nor family knows the truth.

君の友達も家族も、真実を知らない。

I have neither friends nor boyfriends to rely on in this country.

この国では頼りになる友達も彼氏もいない。

使い方⑤ Me neither

5つ目に紹介するのは「Me neither.」という英語表現です。こちらは、相手が何かを否定したことに対して同調する、同意するときに使用する表現です。注意していただきたいのは、相手が何かを否定したことに対して同意したいのに「Me too.」と言ってしまうこと。日本語では、相手が否定していようが肯定していようが同調したい場合は「私もそう思うよ。」の一言で住むので他の表現を用いる必要はありませんよね。でも英語は相手が肯定したのか否定したのかによって同調の意を表す表現が違います。

例文を見てみましょう。

例文:

I don't think tomorrow's going to be sunny. -Me neither.

明日が晴れるとは思わないな ー私もそう思う (私も明日は晴れないと思う)。

I'm not good at speaking in front of many people. - Me neither.

大勢の人の前で話すのが得意じゃない。ー私もそうです(私も得意じゃないです)。

その他の neither を使った表現

ここまで、「Neither」を用いた基本的な表現と使い方を紹介してきました。実は「Neither」には、まだまだ使用方法があるんです。ここでは、「Neither」を用いて相手の発言に対して応答をする方法を紹介していきたいと思います。

Neither do I

Neither am I

Neither can I

Neither have I

これら四つの表現ですが、どれも「私も〜ではありません。」という意味として使用します。四つの表現の違うところというと、do, am, can, haveの部分ですよね。これらは、相手のが言ったことの動詞や時制の種類に合わせて、応答するこちら側が選択する必要があります。例えば、

例文:

I don't usually drink a cup of coffee. - Neither do I.

私は朝にはコーヒをあまり飲みません。ー私もそうです(私も朝はコーヒーを飲みません)。

この例文の発言者の同志に注目しましょう。使用されている動詞の時制は現在形の否定の「don't」ですね。これに合わせて、応答の際に用いるのもNeither do I.です。

例文:

I haven't read this novel yet. - Neither have I.

この小説、まだ読んでないや。ー私もです(私もまだ読んでいません)。

この例文の場合、発言者が使用している動詞の時制は完了形の否定の「haven't」です。そこで、応答する側も「Neither have I」を使用します。

neither と意味が似ている単語

最後に、今回深堀した「Neither」と似た意味を持つ英語表現を紹介したいと思います。「Neither」の代用として活用できるので覚えておきましょう。

not at all 「少しも〜ない」

「2つの物・事・人のうちどちらも〜ない」と表したい時の代用となります。「全てことが〜ない」「少しも〜ない」と、物事・人の全てを否定する際にもち入ります。

例文:

I don't understand it at all.

全てがわからないんだけど。

参考資料:

ネイティブ相手に今日から使える!meither の意味と使い方 |ペラペラ部

https://peraperabu.com/neither-meaning/

覚えておきたい "Neither"の意味と使い方5つ | 英語たいむ

https://eigotime.net/how-to-use-neither

保存版!覚えておきたい「Neither」の用法 |英語学習サイト:Hapa英会話

https://hapaeikaiwa.com/blog/2015/12/08/「neither」の用法/

neitherの使い方 まとめ

この記事ではここまで、「Neither」という英語表現の基本的な意味とさまざまな使用方法を具体的な英文を確認しながら学習してきました。また、「Neither」と似た意味を持つ英語表現も知る機会となりましたね。いかがでしたでしょうか?

学校の英語の授業や受験対策で何度も目にする、耳にする「Neither」ですが、実際に英会話の中で活用できるという方は少数派です。その背景には、日本語には「二つのものを否定する」という用途の単語とその文法が存在していないということが挙げられます。しかし、一度使い方をマスターすれば「2つのものを一度に否定できる」という便利な表現ですので、ぜひこの機会にしっかりと定着させておきましょう。

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