「もやもやする」の英語表現を紹介!すっきりしない時に使ってみよう!

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もどかしい思いをするときや、不安なとき、イライラしたときなどには「もやもやする」という言葉を使いますよね。

しかし、こういったシチュエーションではその気持ちを英語でどう表現すれば良いのでしょうか。

今回は、「もやもやする」場面別で使える英語をご紹介していきます!

「もやもやする」は英語でなんて言うのか?

「もやもやする」を英語で表現するときには、それぞれのシチュエーションで自分が感じた感情をはっきり伝えることがポイントです。

もどかしいならbother
不安ならuneasy
イライラならannoy

このように、適切な単語を使っていきます。

日本語では、上記のようなシチュエーションならどんなときでも「もやもやする」の一言で完結できますが、英語ではもう少し具体的な感情を伝えます。

日本人でも、「もやもやする」は文脈がないとなかなか意味を取りづらい表現だと思うのではないでしょうか。

では、以下でシチュエーション別に使える英語表現をご紹介していきます。

もどかしくてもやもや

「もやもやする」の意味合いが、「もどかしい」に基づいているなら、以下のような表現が使えます。

I’m bothered

botheredは「悩む、悩ます」という意味を持った動詞botherの過去・過去分詞形です。

困っているときには、その問題が解決せずにもどかしい思いをするのではないでしょうか。そんなときにはbotherは結構万能です。自分が煩わされているので、受動態にして表すように気を付けましょう。

例文で日常会話のワンシーンを表現するならこんな感じ。

A:Oh my goodness I'm bothered…
B:What happened to you?
A:Em, he doesn't reply to my e-mail.

A:まったくもう、もやもやする・・・
B:どうしたの?
A:ああ、彼がメールに返信してくれないの

もどかしい思いをしている際に使う表現なので、自分の欲求が満たされないことに対して使うと良いでしょう。

「本当はこうしたいのに・・・!」「本当は他人にこうしてほしいのに・・・!」こういったニュアンスを表すには、希望していることが現実にならずに「困っている」という英語がふさわしいはずです。

不安や気が重くてもやもや

不安なときや、気が重いときにも「もやもやする」という表現を使いますよね。落ち着かないときには以下の表現を使ってみましょう。

I feel uneasy

uneasyは「不安な、心配な」という形容詞です。

不安を感じていてもやもやする場合にはぴったりのフレーズです。easyは皆さん既にご存じでしょうから、その否定形だと覚えると暗記しやすいです。

I feel uneasy about what my mother said.
お母さんが言ったことにもやもやする

あるいは、worriedという単語を使用して以下のように言うこともできます。

I’m worried

worriedは「心配した、当惑した、やきもきした」という意味を持つ形容詞です。

今回も形容詞なので、be動詞の後にそのまま置いたら文章は簡単にできあがります。

ただし、普通はI’m worried.だけだと「心配しています」と訳されることが多いので、何に対してもやもやしているのかを続けるなら前置詞のaboutをくっつけるか、that節で続けましょう。

I’m very worried about the exam…
テストのことでめちゃくちゃもやもやする・・・

不安に思うことや気が重いことは日常にたくさん落ちていますよね。自分の中でネガティブな印象があるものに対して感情を伝えたいときに使ってみてください。

イライラが募ってもやもや

「もやもやする」は、イライラしているときにも使える表現です。

怒りを伴っている場合には以下のようなフレーズを使ってみましょう。

I’m annoyed

annoyedは「イライラした、腹を立てた」という意味の形容詞です。

こちらも形容詞ですからbe動詞の後にそのまま続けましょう。これだけでもイライラしていることを相手に伝えられるのですが、文を続けるなら前置詞に注意が必要です。

人に対してイライラしている場合にはwithを、動作に対してイライラしている場合にはto不定詞を使います。

ちょっと覚えにくいかもしれませんが、動詞にはよくto不定詞がくっつくので、人に対しての怒りを表す際だけ注意しようと覚えるのもおすすめです。

I’m annoyed with my English teacher.
英語の先生にもやもやする

そして、動作に対してイライラしている場合の例文です。

I’m annoyed to hear his presentation.
彼のプレゼンを聞いてもやもやしてる

怒りが大爆発しているわけではないものの、イライラと精神的に良くないことを感じ取っている場合にはannoyedが便利です。

まさに、心を落ち着かせる余裕がなくて「もやもやする」様子を表すことができます。

腑に落ちずもやもや

腑に落ちずもやもやするときや、納得しきれずにもやもやするときには以下のフレーズが便利です。

もやもやする対象が何かすらわからないときに使うなら、例文を丸っと全部暗記してしまいましょう。

Something doesn’t sit right with me.

直訳は、「何かが私にきちんと座らない」です。

けれど、英語を学んでいるとなんとなく「もやもやする」に通ずるところがあるとわかるのではないでしょうか。

気持ちがすっきりしないのは、何かがひっかかっているからということもあるでしょう。そんなときに使えます。

海外ドラマの刑事ものなどで、気になっていることがあるけれどそれが何か肝心なことがわからない、なんてセリフで出てきそうです。もちろん、過去のことを表現することもできるので、

Something didn’t sit right with me.
なんだかもやもやしてたんだよね

なんて言うことも可能です。否定形の文章なので、「なんだかすっきりしなかった」と訳しても良いでしょう。

腑に落ちないことがあるなら、もう少しシンプルに以下の表現を使うことも可能です。

I don’t feel good

簡単な英文ですよね。「私は良い気分ではない」というようなニュアンスです。

腑に落ちずもやもやしている状況を気分が良いとは表現できません。そこで、良い感じがしないことを伝えるのです。

何に対して良い感じがしないのかを伝えるには、上記の文に続けて前置詞aboutを続けましょう。

I didn’t feel good about the atmosphere.
あの雰囲気にはもやもやした

過去形にしてあの時にもやもやしたと伝えることももちろん可能です。「自分的になんか納得できないんだよなあ・・・」なんてときに使えますよ!

がっかりしてもやもや

気分が落ち込み、がっかりしてもやもやするときもあるでしょう。

エネルギーを使うイライラした感情とは対極にあるような感情ですが、これも日本語では「もやもやする」と表現しますよね。

I’m distressed

distressedは「動揺して、苦しんで、困窮した」という意味です。

不快な感情を表すときによく使われるもので、気分が下がっているときに使います。

心身ともに苦しいときや、不快な感情のとき、財政難のときなど幅広いシーンで使えます。欲求が満たされずにもやもやするときにもぴったりでしょう。

I’m distressed about money problems.
金銭問題のことでもやもやする

この場合、訳されていなくても金銭問題についてイライラしているのではなく、どちらかというとがっかりしている文脈となります。

「もやもやする」を表す英語にどんな動詞や形容詞が使われているかを意識すれば、ニュアンスもしっかりわかるでしょう。

他にも、がっかりしたことを強調したいのならこちらの単語も使えます。

I’m disappointed

disappointedは「がっかりした、失望した、落胆した」という意味です。

もしかしたら、学校英語ですから皆さんはこちらの方がしっくりくるかもしれませんね。肩を落としてがっかりしたようなときに使えますし、期待を裏切られたというニュアンスを含む場合もあります。

ここでの注意点は、人に対してがっかりしたならinを、ものに対してがっかりしたならwithを使うことです。

先ほども似たようなことを書きましたが、何に対しての感情なのかを表す際には前置詞を変えなければいけないことがあります。こちらも覚えにくいので大変ですが、たくさん例文を書いたり、実際に口に出して言うなどしてしっかり覚えていきましょう。

人に対してがっかりし、もやもやするのならこんな感じ。

I’m disappointed in my co-worker.
同僚にもやもやする

そして物に対してがっかりしてもやもやするならこんな感じ。

I’m disappointed with my TOEIC scores.
TOEICの点数にもやもやする

もやもやした時に使える表現まとめ

もやもやした気分になるとき、英語ではそれが具体的にどんな気分なのかを表して伝えます。

そのためには、感情に合わせて使える英単語を覚えておく必要がありますよね。上記でご紹介したものを中心に、どんどん吸収して自分の感情を伝える練習をしてみましょう。

特に欧米では自分の気持ちをストレートに伝えることが重要な場面もあります。

遠慮しがちな日本人気質だと心配されることもあるので、自分が今何を感じているのかを正直に言ってネイティブスピーカー並みの英語力になるよう頑張りましょう!

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