SNS上で話題!「英語with Luke」の使い方ご紹介!

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皆さん、英語学習は順調ですか?

英語学習を続けていく中で、英単語や英文法の知識を積み上げることができても、いざ会話となるとどうしてもぶつかる壁がネイティブスピーカーの感覚がわからない、こういう場面ではどんな風に返すのが自然なんだろう、というところではないでしょうか?

私は小学1年生の娘の言語の習得の過程を観察していますが、日本人が今一番求めているスキルの1つが、英語を自然に話せるようになりたい、ということだと思います。

他のアジア諸国と比較しても、やはり日本は環境的に英語を話せる場が少ないので、理想は、小学校の外国語の授業をAll Englishで実践し、日本語と同じ感覚で、文法はわからないけど話せるようになるという素地(土台)づくりが重要だと認識しています。

ただし、環境のせいにしていても、いつまでも話せるようにならないので、今私たちができることの中から模索していくと、最も活用できるのがオンライン学習かと思います。

インターネットの活用の仕方は無限ですが、英語学習の活用方法の一つとして、バイリンガル(英語と日本語がネイティブ)な方のブログやSNSを定期的に購読するというのが、理解を深めやすいツールの1つです。

そこで、今日は、イギリス人とアメリカ人のハーフでSNS上で話題のLuke先生の「英語 with Luke」の使い方をご紹介します。

Luke先生とは?

「英語 with Luke」のLukeさんは、イギリス人とアメリカ人のハーフの方で、現在英語教師や翻訳者として活躍されているSNS上で話題の先生です。

Lukeさんは、ネイティブスピーカーの英語の感覚を伝えるためにサイトを立ち上げ、様々な記事を紹介してくれています。(日本人英語学習者には神様のような存在かもしれません。)

ご両親がイギリス人とアメリカ人とのことから、イギリス英語とアメリカ英語の違いについてもお詳しい(素晴らしい!!)。

日本はアメリカ英語が中心の英語教育でしたが、現在は世界の様々な地域の英語がリスニングでも扱われるようになってきています。英語にも国や地域によって、表現方法が変わってくるのは当然ですよね。

東京大学大学院で翻訳論も学んだLuke先生から私たち日本人の苦手な、ネイティブスピーカーの感覚やスラング表現などを習得していきましょう。

Luke先生のSNS

Luke先生は下記のSNSでも日々最新情報を発信しています。

Luke先生のお父様がイラストを描いてくださっているようで、温かみのある親しみやすいページになっています。英語学習者の方々は時間のあるときにぜひチェックしてみてください。

・ツイッター:https://twitter.com/eigowithluke
・Facebook:https://www.facebook.com/eigowithluke/
・インスタ:https://www.instagram.com/eigowithluke/?hl=ja
・YouTube:https://www.youtube.com/user/eigowithluke

Luke先生の書籍

Luke先生が出版した書籍には下記のものがあります。こちらもとても興味深い内容になっているので、要チェックです!!

・「カジュアル系」英語のトリセツ
・「とりあえず」は英語でなんと言う?
・「さすが!」は英語でなんと言う?
・「この英語、どう違う?」
・「イギリスのスラング、アメリカのスラング」

英語 with Lukeのカテゴリ

英語 with Lukeのサイトは様々な英語表現の記事が紹介されています。カテゴリ毎に分類されているので、興味のあるページからチェックしてみましょう。

・Uncategorized
・イギリスとアメリカの観光地
・イギリスとアメリカの違い
・インターネット用語
・カード
・クイズ
・スペル
・スラング辞典
・ネイティブへの質問
・ビジネス英語
・ビデオ
・フレーズ
・ボキャブラリー
・ポッドキャスト
・リンク
・レビュー
・単語帳
・和製英語の罠
・履歴書
・文化
・文法
・新聞の記事
・日常英語
・映画の英語
・曲
・略語
・発音
・翻訳
・英会話
・英文メール
・英語でなんと言う
・英語の違い
・英語の間違い
・英語勉強法
・英語教材
・面白い英語

「英語 with Luke」を活用しよう。~実践編

スラングを学びたい!

筆者は、ネイティブスピーカーが日常で使うスラングをぜひたくさん覚えたいと思い、早速「英語 with Luke~スラング辞典」をチェックしてみました。

①「スラングのcrushはどういう意味でしょうか?」

Luke先生の解説によると、crushのスラングには、

a.自信や希望に対していうcrush
b.好きな人に対して使うcrush
c.よく耳にするcrushの言い回し
d.crush itの意味
e.会社で使うcrush it

があるそうです。Luke先生の解説を参考に私も自分のことについて英作文にチャレンジしてみました。

a.The guy crushed my hopes of being his partner.
あの人はパートナーになりたいという私の望みを打ち砕いた。

b.I have a big crush on that singer.
私はあの歌手のことが大好きになった。

c.Do you have a crush guy or girl?
憧れる人はいる?

d.I’m crushing it!
私は(仕事が)うまくいっている!

e.Our company just crushed it in 2020!
私たちの会社は、2020年大成功した!

②「guyの意味と使い方、No more Mr.Nice Guyなどのフレーズは正しく使えますか?」

guyを辞書で引くと「~な奴」などと出てきたりしますが、アメリカとイギリスでも使われた方違うのかなぁと漠然とした印象でした。

Luke先生によると「guy」はインフォーマルで使うが、失礼な言葉でもなく、日常生活で使ってもOKのようです。

guyは通常若い男性に使い、女性には使わないそうです。女性の場合には、girlがよく使われるそうです。

ちなみにスラングでgirlは「女」という意味だそうで、必ずしも「女の子=少女」を表すとは限りません。guyは恋愛トークでもよく使われるそうです。

The guy is so hot.
あの男超イケメン!

③「No more Mr. Nice Guy」

というフレーズはスポーツの場面でよく使われるそうです。「これから本気を出すよ!」というときに使うんですね。

Okay. No more Mr. Nice Guy.
さぁ、これから本気を出すよ。

ネイティブスピーカーのように話したい。

日本語でも会話のとぎれとぎれに、何気なく使うつなぎ言葉があるように、英語にもよく聞いているとネイティブスピーカーが頻繁に使っているつなぎ言葉がたくさんあります。

そのネイティブスピーカー流の口ぐせをたくさん知っていると、会話につまったときにも英語を流暢に話しているように見えるかもしれません。(笑)

そんなネイティブスピーカーが頻繁に使う9つの口ぐせについてもLuke先生は解説されています。

・了解! Gotcha!
・やめて。Cut it out!
・賛成! I’m with you.
・何のために待っている? What’s the hold up?
・遠慮します! Thanks, but I’ll pass.
・何の話だった? What did I miss?
・結局のところ~ At the end of the day
・要するに~ What I’m trying to say is~.
・僕の言ってる意味わかるよね? You know what you mean?

「しょうがない」は英語でなんという?

Luke先生のサイトの中で紹介されている記事の中で興味深いものの一つが、「しょうがない」の言い方です。

実は、私の知人(アイルランド人)が、英語と日本語のだじゃれで、「No Ginger!(ショウガがない=しょうがない)」を教えてくれたこともあり、英語ではどのように表現するんだろう、と思ったのです(笑)。

Luke先生によるとなんと12通りの表現パターン「しょうがない」があるようです。

その中でももっともよく使われるのが、

① Oh well. まあ、しょうがない。
これは聞いたことがありますし、すぐに会話で使えそうです。

もう一つ、知ってるとなんだかおしゃれな表現が、フランス語のC‘est la vie!。英語のネイティブスピーカーはフランス語のC‘est la vie!もよく使うそうです。

② C‘est la vie! (セィ ラヴイ)人生はそういうもんだ!
かなり上級なネィティブ表現ですね。

③ That’s life. これが世の中ってもんだよ。
こちらもよく使われる表現のようですが、人を慰めるときや、自分を励ます時によく使われるそうです。

その他にも「しょうがない」について、深刻な順でイラスト付で解説されています。日本語と英語に精通しているからこそ、微妙なニュアンスの違いが説明できるんですね。かなり勉強になります。


ここで少し余談!

下記記事では、英語学習におススメの「Next Stage」についてご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net


イギリス英語とアメリカ英語の違いは?

イギリス英語とアメリカ英語は発音記号を見ても違いがわかるように、よく使う言い回しにも大きく違いがあると言われています。

しかし、私たち日本人には、やっぱり普段の会話でこっちの表現の方がナチュラルとか、イギリスではこの表現は使わない、といったところはやっぱりわかりません。

そこで、Luke先生が紹介している記事から、表現の違いを学びたいと思います。

①イギリス人はhaveを好みアメリカ人はtakeを好む!?

Luke先生によると、イギリス人はhaveを好み、アメリカ人はtakeを好むそうです。

イギリス英語
アメリカ英語

今休憩中!
We’re having a break now!
We’re taking a break now!

シャワーを浴びる。
We’ll have a shower.
We’ll take a shower.

休暇を取ろう。
Let’s have a holiday.
Let’s take a vacation.

私はお風呂に入った。
I had a bath.
I took a bath.

こうしてみると、アメリカ英語で教育を受けた私は、takeの表現の方が自然に感じてしまい、have a showerやhave a holidayという言い方はあまり聞かないなぁという印象です。

でもなぜか、have a breakはよく使います。
これは、キットカットのCMの影響で個人的に使っているのだと今認識しました(笑)。

意味は通じるものの、やはり、国によって、自然に使う表現が微妙に違うというのも非常に興味深いなぁと改めて感じました。

恋愛で使う英語「miss you」の意味は?

恋愛で使える英語表現についても興味がある人は多いかと思います。そこで、Luke先生の「英会話」カテゴリから恋愛英語について調べてみました。

「ネイティブスピーカーはI miss you.をどう使いますか?」という解説が興味深く記されています。

「I miss you.は恋人、家族、親しい友達に対して使われる表現で、基本的な意味は「寂しくて、あなたと会いたい」です。

意味はわかるけど、どういうシチュエーションでネイティブスピーカーは使うのか、という感覚はやはり日本人の私たちにはつかみずらい感覚です。

シチュエーション
フレーズ・意味

お別れの挨拶
I will miss you.
これから寂しくなるわ。

久しぶりの再会
I really missed you.
ずっと会いたかった。

送別会や出張する同僚
We will miss you.
しばらく会えなくて残念です。

インフォーマルなフレーズ
※Iを省いてよく使われる
Miss you! Miss u!
会いたい。

必ずしも、恋人同士だけで使うのではなく、しばらく会えなくなって寂しくなるわ!という別れの挨拶でも使われるんですね。

また、I(私は)を省略するMiss you!も自然に使えるとネイティブスピーカーのようなナチュラルな表現になるのですぐに活用できそうです。


ここでまた少し余談!

下記記事では、たくさんの楽しいコンテンツを使って英語学習をすることが可能な「英語学習お助けサイト」についてご紹介しています!ぜひ皆さんの英語学習にお役立てください♪

nativecamp.net


まとめ

Luke先生による「英語 with Luke」のサイトでは、ここでは紹介し切れなかったたくさんのネイティブ表現やスラング、そして微妙なニュアンスの違いについて理解を深めることができます。

日本にいながら、ネイティブスピーカーのように英語が話せるようになることは夢のようですが、バイリンガルで日本語と英語に精通している先生の記事は本当に勉強になります。

自分が知りたい!使いたい!スラングやつなぎ言葉、リアクション言葉の引き出しの数を少しずつ増やしていき、それを実際に使ってみる!

このコツコツとした地道な努力の積み重ねで、日本にいながらもネイティブ英語に近づいていけると信じて、引き続き楽しく英語学習を続けて行きましょう。