Next Stageの使い方について:正しい活用方法は?

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皆さん、英語の勉強ははかどっていますか?英語の文法や語法を学びたいなと思うなら、英語参考書が必要になりますが、その時におすすめしたいのがNext Stageです。

高校の時に、受験勉強用に学校から買ったという人も多いのでは?授業で使うというよりは、買わされただけで自習や定期テスト前に使うだけだったという人もいます。要は、使い方を教わっていないからどう扱うべきか分からない人が多いんですよね。

今回は、そんなNext Stageの使い方についてご紹介していきます。学生の皆さんも社会人の皆さんも、この参考書を使えるようになれば英語力は飛躍的に上がるので、ぜひ参考にしてみてください。

Next Stageの特徴

Next Stageの具体的な使い方を見ていくためには、まずその特徴を知る必要があります。ということで、先にNext Stageが持つ特徴について見ていきみましょう!

英語を幅広くフォローし、問題形式も充実している

Next Stageは学校の文法学習の時間のために買ったという人も多いからか、英文法書というイメージが付いているようですね。けれど、実際には英文法の他に、語法やイディオム、会話表現、英単語、アクセントや発音まで、幅広く英語の性質を網羅しています。ですから、これ1冊あれば英語の勉強は十分と言えます。

また、Next Stageが優秀と言えるのはその問題形式の幅広さでしょう。4択空欄補充をさせる問題もあれば、語句整序や連立完成、正誤指摘、適語補充まであります。Next Stageは問題集ではなくあくまで解説書だと思っている人は、こんなにもたくさんの問題形式を掲載してくれていたとはわからないでしょう。しかし実は、このようにたくさんの形式があるため、あらゆる出題パターンに慣れることができるのです。

答え合わせがすぐにできるようになっている

英語でも何でもそうですが、問題を解いた後にすぐ答え合わせをして解説を読まないと力にはなりませんよね。その点に関してもNext Stageは工夫が施されています。見開き2ページのうち、左側に問題、そしてすぐ右側に解答と解説が載っているのです。ふと右側を見てしまうと答えが見えてしまうのは少々ネックですが、付属の赤シートで隠せば答えはキレイに隠れます。このネックよりも、解いたことで達成感を味わい、答え合わせが面倒になってしまうことを防ぐ役割があることが素晴らしいと言えます。

答え合わせをする時に別冊を開く時、億劫に感じた経験はありませんか?また、解いて終わりと思っていると解説を見る気にはなれず、正しい答えを赤ペンで写して終わりとした人もいるはず。しかし、これでは本当の力は付きません。大事なのは、なぜ間違えたのかを理解し、次から同じ間違いを繰り返さないように覚えることですからね。

右側の解説は、まず問題のポイントが示されるので、答えに至るまでのプロセスがわかるようになっています。その後で難易度が表示され、解説が行われます。難易度とは、Next Stageの中に設けられたもので、「基本」は中学英語に毛が生えた程度の知識で解ける標準問題、「標準」は高校英語レベル、「発展」は難関大学入試でも間違える人が多発する問題と、区分けされています。

付属の赤シートで暗記が楽々

また、Next Stageには赤シートとCDが付いているので、暗記をする時やリスニングをしたい時に役立ちます。赤シートは昔から学生のお供として役に立ってきましたが、大人になっても使い勝手が良いものですから、Next Stageを買ったら一緒に付いてくるのはありがたいですね。

赤シートを使うのは解答を隠す時だけでなく、覚えるべき重要なポイントがある時です。そういう意味では単語帳のように使用することができますね。暗記ノートを既に作ってくれているような参考書なので、とにかく英語力を底上げしたかったら、Next Stageの赤字を赤シートで全部覚えましょう。時間はかかりますが、これができるようになる頃には、かなりの英語力が身についているはずです。

付属のCDで会話表現が覚えられる

Next Stageは会話表現やアクセント、発音に関する情報もあるので、CDも付いてきます。会話表現は実際に英語でそれらの表現を耳で聞いた方が良いですし、大学受験やTOEICなどのリスニング対策にもなります。

今はCDよりもオーディオプレーヤーやスマホから音源を聞くことが多いと思うので、一度自分がよく使うデバイスへ音源を移して使用することをおすすめします。これによって、通学時間や通勤時間など、隙間時間を効率良く利用できるようになります。

文法だけをがっつり学ぶのもアリですが、せっかく外国語を勉強するなら実際の正しい発音を聞いて会話も多少はできるようになっておきたいものです。その時に自己流でやってしまうと間違った発音で覚えてしまうかもしれないので、CDは必ず聞くようにしましょう。聞く時に面倒と思わない手軽な方法を準備し、いつでも聞けるようにしてくださいね。


ここで少し余談!

下記記事では、TOEIC学習用のおススメの参考書と勉強方法についてご紹介しています!これからTOEICに挑戦される方はぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net


Next Stageの正しい使い方

Next Stageの特徴を見てきて、これだけたくさんの要素がたっぷり詰まっているのは良いけれど、だからこそ使い方がわからなくなりそうと感じた人はいませんか?ここからは、そんな情報満載なNext Stageの使い方をご紹介していきます。どこから手を付けたら良いのかわからない人は、ぜひ以下のやり方を実行してみてください。

まずはわからなくても解いてみる

Next Stageはとりあえず最初は解いてみる実践方式をおすすめします。誰に何を言われても、自分で実際に解いてみるのが一番わかりやすいですからね。ですが、この時には注意点があります。レベル分けされているので、自分のレベルに合ったところだけを解くことです。例えば中学英語プラスαの能力しかない人が、いきなり大学受験で多くの人が間違えるような難問に挑んでも非効率的で理解できません。よって、解く問題は自分で選びましょう。

とりあえず問題を解いて解答を見て、間違えた問題には印を付けます。これは1週目で間違えたところだと、2週目以降の自分に教えるためです。そこが自分のウィークポイントだから気を付けるべし、マスターすべし、とわかりやすくしておきましょう。Next Stageにはそのチェックポイントがあるので印も入れやすいです。

ちなみに、1週目はそこまでNext Stageを完璧にしなくても大丈夫です。物は試しで解いてみてほしいだけなので、わからない問題や難しい問題に当たったら遠慮なく解答をみてください。途中で挫折してしまっては英語学習にならないので、完璧主義は捨てて、ある程度のところで妥協することが大切なのです。

2週目はわからない文法を理解しながら解く

1週目で自分のウィークポイントが明らかになったので、2週目ではそこを強化していきます。強化方法は、解説を見て理解できるレベルならそれを暗記すること、それでもわかりづらいと感じるならネットや参考書を見ながら理解することです。自力で解けるようにならなくては意味がないので、まずは問題の意味を理解し、スラスラと解けるまで頑張りましょう。2週目からは1週目より丹念に解いていくイメージです。問題を解くことより解説を読む時間の方が多いかもしれません。

効率的に学習を進めたいのであれば、1週目で解けた問題は2週目で解かなくても大丈夫です。間違えた問題に絞ることで勉強の時短になります。

余裕があるならば、いつでも聞けるようにしたCD音源を流しましょう。耳で聞くとより覚えやすくなるからです。リスニングはリスニング用の時間をしっかりとって取り組みたいという人もいるかと思いますので、自分のやり方で大丈夫です。いちいちストップボタンを押すのが面倒ということもありますからね。

3週目はテストだと思って解こう

3週目は、2週目で理解した文法などの集大成だと思って解きましょう。最終確認テストのように取り組むことで、1週目から自分がどれだけ成長したかがわかります。

解く時期は、できれば2週目から少し間を置くことをおすすめします。なぜなら、2週目をやったばかりだとその記憶が残っており、簡単に解けるからです。答えまでのプロセスを理解したというよりは、暗記してしまっていることで解ける問題も出てきてしまいます。定着させるための練習なら良いのですが、集大成として解くなら、あえて時間を置いて忘れた頃に解くようにしましょう。それで解ければ理解は本物ですし、解けなかったらもう1週する必要があります。

膨大な問題量は毎日ちまちま解こう

Next Stageにはたくさんの問題があるので、これらを一度に解くのは骨が折れます。英語学習の意欲が強いと一気に解きたいと思うかもしれませんが、その体力と気力を維持するのは困難です。

理想は、決まった時間、または決まった単元を1日ずつやることです。こうすることで、少しずつ記憶が蓄積し、長期記憶に残るからです。一気に覚えたものは脳から零れ落ちることも多く、また覚え直さなくてはなりません。この手間を考えると、時間のかかる語学を学習するなら少しずつ進めた方が良いと言えます。


ここでまた少し余談!

下記記事では、English Cafe(英語喫茶)についてご紹介しています!日本にいるとなかなか英語を話す機会というのは、少ないので、English Cafeなどを上手く使いこなしていきましょう♪♪

nativecamp.net


まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、Next Stageの特徴とその使い方についてご紹介してきました。

参考にできるところはありましたか?高校でよく使うものではありますが、社会人になってからでも重宝する作りになっています。段階があるので、レベルは中学英語をマスターした人から大学受験に挑戦するくらいのレベルの人までと幅広いです。

英語ができると可能性が広がるので、生涯学習としてもおすすめです。