English Cafeという言葉を聞いたことがありますか?日本語では英語喫茶と呼ばれています。
初めて聞く方は、どういうカフェだろう?とあまりピンとこない方も多いかもしれません。
英語喫茶は英語サークルのようなもので、ネイティブスピーカーと日本人が交流する場として設けられていることが多く、有料参加の場合もあれば無料で参加できるものもあります。
気軽に参加しやすい雰囲気ですので、もし今回の記事で気になった場合は気軽に参加してみるといいと思います!
今回は、そんなEnglish Cafeがどんなことを行っているのかなど詳しくご紹介します!地域別のおススメEnglish Cafeも参考にしてみてくださいね。
英語喫茶ってどんなところ?
もしかしたら、英語喫茶というもの自体を初めて知ったという方もいるかもしれませんので、まずはどんなところなのかご紹介します。
簡単に説明すると‥
1人の外国人インストラクター(又は講師)に対して少人数の受講者が1つのテーブルを囲み、英語でコミュニケーションを行う。
一般的にはフリートークをすることが多いが、トークテーマを用意してコミュニケーションを行うこともある。
喫茶とついているので、飲み物や軽食を共にすることが多い。
喫茶と呼ばれる所以は、飲食をするということ自体がCafeで気軽にしゃべるということに似ていることから英語喫茶・英会話喫茶と呼ばれています。
英語喫茶が開催される場所は、名前の通り喫茶店やCafeが多いですが中には貸しスペースで行われたりと、開催者によって様々です。
開催ペースに関しても、定期的に行われていることが多く、隔週・月1などさまざまです。気になる方は自分の地域で開催されている英語喫茶を検索してみましょう。
英語喫茶と英会話スクールの違い
英会話スクールと英語喫茶の違いはどういった所にあるのでしょうか?
そもそも、英会話スクールがあるのに英語喫茶がある意味とはどんな理由があって英語喫茶はどういった人に向いているのでしょうか。
英会話スクールと言えば、教室に通い机に向かって英語を学ぶというイメージが強い方も多いと思います。
英会話スクールでは、主にスクールというだけあって基本はテキストを利用して文法をメインに勉強しつつ会話も習得していきます。
一方の英語喫茶は、会話をメインとしていますので英語を喋れるけれども、喋る機会が無い場合や会話力を伸ばしたい人向けです。
・学んだ英語を実践したい
・好きな時間に英会話をしたい
こうした理由をお持ちの方に向いているのが英語喫茶です。
英語喫茶の料金は?
英語喫茶の料金の目安をご紹介します。
英語喫茶の開催形態によって料金は違いますが、いくつか開催形態ごとに目安をご紹介してみます。
参加料+自分が頼んだドリンク代(&軽食)
会費制(入会金、レッスン代)
大きな違いはこの2つです。
定期的な場合では、会費制の場合も多いので通う頻度に応じて参加する英語喫茶を考えてみましょう。
お試しで参加してみる場合は、参加料と注文代だけの英語喫茶に参加してみるのもお勧めします。そこで雰囲気や楽しみを感じたら、通うことも考えてみるといいでしょう。
体験の場合は、参加費・ドリンク代無料という場合もありますので気軽に参加してみるのをお勧めしますよ!
番外編として、マンツーマン形式の英語喫茶もあるのですがその場合は、割高な場合があります。
もし、あなた自身がみっちりと英語に浸りたい時や先生と喋る機会を増やしたい場合などはマンツーマンでもいいと思います。その方が喋る機会が増え、自分の英会話力が上がる可能性が高くなります。
1回の料金設定が、回数か時間設定かの違いもあります。時間設定の場合は1日に何度も行っている形態の英語喫茶の場合ですので自分のスケジュールと相談して選んでみるのもいいかもしれません。
英語喫茶のメリットとデメリット
英語喫茶と英会話スクールを比較したときにみる、英語喫茶のメリットデメリットをご紹介します。
この比較を見てどちらに行ってみるか検討してみてくださいね。
メリット
・費用が安い
・開いている時間に予約不要でレッスン可能(要予約の場合もアリ)
・気軽に参加できる
・初心者向け
・英語仲間に出会える
デメリット
・基礎から学びたい場合・英語喫茶にいる講師は、プロでは無い場合もある
・段階を踏んだ学習ができない(カリキュラムなどは無い)
・TOEICなど試験向けではない
この比較から分かるように、ビジネスや試験など具体的な目標がある場合には英語喫茶は不向きです。
そういった目標に向かう場合は、カリキュラムを組み基礎や段階を踏んだ英語の学習をするべきなので、英会話スクールを選択しましょう。
一方で、英語喫茶は英語力・会話力の維持を目的とする方にはおすすめです。さらに、初めて英語というものに触れる最初の1歩としてもおすすめですよ。
会話中心なので、喋れない人もいらっしゃいます。英語ってどういうものか、喋れるとどういう風に楽しいかなど、スクールにお金を費やすかどうかを判断する材料としても利用してみるといいでしょう。
英語喫茶はカジュアルで敷居も低いので、お茶を飲みながら話すシステムです。
英語が喋れなくても、出席者の方がフォローしてくれたり講師役の方が日本語交えてくれたり簡単な英語を利用してくれることもあります。
経験者が多いかもしれませんが、そういう場所の方が初心者だらけのスクールよりも楽しみを感じやすいという方も多いです。
英語喫茶を選ぶポイント
英語喫茶といっても、運営している会社や企画者によってサービスも形態も料金設定も違います。
自分に合った英語喫茶を探し出すのも情報がありすぎて困難なこともあると思います。ここでは選ぶポイントをご紹介します。
料金システム
これまでも挙げてきた料金システムをしっかり吟味すること。
会費制、参加費のみ、字間区切り、初回無料など規模に応じても変動があるので自分に合った料金システムを選んでみましょう。
レッスン形態
グループレッスン、マンツーマン。
主に2形態からなることが多いので、どんなスタイルがいいのかで選ぶポイントです。全くの初心者の場合はグループレッスンから参加してみましょう。
その他
大きな英会話スクールが運営している場合は、スクールに編入する制度があります。
さらに、回数券のようなサービスがあったり英語喫茶の会社自体がカフェを運営しているなどもあります。
友達と参加する場合は割引だったり、1人で参加の場合は割引だったり、サービスがさまざまなので、オプションとして料金システムとレッスン形態と併せて参考にしてみてください。
ここで少し余談!
下記記事では、英語を無料で学べるおすすめ英語学習サイト12選をご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪
ビジネス向けの英語喫茶
これまでご紹介してきた英語喫茶は、日常会話の英語を喋れる方や初心者向けの説明でしたが、ビジネス向けの英語喫茶もあります。
仕事終わりの夜カフェとして英語喫茶を利用する人も多く、英語喫茶はいたるところで開催されています。
ビジネス向けの英語喫茶は、会話の内容も専門的だったり料金も割高だったりします。その理由として、講師がプロ講師の場合やディスカッションを行うことも多いからです。
中には、参加者同士が英語喫茶で知り合いビジネスとして成立したという事例もあるようです。
語学として学びつつ、ビジネス交流として英語喫茶を利用する方も増えてきているので会社やお仕事で英語を利用する場合は少しお値段が割高になりますが、仕事も語学も学べるとなるとコスパは良いかもしれません。
ただし、注意したいのは参加するための英語レベルは高いので注意しましょう。最低でも中級レベルが必要になります。
専門知識ももちろんですが、その専門知識を説明するレベルの会話力が必要となってきますので少し敷居は高いかもしれません。
まずは、ビジネス向けではなくて一般的な英語喫茶から参加してみて英語力を確認してからというステップを踏むのもいいと思います。
ビジネス向けの場合、マンツーマンの形式もお勧めします。ビジネス交流の目的以外でも、自分の英語力レベルを試す時やビジネスとして使える英語を講師から教えてもらうという目的だとマンツーマンレッスンも有効に使えるでしょう。
ビジネス向けの英語喫茶ではサービスも充実していることが多いです。プロ講師や経験豊富な講師が教えてくれる英語喫茶も多いので、あなたへのカリキュラムや使えるビジネス英語を教えてもらうことができるかもしれません。
少し変わった英語喫茶
英語に触れる一般的な英語喫茶やビジネス交流を目的とした英語喫茶とご紹介しましたが、ここでご紹介するのはちょっと変わった英語喫茶サービスです。
会話はフリートークやトークテーマを中心にグループレッスンを行いますが、そのグループレッスンの内容がちょっと変わった内容の場合もあるようです。
そのちょっと変わったプログラムを少し紹介します。
シナリオプログラム
グループレッスンのトークテーマを、それぞれに役を割り振ってシナリオに沿って演技をしながら英語でトークするというプログラムです。
もしくは、演技をせず役になりきって英語でワークショップのように行うグループレッスンです。一般的な英会話に飽きたらこちらに参加してみても楽しそうですね。
ゲームプログラム
ボードゲームなど、アナログゲームを使いながら英語で会話しながらゲームするというコンセプト英語喫茶です。
メリットとしては、会話が途切れにくく楽しくゲームしながら英会話力をアップできるので会話を続けるのが苦手な方はこちらの英語喫茶もおススメです。
ゲームについては、一般的な英語喫茶のプログラムの中に組み込まれていることが多いですよ。
バーカフェ英語喫茶
大人の方向けに、お酒を飲みながら開催される英語喫茶です。
こちらはお昼だけでなく夜カフェとして開催されることが多いです。お仕事帰りの方が気軽に参加しているようなので、アフター5の有意義な時間として活用してみてはいかがでしょうか。
恥ずかしがらず積極的に参加してみましょう!
ここでまた少し余談!
下記記事では、海外のカフェやレストランで使える英語表現をご紹介しています!レジ前であたふたしてしまわないように、ぜひ使えるフレーズを覚えてみて下さい♪♪
まとめ
初めて参加するのは緊張するかもしれません。しかし、こうした機会で友達が増えたり交流が増えるということで楽しみを感じるられると思います。
英語という共通の手段を通じて楽しく仲間と講師と話をして、生きた英語を習得し、肌で感じるいい機会ですのでぜひ参加してみてください。

◇経歴
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪。
当初は1年で帰国するはずが、留学生活がとても充実していたため結果的に3年滞在。
その後は、外資系アパレルで英語を使う仕事に就き英語を活用し働く。
現在も英語のラジオやスポーツ実況などは英語で聞きつつ、英語力の維持に努めながら仕事に活かす。
◇海外渡航経験
オーストラリア3年留学。
現地のアパレル・レストランのアルバイト
その他、バリ・香港などの経験
◇自己紹介
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪し3年滞在。
当初1年で帰国する気満々で渡豪するも現地の生活があまりにも楽しく、結局3年滞在するという自由人。
現地に永住するか悩んだ末、日本での社会人経験を積むべく帰国。
その後は英語を活かし、外資系アパレルなどで仕事をしつつこのコラムを執筆中。
邦楽より洋楽が好きで、留学の3年間で染みついた海外志向は抜けないねと友人に指摘される程わりと思考は海外向け。
美味しいもの・楽しいことが大好きな関西人で、人と喋ることも好きなくせに割と家にいるのが好き。