今や老若男女問わず、そして海外のあらゆる場所にあるStarbucks(スタバ)。
日本でももう知らない人はいないぐらい人気のコーヒーショップになりました。スタバにはいつも多くのコーヒー好きの方が並んでいますよね。コーヒーの種類は豊富でアレンジも様々できることがスタバの魅力ではないでしょうか。私もスタバに行きますが、日本でもコーヒーの種類の多さに困り注文できないときもあります、、、
今日はその人気の、スタバで使う英語表現やスタバに限らず現地のレストランやファストフード店でも使える表現も紹介したいと思います。
スタバの歴史
スタバで使える英語表現を知る前にまずスタバの歴史から少し学んでみましょう。
1971年にアメリカのシアトルでカフェではなくコーヒー豆を焙煎するお店をオープンしました。1982年に現CEOのハワード・シュルツが入社してレストランやエスプレッソバーにコーヒーを提供したことがきっかけで現在のようなスタバのコーヒーショップが誕生しました。また、日本には1996年に上陸し銀座松屋通り店が1号店としてオープンし現在に至ります。
スタバの名前の由来としてはシアトル近くにある「スターボ(Starbo)」という採掘場の地名と、ハーマン・メルヴェルの小説『白鯨』に出てくるコーヒー好きの航海士「スターバック(Starbuck)」からスターバックスと名付けられました。また、ロゴマークはギリシャ神話に出てくる「セイレーン」がモチーフとされたそうです。
スタバの歴史はとても興味深いので詳しく知りたい方はスタバの公式ホームページ等でチェックしてみて下さい。
お店に入ってまず聞かれること
列の順番を待っているといよいよ自分の注文の番になりました。ここで店員さんに聞かれることは、、、簡単な挨拶から始まり、注文内容について聞かれます。
・What can I get for you?
・What can I get started for you?
・How can I help you today?
聞かれるパターンはいくつかありますが、いずれも「今日は何をご用意しましょうか?」という意味になります。
・For here or to go?
(店内で飲みますか?お持ち帰りですか?)
初めて聞くと何のことかさっぱり分からないと思います。持ち帰りかそうでないかの意味なので英文をそのまま覚えておきましょう。この表現はスタバだけではなくあらゆるファストフード店でもよく聞かれます。返答としては”For here”または”To go”だけで通じます。
コーヒーの注文方法
例えばカフェラテを下さいと伝えたい場合は、、、
・I’ll have a latte.
・Can I get a latte?
・One tall latte, please.
どれもカフェラテを下さいという意味になり、この表現で店員さんにはちゃんと伝わります。
また、サイズなどを組み合わせて注文する場合はサイズ+アイス又はホット+ドリンクの順で伝えます。例えばトールサイズのホットカフェラテを注文する場合は、、、
・I’ll have a tall hot latte.
このような表現になります。仮にサイズを伝え忘れても店員さんが”What size?”や”Which size?”と聞かれるので安心して下さい。サイズの詳しい内容についてはこのブログ内に書いていますので確認してみて下さい。
ドリンクを注文する時は下記のように覚えておきましょう。
・I’ll have サイズ+アイス又はホット+ドリンク名.
・Can I get サイズ+アイス又はホット+ドリンク名?
日本ではよくドリップコーヒーを注文する方も多いと思います。アメリカでも注文することはできますが、このドリップコーヒーと言う表現は英語にはありませんので注意して下さい。英語では”Brewed coffee””や”Pike”と表現します。
・Can I get a brewed coffee/pike, please?
(ドリップコーヒーを一つ下さい)
ドリップコーヒーを注文した場合、店員さんから”Would you like room?”又は”Room?”と聞かれます。この場合の”room”は部屋ではなくスペースの意味になり、「クリームを入れるスペースが必要ですか?」と聞かれています。クリームを入れる派の人は”Yes, please”、入れない派の人は”No, thank you”とシンプルに答えましょう。
コーヒーのカスタマイズ
スタバではコーヒーをカスタマイズできることが一番の魅力です。日本語で注文できても英語は難しいと諦めてしまう方も多いと思います。カスタマイズできるミルク、シロップ等の英語表現を紹介します。これらの英語表現を組み合わせてオリジナルのコーヒーを注文できるようになりましょう。
ミルク
ミルクをカスタマイズする場合は下記の種類から選べます。単にミルクと言っても通じない場合がありますので普通のミルクを注文するときは”Whole milk”と伝えましょう。
・Nonfat milk(無脂肪ミルク)
・Whole milk(通常のミルク)
・2% milk(脂肪分2%のミルク)
・Half and half(牛乳とクリームのミックス)
・Soy milk(豆乳)
・Almond milk(アーモンドミルク)
・Can I have a tall caramel macchiato with nonfat milk, please?
(トールサイズのキャラメルマキアートの無脂肪ミルクを下さい)
このように文末に”with〜, please"を付け足すことで注文したコーヒーにミルクの種類を追加して表現することができます。
◯シロップ
・Classic(クラシック)
・Caramel(キャラメル)
・Vanilla(バニラ)
・Hazelnut(ヘーゼルナッツ)
・Mocha(モカ)
・Pepper mint(ペパーミント)
・Toffee nut(トフィーナッツ)※キャラメルのような味
・Can I have a tall latte with vanilla syrup, please?
(トールサイズのカフェラテにバニラシロップを追加して下さい)
・Can you add caramel syrup, please?
(キャラメルシロップの追加をお願いします)
注文時に使える様々な例文
・Please make this coffee without sugar.
(砂糖抜きのコーヒーにして下さい)
・Can I have a caramel frappuccino with extra whipped cream, please?
(ホイップクリーム多めのキャラメルフラペチーノを下さい)
・Can you put nonfat milk instead of whole milk?
(通常のミルクの代わりに無脂肪ミルクにしてもらえますか?)
・I’ll have a venti brewed coffee with a room, please?
(ベンティサイズのドリップコーヒーをスペースをあけて下さい)
・Can I have a tall pike with no foam?
(ドリップコーヒーをギリギリまで注いで下さい)
・Can you add some sugar and milk?
(砂糖とミルクを加えてもらえますか?)
スタバのコーヒーのサイズ
スタバのコーヒーを注文するときにサイズの伝え方に困った方もいるのではないでしょうか。他のファストフード店ですとS・M・Lが基本的なサイズですが、スタバですと難しい単語がいっぱい出てきます。それぞれのサイズを紹介しますので確認してみましょう。
・Short(ショート)・・・240ml
・Tall(トール)・・・350ml
・Grande(グランデ)・・・470ml
・Venti(ベンティ)・・・590ml
・Trenta(トレンタ)・・・910ml
日本でもショートとトールはよく注文される方も多いと思いますが、グランデとベンティは量もかなり多いイメージがあるのではないでしょうか。コーヒーが入っている量の違いもそれぞれ確認して注文してみて下さい。ちなみにトレンタはアメリカのみで日本にはありませんのでご注意下さい。トレンタのサイズはアメリカに行ったときにチャレンジしてみて下さい。
ドリンクを受け取るときの注意点
アメリカではコーヒーを注文してお会計が終わった後に名前を聞かれます。その理由としてはコーヒーが出来上がれば店員さんが名前を呼んで渡してくれるからです。
このとき基本的にはニックネームかファーストネームで伝えて下さい。長い名前の方は少し省略した名前を準備することをオススメします。また、あらかじめニックネームを準備するのも良いかもしれませんね。
日本のスタバではあまり馴染みがありませんので最初は戸惑うかもしれませんが、店員さんとのコミュニケーションも取ることができるので楽しいと思います。日本から来ましたとか言ってみるのも良いかもしれませんね。
・May I have your name?
(お名前を聞いてもいいですか?)
・And your name?
(あなたのお名前は?)
・Can I get your name for this order?
(注文された方のお名前を聞いてもいいですか?)
・How do you spell your name?
(お名前のスペルを教えて下さい)
まとめ
ここで紹介した英語表現はほんの一例で基本的な表現しか紹介していません。YouTube等で現地での注文方法の動画がたくさんアップされています。
海外のスタバに行った気分で注文の練習をすることも英語のスキルアップに良いかもしれません。スタバの魅力はコーヒーをカスタマイズできることなので、自分の好きなオリジナルコーヒーを注文できるように練習しておきましょう。
私もYouTubeで多くのスタバの注文動画を観ましたが、店員さんの英語を話すスピードが早く理解できないこともありました。砕けた英語を使ったりするので聞き取れないことも多いかもしれません。しかし、聞かれている内容は一緒なので基本的な表現は覚えておきましょう。
コロナ禍の状況で海外に行くことは制限されていますが、Youtube等の動画でスタバでコーヒーを注文した気分になって英語の勉強に励みましょう。

京都府出身で高校から英語を専攻。大学の英文科を卒業後、都内で食品メーカーの営業職として就職。英語からは離れた生活を送っていました。 食べること、料理をすることが大好き! 海外旅行をするたびにご当地グルメを食べつくし、帰国後自宅で再現する事が趣味です。 人と話すことも大好きなので不自由なく世界中の人をコミュニケーションをとりたいと思い、しばらく離れていた英語学習を再開し、オンライン英会話を活用しながら猛勉強。 不自由なくコミュニケーションをとれるようになってからは、色んな情報を吸収できるようになり、得た情報をシェアしたいと思いブログを始めました。 なんでも楽しむことをモットーに生きています!