「参考書より分かりやすい英文法解説」の活用法を紹介!

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皆さん、英語の学習は順調ですか?
デジタルネイティブの世代もいるように、今はアナログな方法では英語の習得がイマイチうまく行かないという人もいるようですね。

ということで、今回は参考書ではなく、とある英文法を解説しているサイトを紹介しようと思います。

その名も、「参考書より分かりやすい英文法解説」

スマホで通勤時間中に読むのも良いですし、パソコンでがっつり勉強することもできると初心者に人気です。このサイトをどのように使っていけば良いのか、その活用法も合わせて紹介するので参考にしてみてください。

「参考書より分かりやすい英文法解説」ってどんなサイト?

さて、活用法をお伝えするにはまず「参考書より分かりやすい英文法解説」というサイトがどのようなものかを説明しなくてはなりませんね。

サイトのURLはこちらです。
https://e-grammar.info/

最初にこんなことが書かれています。

“当サイトは学習塾での英語指導経験を元に、市販の参考書より中学&高校で学ぶ英文法の分かりやすい解説を心がけています。

スマホなどの携帯は上部のメニュー、パソコンは上部とサイドメニューから単元毎の英文法解説を無料で読めます。

英文法解説の後に練習問題も付いているので、英文法の学習に役立てて下さい。“


英語を学ぶのに、無料で使えるサイトを待ち望んでいたという人も多いのでは?

参考書は当然お金がかかるので、ネットで完結させたいと思っていたのであればこちらのサイトはおすすめです。わかりやすいと評判ですし、スマホ対応なので見にくいこともありません。

このサイトが特徴的なのは、学習塾の英語指導経験を元に作られていることです。学校だと、クラス全員の平均的学力に合わせて教えるスキルが必要ですが、学習塾ではそれをより受験英語寄りにし、効率的に学ばせるテクニックが必要とされます。

ということは、学校で学んだ英語よりも早く覚えられるコツが満載だということです。

また、英文法をただ解説しているだけではなく、その後に練習問題があるので自分がどの程度理解できたかを確認できます。

これなら一通りやれば高校英語くらいまでの基礎となる知識は付くでしょう。文法には仮定法など、高校生にならないと習わないものもあるからです。

中学英語から高校英語にかけて学び直したいという人向けのサイトですね。

まずはとにかく毎日英語に触れてみよう

さて、「参考書より分かりやすい英文法解説」はせっかく無料で利用できるのですから、活用法として最初に言いたいのは毎日英語に触れることです。

こちらのサイトには、「毎日5分英文法を学べる無料メルマガ」というものがあります。5分だけでも365日続けば、とても大きな成果となるでしょう。たとえ少ない時間であっても、継続することが英語学習のポイントです。

メルマガなら忘れず読めるでしょうし、休日休んだとしても平日にまとめて読むのに大変という量ではないので安心です。

英語学習が、特に続けることをポイントとしているのは、それが言語だからです。数学なら、図形が苦手でも計算分野に入れば得意という人がいますよね。

けれど、英語はbe動詞が苦手だけど、受動態は得意という人はいないでしょう。基礎ができなければその先の文法は理解できないような仕組みになっているからです。

日本語に置き換えると、ひらがなを習得していないのに漢字は得意という感じでしょうか。だから中1で英語に躓いたとしたら、その先は地獄です。

わかる単元というものがないのですから。やり直すとしたら最も大変な科目ですが、その分基礎が定着すればこれほど楽な科目もありません。

英文法というと拒否反応を起こす人もいますが、これは学校の授業で窮屈に英文法を教え、それが受験に出ると言い、プレッシャーをかけられながら学んでいったからではないでしょうか。

そして大人になって英会話に興味を示した頃に、学生時代にもっと英語を勉強しておけば良かったと後悔するのです。

しかし、毎日5分だけ英文法に触れるなら学生時代ほどの苦にはなりませんよね。短時間で効率的に学べるようになっているのは、やはり学習塾講師のやり方なのかなと思ったりもします。

本当ならがっつり勉強できた方が定着度合いは違うでしょうけれど、特段スピードを求めずゆるりと学びたいのであれば、この方法は最適です。毎日少しずつ、これを継続してみましょう。

英会話なのに英文法は必要?

ちょっとここで、英会話を学びたい人にフィーチャーしてみます。

すると、こう思っているのではありませんか?「英会話はリスニングとスピーキングなのだから、英文法を学ぶ必要はないのでは?」

確かに、英会話は実践を重ねることで自然と話せるようになっていくので、時間をかければ習得可能です。たとえ英文法について深く知らなくても。

しかし、これを実践できるのは学生時代に英語の成績が優秀だったか、よほどの時間が取れる人のみの特権的なものです。なぜなら、大人になると脳は変わるからです。

このことに触れているのが「参考書より分かりやすい英文法解説」です。

3歳くらいまでは、人間の脳は右脳しか動いていないと言われています。3歳を超えてからは左脳が発達し始め、12歳くらいまでなら物事を丸覚えできる脳になっています。

これは何を表すかというと、「子どものうちなら英語は聞いて覚えられる」ということです。

残念ながら、左脳が発達しきった大人の脳の状態では、聞いて覚えるということがしづらくなるのです。

だから小さいころに海外で暮らしていた帰国子女はあんなに感覚的に外国語を覚えているのです。そして意外と中学や高校のテストを解くと点数は良くありません。

つまり、大人になるとある程度英文法を覚えるという方法にシフトしていかないと、聞き流すだけで英語を習得することが難しくなるのです。

論理的に考えられる頭になったからには、それに合わせないといけないというところでしょうか。こうなると、子どものうちに英語にたくさん触れる環境にいたかったと思う人も多いでしょう。

かく言う私もそのうちの一人で、帰国子女がとても羨ましいです。どんなに英語を聞いても喋っても、帰国子女のレベルに達するのは無理だったからです。子どものうちの能力というのは恐ろしいですね。

もし、社会人になってから英会話をしたいと思ったけれど、英文法は勉強しなくても良いだろうと考えているのであれば、上手く行かなくなった時に英文法に立ち返ってみてください。

色々な英語習得方法がありますし、私も実践で習得していく方法の方が好きです。

けれど、「参考書より分かりやすい英文法解説」の筆者が考えるのは、英文法は大人が英会話を学ぶために必要ということですから、この考えを元に英文法は英会話をする上で意味がないと切り捨てない方が良いでしょう。


ここで少し余談!

下記記事では、英語学習者におすすめの本「一億人の英文法」のおススメの使い方についてご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net


英文法はサイトに従うだけで身につく!

「参考書より分かりやすい英文法解説」を見てみると、文法名がたくさん書いてあり、それをクリック、もしくはタップすると解説が出てきます。

非常にわかりやすく、シンプルに書かれているので活用法としてはこれを一からなぞっていくだけでOKです。

例として、仮定法の文法解説がどうなっているかをチェックしてみましょう。すると…、

英文法解説【仮定法】
仮定法過去、仮定法過去完了からI wish+仮定法、as if+仮定法や仮定法の慣用表現、仮定法未来まで、仮定法の種類をまとめて解説しています。

目次
仮定法過去
仮定法過去完了
I wish+仮定法
仮定法の慣用表現
as if+仮定法
仮定法未来
if only+仮定法

このように、まずは仮定法でどのような文法が学べるのかがわかり、その下の目次でより詳しい解説をクリックできるようになっています。

一口に仮定法と言っても、高校ではこのような内容を学びます。これらを忘れている場合は、もっと成長した大人の理解力がある脳で素早く吸収してしまいましょう。

大人の脳は子どもの時より理解力が高まっていることはメリットですが、忘れやすく定着しにくくなっているのはデメリットです。

このデメリットをカバーするにはとにかく繰り返すしかないので、復習に力を入れて毎日少しずつ触れていきましょう。忘れたころにまた覚え直すのは効果的なので、3日後、1週間後、2週間後と計画的に勉強するのもおすすめです。

自分で作った計画をクリアすることで達成感を得たいなら、スケジュール帳などに自分の勉強予定を作ってみましょう。

計画は余裕をもって予備日を作るのがコツ

先ほど少し学習計画について触れましたが、もし本格的に予定を立てるのであれば余裕を持たせることを意識してみてください。

人は、計画していたことができないと一気にやる気をなくしてしまうからです。もし、「これくらいできるだろう」という気持ちでタイトなスケジュールを立てたとしたら、それが一度崩れただけで「もう嫌だ…」と三日坊主で投げ出してしまうこともあるのです。

コツは、予備日を作ることです。

例えば、今日は「参考書より分かりやすい英文法解説」の仮定法を勉強するぞと思って計画を立てるとします。

しかし、思ったより難しくて、理解はできたものの定着までに時間がかかりそうだと感じたら、そんなあやふやな状態で次の文法に行くのはおすすめできません。

きちんと定着してから次にいかないと英文法は使えないので、不安が残れば予備日に復習できるようにしておきましょう。この予備日は、サボってしまった日の分をやり直すのにも有効です。


ここでまた少し余談!

下記記事では、世界に誇るスタジオジブリの中から、「耳をすませば」の英語表現についてご紹介しています!参考書などを使った学習が苦手という方は、まずはこういった取り掛かりやすいものを見つけて学習してみましょう♪♪

nativecamp.net


まとめ

英文法をしっかり練習できる学習サイト、「参考書より分かりやすい英文法解説」。一度見てみて、自分に合っているなと思ったらぜひ続けてみてください。

英検やTOEICに挑戦する人だけでなく、英会話の上達にも役立つコンテンツが満載です。

まずは毎日5分ずつ進め、予備日を活用しながら計画的に進めてみてはいかがですか?