英語を勉強する全ての人にとっての悩みは
「学習時間の確保」ではないでしょうか。
まず、日々の仕事をこなしながら、家事を済ませて・・・プライベートの時間から学習時間を捻出していることと思います。
そんな忙しいみなさんの味方となるのが
「スマホの英語学習アプリ」です。
常に持ち歩いているスマホに英語学習教材をインストールして、スキマ時間を使って効率的に学習ができます。
往復の通勤通学、外出先の空き時間など1日の学習時間を確保するためにはアプリが最も手軽です。
この記事では英語学習アプリの学習方法やオススメのアプリを紹介していきます。
- アプリの種類
- 英語学習アプリのメリット
- 英語学習アプリのデメリット
- オンライン英会話のアプリで気をつけること
- 人気のオススメアプリ
- 英語学習アプリに搭載されている機能
- ネイティブキャンプはアプリでもレッスン可能
- まとめ
アプリの種類
これから紹介する英語学習のアプリには大きく分けて2種類あります。
自習用の英語学習アプリ
ちらがいわゆる、「英語学習アプリ」と言えるでしょう。
ダウンロードは無料で、初期設定時にカンタンな英語力テストをする場合があります。自分のレベルに応じて適切なコースを選択できます。
基本的には無料でサービスを受けられますが、有料会員になると幅広い機能が使えます。
価格としては月に1,000円程度という非常にリーズナブルな設定です。
種類も豊富で、総合的な英語学習から日常英会話、ビジネス英語、英単語まで様々な種類があります。
オンライン英会話サービスのアプリ
もう一つは、オンライン英会話サービスが提供しているアプリです。
オンライン英会話レッスンは、自宅のパソコンを使って講師からレッスンを受けますが、スマホのアプリを使ってWeb版と同じようにレッスンを受けることができるのです。
ここで少し余談!
アプリと関連して、英作文を練習する際に使えるアプリを紹介している記事を載せておきますので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
英語学習アプリのメリット
自習用の英語学習アプリのメリットは以下のとおりです。
・コストが安い
・いつでもどこでも英語学習ができる
・たったの数分のスキマ時間も活用できる
・学習進捗を確認、管理ができる
・ゲーム感覚で楽しい
・荷物にならない
毎日持ち歩くスマホを活用しての英語学習ですので、メリットは何と言っても気軽さではないでしょうか。
わずかなスキマ時間であっても、塵も積もれば山となります。英語力をアップさせるには英語に触れる時間を増やすことが大切ですので、アプリを活用することは効果的と言えるでしょう。
英語学習アプリのデメリット
自習用の英語学習アプリのデメリットは少ないと思いますが、強いて言うのならば以下のとおりです。
・自分で声に出してアウトプットする機会は少ない
・講師がいないので、質問や間違いを指摘される機会がない
(音声認識で発音の間違いがわかるアプリもあります)
・初心者向けに設計されていることが多く、中級者以上には物足りないこともある
デメリットとしては気軽さゆえに、学習できる範囲は限界があるということですね。
メインはオンライン英会話とし、補助的に使うという方法もあります。
また、当然ですが歩きながらのスマホ操作は危険ですので絶対にやめましょうね。
またまた少し余談!
次に英文法を学ぶ際に使えるアプリをご紹介します!気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
オンライン英会話のアプリで気をつけること
オンライン英会話のアプリを使用する際に気をつけることを紹介します。
通信環境とバッテリー
自宅のWi-Fi環境下でレッスンを受けるのであれば問題ないですが、外出先でレッスンを受ける場合もあるでしょう。
通信速度が遅いと画質や音質が悪くなってしまうことがあります。
ポケットWi-Fiを持ち歩くか、通信速度制限がかからないような契約にしておくことをオススメします。
また、バッテリーも消費しやすいので気をつけましょう。
レッスンを受ける場所
外出先であればどこでもレッスンを受けることができるのがアプリのメリットです。
自習用のアプリであれば電車やバスの中でも可能ですが、オンライン英会話のアプリの場合は講師と会話をするので車内では難しいでしょう。
静かなカフェでは周りの迷惑になりますし、周囲が騒がしすぎてもレッスンには不向きです。
人が比較的少ない、もしくは人が密集していない場所が最適だと思います。筆者が個人的にレッスンを受ける場所は公園やショッピングモールの広場、オフィスの休憩室です。
普段の生活圏内で良い場所をチェックしておきましょう。
人気のオススメアプリ
自習用の英語学習アプリの中でオススメのアプリを紹介します。
実際に筆者も学習していましたが、無料版とは思えないほどのクオリティでした。
アプリの種類が多いので、あれこれと試してみると良いと思いますが、最終的に絞って学習することをオススメします。
自分の目的にピッタリあったアプリを見つけていきましょう。
英語学習アプリに搭載されている機能
まず、アプリに搭載されている一般的な機能を紹介していきます。
最も重要な機能は学習機能ですが、1つのアプリでリーディング、リスニング、スピーキングが総合的に学習できるアプリが多いです。
・リーディング:クイズ型式や並び替えで学習する
・リスニング:ディクテーション(聞き取った英語をフリック入力する)で学習する
・スピーキング:音声認識機能で正しい発言ができるように学習する
このように様々な角度から学習できるのです。もちろん、学習履歴や進捗状況も確認できます。
アプリによってはグループ機能があって友達同志で学習したり、質問を投稿することもできます。英語学習のコミュニティーは継続するためにも非常に重要だと思います。
それでは、実際にオススメのアプリを紹介していきましょう。
Duolingo 総合的に学習できる無料アプリ
有名な語学学習アプリの一つです。
2016年4月現在では英語だけでなく59の言語に対応し、世界中で約1億2000万人が登録した実績があります。
特徴としては以下のとおりです。
・英語の初心者でもゲーム感覚で学習ができる
・アプリだけでなくパソコンからも学習ができる
・無料で学習できる
・共に英語学習をするコミュニティーに参加することもできる
英語に対する苦手意識がある方が最初に学習するアプリという印象です。その反面、実践的な英語力が身に付きづらいというデメリットがあります。
また、有料版もありますが広告がカットされたり、オフラインで利用できるという利点しかないので無料版でも十分でしょう。
Real英会話 頻出フレーズを学習できるアプリ
その名のとおりリアルな日常英会話の頻出フレーズを学習できるアプリです。
中学高校英語ではカバーしきれないカジュアルなフレーズが収録されています。
特徴としては以下のとおりです。
・ネイティブが使うカジュアルなフレーズを3,000以上収録している(随時更新)
・フレーズはシーン別に分かれていて理解しやすい
・学習履歴から復習をレコメンドされる
・月額980円(30日間の無料トライアル)
収録されているリアルなフレーズは随時更新されていくのが嬉しいところ。
日常英会話の難しさは、日本語を英語に直訳してしまうと不自然な英会話になってしまうところです。
このようなカジュアルな表現ほど知っているかどうかで英語力が違ってきます。日常会話でスムーズにコミュニケーションをしたいと思っている方には候補のアプリになるでしょう。
注意点としては、英単語のみの機能はありません。
スタディサプリシリーズ 目的に合わせて選べるアプリ
リクルートが提供している英語学習アプリのシリーズです。
スタディサプリの特徴は目的別にアプリが異なる点です。
・TOEIC対策コース(月額2,980円)
・ビジネス英語コース(月額2,980円)
・新日常英会話コース(月額1,980円)
上記のどれかに申し込むと日常英会話コースを無料で利用できます。
この無料コースは2019年11月までは有料コースの位置付けでしたが、リニューアルによって無料となったようです。
他のアプリよりも月額の値段は高いですが、やはりクオリティは高いです。
目的が何なのかはっきり明確であれば、このスタディサプリシリーズは選択肢に入ると思います。
mikan 英単語に特化して学習できるアプリ
総合的に学習できるアプリに対して、こちらは英単語に特化したアプリです。中学英語、英検、TOEIC、TOEFLなどから目的を選択できます。
特徴は以下のとおりです。
・4択のクイズ型式で単語を覚えられる
・ネイティブの発音を確認できる
・有料版(月額1,500円)では出版社の英単語参考書を選択可能、学習履歴がビジュアル化されたりオリジナル単語帳が作れる
このアプリは、日常英会話やビジネス英語というよりもテスト対策に注力している印象です。
選択肢のクイズなので、スペルを覚えるには不向きかもしれません。
しかし、英単語を覚えなくてはいけないというストレスを少しでもラクにするには非常に有効なアプリです。
YouTube 番外編
英語に特化したアプリではないですが、ほぼ全ての方のスマホにインストールされているアプリですね。
YouTubeの世界には英語に特化したチャンネルが多くあります、中には非常に役に立つものもあります。
アプリの機能だけでは伝えきれない内容、例えば似ている発音の違いや、微妙なニュアンスを学習する上では有効です。
筆者は定期的にYouTubeで英語を学習しているわけではないですが、いくつかの英会話チャンネルをお気に入りフォローしています。
YouTubeを開くとリコメンドでトップ画面に出てくるので、気になるタイトルがあればすぐに見るようにしています。
ネイティブキャンプはアプリでもレッスン可能
オンライン英会話のネイティブキャンプはウェブでもアプリでもレッスンを受けることができます。
月額6,480円からレッスンの回数は無制限。
24時間いつでも何度でもレッスン可能です。
アプリで受講するときは画面が小さくなってしまうので、やはりパソコンよりも使いにくさは我慢しなくてはいけないと心配しました。
しかし、使ってみると全く気にならないレベルです。
レッスン中は左右にスワイプすることでテキストを表示させたり、カメラをメインにしたり、バランス良い画面にしたり・・・とても良く作り込まれているアプリだと感じると思います。
あとは、スキマ時間を見つけてオンラインになっているお気に入りの講師を見つけましょう!!
まとめ
いまや、英語学習においてはアプリの学習は外せないものになったと思います。
たとえパソコンを持っていなくても自宅にいなくても、アプリがあればクオリティーの高い学習教材を手にすることができる時代です。
あとは、みなさんのレッスン環境を整える、いかにスキマ時間を見つけて学習を進めていくかです。
ぜひ、ピッタリ合うアプリを見つけてくださいね。

2019年マレーシア移住、マレーシア人とルームシェアで楽しく暮らしています。「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」ことに目覚めて海外大学進学準備中。英語が学習は発音と聞き取りからスタートすることを勧めています。