妊娠をして出産することは、
人生の中でも一大イベントですよね。
不安や苦労も多いですが、多くの女性は新しい生命の誕生に幸せを感じる時だと思います。
今回は、妊娠したことや、出産したことを報告する英語フレーズをお伝えします。
また、妊娠、出産した相手を祝福する言葉や気遣う言葉なども同時に紹介していきたいと思います。
友人や職場の方に活用できるフレーズなので、ぜひ参考にして下さい!
嬉しい出来事ではありますが、デリケートな話題でもあるので、スマートに伝えられるようにしましょう!
今すぐ使える!妊娠に関するフレーズ集
妊娠時に使えるフレーズ
妊娠が分かった時や、妊娠時の状態などをまわりに伝える時のフレーズです。
☆I’m pregnant.
I’m expecting.
どちらも「妊娠しているの」という意味になります。
I’m expectingのexpectingは、(期待しながら)予期するという意味です。
直訳では妊娠という意味はありませんが、これで伝わるということですね。
こちらは、単刀直入に言いにくいという時に、使えるフレーズです。
☆Actually, I’m pregnant!
「実は、妊娠しています!」
話の流れから、「実は、」と言いたい時は、Actuallyを前につけます。
妊娠したことを報告するのは、なかなか言い出しづらい時がありますよね。
良いタイミングの時に、さらっとこのフレーズを使って報告しましょう!
☆I want to go to the clinic because I am probably pregnant.
「妊娠しているかもしれないから、クリニックに行きたい。」
ここでは診療所という意味のclinicを使っていますが、病院に行きたい時は、hospitalをあてはめます。
☆I’m happy to be pregnant with his child.
「私は、彼の子を妊娠して幸せです。」
☆I’ve got a bun in the oven!
「赤ちゃんがいるの!」
直訳すると、 「私はオーブンでパンを焼いています!」 という意味になります。これで、妊娠していることが伝わるそうです!
これは、お腹の中をオーブン、赤ちゃんをパンに見立てており、パンをじっくり温めて育てていますよという疑似表現になります。
この表現は、友人などの親しい人に使えるカジュアルな表現です。
☆I’m eating for two.
「赤ちゃんがいるの!」
この直訳は、「私は2人分食べているの!」となります。これでも妊娠していることが伝わるようです!
日本でも妊娠していると、「2人分食べないとね!」と言われることがあると思います。
このように、妊娠時はしっかりと栄養を摂取しないといけないということから、できた表現かもしれません。
この表現もカジュアルな印象です。
☆I’m going to be a mother!
「私、お母さんになるの!」
☆I’m five months pregnant.
「妊娠5カ月です。」
妊娠○週間ですと言いたい時は、monthsをweeksに入れ替えます。
☆I’m expecting a boy!
「赤ちゃんは男の子だって!」
女の子の場合は、a girl。
双子の場合はtwinsを使います。
☆I had terrible morning sickness.
「つわりがひどかったの。」
morning sicknessは朝に吐き気を訴える妊婦さんが多いことから、このような表現になったようです。
正式な医療用語はないそうですが、この表現が一般的に使われることが多いようです。
☆I have a huge appetite!
「食欲が止まらないの!」
食欲が異常的に増すのも、妊娠時のあるあるですよね。
☆I am currently pregnant, and scheduled to give birth on May 8th.
「私は、今妊娠中で、5月8日が出産予定日です。」
☆When I enter my eighth month of pregnancy, I plan to take my maternity leave.
「私は妊娠8カ月になったら、産休に入る予定です。」
産休はmaternity leaveと表現します。
☆I’m heading into the second trimester soon.
「もうすぐ妊娠中期に入ります。」
妊娠初期と言いたい時は、first trimesterとなります。
妊娠後期は、third trimesterと表現します。
☆My due date is almost here.
「もうすぐ臨月なの。」
due dateは支払い期限という表現で使われることが多いと思います。このように、出産予定日という意味でも使われるようです。
臨月という意味の直訳はないそうです。
☆I feel my baby kicking.
「赤ちゃんがお腹を蹴っているよ。」
以上が、妊娠時に使えるフレーズになります。
実際に、私が妊娠している時に、よく言っていた表現を集めました。このようなフレーズを英語で言えたら、コミュニケーションも深まりますよね!
出産時に使えるフレーズ
妊娠生活の中で使えるフレーズをお伝えしましたが、出産の時にも伝えたいことがたくさんあると思います。
次は、出産時に使えるフレーズをお伝えします。
☆I’m very nervous about my first childbirth.
「私は、初めての出産にとても緊張しています。」
☆I went back to my parents’ house to give birth.
「私は出産のために実家に帰った。」
☆I gave birth yesterday!
「昨日、出産しました!」
give birth to a babyは、赤ちゃんに生をもたらすという意味になります。
出産と言いたい時はこの表現を使います。
☆My birthing time took 7 hours.
「私の出産は、7時間かかりました。」
☆He was present at the birth of his baby.
「彼は赤ちゃんの出産に立ち会いました。」
妻の出産に立ち会う方も多いかと思います。
自分の夫が出産に立ち会ったことを、伝えたい時にはこの表現が使えます。
☆I was in labor for 9 hours.
「陣痛は9時間続きました。」
☆My baby was born by caesarean section.
「私の赤ちゃんは帝王切開で生まれました。」
caesarean sectionをc-sectionと言うことができます。
☆I opted for an epidural birth.
「私は、無痛分娩を選びました。」
自然分娩はdeliver naturallyと表現します。
妊婦さんに対して使えるフレーズ
続いては、妊婦さんに対して使えるフレーズをご紹介します!
☆Congratulations on your pregnancy.
「妊娠おめでとうございます。」
Congratulations~は「~おめでとう!」というフレーズに使えます。
☆I hope you have a happy, healthy pregnancy and delivery.
「妊娠中も出産もうまくいきますように。」
☆When is your due date?
「予定日はいつですか?」
☆Is it a girl or a boy?
「女の子ですか?男の子ですか?」
まだ分からない時はI don’t know yet.と答えます。
☆Please take care of yourself.
「体を大事にして下さいね。」
このフレーズは、風邪をひいている相手にも使える表現です。妊婦さんに対して気遣いのある言葉なので、ぜひ活用したいですね。
☆You will be a wonderful mother!
「きっと素敵なお母さんになるね!」
☆Congratulations on your new baby!
「赤ちゃんの誕生おめでとうございます!」
☆Have you chosen a name?
「名前は決めましたか?」
☆I can’t wait to see your baby.
「早く赤ちゃんに会いたいです。」
☆I’ll be sending you a present.
「(出産祝いの)プレゼントを贈ります。」
☆Wishing you and your new family all the very best.
「新しい家族のご多幸をお祈りします。」
出産祝いにつけるメッセージに書きたいフレーズですね。このように、妊娠や出産の報告を聞いた時に、使いたいフレーズをまとめました。
祝福の言葉や気遣いの言葉をスマートに伝えられるように、ぜひ参考にして下さい!
ここで少し休憩!
これまでの言葉と一緒に使うことができる「おめでとう」の英語表現の記事をご紹介しておきます!気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
海外での出産は日本と違うの?
海外でも使える妊娠や出産に関する英語フレーズをご紹介しました。
ところで、海外で出産する場合は、日本と違うことがあるのでしょうか?
調べてみると、国によって様々な違いがあるようです。中でも欧米と比較した時に、もっとも驚いた違いは2つありました。
1つは、無痛分娩や帝王切開の割合が高いところです。
日本でも、無痛分娩を選択できますが、特に体に問題がなければ、普通分娩を選択する傾向があります。
日本では、お腹を痛めて産んだ可愛い我が子という言葉があるように、痛めて産むことで愛情がさらに湧くような意識がまだあるのでしょうか?
欧米では、無痛分娩の方が体の回復も早いことから普及率も高くなっているようです。
もう一つは、産後の入院期間です。
日本では5日から1週間程度、入院するのが一般的です。帝王切開では、1週間以上は入院します。
欧米では、様態によって違うとは思いますが、産後の翌日や当日に帰宅することもあるそうです!
これには、生まれ持った体質や体格の違いがあるからだそうです。やはり、欧米人に比べて、日本人の方が出産による体への負担が大きいということでしょうか。
昔よりは、食生活も変わり、体格も変化していると思いますが、人種によっても違いがあるようです。
また、以上にも書いたように、無痛分娩での出産だと、体の回復も早いということもあるようです。
この他にも、帰宅後のサポートの違いがあります。欧米では、夫も育児休暇を取得して、妻と一緒に育児や家事をする傾向があります。
このため、すぐに帰宅しても妻だけに負担がかからないということですね。このように、人種の違いや、環境によって出産に関する違いはたくさんあるようです。
海外で出産する場合は、事前に調べておくようにしましょう!
ここで余談!
外国人の彼女を作れば英語力は上がるのか。そんな記事を載せておきます!合わせて読んでみてくださいね。
まとめ
今回は妊娠や出産に関するフレーズをご紹介しました!
人生の一大イベントとも言える出来事なので、英語でスマートに伝えていきたいですよね。
また、妊娠した相手に対して使えるフレーズも紹介しました!
こちらは、相手への祝福や相手を気遣うフレーズなので、ぜひ参考にしてください!
妊娠期間や出産後は、幸せな期間であると同時に、とても精神的に不安定になる大変な時期でもあります。そんな時に、気遣いのある言葉はとても嬉しくて心に響きます!
みなさんも素敵なコミュニケーションが取れるように応援しています!
出身は仙台市。 大学を卒業後、化粧品会社に入社。 結婚や出産後、現在は子育て中心の生活をしながら、子供英語教室の講師をしています。 この仕事がきっかけで、学生時代で終わっていた英語学習を再スタート。 夢は英語を話して世界中の人々と繋がること。 英語を使った仕事を生涯すること。 英語学習に奮闘中の日々です。 一緒に英語学習を頑張りましょう!