現代社会は日に日にグローバル化が進み、会社や、学校、日常生活において英語の重要性はますます高くなっていきます。
実際に小学校でも2020年から「教育改革」として小学3年生から英語が導入されます。
また、ビジネスパーソン、社会人においても入社試験や募集要項に英語に関する項目が追加されたり、日本から海外へ留学する人口が増えるなど、今後は 「英語ができて当たり前」 という時代がもう目の前まで迫っています。
皆さんは「英語ができて当たり前」という時代がすぐ目の前まで来ているという現実を薄々感じている方も多いかもしれません。
また、実際にすでに行動に移して英語学習に取り組んでいる方も多いかもしれません。
しかし、多くの人が必ずぶつかる壁があります。
それは「モチベーションの低下」です。
初めは英会話スクールに通ったり、英語の教材を買ってみたり、洋楽を聴いたり、様々な英語に関するものにトライすると思いますが、必ずモチベーションは低下していきます。
そこで今回はモチベーションは人間誰しも低下してしまうということを前提として、いかにモチベーションの低下を防ぐかということを3つのポイントで紹介させていただければと思います。
なぜモチベーションが低下するのか?
初めにも言いましたが、モチベーションは人間誰しも低下します。しかし、モチベーションが低下しやすい人としにくい人がいます。
■モチベーションが低下しやすい人
1, 他人から勧められて英語学習を始めた人
2, ゴールが曖昧な人
3, 自分の成長が可視化できない人
逆に上記の3つのポイントを全てクリアしている人のモチベーションは下がりにくい傾向にあります。
これが「英語学習のモチベーションを保つために押さえておきたい3つのポイント」となります。
1, 他人から勧められて英語学習を始めた人
人それぞれ考えはあると思いますが、私は 「他人から勧められて英語学習を始めた人」 が一番早くモチベーションが下がると考えています。
なぜなら、勉強をするのは最終的には自分一人なので自分が
「楽しい」
「これは必要だ」
と思わない限り、いくら人から英語はしたほうがいいよと言われても自分自身で英語を学習する意味を見つけ出さないと絶対に続きません。
では自らでどう英語学習の意味を見つけ出せばいいのかと疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
英語の重要性に気づく場面は色々ありますが、私の場合はインターネットの検索結果の件数を見たときに英語の必要性に気づきました。
どういうことかと言いますと、例えばGoogle検索で「英語 モチベーション」と調べると約 11,300,000 件、「English Motivation」で調べると605,000,000 件と約50倍も検索結果に違いがあります。
そこで私は「日本語しか知らないと絶対にいつか後悔するときがくる。」と思い、英語を勉強し始めました。
どの場面で英語の重要性に気づくかは一概には言えませんが、日頃から広い視野を持って様々なことにアンテナを張っていると自ずと英語の重要性に気づくと思います。
2, ゴールが曖昧な人
せっかく英語の重要性を見つけ、勉強を始めたとしてもゴールが曖昧だと途中で英語を勉強している意味を見失ってしまう可能性があります。
私がオススメしているのは短期間のゴールと長期間のゴールを定めることです。
例としては以下の通りです。
・1週間で100個の単語を覚える
(短期間のゴール)
・3ヶ月で単語帳一冊覚える
(長期間のゴール)
上記のような形で短期間のゴールと長期間のゴールをうまく設定していくことでモチベーションの低下を防ぐことができます。
また、ここでいうゴールというのは出来るだけ数字で表せるものの方が好ましいです。
・英語で日常英会話をできるようにする
(短期間のゴール)
・会社のミーティングを英語でできるようにする
(長期間のゴール)
上記のゴール設定だと具体的な数値が何もなく、とても曖昧なゴールになっているため、自分が勉強をしてステップアップをしている感覚が掴みにくく、モチベーションの低下につながり、結果として目的を達成することが難しくなります。
しかし、目標設定を短期間のゴールと長期間のゴールとでうまく使い分けができる人はモチベーションを保ちやすく、目標を達成できる人が非常に多いです。
3, 自分の成長が可視化できない人
上記で説明をさせていただいたポイントを意識して英語を勉強している人でも自分の成長が可視化できないとモチベーションは下がっていってしまいます。
成長の可視化というのはどういうことかと言いますと、例えば ・TOEICが500点だったのがこの3ヶ月で800点まで上がった。
・毎日単語をノートに書き出していたら、知らないうちにノートを10冊も使いきっていた。
・英検で一級を取ることができた。
などのように自分が続けてきた勉強の努力を何か目に見える形で確認できる環境、達成感を感じることができる環境を作ることが
「成長の可視化」と私は呼んでいます。
この成長の可視化ができないと、最終的に自分がやっているこの勉強は果たして意味があるのかと疑問に思うようになり、モチベーションを維持することが非常に難しくなります。
勉強とは直接関係ないですが、私の場合は筋トレが好きでよくジムにいっているのですが、日に日に自分が目標としている体型の数値に近づいていることがわかると「また明日からも頑張ろう」という気持ちになります。
数字というのはわかりやすく、モチベーションに直結しやすいものです。
逆にその数字が下がってしまうと、モチベーションが下がってしまうというデメリットもあります。
しかしそんなときは上記で説明した、ポイントを見直すいい機会と捉えるべきです。
勉強を続けているのに目標に近づくことができないということは上記のポイントのどこかに問題があることが多いです。
なので焦らずゴールの見直しや、自分が英語の勉強を始めたいと思ったきっかけを考え直しましょう。
またモチベーション維持には楽しく英語を学習することも大切だと思います。映画で楽しく英語を勉強することをテーマとして記事を一緒に載せておきます!気になる方はぜひ読んでみてください!
それでもモチベーションが下がったらどうする?
今まで私が紹介をしてきた3つのポイントを正しく行えていても冒頭で言いました通り、絶対にいつかモチベーションは下がります。
それは仕方ないことだと思います。
ただ、そんなときはぜひ下記の方法でリフレッシュをしてもらえればと思います。
好きなことをする
ベターですよね。笑
しかしこれが案外一番大切なことかもしれません。
皆さんの体は思っているよりも正直です。頭では勉強をしないといけないとわかっていても、実際にはベットでゴロゴロしていたい。友達と遊びに行きたいと思うものです。
しかしそれは我慢すべきではないと考えます。
あくまで上記で説明した3つのポイントを意識している人であればの話ではありますが、ゴロゴロしたいときはすればいいですし、友達と遊びたいのなら遊びに行くべきです。
しかもとことんと。
ここで重要なのは自分がしたいと思っていることをとことんしてみることです。
真剣に英語の勉強をしたいと思っている人であれば、とことんゴロゴロしているときに 「いやここままではだめだ」 と思い始めてくるはずです。
友達ととことん遊び尽くした人はその遊ぶことに対して疲れてくるはずです。
そこがターニングポイントなります。
自分の欲求に正直に進んだ人は何処かのタイミングで「このままではいけない」と気づきます。そこからまた勉強を始めればいいと思います。
運動をする
これまた、ベターですよね。笑
ただ、ここでは少し違った運動の仕方を紹介したいと思います。
実は体を動かすことと物事を記憶することは関係性が強いということが言われています。
なので、例えば腹筋をしながら英単語を覚えたり、ランニングをしながら英語のニュースを聞いたりすることで、体もリフレッシュをすることができますし、英語の勉強をすることもでき、一石二鳥です。
私はYoutubeの英語関連動画を聴きながら1時間程度家の周りを走るのが日課となっております。
動画を見る
ここでいうところの動画を見るというのは単にアニメを見たり、スポーツニュースを見たりするわけではなく、メンタルについてスポーツ選手などが語っている動画を見ることです。
スポーツ選手というのはいかに自分のモチベーションを高く維持しながら、最高の状態でパフォーマンスをするかということを常に考えています。
そんな彼らの考え方を語っている動画を見ることで自然と自分のモチベーションも高まってきます。
私のオススメはサッカー選手の「本田圭佑」の動画です。常にポジティブに前へ前へ進もうとする考え方、行動力はすごく参考になると思います。
ちなみにこの動画は私が上記のモチベーションが下がったらどうする?の一番目に紹介させていただいた「好きなことをする」の時に私は「一日中Youtubeを見たい」と思い、動画をいろいろ見ている時にたまたま発見しました。
そういったこともあるので皆さんもモチベーションが下がってきたら、自分がしたいことをとことんやりましょう!
ここで、サッカーのジダン選手のコメント記事を載せておきます!気になる方はぜひ合わせて読んでみてください!
まとめ
今回は私が実際に今まで試したり、経験してきたことを元にモチベーションを低下させないためにはどうすればいいのかということを紹介させていただきました。
まとめると下記の3つのポイントが重要だと私は思います。
1, ❌ 他人から勧められて英語学習を始める。
⭕️自分が必要だと感じて始める。
2, ❌ゴールが曖昧。
⭕️短期間のゴールと長期間のゴールを定める
3, ❌自分の成長が可視化できない環境。
⭕️自分の成長が可視化できる環境を作る。
もちろん人それぞれ考え方が違い、一概にどの方法がいいということはわかりませんが、今後何かの目標に向かって進まれる時にモチベーションの維持が難しいな、モチベーションが下がってきたなと感じた時にはぜひお試しいただければ幸いです。
自分も今回は英語に対するモチベーションが下がってきている時期だったので、「好きなことをする」(ブログの執筆)をしてモチベーションの回復を試みました。
結果として、明日からまた英語学習を頑張ろうと思えてきましたので、効果は実証済みです!
ぜひ皆様の助けになればと思います。

滋賀県出身で現在フィリピンのセブ島で働いているPenです。以前はスポーツブランドのアパレル店員をしておりましたが、そこで海外の人と出会うことが多く、海外に行きたいという気持ちになり、9ヶ月間アメリカのサンフランシスコとボストンで留学を経験しました。アメリカでは主に野球観戦とホットドックを食べていたという記憶しか残っておりませんが、それがなければ今こうしてセブで働くこともなかったと思うので、いい経験にはなりました。性格はとても温厚で他人に対して苛立つということがほとんどありません。そういう性格もあって1年ほど心理カウンセラーの仕事に携わったこともあります。将来的にはそっちの道にも進んでみたいなという気持ちがあります。