“Though”の使い方をマスターしよう!”Even though”もご紹介

though

“Though”という単語について、”But”との違いがわからない、使い方がわからないという人は結構いるのではないでしょうか。

そこで今回は、”though”という単語について、どのように使えば良いのか例文を使ってご紹介していきます。

”But”との違いや、”Even though”という言葉の意味についてもご紹介していくので、”though”に悩まされている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

“Though”という単語の基本的な意味とは?

“Though”という単語をまずは辞書で引いてみましょう。そうすると、「だけれども」「にも関わらず」といったような表現が出てきます。

「“although”と”though”の意味とは?その違いをご紹介!」の記事でもご紹介したた通り、”though”という表現は”although”と意味やニュアンスがとても似ています。

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“Although”と”Though”の違いを詳しく知りたい方は、上記の記事でご確認ください。
これらを簡単に説明すると、2つの言葉に大きな意味や使い方の違いはありません。

しかし”though”には”though”でしかできない表現があるのです。それは、”though”は文中で文頭でも文末でもどちらにも置けるということ。

thoughを使うことにより、表現を広げやすいのが特徴です。

さらに、”even”という単語とくっつけて、”even though”という用語にすることで、また表現に広がりが出てくるんですね。

このeven thoughに関しては後ほど詳しくご紹介します。

“But”と”Though”の違い

辞書を引いて、”but”と”though”の違いについても気になった人もいるのではないでしょうか。”but”の代表的な意味は「しかし」ですが、「だけれども」「にも関わらず」と意味が似ているような気もしますよね。

確かに意味的な面では、この2つは似ています。しかし根本的に文法構造が違うのです。

以下の2つの文章を見てみましょう。

I bought a bread but I didn’t eat it.
Though I bought a bread, I didn’t eat it.

この2つの文章は日本語に訳すと、 「パンを買ったが、それを食べなかった。」 となります。日本語訳だと、同じように見えるのですが、2つの文章は前後の関係性が少し違うんです。

最初の方の、“but”を使って2つの文章をつないだ文は、”I bought a bread”と”I didn’t eat it.”の間に、重要度の違いはありません。

こういう使い方をする接続詞を「等位接続詞」と言いますが、要はこのbutの前後2つの文章が同じくらいのレベルの重要度だということです。

一方、”though”を使った文章の方は、”I didn’t eat it”の部分が全体のメインとなります。とはいえ、これは文法的な違いであって、ニュアンスにもそこまで大きな違いはありません。

普段ネイティブが日常会話で「パンを買ったけど、食べなかったんだよ。」という時には、”but”の出番の方が多いでしょう。なのでこうした使い方をするときには、”but”に統一してもあまり問題はありません。

繋げる2つの文章の重要度の違いを強調したい場合のみ、thoughを使うと良いでしょう。

 

“Though”を文頭で使う場合の会話例

私の体感的には、”though”を文頭につける表現は、日常会話ではそれほど頻繁に出てくるわけではないのですが、特殊な表現けではないので、日常の中で使うという人もいるのではないでしょうか。

それを考えると、自分ではそれほど使わなかった表現だとしても、文章の作り方くらいは覚えておくことをおすすめします。

それでは”though”を使った例文フレーズをいくつかみていきましょう。

Though I cleaned my room, my mother was still angry.
(部屋の掃除をしたけど、お母さんはまだ怒っていた。)

I was very sleepy today, though I slept a lot last night.
(昨夜はたくさん寝たのに、今日はとても眠たかった。)

Though we invited Maria to the party, she didn’t come.
(私たちはマリアをパーティーに誘ったのに、彼女は来なかった。)

上記のような例文の表現になりますが、このような言い方をするときは、“though”よりも”although”を使う方が多いでしょう。
もう少し違う表現もみてみましょう。

I bought movie tickets for the weekend. Though, I still haven’t got the courage to ask Julia out.
(週末の映画チケットを買ったんだ。まあ、まだジュリアを誘う勇気がでないんだけどね。)

Thank you very much for waking me up so early as always! Though, it’s Sunday today….
(いつも通りこんなに早く起こしてくれてありがとう!でも、今日は日曜なんだけど・・・)

なんとなくニュアンスが伝わるでしょうか。こちらの”though”は文頭についていますが、コンマを使っているところが、前述の3つの例文とは異なります。

この例文では、”though”の部分に「まあ・・・」や「まぁ、でも・・・」のような気持ちがこもっています。そういう表現はカジュアルな表現になるためか、”although”よりも”though”が使われることが多いでしょう。

“Though”を文末で使う場合の例文集

“Though”を文末で使う表現は、前述の気持ちがこもった”though”の表現とよく似ています。しかし文末につける”though”の方が、感情面がもう少し薄いんです。

まずは例文をみてみましょう。

I loved my time in London. I had a lot of things to do and loved parks there. It can be very expensive sometimes, though.
(ロンドンは本当によかったよ。たくさんやることがあるし、あそこの公園がとても好きだった。ただちょっと時々高すぎるんだよね。)

It’s amazing that he always has two or three girlfriends. He isn’t that handsome, though.
(彼にいつも2、3人の彼女がいることには驚きだよ。そんなに美形なわけじゃないのにね。)

また、こんな表現もできます。

A:Do you need a dictionary? I can lend you one.
(辞書必要?貸してあげれるよ。)

B:No, it’s okay. I will use an online dictionary. Thanks, though.
(いやいや、オンライン辞書使うよ。でもありがとう。)

“Though”を文末で使う表現はカジュアルで、「〇〇なんだけどね。」「でも・・・ね」というような、少し柔らかい表現として使えます。これはかなり日常会話で使うことができるので、しっかり使いこなせるようになりましょう。

 

“Even though”の意味とは?

最後に”even”がついた”even though”の意味についてご説明します。「・・・にも関わらず」の”though”に”even”がつくと、”though”を強調するような表現になります。ですから意味はそこまで変わりません。

では例文を見てみましょう。

My mother was still angry even though I cleaned my room as she had told me.
(お母さんの言う通りに部屋を掃除したのにも関わらず、まだお母さんは怒っていた。)

She didn’t come to the party even though we had invited her.
(私たちが誘ったにも関わらず、彼女はパーティーに来なかった。)

He always has two or three girlfriends even though he isn’t that handsome.
(彼はそんなに美形というわけではないにも関わらず、いつも2、3人彼女がいる。)

こちらの例文、ここまでに使った例文の中で、”even though”が生きそうなものをピックアップして文章を作り直してみました。

”though”の代わりに”even though”を使うだけで、文章により感情がこもります。

例えば、怒っている母にうんざりしている様子や、「せっかく誘ってやったのに」と怒っている風景や、「美形じゃないのにモテるなんて信じられない!」という気持ちがこもっているのです。

“even though”は、”though”と使い方はあまり変わりませんが、使いどころがどういう表現をしたいかによって異なるんですね。

 

まとめ

今回は”though”と”even though”についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

こうした表現は、ネイティブスピーカーがどう使っているかも観察しながら、使い方を掴んでいくといいでしょう。似たような表現があるので、どのように使い分けているのかをチェックするのもポイントです。

単に同じ表現を何度も使わないために、バリエーションをもたせているときもあります。英語では同じ表現を何度も使うよりも、表現に幅を作った方が好まれます。

その点も意識して、日頃の英会話に役立ててくださいね。

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