英語で「良いお年を」を伝えよう!厳選10フレーズ

happy holiday


今年ももう終わりを迎えてきました。1年はあっという間ですね。

年末に交わされる挨拶「良いお年を」という言葉を日本では使われますが、英語では「良いお年を」という言葉はなんというのでしょうか?

日本語だと「良いお年を」の他に表現する言葉はありませんが、英語だと実はいろんな表現ができるんです。

今回は、「良いお年を」に関する英語での言い方について
・「良いお年を」を使えるタイミング
・「良いお年を」は英語でなんというのか
・ネイティブの言い方、目上の人への言い方
・文面やメッセージでの言い方

なども含めてご紹介します!

これを読むだけで「良いお年を」の英語のフレーズはばっちりになるので、最後まで見てみてくださいね。

 

「良いお年を」の意味とは?

日本では、「これから年末に向けて仕事を追い込んだり、掃除をしたりと、いろいろ忙しくなりますが、お互い無事に大晦日を迎えられるように頑張りましょう」という意味を込めて使われています。

またお正月に始まる新年が「あなたにとって良い年でありますように」「良いお年をお迎えください」それらを短くして「良いお年を」と挨拶します。

 

勘違いされやすい「良いお年を」を使うタイミングとは?

「良いお年を」の意味がわかったところで、ではいつのタイミングから使われるのでしょうか。

時々、元旦を過ぎてからも「良いお年を」と言う方を見かけますが、正確にいうと、12月20日ごろから12月30日までに使われるのが正しいタイミングです。

年内ではもう会うことがないときの、今年最後の仕事納めのときなどに「良いお年を!」と挨拶しますよね。

明けてからは「良いお年を」と伝えるよりかは、「今年もよろしくお願いします。」と挨拶した方がいいかもしれません。

 

海外での「良いお年を」の使い方

海外でももちろん「良いお年を」という言葉はあります。
多くの場合は、クリスマス〜年末年始のホリデーを祝う時に使われます。

家族でクリスマスを盛大にお祝いする国、アメリカや、オーストラリアでは、クリスマスの日にポストカードを送り合う習慣があります。

その時によく書かれるのが「Merry Xmas and Have a happy new year」(メリークリスマス、良いお年を!)とセットで使われたりします。

 

「良いお年を」は英語で?ネイティブが使う厳選10フレーズ

「良いお年を」は日本語よりも、英語の言い回しの方がたくさんあります。
いつ使うのかによっても少しニュアンスが変わってくるので、言い方を変えながら使ってみてくださいね。

Happy holidays.

気軽に使えるので覚えて欲しいのが「happy holidays!」という言い方。

アメリカでは特に多く使われるのですが、クリスマスから年末年始にかけて長い休暇に入るので「素敵な休日を過ごしてね」「良いお年を」という気持ちをこめて「happy holidays」という言い方をします。

「Merry Xmas」も良いお年をという意味で使われるのですが、「Happy holidays」だと宗教問わず使えるので便利です。

特にアメリカは、移民が多い国なのでこちらの表現の方が、段々使われるようになっています。
「Happy holidays」だとまたクリスマス後にも使えるので、クリスマスから年末にかけて幅広く使えるフレーズです。


Happy new year.

よく聞くこの言葉!「Happy new year!」
日本では元旦に「あけましておめでとう」という意味で使われますよね。

しかし、英語では「良いお年を」という意味でも使われたりします。


Have a happy new year. 
Have a great new year.
(素敵な新年を迎えてくださいね)

happyでもgreatでも特に意味は変わりません。
好きなもので表現してもらって大丈夫です。


Have a happy New Year’s Eve.
Have a great New Year’s Day.

最後に「S」をつけた場合、「New year’s Eve(大晦日) & New Year’s day(元旦)」の2つの日が含まれており、大晦日と元旦を表す言葉になり、12月31日の年末に最も適して使えるニューアンスになります。


Have a great rest of the year.
(今年の残りをよくお過ごしください。)

日本の「良いお年を」の意味に近い表現です。
restは「休憩」という意味でよく知られていると思いますが、「残り」という意味があるんです。

このニュアンスだと、年が明けると使われない言葉になります。


Enjoy the rest of your year.
(今年の残りを満喫してくださいね!)

ネイティブがよく表現するフレーズで自然に使えます。

(ポイント)
・Enjoy the rest of your week.

今週の残りを満喫してくださいね。
your のあとをかえることで、違うときでも言い回しができるので覚えておくと便利なフレーズです。


Wish you and your family the best for 20XX!
(あなたとあなたの家族が20XX年も良い年を迎えられますように!)

メッセージで一言書くときなどにも使えるので、覚えておくと便利です。


I hope you guys have a happy new year.
(みんなにとって良い年になりますように!)

「guys」と使うと会社で立ち去ったり、複数の人に挨拶をするときに非常に便利です。


Hope your dreams come true in the New Year!
(あなたの夢が今年叶いますように!)

なにか頑張っている人に向けていいたくなるフレーズですね。

(ポイント)
「your dream come true」(夢は叶う)は歌詞などにもよくあるお決まりフレーズなので覚えておくと使えますよ。


Have a wonderful holiday!
(素晴らしい休日を!(素晴らしい年越しを))

holidayという言い方が、休暇で嬉しいという気持ちが入っていてネイティブらしくていいですよね。

年越し以外の普段のときでも、長い休暇があるときに使ったりしますよ。

 

上司や目上の人への「良いお年を」の英語での言い方

日本語だと、目上の人に対して「良いお年を」なんていいませんよね。
「良いお年をお迎えください。」というのが正しい敬語での言い方になります。

また、「今年もお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い致します。」の挨拶も一緒にするともっと丁寧に聞こえますよね。

英語も日本語と同じで、「Have a happy new year」の他にもっと丁寧な言い方があります。

例えば、
・Thank you very much for your personal relationship that you extended to me throughout 20XX!
(今年は大変お世話になりありがとうございました。20XXもよろしくお願いします。)

・I wish you and your family the best during this holiday season and I hope the New Year brings you joy and happiness.
(あなたちあなたの家族が最高の休日を過ごし、楽しく幸せな新年を迎えられますように)

・I wish you the best of health and prosperity for many years to come.
(末永いご健勝と繁栄をお祈りします。)

・Enjoy yourself over the Christmas period!
(年末の休暇を楽しんでね!)

 

メールや文面の書き方は?

よくメールや誕生日のメッセージで使われることの多いフレーズ「Best wishes」
このフレーズは、クリスマスカードや新年にメッセージを送るときにも使えて便利ですよ。

「wishやhope」を使うことで気持ちをぐっと伝えることができます。
例文をいくつか紹介しますね。

・Best wishes for the new year.
(良いお年をお迎えください。)

・I wish this year will be the happiest for you.
(今年1年があなたにとって最高の年になりますように。)
the happiest(1番幸せ、最高) はhappy (幸せ)の最上級

・Wish you and your family all the happiness in the coming new year.
(あなたとあなたの家族が最高の新しい年を迎えられますように。)

日本でもよく年賀状などに、「ご家族一同、良いお年を迎えられますように」など書かれていたりしますよね。

家族とも付き合いのある人には「your family」といれると、とてもあたたかい文面になります。

・I hope you will have a great year in 20XX.
(あなたにとって20XX年も、良い年でありますように)

・I look forward to your continued good will in the coming year.
(今年もよろしくお願いいたします。)

look forward to〜を楽しみにしている
the coming year(来る年)

年賀状などに書く「今年もよろしく」の意味と同じようにメッセージで使えます。

・I wish you all much happiness in 20XX.
(20XX年あなたの全てが幸せでありますように)

友達や砕けた感じでも使えるので、おすすめのフレーズです。
「あなたのすべてに幸あれ!」というニュアンスで使えます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本語とは違って、英語だとたくさんの言い回しがあるので楽しいですね。

使う言葉でニュアンスや、使うタイミングなどもあるのでそういうときは、ネイティブに話しかけて学ぶのが1番です。

ネイティブスピーカーと話す機会がない人や、外国人に話しかけたいけど身近にいない人にはオンライン英会話のネイティブキャンプがおすすめです。

365日レッスンができるネイティブキャンプでは、年末年始に今回習ったフレーズを伝えることができますよ!

また、年末に街中などで外国人に出会ったときは、ぜひ勇気をだして自分が気に入ったフレーズを使って声をかけてみてくださいね!

それではみなさん、「Have a new year‼」