年末年始に使える便利な英語フレーズを一気にご紹介!

2017

年末年始は日本語の場合でも色々と挨拶をすることが多いですよね。それは英語でも同じことで、年末年始には特定の挨拶の言葉が飛び交います。また、挨拶だけではなくお決まりのフレーズを使って会話が始まったりもします。

そんな時期に、スラスラと自然に英語フレーズが口をついてでるように予習しておきましょう。

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バイト・職場の仕事納め・初めに使える便利フレーズ!

バイトや職場での仕事納めや仕事初めのとき、日本語ならなんと言うでしょうか。

仕事納めなら「良いお年を」や「来年もよろしく」といったような挨拶が飛び交いますよね。

仕事初めの場合は、「あけましておめでとう」、「今年もよろしく」といったところでしょう。

日本語では、これらの挨拶の言い方が仲良しの同僚に対する場合と、先輩や上司に対する場合で異なりますよね。しかし、英語ではそこまで変化はありません。

まずは仕事納めのときに、英語でなんと挨拶をすればいいのかをご紹介します。

「良いお年を」

Happy new year!
(あけましておめでとうございます)

I wish you a happy new year!
(良いお年を)

Best wishes for the new year!
(良いお年を)

Have a great holiday!
(良いホリデーをお過ごし下さい)

Enjoy the holidays!
(ホリデーを楽しんでね)

といったところでしょう。

英語圏では、クリスマスから元旦まで冬季休暇を取ることもあります。元旦よりもクリスマスの方が重視されているので、新年のお休みは元旦のみという場合が多いようです。

Happy new yearは新年の挨拶だと思っている人が多いのではないでしょうか。これは、「あけましておめでとう」と訳されていることが多いですが、「良いお年を」の方が意味としては近く、年末最後に会うときも年が明けてからもどちらも使えます。

上記のフレーズのなかに「holiday」という言葉が入っていますが、これは年末最後に会うのがクリスマス前であることもあるからです。つまり、「年末年始の休暇を楽しんで」というような時に使えます。

「良いお年を」とは異なりますが、「良いお年を」と言っているとき、暗に「正月休みを楽しんで」という意味を含んでいることもありますよね。そんなときには、この言い回しが使えます。

「Have a great holiday」なんかは、正月休み以外の夏季休暇やイースターホリデー、日本であればゴールデンウィークにも使えるフレーズです。

「来年もよろしく」

See you next year!
(また来年!)

I’m looking forward to seeing you next year.
(来年会えることを楽しみにしています。※カジュアル)

I look forward to seeing you next year.
(来年お会い出来ることを楽しみにしています。※フォーマル)

I look forward to working with you in the coming year.
(来年一緒にお仕事ができことを楽しみにしています。)

英語には厳密に「来年もよろしく」にあたる言葉がありません。ですから、See you next yearのように、また来年会いましょうというような簡単な挨拶にしておくか、来年会えることを楽しみにしているというような言い回しにするかのどちらかになるでしょう。

I’m looking forward to…と、I look forward toは同じ意味になりますが、使う相手により使い分けましょう。

相手が上司や取引先なら I look forward toのほうを使うべきです。

では、次に仕事初めに使えるフレーズも一緒に学んでおきましょう。

「あけましておめでとう」

Happy new year!

仕事初めに「あけましておめでとう」と言いたいときには、これだけで十分です。これは、目上の人に使っても問題ありません。ちなみに、日本では「A Happy New Year」という表記がされていることがありますが、Aをつけるのは間違いです。

もしも文章中で「I wish you a happy new year」という場合は、”a”をつけますが、挨拶としてHappy new yearだけ言う場合は、冠詞の”A”は必要ありません。

英語では新年の仕事初めの挨拶はさらりとしたもので、Happy new yearと言った後は、「How was your new year holiday?(正月休暇はどうだった?)」のような会話をすることはあっても、「今年もよろしく」などの言葉は出てきません。前述の「来年もよろしく」もこれと同じで「See you next year」は言うことはあっても、他のものはあまり使われません。

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クリスマスに使いたい便利フレーズ!

英語圏では、新年よりもクリスマスに重きが置かれています。クリスマス時期になるとクリスマスに関係する話をすることもよくあります。

そんなときに使えるフレーズもいくつか紹介しておきます。

「クリスマス何するの?」

What are you going to do for Christmas?
(クリスマスは何をしますか?)

How are you spending this Christmas?
(クリスマスをどのように過ごしますか?)

Do you have any plans for Christmas?
(クリスマスに何か予定がありますか?)

もしも宗教的にクリスマスをお祝いする宗教ではないと知っている場合は、Christmasではなく、Holidaysに変更して訊くとスマートです。しかし、英語圏にいるときに例えばイスラム教徒の人に「クリスマスは何するの?」と訊いても、怒るような人はあまりいません。普通に「うちはクリスマスしないけど、ホリデーは〇〇をする予定だよ」と返ってくるでしょう。ですから、そこまで神経質になる必要はありません。

「メリークリスマス!」などのクリスマスの挨拶

Merry Christmas!
(メリークリスマス!)

Happy Holidays!
(ハッピーホリデー!)

Have a merry Christmas!
(よいクリスマスを!)

Have a wonderful holidays!
(よい休暇を!)

クリスマス前にお別れの挨拶をするときや、クリスマス中に会ったときに使えるフレーズです。

宗教的な部分を気にするなら、Christmasは使わずに、Holidaysにしておいた方が安心です。(ただし日本国内の場合はクリスマスは祝日ではないので、Holidaysを使うと不自然です。)

冬休み・正月休みに使える便利フレーズ!

年末年始は、日本でも欧米でもホリデーシーズンです。日本ではその連休を使って里帰りをする人、どこかへ旅行へ行く人とさまざまですが、欧米では里帰りをする人が多いようです。

そんなホリデーシーズン前後に使えるフレーズも覚えておくと、年末年始の会話が盛り上がります。

「冬休みは何をするの?」

What are you going to do for the winter holidays?
(冬休みは何をしますか?)

Do you have any plans for the winter holidays?
(冬休みの予定はありますか?)

How are you going to spend the winter holidays?
(冬休みはどのように過ごしますか?)

この言い回しは、前述の「クリスマス何するの?」と同じものが使えます。

この言い方は、どんなことにも使えるので覚えておくと便利です。例えば、「週末何するの?」でも、最後のところをweekendに変更すれば、自然な英語になります。

「冬休みはどこかに出かけるの?」

Are you going somewhere for the winter holidays?
(冬休みはどこかに行きますか?)

Are you going to visit your family for the winter holidays?
(冬休みには家族に会いに行きますか?)

Where are you going to go for the winter holidays?
(冬休みにどこに行きますか?)

こちらも冬休みだけではなく、さまざまな休暇の話をしたいときに使える言い回しです。

覚えて年末年始以外のホリデーシーズンにも活用してみましょう。

最後に休暇後に使えるフレーズもご紹介します。

「冬休みは何をしたの?」

What did you do for the holidays?
(休暇中何をしましたか?)

Where did you go for the holidays?
(休暇中はどこに行きましたか?)

How did you spend the holidays?
(休暇中はどう過ごしましたか?)

How was the winter holidays?
(冬休みはどうでしたか?)

こちらももちろん、冬休み以外にも使えるフレーズです。

こういったフレーズを使っておくと、休暇明けに同僚や友達に会った時の会話が弾みます。

まとめ

英語圏での年末年始の挨拶は、日本に比べるとかなりさらっとしたものです。どちらかというと、休暇中の予定などを訊くフレーズを使って会話をするような場面が多いので、挨拶は簡単なものだけを覚えて、休暇中のことについて訊くようなフレーズをたくさん知っておいたほうがいいでしょう。

相手に訊かれることも多いですから、どのように答えればいいのか事前に考えておくとスムーズです。