英語を話せるようになるために必要な5つのステップ

英語を自然に話せるようになりたいのに、どうすればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。ただ普通に勉強するだけでは、なかなか英語は話せるようになりませんよね。

そんな風に行き詰まっている方のために、ここでは、英語を話せるようになるための方法をご紹介していきます。

1)身の回りのものを少しだけ英語に変えてみる

英語を自然に話せるようになるためには、英語にできるだけ触れることが必要です。

母国語を覚えるときだって、記憶もない小さい頃に、その言語のシャワーを浴びて、段々話せるようになってくるのです。外国語を覚えるときも、そのようにすると、自然に身についてきます。

ですから、まずは身の回りのものを無理のない範囲で英語に変えていってみましょう。

現在の英語レベルにもよりますが、例えばまだまだ英語の勉強を始めたばかりだという方にもおすすめなのが、歌詞が英語の洋楽を聴くということです。意味はわからなくても構いません。ただし、英語の発音に慣れるために、ある程度集中して歌詞を聞いてみましょう。慣れてきたら、音楽を聴きながら口ずさむと発音の練習にもなります。

特に、発音がはっきりしていて綺麗で、スラングをあまり使っていない曲がおすすめです。

古いアーティストにはなりますが、「The Carpenters」の曲なんかは、ゆったりとした曲も多く、発音もはっきりとしていますから、初心者に大変おすすめです。

また、十数年前に世界的に大ヒットしたアメリカのボーイズバンド「Back Street Boys」も、バラード調の曲は歌いやすく、綺麗な発音のものが多いので、おすすめできます。

その他でも、自分が聞き取りやすく、好きだと思うような曲を日常的に聴くといいでしょう。

英語中級者の方は

英語の勉強を始めてからしばらく経つという人には、ニュースを英語で見るようにしてみましょう。英語のレベルが中級くらいまでの人には、まず日本語で同じ内容のニュースを見てから、英語バージョンを見るのがおすすめです。そうすることで、英語を聞いた時に大体何を話しているのか見当がつくので、知らない単語でも意味がわかるようになるからです。

NHKワールドTVでは、24時間ずっと英語が流れていて、ニュースや他の番組のトピックも日本語のニュースでも流れているようなことや、日本人に馴染み深いトピックのものが多いので、理解しやすいはずです。NHKワールドには、ラジオ版もあり、こちらはスマホ用のアプリもありますから、外出先でちょっと英語を・・・というときにはとても便利です。

NHKの番組で「ニュースで英会話」というものがありますが、この番組では、実際にNHKワールドTVで放送された英語ニュースを解説しています。単に英語ニュースを流すだけでは何を言っているかわからなくても、この番組では意味がわかるようになるため、ぐんぐん聞き取り力と語彙力がアップしていきます。

テレビでニュースを見ることは、聞き取り力アップにつながりますが、ゆっくり読みたいという人もいるでしょう。読むことは、「英語を話せるようになる」というのとは離れていると思うかもしれませんが、じっくりと読むことで、英語の文章のつくりや、語彙に慣れることができます。

そこでおすすめしたいのが、「ジャパンタイムズ」のウェブサイトです。ジャパンタイムズのウェブサイトには、英語で書かれたニュースと、その全訳が掲載されています。さらに、その記事を読んだ音声まであり、その全てが無料で使えます。1記事は短いですから、気になっているニュースをジャパンタイムズでチェックすると、そのニュースについて英語で話すということもできるようになるでしょう。

そのほかにも、自分が楽しめるようなものを積極的に英語に変えていってみましょう。例えば、映画が好きだという人は、洋画を見る時には、字幕で見るようにすることをおすすめします。英語のレベルが中上級以上なら、字幕も英語にしてしまいましょう。お気に入りの海外ドラマがある方も、同じようにオリジナルの音声と字幕で見るようにするといいでしょう。

何か特定の趣味がある人は、それに関連したYoutubeチャンネルなどを探してみましょう。ヨガやダンスが好きな人だと、テクニックを説明したチャンネルがたくさんあります。語学が好きな人や、旅行が好きな人も、それに関連したチャンネルは多いですから、ぜひ探してみてください。

日常的なものを英語にすることに慣れるのも、英語が話せるようになるためにはとても効果があるので、英語で日記を書くようなことも、とてもおすすめです。

2)学んだ単語をすぐに使う

英語のレッスンを受けていても、習ったことがなかなか身につかないと感じている人もいるのではないでしょうか。

これは何故かと言うと、習ったことを使っていないからです。新しい単語や言い回しなどは、実際に使ってみることでどんどん身についていきます。

また、レッスン中だけではなく、上記で紹介したような方法で、日常生活で使えそうな単語や言い回しに出会ったときには、積極的に使っていきましょう。英語のレッスンを取っているという人は、レッスン中に講師を相手に、覚えたての単語・言い回しをできるだけ使うようにしてみてください。

具体的には、歌の歌詞や、ニュースを見て出てきた単語、海外ドラマや映画で出てきた使えるフレーズなどがおすすめです。

そんなに頻繁に英語を話せる相手がいないということなら、頭の中で会話を展開してもいいでしょう。口に出したほうが覚えやすいですが、頭の中で会話シミュレーションをすると、実際会話をするときにスムーズにその単語・フレーズが出てくるようになります。

1人でシミュレーションをするなら、通勤・通学中や休憩時間、お風呂に入っているときなど、いつでもできますよね。

3)シンプルに伝えることを心がける

英語がうまく話せないと悩んでいる人に多いのが、日本語で思いついた文章を、そのまま英語にしようとしているということが挙げられます。しかし、これは英語がそれなりのレベルで話せる人にとっても難しいことです。

なぜなら、日本語のニュアンスを100%英語で表現するのは、言語が違う以上とても難しいことだからです。

ですから、英語を話すときには、日本語の内容をそのまま英語にしようとするのではなく、自分が知っている単語でシンプルに伝えるということを意識しましょう。多くの人が知っているような簡単な単語でも、意外とたくさんのことが伝えられます。

例えば、「気のせいだった」と言いたい時、英語でどう言えばいいのかパッと浮かんでくるでしょうか。辞書などを引くと、「It was my imagination.」のような表現が出てきます。これはこれで状況によって使えますが、Imaginationという単語が浮かんでこなければ、詰まってしまいますよね。

ですが、「気のせい」というのは、つまり思っていたことが事実とは違っていたという意味ですから、「I was wrong.」(私は間違っていた)と言っても、通じます。Imaginationと気のせいという言葉が繋がらない人でも、wrongなら、出てくるかもしれません。

厳密には、状況によって「I was wrong」と言うのは適切ではないこともあるのですが、英語中級者くらいまでなら、あまり気にする必要はないレベルです。

また、英語の知識は上級でもあまりうまく話せないという人も、この「シンプルに伝える」ということに慣れていないため、会話が難しく感じている可能性が考えられます。上級者が陥りがちな失敗で、知っている難しめの単語や言い回しを使って会話をしてしまおうとするのですね。

例えば仕事上、「取引先に来社依頼をする」と言いたい時、英語ではなんと言うでしょうか。色々言い方はありますが、こんな堅苦しい言葉ではなく、「I will ask the client to come to our office.」(私たちのオフィスに来てもらうように、クライアントにお願いする)のように言ってしまえば、十分です。このくらいの文章なら、英語中級者までの人でも理解できますし、使うこともできますよね。

こんな中学生で習うような単語ばかりで大丈夫なのかと思うかもしれませんが、実際のビジネスの場合でも、この言い方で問題ありません。

要は、日本語をそのまま訳そうとしなければ、シンプルな言葉だけでいくらでも伝えることができるということです。そして、これが英語が話せるようになるかどうかの、分かれ目とも言えるかもしれません。

「1)身の回りのものを少しだけ英語に変えてみる」で紹介した、英語の映画・ドラマを見ているときにも、その点に注意して見ていると、意外と難しい単語なんて使っていないことに気づくでしょう。

4)目標をより具体的にする

英語を話せるようになるためには、モチベーションを保つことや勉強法の確立も重要です。

そこで、なぜ英語が話せるようになりたいのか、自分の目標を具体的に考えてみましょう。

旅行先で1人で行動できるように、英語が話せるようになりたいということなら、そんなに複雑な英語は必要なく、単純なフレーズを使いこなせるようになるべきです。旅行に必要なフレーズは最低限覚えておく必要があります。

英検やTOEICなどの検定のために英語を勉強するなら、語彙などは、その検定に合わせたものを覚えなければなりません。

世界中に友達が欲しいという場合は、自分のことや、趣味について、そして日本の文化について流暢に話せるようになっていれば、外国人との会話がはずみます。

英語を使って仕事をしたいなら、自分のやりたい仕事の分野に関する専門用語、そしてビジネスにおいて必要な言い回し等を覚える必要があります。

そういった風に、目標別に勉強をしなければならない分野や勉強の仕方が違うので、英語を勉強するときには、目標の明確化が必要不可欠です。自分の目標には適していない勉強の仕方をしていては、英語が話せるようになったように感じなくても無理はありません。

また、英語が話せるようになるまでの間に挫折してしまわないように、モチベーションを保つという意味でも、目標を常に確認し続けるということもおすすめします。

最終的にどうなりたいかを考え、実際にそうなっている自分を想像すると、がんばろう!という気持ちになるはずです。そうなっている自分を想像するときには、楽しい気分になりましょう。英語が話せない・・・と悲しい気持ちになってしまったときには、そういった想像をして気分を高めてください。

5)メリット・デメリットを考える

英語が話せなくて悩んでいる人に多いのが、英語の知識は十分なのに、実際に話すときには話せなくなるというパターンです。こういう人は、英語を書くことは普通にできるという人が多いでしょう。

これに当てはまる人は、まずはなぜ話せないのかを明確にしてみましょう。さまざまな理由が考えられますが、英語を恥ずかしいと感じている人、「話せない」と思い込みすぎている人というのが多いようです。

確かに、私たち日本人にとっては、英語を話すということは恥ずかしいことかもしれません。また、間違えたらどうしようという恐怖があると、頭でたくさん考えてしまって、スムーズに会話もできなくなります。

しかし、そういった一時の恥ずかしさなどで、英語を話さないでいると、ずっと話せないままです。もし、英語がずっと話せなかったら、あなたの生活にどのようなデメリットがあるでしょうか。英語を勉強したい!と思うということは、何かしら英語ができることによって、達成できる目標があるはずです。しかし、恥ずかしさや思い込みで、英語を話さないでいると、その目標を達成できないというのは、大きなデメリットではないでしょうか。

間違えたり、英語を英語っぽく話すのが恥ずかしいという人、「話せない」と思い込みすぎて話せなくなっている人は、英語を話せるようになることによるメリットと、話せないままでいるデメリットを考えてみましょう。

メリット・デメリットを明確化して、やっぱり話せるようになりたい!と思える人は、一時の恥ずかしさなんて忘れてください。また、「話せない」という思い込みもいりません。

間違いを恐れるから、「話せない」と思い込んでしまってはいないでしょうか。しかし、本当のところは、何度でも間違えてみないと、なかなか正しい言い方が覚えられなかったりするのです。

ですから、間違えることは恥ずかしいことではありません。うまく話せないというのも、今の時点では当たり前のことなのです。

ほとんどの人にとっては、恥ずかしさに負けて英語を話せないときのデメリットよりも、英語に慣れるまでの恥ずかしさを乗り越えて、英語が話せるようになったときのメリットの方が嬉しいものではないでしょうか。

あなたにとってのメリットを手にいれるために、どんどん間違えて、つたない英語でも積極的に会話をしてみましょう。特に、英語のレッスンを取っているような人は、講師相手なら、いくらでも間違えていいですし、あなたが話すのを待ってもらっても大丈夫ですから、思いのままに英語を口にしてみてください。講師相手にそれが自然にできるようになれば、他の人に対しても、同じように英語を話せるようになってくるでしょう。

まとめ

英語が話せないと悩んでいる人は、英語に触れる時間が短すぎたり、「恥ずかしい」「話せない」というようなメンタルブロックが関係しているのかもしれません。

ここで紹介したような方法を取り入れれば、気づいたら、自然と自分に必要な英語を使いこなせるようになっているはずです。早速今日から取り組めるものには挑戦してみてください。

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