アメリカで車を運転しよう!知っておきたい運転免許・交通ルールの仕組み!

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みなさんは、アメリカに行ったことがありますか?アメリカに行ったことのある多くの方が思うのが、「国土の広さ」ではないでしょうか。

アメリカの国土面積は約9,833,517平方キロメートル(日本の約25~26倍)です。

世界で3番目に大きい国でもあります。

そんな国土の広いアメリカでは、「車」で移動をする人も多いです。

そこで、今回の記事では、そんな

アメリカで車を運転する魅力や、

アメリカで車を運転できる2種類の免許、日本とアメリカの運転免許の違い、日本人が知っておきたい注意すべきアメリカの交通ルールなどをご紹介します。

またあわせて、知っておくと役立つ運転に関する英単語についてもわかりやすく丁寧に解説していきます。

アメリカで車を運転する魅力

「車社会」ともいわれるアメリカ。そんなアメリカで車を運転する魅力はたくさんあります。

もともと日本でも車を運転する方はもちろん、これまであまり車に興味がなかった方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

雄大な自然を楽しめる

アメリカで車を運転する大きな魅力が、車内から美しく雄大な自然を楽しめるということです。

景色の美しさは圧巻です。
どこまでも続くような一本道や、見渡す限りの荒野など、日本ではなかなか見られないような光景も見られます。

高速道路が基本的に無料

アメリカでは、原則として高速道路(フリーウェイ)は無料です。

一部、トールロードと呼ばれる有料道路もあります。

たとえば、イリノイ州シカゴの街の外側には有料高速道路があります。

また、料金変動制が使われている場所もあります。

たとえば、カリフォルニア州オレンジ郡では、曜日・時間帯・方向によって料金が変わります。

また、3車線や4車線といった複数車線もアメリカならではです。
なかには5車線や6車線という場合もあります。

ガソリン代も日本より安め

一概には言えませんが、ガソリン代も基本的に日本より安めです。

理由としては、アメリカでは国内でも石油が産出されていること、ガソリンスタンドは無人(=セルフ式)の場合も多く、人件費が削られていること、そしてガソリン税が安い(日本は約50%、アメリカでは州ごとに違いますが平均は24%程度)ことなどが挙げられます。

アメリカで車を運転できる2種類の免許

ここからは、アメリカで車を運転できる2種類の免許についてご紹介します。

日本で発行してもらう「国際免許証」

日本ですでに運転免許を持っている方は、日本で国際免許証を発行してもらうことができます。

アメリカは日本発行の国際免許証で運転が可能です。

そして、実は、法律的にはアメリカでは国際免許証がなくても日本の免許のみで運転ができるのです。

しかし、日本語表記のため、何かトラブルや事故などがあったときに、現地の警察官が免許証の確認に時間がかかるというデメリットがあります。

そのため、国際免許証を取得しておく方が良いでしょう。

ただし、国際免許証の有効期限は1年間なので、それ以上滞在する方で車を運転したい方は、現地で運転免許を取得します。

ちなみに、レンタカー会社によっては、免許証翻訳サービスを提供していることもあります。

このサービスを使えば、レンタカー利用の場合は国際免許証を取得する必要がありません(一部の州で例外があります)。

アメリカの「運転免許」

日本で運転免許を持っていない方や、国際免許の期限が切れてしまった方は現地の運転免許を取得しましょう。

すでに日本の運転免許を持っている方は、試験を受けるだけでアメリカの免許が取得できます

免許を持っていない方は、ドライビングスクールに通うか、運転免許を持っている友人や家族などに教えてもらうという方法があります。

日本とアメリカの運転免許の違い

ここからは、日本とアメリカの運転免許の違いをいくつかご紹介します。

いろいろな違いがありますが、ここでは主なものをご紹介します。

免許取得が可能な年齢

アメリカでは、16歳で免許取得が可能になる州が多いです。

例外として、14歳で取得できる州もありますが、こちらは農地内に限られるといった条件があることが多いです。

そのほかの例外としては、カリフォルニア州やハワイ州では17歳、フロリダ州やジョージア州は日本と同じく18歳です。

国土が広く、学校に通うにも車がないといけない場合もありますし、車の方が安全だという理由もあるようです。

免許取得にかかる費用

日本と比べて、アメリカは免許取得にかかる費用が一般的に安いです。

約1~2万円ほどで取得することができます。

これは、免許を持っている友人や家族に教えてもらう場合はほとんどお金がかからずできること、ドライビングスクールに通ってインストラクターに教えてもらう場合でもそれほどかかりません。

それに比べて日本では約20~30万円ほどかかることが多いでしょう。

試験の難易度・言語

日本の運転免許の試験は特に厳しいと言われています。

アメリカの運転免許の筆記試験は◯×クイズ形式の簡単なものです。

また、試験を受ける言語についても、複数の言語のなかから選べたり、辞書の持ち込みが可能な場合もあります(州によっては英語のみというケースもあります)。

注意すべきアメリカの交通ルール

ここからは、日本人が注意すべきアメリカの交通ルールについてご紹介します。

左ハンドル・右側通行

日本の交通ルールと大きく異なるのが左ハンドル・右側通行という点です。

意外と慣れるまでに時間がかかるので、初めは人通りの少ない場所で運転の練習をするとよいでしょう。

距離・速度がマイル表示

アメリカではキロメートルではなく、マイルで表示されます。

1マイルは約1.6㎞というのを覚えておくのがおすすめです。

赤信号でも一時停止すれば右折可能

赤信号でも、一時停止し、対向車・歩行者が来ていないことを確認できた場合右折することが可能です。

ただし、「NO TURN ON RED」という標識がある場合は右折できません。

「ALL WAY STOP」という標識

「ALL WAY STOP」または「STOP ALL WAY」という標識は、全車一時停止という意味です。

信号のない交差点によくあります。
ここでは、先に交差点に到着した車が優先的に出発するという決まりになっています。

知っておくと役立つ運転に関する英単語

最後に、アメリカで車を運転するにあたって知っておくと役立つ運転に関する英単語をご紹介します。

車に関する単語

まず、車は「car」です。

ハンドルは「(steering) wheel」といいます。

steerはあまりなじみがないと思いますが「操縦する・運転する」という意味があります。

steeringは省略されることも多いです。
wheelは「車輪」「輪」という意味があります。

ちなみに、handleというと動詞で「~を扱う」という意味になるので気をつけましょう。

そのほか、
ウィンカーは「turn signalまたはblinker」、
サイドブレーキは「parking brakeまたはemergency brake」、
アクセルは「gas pedal」、
クラクションは「car horn」といいます。

それぞれ、日本語のカタカナ語のままでは通じないので、気をつけてくださいね。

ちなみに、同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語では車に関する単語でも違いがあります。

たとえば、ウインカーはイギリス英語では「indicator」、サイドブレーキは「handbrake」といいますよ。

交通に関する単語

交差点は「intersection」、
横断歩道は「crosswalkまたはpedestrian crossing」、
迂回路は「detour」、
路肩は「shoulder」、
合流は「merge」といいます。

これらとあわせて、ぜひ先ほどご紹介した
NO TURN ON RED」や
ALL WAY STOP」または「STOP ALL WAY」なども覚えてみてくださいね。

ちなみに、こちらの交通に関する英単語もイギリス英語とアメリカ英語では違いがあります。

たとえば、イギリス英語で交差点は「crossroadまたはjunction」、横断歩道は「zebra crossing」といいます。

まとめ

今回の記事では、留学や旅行の渡航先としても常に人気が高く、また多くの日本人が企業などの駐在員として滞在しているアメリカの車事情についてご紹介していきました。

アメリカで車を運転する魅力や、アメリカで車を運転できる2種類の免許、日本とアメリカの運転免許の違い、日本人が知っておきたい注意すべきアメリカの交通ルールなどについてわかりやすく解説しました。

またあわせて、知っておくと役立つ運転に関する英単語についてもご紹介しました。

記事のなかでもご紹介したとおり、国土が広く自然も豊かなアメリカで車を運転する魅力はたくさんありますが、日本と大きく交通ルールが違ったり、日常生活ではなかなか使わない英単語が出てきたりと、気をつけるべきことはたくさんあります。

ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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