バンクーバー国際空港を徹底解説!免税店やラウンジ、ホテルなども紹介

バンクーバー国際空港、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

自然と都会の良さをどちらも味わえるバンクーバーの玄関口、バンクーバー国際空港
留学やワーホリ、移住でバンクーバーに訪れる前に、空港の特徴について知っておきたいものです。

本記事では、バンクーバー国際空港の基本情報、免税店やラウンジ、周辺のホテルについてや、バンクーバー市街地へのアクセス方法などを幅広く解説しています。

これから初めて、あるいは久しぶりにバンクーバーに訪れる方は、ぜひ最後までお読みください。

バンクーバー国際空港とは?

カナダの西海岸側の玄関口であるバンクーバー国際空港(空港コード:YVR)

以下では、バンクーバー国際空港の特徴について詳しく解説します。

トロント・ピアソン空港の次に大きな空港

バンクーバー国際空港は、カナダ東部の玄関口であるトロント・ピアソン空港の次に大きな空港です。

空港があるのは、バンクーバーのダウンタウンから西15kmほどのリッチモンド市・シーアイランド
島の中にあります。
バンクーバー国際空港からは、カナダ国内だけでなく、世界各国への国際線も数多く就航しています。

メインターミナルには食事のできるレストランやカフェ、ショッピングエリアが充実し、待ち時間も退屈しない作りになっています。

ターミナルは2つ

バンクーバー国際空港のターミナルは、メインターミナルとサウスターミナルの2つで構成されています。

サウスターミナルは水上飛行機やヘリコプターなどが発着するターミナルのため、一般旅行者が利用するのは基本的にメインターミナルに限られています。

メインターミナルは、以下のように国際線、アメリカ専用の米国線、国内線、3つのコンコースに分かれています。

コンコース名 特徴
国際線(コンコースD) ・世界各地からのフライトが離発着
・日本からバンクーバーへの直行便もコンコースDに到着する
・3つのコンコースの中で最も免税店やレストラン、ラウンジなどが豊富
国内線(コンコースB・C) ・バンクーバーからカナダ各地へのフライトが離発着
米国線(コンコースE) ・アメリカへのフライトが離発着

日本からも直行便が就航

日本からバンクーバーへ向かう直行便は、成田空港や羽田空港、関西国際空港から就航しており、およそ9時間かかります。

直行便を就航しているのは、エア・カナダ、JAL、ANAの3社。
LCCだとZIPAIRも運行しています。

成田空港:エア・カナダ、JAL、ZIPAIR
羽田空港:ANA
関西国際空港:エア・カナダ

なお、乗り継ぎ便でバンクーバー国際空港に向かう場合は、大韓航空やキャセイパシフィックをはじめ、さまざまな航空会社を利用できます。

バンクーバー国際空港での入国審査の流れ

バンクーバー国際空港に到着してから入国審査までの流れは、他の国と大きく変わりませんが電子化が進んでいるので比較的スムーズです。
以下では、バンクーバー国際空港での入国審査の流れを紹介します。

Arrivalsのサインへ向かう

飛行機を降りたら、Arrivals(到着)サインへ進み入国審査を受けます。

エスカレーターで3階に上がり、All Passengers(すべての乗客)のサインに従って進みましょう。
さらに進むとエスカレーターが見えるので、1階に降ります。

エスカレーターを降りたところの2体のトーテムポールの後ろにあるのが、Border Xpressです。

入国時には紙ではなく、Border Xpress(ボーダーエクスプレス)という機械に必要事項を入力します。
英語が苦手でも日本語入力ができるので安心してください。
記入内容は海外渡航の際に聞かれる基本的な内容のみ。

外国人用とカナダ国籍用、それぞれ列があるので、外国籍パスポート・Foreign Passportsに進み、Border Xpressを記入します。

以下では、Border Xpressで登録する内容を見ていきます。

Border Xpressを登録する

Border Xpressは、機械の案内に従って登録しましょう

申告人数:申請する人数

居住地:日本を選択(出身が日本以外の場合は、該当する国や地域を選択)

経由ルート:米国から・米国以外の国から直接・米国以外の国から米国経vyでの3つから選択

パスポートをスキャンする:顔写真のページを機械に読み込ませる

顔写真の撮影:事前に帽子やサングラス、マフラーなどを外す

滞在目的:該当する目的を選ぶ

滞在期間:到着日〜出発日までの日数を登録

免税範囲:はい・いいえで回答

危険物有無など「すべていいえ」を選択し、申請が本当であれば「証明する」を押す

入力後に出てきたレシートを受け取り、入国審査官の方に進みます。
入国審査官からは滞在目的や日数、どれくらいの現金を持ってきているか、どこに泊まるかなど質問をされる可能性があるので冷静かつ簡潔に答えましょう。

無事入国審査を通過したら、預けていた荷物を受け取り、出口にてスタッフにレシートを渡すと到着フロアへと出られます。

ターミナル間の移動は基本徒歩で移動可能

バンクーバー国際空港の国際線・米国線、国内線はそれぞれ隣接しているため、徒歩で移動できます。
しかし、それぞれのコンコースはかなり広いので、飛行機の時間には余裕を持って行動しましょう。

なお、サウスターミナルは別の建物にあるため、サウスターミナルへの移動時はターミナルシャトルを利用します。

バンクーバー国際空港の免税品店やレストラン

バンクーバー国際空港には免税店やレストラン、ショッピングエリアなどが充実しています。
以下では公式サイトの情報をもとに、国際線コンコースの周辺を中心に、セキュリティ通過前と通過後に利用できる施設を紹介します。

セキュリティ通過前に利用できるレストラン・お店

セキュリティ通過前には、カナダで有名なカフェTim Hortonsや大手ファミレスのWendy’sなどを楽しめます。

また、Japadogという日本の料理をパンにはさんだホットドッグ店もおすすめ。

ロッタリーチケットのお店やスナックや本を購入できるお店、お土産を購入できる場所もあります。

※参考URL:https://www.yvr.ca/en/passengers/shop-dine-and-services/dine?terminal=International&security=Before&category=dine

セキュリティ通過後に利用できる免税店やレストラン

セキュリティ通過後は、有名ブランドをはじめ、免税店でのショッピングも楽しめます。

BurberryやBULGARI、CartierやHermès、MonclerやOmega、Salvatore Ferragamoなど世界中の高級ブランドショップが充実しています。

なお、日本でもなじみのあるスターバックスやサブウェイなど、レストランも豊富。
他にもA&WやChurch’s Texas Chickenといったファストフードや日本食のレストランもあります。

※参考URL:https://www.yvr.ca/en/passengers/shop-dine-and-services/dine?terminal=International&security=After&category=dine

バンクーバー国際空港のラウンジは4種類

2025年8月現在、バンクーバー国際空港のラウンジは4種類。
航空会社運営のラウンジが3つ、航空会社以外運営のラウンジは1つです。
空港内には合計10箇所にラウンジがあります。

なお、プライオリティパスが利用できるのは「SkyTeam LoungeとPlaza Premium Lounge」のみ。

以下では、コンコース別のラウンジ設置状況と、プライオリティパスを使用できる2つのラウンジの特徴について解説します。

コンコース別ラウンジの設置状況

バンクーバー国際空港内には、以下の場所にラウンジがあります。

国内線 ・Air Canada Maple Leaf Lounge
・Plaza Premium Lounge(2箇所)
国際線(アメリカ以外) ・Air Canada Maple Leaf Lounge(2箇所)
・Plaza Premium Lounge
・Plaza Premium First
・Cathay Pacific First and Business Class Lounge
・SkyTeam Lounge
国際線(アメリカ) ・Air Canada Maple Leaf Lounge
・Plaza Premium Lounge

プライオリティパス使用可能①:Plaza Premium Lounge

Plaza Premium Loungeは全てのコンコースにあり、食事やスナック、アルコールを楽しめます。

なお、Wi-Fiも利用可能です。

アルコールは時間によっては提供されないようなので、事前に確認しましょう。
追加料金でプライベートルームを借りられるので、集中して仕事したい方や一人でゆっくりしたい方にぴったりです。

営業時間は4:45〜21:00と24時間営業ではないため、深夜に到着する場合は注意が必要です。
特に深夜帯には空いていない可能性が高いです。

プライオリティパス使用可能②:SkyTeam Lounge

SkyTeam Loungeは、国際線コンコースGATE53の近くにあります。

プライオリティパスでは最長4時間滞在でき、大人1名につき12歳未満の子ども1名の入室が無料となっています。

食事や飲み物はもちろん、シャワールームも充実。
Wi-Fiも設置されているので、パソコンの利用もスムーズです。

他のラウンジ同様、ビジネスクラスや上級会員が利用する場であるため、カジュアルすぎる服装は控え、靴とシャツを着用するのが良いでしょう。

営業時間は5:30〜深夜1:00です。

バンクーバー国際空港周辺のホテル

バンクーバー国際空港には空港に隣接するホテルや近隣にホテルがあるので、深夜便や早朝便を利用する方はホテルステイがおすすめです。
以下では、バンクーバー国際空港近隣のホテルを3つ紹介します。

Fairmont Vancouver Airport

Fairmont Vancouver Airport(フェアモント・バンクーバー・エアポート・イン・ターミナル・ホテル)は、バンクーバー国際空港内にあるホテルです。

美しい山や滑走路の眺めを楽しめる386室ものゲストルームやスイートルームを揃えて、多彩なレストランや屋内プール、スパなども充実しています。

北米1位に輝いた実績もあります。

料金はシーズンによって異なりますが、最安値で1泊3万円後半ほどです。

ルームサービスは24時間利用可能と、サービスは充実!
また、空港内送迎サービスや自転車のレンタルサービスなどもあります。

The Westin Wall Centre, Vancouver Airport

The Westin Wall Centre, Vancouver Airport(ザ・ウェスティン・ウォール・センター・バンクーバー・エアポート)は、フレーザー川の近くにある4つ星ホテルです。

空港とホテルの間で4:00〜23:30にシャトルバスが30分間隔で運行しているため、利便性が高く空港までのアクセスに便利です。

客室は188室あり、フロントデスクやビジネスセンターは24時間対応しています。
1泊の料金は最安値3万3千円から。
レストランやプール、フィットネスなどが完備されているほか、無料でWi-Fiも利用できます。

Radisson Blu Vancouver Airport Hotel & Marina

Radisson Blu Vancouver Airport Hotel & Marina(ラディソン・ブル・バンクーバー・エアポート・ホテル & マリーナ)は、空港のすぐそばにあるホテルです。

シャトルバスも運行しているので、アクセスも便利です。

空港からかなり近いためタクシーで約10分程度で到着します。

1泊の金額は約2万5千円ほど。
敷地内はテラスなどもあり、緑豊かな空間が広がります。
屋上での食事やフィットネスの利用などもできるので、リラックスしたい方にぴったりです。

バンクーバー市街地へのアクセス方法

バンクーバー国際空港から街中までのアクセスは、主に電車、タクシーまたは配車アプリ、ホテルや学校などの空港送迎の4通りです。

バンクーバー国際空港は都市圏から比較的近い位置にあるため街中へのアクセスも良好。
市内まではタクシーや公共交通機関で30分程あればアクセスできます。

スカイトレインという電車を使えば、バンクーバー市内には30分、リッチモンドには20分以内で到着します。
駅は空港の3階、国際線と国内線コンコースの中間あたりにあります。

駅までの道筋も標識があるので、迷わず向かえます。
運賃は9.65CAD(約1,000円)見ておきましょう。

タクシーでの移動も時間的にはあまりかわらずバンクーバー市内まで20~30分程度。
目的地に直接行けるのはタクシーや配車アプリの方が楽でしょう。
金額は30~50CAD(4,000~6,000円)にプラスしてチップを払うくらいの額です。
ちなみに、バンクーバー国際空港を基点にタクシーの運賃はゾーンごとに定額で設定されています。
配車アプリはUberを事前にダウンロードしておくと滞在中も便利です。

滞在先にとにかく直行したい場合は、空港送迎を活用しましょう。
ホテルやツアー、エージェントサービスに空港送迎をお願いできることもあるので、予約時に確認してみてください。

自分の状況に合わせて、適切なアクセス方法を選んでくださいね!

まとめ

バンクーバー国際空港の基本情報やターミナルの施設や周辺のホテル、ダウンタウンへの移動手段などを紹介しました。
空港の施設や営業時間などは変更される可能性もあるので、利用前に最新情報を確認しましょう。

空港は入国・出国時にほぼ必ずアクセスする場所。
本記事が、バンクーバー国際空港で待ち時間を有意義に過ごしたい方やスムーズに移動したい方の参考になることを願っています。

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