短期留学に興味がある方へ~短期留学のメリット・デメリットや費用とおすすめの国を徹底解説! ~

短期留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

英語に興味があるのなら挑戦したくなる留学。なかでも、短期留学は挑戦しやすいおすすめの留学手段です。それでも体ひとつで海外に足を踏み込むことに不安を持っている人もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、短期留学におけるメリットやデメリットをご紹介していきます。

短期留学の特徴

留学は、大きく分けて長期留学と短期留学に分けられます。

長期留学とは、留学期間が4カ月から年単位の留学で、語学習得や大学などでの留学です。

一方、短期留学は、3カ月までの留学で、語学習得や異文化体験を目的としたプログラムです。

特に近年は、限られた時間を活用し英語を効率的に学びたいというニーズにより、多様な選択肢があります。

・プログラムは柔軟性が高く、仕事や学業の合間に組み込めるのが特徴。例えば、社会人がゴールデンウィークやお盆休み、学生が夏季休暇を利用して参加するケースも多い。

・現地の学校が提供する集中型の授業が主流で、1日4~8時間の授業で、限られた期間でも着実な成果が期待できる。

・滞在先はホームステイや寮が一般的だが、フィリピンのセブ島などではコンドミニアムを利用するプランも人気。

・グループレッスン以外に、英語圏の国では教師宅、フィリピンでは学校でもマンツーマンレッスンを受けることができる。

・レッスン以外に異文化体験やアクティビティなどが組み込まれているプログラムもある。

以上のような特徴がありますが、今回の記事では、短期留学について詳しく説明します。

短期留学のメリット

まず、短期留学のメリットとして次のようなものが挙げられます。

1. 費用が比較的安価

短期留学は長期留学と比較して、授業料や滞在費、航空券などの総額が抑えられます。

例えば、セブであれば、授業料、寮滞在で1週間のプログラムだと10万円~15万円のプランが多く、限られた予算でも充実した学習が可能です。

この手軽さが、学生や若い社会人を中心に人気を集めています。

2. 学習環境に適したプログラム

短期留学のカリキュラムは、マンツーマンのレッスンや少人数のクラスが主流です。

これにより、初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせて効果的に学ぶことができます。

特に語学学校は、発音やスピーキングなど特定のスキルに焦点を当てたコースも提供しています。

私自身もオーストラリアで短期留学した経験がありますが、午前は一般英語の授業、午後はIELTSの試験対策コースを取っていました。

3. 異文化体験を通じた成長

現地の生活を体験することで、語学以外にも異文化理解やコミュニケーション力が向上します。

例えば、お店で買い物をしたり、ステイ先でホストファミリーと過ごすことで、その国の文化や習慣を肌で感じることができます。

これは留学で現地に滞在していなければできない貴重な体験です。

4. 自己成長とキャリア形成

短期間でも、海外で生活する経験は自信や自己成長をもたらします。

また、英語力の向上はキャリア形成にも役立ち、転職の際の自己アピールや職場でもグローバルな視点を持った人材として評価されるきっかけとなります。

短期留学のデメリット

短期留学はメリットだけではなく、短期だからこそのデメリットもあります。

1.時間の制約で学べることが限られる

短期では習得可能な英語スキルが限られるため、幅広いスキルの向上は難しいです。

個々の目的や目標に合わせて特定スキル(例:TOEICスコア向上)に集中する必要があります。

2.慣れた頃に留学期間が終わってしまう

異文化への適応に時間がかかる場合、留学先の環境に慣れたと思った頃に留学期間が終了してしまう可能性があります。

これは語学習得の面でも同じで、会話力がついてきてこれから会話をもっと楽しめると思った頃に帰国しなければならない、といったこともよくあるケースです。

3.費用対効果が長期留学に比べ良くない

欧米の短期留学は、航空券なども含め高額な費用がネックとなり留学費用全体で見た時に費用対効果が長期留学ほど良くないです。

ですが、フィリピンであれば航空券もLCCがあるためその点が軽減されます。

短期留学で英語を伸ばすためのコツ

短期留学で効率的に英語を学ぶためにはコツがあります。

そのコツについて、私自身の実体験も踏まえ説明します。

1.目標設定

短期留学は、多くのことを学ぼうとしたり、逆に現地で授業を受けさえすれば良いという感覚で行くことはNGです。

限られた時間の中で最大限の効果を得るために必要なことは具体的な目標です。

例えば、「TOEFLスコアを20点向上させる」といったより具体的な目標を持つとモチベーションが高まります。

2.授業以外でなるべく実践する

留学して現地で学べる最大のメリットは、学んだことをすぐにアウトプットして実践できる環境があることです。

そのメリットを活かすためにも、ステイ先、地元のお店などでの会話を通じて、現地の日常英語に触れたり実践する機会を増やしましょう。

人によっては、別に話すことがないから会話ができない、と思うかもしれません。

ですが、会話の練習が目的であれば、話す用事を作れば良いです。

例えばお店に行って買いたいものがどこにあるのか分かっているけれど、あえて英語で訊いてみる、といった事をすれば話す機会は作れます。

3.日本人とも英語で話す

これは私がオーストラリアで実際にしていた方法です。

留学先では、選ぶ学校や時期によっては日本人が多かったり、できる友達も日本人が多いということがあります。

とは言えずっと日本語を話していれば英語力はつかないので、お互いに授業以外でも英語で話すようにすれば練習になります。

日本人同士なのに英語で話すことに気恥ずかしさを感じたり面倒だと感じるかもしれません。

ですが、外資系企業やグローバル企業であれば、日本人に対し英語で話す機会はあります。

将来的にそういった企業で勤務したい人であれば、そのような状況に慣れておくことも大事です。

短期留学におすすめの国

短期留学は複数の国で可能で、選択肢がいくつかあります。

ここでは特におすすめの国を挙げ、それぞれの特徴と魅力をご紹介します。

1. フィリピン(特にセブ島)

特徴:フィリピンは特に英語教育が盛んで、セブ島はその中心地として有名です。

マンツーマン授業が主流で、発音やスピーキング力を効果的に向上させることができます。

魅力:1週間あたりの総費用が10万~15万円とリーズナブルで、リゾート環境で学びながら観光も楽しめます。

滞在先の種類や学習時間も多様で、学生から社会人まで幅広く対応します。

2. オーストラリア

特徴:自然豊かな環境と都市生活のバランスが取れた人気の留学先です。

語学学校はシドニー、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市に多く集まります。

魅力:アクティビティが豊富で、留学中にサーフィンや野生動物観察などが楽しめます。

ただし、物価が高いため、短期留学でも20万~30万円程度の予算が必要になる場合があります。

3. アメリカ

特徴:ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では、国際的な学びの場が整っています。

ビジネス英語やTOEFL対策に特化した学校も多いです。

魅力:一流大学や教育機関でのプログラムに参加でき、グローバルな人脈を作る絶好の機会です。

ただし、生活費や授業料が高く、1週間あたり約25万~40万円になることが一般的です。

4. カナダ

特徴:治安が良く、多文化が共存する環境が魅力です。

トロントやバンクーバーが人気の都市で、自然に囲まれた学習環境を求める方に最適です。

魅力:英語のほか、フランス語圏のプログラムも選べます。

費用は約20万~30万円ですが、学校や滞在先の質は高いと評価されています。

フィリピンは他国と比較して1週間10万~15万円と圧倒的に費用が安く、マンツーマン授業が充実している点で優れています。

治安や滞在先の質が他国に比べ劣るものの、短期留学であれば大きな懸念点にはなりにくいです。

短期留学にかかる費用について

次に、先の項目で取り上げた短期留学におすすめの国の留学費用です。

留学費用は、同じ国でも選ぶ都市、学校やコース、滞在先より差が出るため、あくまでも目安です。

1. フィリピン

授業料: 週5万~8万円。

滞在費: 学校寮やホームステイで1週間3万~5万円程度。食事付きのプランが多い。

航空券: 往復で約5万~10万円。日本からのフライト時間は約4~5時間と近く、格安航空券も多く出回っています。

その他: 教材費や入学金で1万~3万円。

合計費用: 1週間で約10万~15万円。

2. オーストラリア

授業料: 週10万~15万円。

滞在費: 寮やホームステイで1週間6万~10万円程度。シェアハウスも多く、コストを抑えることが可能です。

航空券: 往復で約10万~15万円。フライト時間は日本から約8~10時間。

生活費: 外食は高めで、1食あたり1,000~2,000円程度。ただし、自炊をすればコストを抑えられます。

合計費用: 1週間で約20万~30万円。

3. アメリカ

授業料: 週15万~20万円。

滞在費: 寮やホームステイで1週間7万~12万円程度。都市部ほど高額ですが、郊外であれば比較的安価な選択肢もあります。

航空券: 往復で約12万~20万円。日本からのフライト時間は約10~12時間。

生活費:外食費は高めで、1食あたり1,500~3,000円。自炊用の食材も都市部では割高です。

合計費用: 1週間で約25万~40万円。

4. カナダ

授業料: 週10万~15万円。

滞在費: 寮やホームステイで1週間5万~10万円程度。郊外では、費用を抑えた滞在も可能です。

航空券: 往復で約10万~15万円。日本からのフライト時間は約9~11時間。

生活費: 物価はアメリカよりやや安いですが、都市部では1食1,000~2,000円程度。

合計費用: 1週間で約20万~35万円。

フィリピンは欧米諸国に比べて授業料や生活費が格段に安く、同じ期間でも費用を約半分以下に抑えられます。

また、マンツーマン授業が主流であるため、学習効果が高く、コストパフォーマンスに優れています。

まとめ

短期留学は、限られた時間で英語力を向上させ、異文化体験を通じて自己成長を実現する貴重な機会になります。

中でもフィリピン(特にセブ島)は、費用対効果や学習環境、観光の魅力を兼ね備えており、特におすすめの留学先です。

今回の記事を参考に、自分に合った短期留学先を選択してください。

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