語学留学だけでは英語は話せないのか? 上達におすすめの国や期間を解説します!

語学留学、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「語学留学で英語を学びたい」「英語を学ぶならどこの国がいい?」そう考える方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、語学留学したからといって必ず英語が話せるようになる訳ではありません。しかし、留学は単なる学習だけでなく、さまざまな付加価値を得ることができる体験です。

そこで今回は、「語学留学で英語を学ぶべき期間や魅力」「語学留学におすすめの国3選」をご紹介します。費用の目安についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

英語力をつけるための留学期間の目安

語学留学には、数週間の超短期留学から数年におよぶ長期留学までさまざまな期間があります。それぞれの目標と現在の英語レベルによって期間を決めることが大切です。

3か月~半年の語学留学が人気

一般英語を身に付けるためには、最低でも3ヶ月から半年の語学留学がおすすめです。3か月~半年という期間があれば、コミュニケーションを通じて基本的な語彙や文法を学び、リスニング·スピーキングスキルを身に付けるのに十分でしょう。

ビジネス英語を学ぶなら1年程度

一方で、ビジネス英語を学びたい場合は、1年程度の語学留学がおすすめです。1年間という留学期間があれば、専門的な英語スキルを習得する機会が増え、現地でのインターンシップなどを通じて実践的な経験を積むことも可能です。

語学留学のメリット

語学留学を考えている学生や社会人の方は、留学によって「何を学べるのか」気になるところでしょう。ここでは、語学留学のメリットを3つご紹介します。

語学留学なら生きた英語を勉強できる

語学留学のメリット一つ目は、英語圏で使われている「ナマの英語」を学ぶことができる点です。日本の英会話教室で学ぶ英語と、ネイティブスピーカーが日々の生活でつかう日常英語では微妙な違いがあります。語学留学ならスラングやイントネーション、特有のアクセントなど、学校ではなかなか学べない生きた言語を直接体験することができます。

また、現地の人々との会話を通じて、リアルタイムで英語を使う力が磨かれるため、リスニング能力も飛躍的に伸びるでしょう。特に、日常的な会話の中で使われる速いスピードの英語に慣れることで、耳を鍛えることができるので、短期でも留学するメリットは大きいでしょう。

海外から日本を見れるようになる

語学留学のメリット二つ目は、日本を外から見る貴重な体験ができることです。普段日本で当たり前に感じている文化や習慣を、他国の文化の中で客観的に捉えることができるため、異なる視点から物事を学ぶことができます。例えば、日本の礼儀正しさやサービス精神は海外では特異に映ることが多く、逆に海外の効率性や多様性が新鮮に感じられるかもしれません。

また、語学留学先の友人や知人に日本を紹介する機会も多く、自国の文化や社会について改めて考え直し、自分の言葉で伝えることでより一層理解が深まります。語学留学を経験することで、グローバルな視点を持ち、国際社会の中で幅広く活躍できる人材へと成長することが期待できるでしょう。

ホームステイにより自立心が芽生える

語学留学のメリット三つ目は、ホームステイにより自立心が芽生えることです。留学の条件にもよりますが、料理、洗濯、掃除など、日常生活で必要な家事を分担することがあるかもしれません。「自分のことは自分でする」という自立心が養われるでしょう。

異なる環境で生活してきた他の家族と一緒に生活するホームステイは、単に語学留学の英語力だけでなく、自立心、コミュニケーション能力、問題解決能力など、さまざまなメリットが得られることも魅力的なスタイルです。

英語力を上げられるおすすめの留学先

留学する場所によって得られる英語力や体験が異なります。ここでは、英語力を効果的に向上させるためのおすすめの留学先を3つご紹介します。

おすすめの国①:ニュージーランド

オーストラリアの南東に位置するニュージーランドは、大自然を満喫しながら英語を学べる語学留学先として人気です。映画『ロード·オブ·ザ·リング』や『ホビット』の舞台となった雄大な自然が出迎えてくれるため、ハイキングや自然でのアクティビティが好きな方には特に人気があります。

ニュージーランドでは、先住民族の『通称:マオリ』とイギリスからの移民『通称:キウイ』、そして各国からの移民が暮らしています。また、人口が約500万人なのに対して、羊はその約5倍の2,500頭程いると言われています。とはいっても、ほとんどの羊が郊外で放牧されているため、街中で出会うことはありません。

ニュージーランドには多くの質の高い語学学校があり、柔軟なプログラムが用意されているため、語学留学に適しています。さらに、ニュージーランドの自然豊かな環境は、学習のストレスを和らげ、リフレッシュするのに最適です。週末には、旅行やアウトドアを楽しむことで、現地の文化や自然を体験しながら英語力を磨くことができ、海外留学の醍醐味を味わえます。

おすすめの国②:マルタ

イタリアの南に位置するマルタは、地中海に浮かぶ美しい島国で、英語力を向上させたい留学生にとって人気の留学先です。特に、マルタは小さな国でありながら、多様な文化が交差する場所であるため、語学留学を通じて国際的な視野を広げる絶好のチャンスとなります。

さらに、マルタの魅力はその豊かな歴史と文化にもあります。週末や休暇には、古代の遺跡や美しい島の海岸線を訪れることができ、学ぶだけでなく、リフレッシュも兼ねて充実した時間を過ごすことができます。マルタの温暖な気候も、語学留学中の学生にとって過ごしやすい環境となっており、英会話の学習に集中しやすいでしょう。

生活費や学費も比較的リーズナブルで、ヨーロッパの他の国々(イギリス·フランス·ドイツなど)と比べると、費用対効果が高いのも魅力の一つです。英語を学ぶだけでなく、マルタならではの観光や文化体験を通じて、総合的なスキルアップを図ることができる、語学留学におすすめの国です。

おすすめの国③:フィリピン

フィリピンへの語学留学がおすすめな理由は、留学費用が安いことです。授業料や生活費が、アメリカやカナダ、イギリスへの留学と比較して半額程度と格安なため、語学留学費用を抑えたい方にとって非常に魅力的な国です。

さらに、フィリピンの文化や人々は非常に親しみやすく、語学留学を考える留学生を温かく迎え入れてくれるため、異文化交流を楽しみながら英語力を磨くことができるのも大きな魅力です。

フィリピンの美しい自然環境や多様な観光地も、学びの合間のリフレッシュに最適です。ビーチや山、都市の賑わいを楽しむことで、勉強だけでなく、留学生活全体を充実させることができるでしょう。

語学留学費用の目安

語学留学を計画する際には、生活費も含めた費用がどのくらいになるのか確認することが大切です。留学費用は、渡航先や滞在期間、生活スタイルによって大きく変わります。一般的に、語学留学にかかる費用は、「授業料」「滞在費」「食費」「交通費」「その他の生活費」といった要素で構成されています。

授業料は、留学先の国や学校の種類、コースの内容によって異なります。例えば、ニュージーランドの語学学校では、1か月あたりの授業料が約10万~20万円程度が一般的です。一方、フィリピンやマルタなどの国では、比較的リーズナブルで1か月あたり5万~10万円程度で済むこともあります。

また、現地の語学学校ではなく大学に通う場合は、さらに高額になることが予想されます。例えば、アメリカやイギリスの大学に通う場合、1年間の授業料は100万円を超えることも珍しくありません。

滞在費も、選択する滞在形式によって大きく変わります。ホームステイや学生寮は1か月あたり5万~15万円程度が目安ですが、ホテルやアパートを選ぶとそれ以上の費用がかかることがあります。食費は、外食の頻度や自炊の有無によって異なり、1か月あたり2万~5万円程度が一般的です。

交通費については、現地での移動手段や通学方法によって変わりますが、公共交通機関を利用する場合、1か月あたり1万~3万円程度を見積もると良いでしょう。また、娯楽や交際費などのその他の生活費も考慮する必要があります。

まとめると、現地で語学学校に通う場合、1か月あたりの総費用は20万~50万円程度と見積もることができます。語学留学の費用は多岐にわたりますが、しっかりと計画を立てることで、予算内で充実した留学生活を送ることができます。

語学留学で確かな英語を手に入れよう!

語学留学を通して得られる経験は、単に英語力の向上だけでなく、文化の違いや多様性にふれて、国際感覚をやしなう貴重な機会となるでしょう。各国での生活を通して、教科書や学校の中では得られない実践的な英語力を効率よく身につけることができるのです。

ただし、滞在先で日本人といつも一緒にいると英語を学ぶための環境が無駄になってしまいます。高い費用を払って留学するのですから、この機会を最大限活かすためにも、できるだけ日本語に触れないよう努力することが最適です。

できるだけ日本語に触れないように...とは言うものの、英語を話せない方にとっては大きなプレッシャーとなりますよね。そんな方は、留学前にオンラインでサクッと学べる「ネイティブキャンプ」がおすすめです。

ネイティブキャンプは、パソコンはもちろん、スマホやタブレットからでも受講できるオンライン英会話です。基本のレッスンは1コマ25分ですが、レッスン回数無制限のプランを選べば、初心者でも短期集中でスキルアップを図れます。

今なら7日間の無料トライアルもあるので、気になる方は早めにチェックしておきましょう。語学留学を通じてナマの英語力を身に付け、国際的な舞台で活躍するための第一歩を踏み出しましょう。

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