留学は新しい文化を学び、自己成長を促すとても素晴らしい機会です。しかしながら一方で、友達ができないことに悩み孤独感がつのることもあります。
特に、近年人気のアメリカやカナダ、フィリピンやオーストラリアなど海外の留学先では、シャイな性格や文化の壁が友人作りの障害となることもあるようです。せっかくの素晴らしい機会、ボッチだ、友達できない、などとと孤独になりたくないですよね。
そこで友達作りに悩むあなたへ、この記事では積極的に話す方法やコミュニティに参加するなど、新しい環境で素敵な友達を見つけるための知恵をお届けします。
友達がうまく作れない原因
友達がうまく作れない原因には、英語力だけでなく、勇気がない、自信がないというような不安や、ネガティブなマインドの問題も大きく関係しています。
留学を予定されている人で、グーグルなどで「留学 友達 できない アメリカ」「留学 友達 できない カナダ」「留学 友達 できない 知恵袋」と検索される方が多いようです。
ボッチになりたくない、と不安に思っているのはあなただけではありません。ここでは、どのような原因が主に友達作りにネガティブに影響するのか、代表的なものをあげて説明します。
人見知りをしたりシャイな性格の人
人見知りやシャイな性格の人は、新しい人と接する際に不安や緊張を感じやすく、コミュニケーションを取ることが難しいと感じることがあります。
積極的に話す勇気がない、話しかけ方がわからない、きっかけが見つからない、あるいは仲間はずれにされたらどうしよう、とネガティブな思考になったりし、友達を作る機会が減少しがちです。
言葉の壁
英語圏の海外留学、大学留学、語学学校などで学ぶ場合、英語力はとても大切です。それらが足りない場合、言葉の壁はコミュニケーションを難しくし、言いたいことや感情を正確に伝えることができないため、誤解や不安を生み出すことがあります。
また、会話がスムーズに進まないことで、自信を失い、不安を生み、積極的に話しかけることをためらい、友達関係を築くのがさらに困難になるという悪循環を生み出します。
クラブやイベントに参加しない
クラブやイベントに参加しないと、人との出会いや交流の機会がどんどん減っていきます。他の人と共通の興味や体験を共有する場がなくなるため、友達を作るチャンスがどんどん失われていきます。また、コミュニティーやグループ活動を通じて作られる友情や信頼関係の基礎が築けなくなり、グループでいるみんなを羨ましく思い、ひとりぼっちだとさらに孤立感を感じやすくもなります。
文化の違いに戸惑う
文化の違いに戸惑い受け入れられないと、相手の行動や価値観を理解しづらくなり、コミュニケーションが難しくなります。結果、相手との距離を感じてしまい、積極的に交流できなくなり、友達を作る機会を失いがちになります。
失敗を恐れる
失敗を恐れる気持ちは、日本人にとって特に強いかもしれません。「失敗は恥」と考える人も多く、どうしても積極的になれない場面があると思います。
しかし、海外の文化では、失敗は成功への大切なプロセスとされ、努力自体が賞賛されます。このような考え方を理解することで、失敗を恐れずにチャレンジし、成長する機会を大切にできるようになれればいいですね。
なぜ、留学先でたくさんの友達を作るメリット
留学先でたくさんの友達を作ることは、とてもたくさんのメリットがあります。ここでは代表的なものを紹介します。
楽しい経験ができる
留学先では、友達と一緒に遊んだり、季節のイベントに参加したりすることで、その土地の文化を楽しむことができ、いろんな思い出を作ることができます。
また、友達と話すことで自分の知らない新しいことを学び、仲良くなることで孤独感もなくなります。友達を作ることは留学を楽しくしてくれるとても大切な要素です。
英語力が圧倒的に向上
特に留学中は、現地の友達と話すことで、リアルな会話を経験でき英語の使い方が自然にわかるようになります。また、友達と一緒にいることで、楽しく学べ、自信もつき、どんどん英語を使いたくなります。友達を作ることは英語を上達させる大きなチャンスということですね。
困った時にサポートしてもらえる
留学先で友達を作ることには大きなメリットがあって、その大きな理由のひとつに困った時にサポートしてもらえる、ということがあげられます。
勉強や課題の提出で困ったときに助け合えたり、食事や買い物、交通手段についてアドバイスをもらえるので、生活がスムーズになります。留学体験談でも、これらの大切さに関しての記載はよく見られます。
他にも、怪我をしたりスリや置き引きなどの被害にあったときの対処法を共有できたり、一緒に問題を解決したりできるので安心です。さらに、良いホストファミリー、シェハウスの物件、楽しいイベント、条件の良いアルバイトを知ることができたりもしますので、全てにおいて心強いですね。
将来のネットワークができる
留学先で友達を作ることには他にも大きなメリットがあり、将来のネットワークにもつながります。友達と一緒に過ごすことで楽しい思い出が作れるだけでなく、彼らが将来の仕事や進学での貴重な人脈になってくれるかもしれません。
留学中に築いた関係は、社会人になってからも役立ち、お互いを高め合えることが多いので、友達を作ることは本当に重要です。
視野が広がり成長できる
留学先で友達を作ることには成長ということに関しても、大きなメリットがあります。友達といろんな話をしたり、一緒に活動することで、異なる文化や価値観を学ぶことができ、視野が広がり自分の考え方もより深くなります。また、友達との助け合いや経験を通じて、自分自身も成長できるので、留学生活がより充実したものになります。
留学先で友達を作る方法とコツ5選
留学は新しい文化や経験を学ぶ素晴らしいチャンスですが、友達を作るのが難しいと感じることもありますよね。特に最初は孤独を感じることが多いですが、友達ができると留学生活が一層楽しくなりますので、ぜひ積極的に友達作りをしたいですね。
ここでは、留学先で友達を作るための方法とコツを5つご紹介します。これらのポイントを参考にして、積極的に交流を楽しみながら、新しい友達を見つけましょう!あなたの留学生活をより充実させるためのヒントが詰まっています。
クラブやサークルに入って仲間を見つける
映画を観る会、写真、ダンス、スポーツ、あるいはチェスやボードゲームのクラブなど、自分が興味のあるクラブを選ぶのがいいですね。自分の好きなことをすることで同じ趣味を持つ人とつながりやすくなります。
他にも、英語を学びたい人と、他の言語を学びたい人が集まり、お互いの言語を教え合う言語交換グループやイベントそのものを企画するグループなどもあります。
イベントに参加をしたら自己紹介をし、隣の人に、いつから始めたの?週に何度くらいやっているの?これまでもこのようなクラブに参加したことがある?などなど質問をすることで会話のきっかけも作りやすくなります。
季節のイベントに出かけ、いろんな人と知り合う
春のイースター祭りやお花見、夏のバーベキューパーティ、様々なジャンルの音楽フェスティバル、秋のハロウィンや感謝祭、冬のクリスマスマーケットやウィンタースポーツのイベントなど、多彩な季節のイベントが開催されています。ぜひこれらに参加してみましょう。
初めて知り合う人と話すことは難しいかもしれないけれど、とにかく隣の人に挨拶してみる、最低2人に話しかけてみる、などなどちょっとした目標を立てて実践してみるのが良いですね。
そもそも人は自分の意見を共有するのが好きなので、おしゃべりに花が咲く可能性が高いです。そしてその人の友達と知り合い、そのまた友達と、、、というふうに友人の輪がどんどん広がっていきます。
シェアハウスに住む
シェアハウスは友達を作るとても良い方法のひとつです。料理を作りながら、あるいは料理をシェアしあったり、お互いの国の料理の話をしたり、話のタネはつきません。
学校での出来事や楽しい話だけでなく、困っていることや悩みを話し合うことで相手との距離を縮めることができます。たとえば、授業での難しい課題について相談したり、生活の中での小さなトラブルについて相談することで、共感を得たり相手も自分の悩みを打ち明けてくれたりもします。
また、一緒に映画を観たりする時間を持つことで、リラックスした雰囲気の中で自然に会話が生まれ、友情を深めるきっかけにもなります。
相手の国の言葉を学ぶ
相手の国の基本的な言葉やフレーズをいくつか覚えておくのも、とても良い方法です。相手の国の言葉を学ぶことは、あなたが相手に対して興味を持っていること、好意を持っていることを表すことができます。
あなたが相手の国の言葉で挨拶をしたり、「おいしい」や「すてき!」などのフレーズを話したときの、どうしてそんな言葉を知っているの?という相手の驚きはきっとあなたとの距離を縮めることでしょう。
友達を作るために心がけたいこと
ここでは、友達作りのために心がけたいことを紹介します。
常に笑顔でいる
笑顔は親しみやすさや信頼感を生み出し、ポジティブな感情を伝えることができます。例え英語がうまく話せなくても、笑顔でいることによって良い雰囲気、良い人間関係を築く基礎を作ることができます。
ジェスチャーを使う
英語力に自信がない場合、ボディランゲージのようなジェスチャーを使うことによって、感情や思いを視覚的に表現することができます。また、ジェスチャーを使うことで相手の注意を引きやすく、会話を弾ませる効果も作ることができます。
相手の話に興味を持つ
人は相手が自分の話に興味を持ってくれていると感じると、よりオープンに、そしてより饒舌になる傾向にあります。また、積極的に聞く姿勢は、コミュニケーションをスムーズにします。その結果、友情や信頼関係が生まれ、友達となる基礎を築くことができるでしょう。
イベントへの積極的な参加
学校のクラブ活動や地域のフェスティバルなどに参加することで、同じ趣味を持った人や新しい友達と出会えるチャンスが増えます。イベントでは自然に会話が生まれやすく、友達を作るいいきっかけになるので、ぜひ積極的に参加してみましょう!
最初は緊張するかもしれませんが、少しの勇気で新しい出会いが広がります。
便利な短いフレーズを覚えて使う
友達を作るために心がけたいことは、まず自分から話しかけることです。恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、勇気を出して声をかけることで新しい出会いが生まれます。また、便利な短いフレーズを覚えておくと、会話がスムーズになります。
たとえば学校では、「こんにちは。あなたはどこの国から来ましたか?」や「あなたは何を専攻していますか?」といった気軽な質問をしてみると良いですね。
アルバイト先では、「あなたはいつから働いていますか?」「あなたはとっても仕事をスムーズにこなしますね!」などなど、あらかじめ話したいフレーズを覚えておいて、どんどん積極的に話、友達を作るきっかけを増やしていきましょう。
まとめ
留学先で友達を作ることは、異文化を体験し、自己成長を促す大切なステップです。友達がいることで、孤独感や不安が和らぎ、楽しい思い出をたくさん作ることができます。また、友達との交流を通じて新しい視点を得たり、将来のネットワークを築いたりすることもできます。
今回紹介した友達作りの方法を活用して、ぜひ積極的に友達を作り、充実した留学生活を楽しんでください。あなたの新しい出会いが、素晴らしい経験につながると良いですね。

◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。