​​海外留学ってどんな種類がある?目的から適切な留学を選ぼう!

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「海外留学ってよく聞くけれど、どんな種類があるの?」
「自分に合う海外留学の種類がわからない……」
「それぞれの海外留学の特徴を知りたい」

など、海外留学に興味がある、海外留学をすることを検討している方のなかには、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。一言で「海外留学」といっても、実はさまざまな種類があるんです。

自分の目的・目標に合う種類を選ばないと、時間とお金を無駄にしてしまうことも。

そこで、今回の記事では、いろいろな種類の海外留学について、ひとつひとつ丁寧にご紹介していきたいと思います。海外留学に興味のある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

海外留学ってどんな種類がある?

海外留学と聞くと、「まずは留学先の国を決めたい!」と思うかもしれません。しかし、「どのような留学をしたいのか」ということを考えることが大切です。ここからは、海外留学の代表的な種類をご紹介していきます。

短期留学

短期留学は、一般的に12週間以内くらいの短い期間の留学を指します。最短1週間から可能な留学もあります。社会人向け・大学生向けなど、対象者によっても異なりますが、一般的には、4~8週間(=1、2ヶ月)くらいの留学プログラムが多いです。短い期間で行くことができるため、大学生だけでなく、高校生や社会人など、幅広い年代の人が挑戦しやすい留学のタイプです。

また、費用を抑えながら留学したい方、「自分の英語力を試してみたい」という方にもおすすめです。短期留学でまずは海外で勉強する・生活することを少し経験してから、長期留学やワーキングホリデーに行くという人もいます。

「短期」とはいえ、すべてが英語に囲まれた生活になるため、事前にしっかりとした準備が必要です。また、短い期間でもしっかりと結果を出すためには、観光や遊びに時間をかけすぎずに、勉強に集中することが大切です。

短期留学では、大学の短期留学専門コースや、語学学校に通う人が多いです。また、滞在先はホームステイやシェアハウスの場合が多いです。

語学留学

現地の語学学校や大学付属の語学センターに就学するスタイルの留学です。期間は短期のものから1年程度の長期のものまで、さまざまです。

月曜日から金曜日までの週5日、1日3~6時間程度の授業を受けるのが一般的です。留学前からレベルを選べるものもあれば、留学後にクラス分けテストを受けてからレベルに分けられる場合もあります。

また、学ぶ内容も幅広い選択肢のなかから選べる場合が多いです。たとえば、学生で総合的な英語力を付けたい人は文法・語彙・スピーキング・作文などを網羅的に学べるコースがおすすめです。一方、社会人でビジネス英語を身に付けたい人はビジネス英語に特化したコースを選ぶと良いでしょう。

滞在形式はホームステイ、学校や民間の寮、もしくはシェアハウスというケースが多いです。

大学留学

大学留学には、入学から卒業まで過ごすケース、編入するケース、学部聴講生として講義を聞くケースなどがあります。ここでは、日本からも高い意欲を持って挑戦する人が増えている「入学から卒業まで過ごすケース」についてご紹介します。

大学に合格するためには、ある一定程度の高校時代の成績、TOEFLやIELTSのスコア(たとえばTOEFLでは最低iBT61、IELTSでは6.0など)といったものが求められる場合が多いです。入学条件はそれぞれの国や大学によって異なりますので、しっかりとした事前準備が大切です。

現地の学生に混ざって同じ講義を受けることになるため、留学前から高い英語力を持っていることが求められます。このタイプの留学は、「英語を学ぶ」ではなく「英語で(英語を使って)学ぶ」ということを覚えておくことが大切です。

また、一般的に日本の大学と比べて海外の留学は入学よりも卒業することの方が大変だと言われています。そのため、合格して終わり、ではなく、学期中も集中して勉強に取り組む必要があります。

滞在形式は、大学寮もしくはシェアハウスが一般的です。将来は海外の現地企業で働きたい、専門分野の学位を海外大学で取得したいと考えている方におすすめです。

ワーキングホリデー

近年日本でも人気が高まっているのが「ワーキングホリデー(ワーホリ)」制度を利用した海外留学です。二国間または地域間の取り決めによって、長期の滞在(1~2年程度)を認める制度です。

2023年10月1日時点では、日本は29の国・地域(英語圏ではオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランドの5ヵ国。

他にフランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、韓国、台湾、香港、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン。

さらにはチリ、チェコ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、ウルグアイ、フィンランド、ラトビア)とワーキングホリデーの協定を結んでいます。

若年層の異文化交流や相互理解を深めるという目的があるため、おおむね18~30歳という年齢制限があります。

「ワーキング」という言葉から、働くことだけをイメージしてしまいやすいのですが、就学も可能です。国によって就学できる期間が決まっていることがあります。たとえばイギリスでは就学期間の制限はありませんが、ニュージーランドでは最長6か月と決まっています。

ワーキングホリデーは、ほかの留学スタイルと比べて、自由度が高い点が特徴です。上記のように、就労だけでなく就学も認められていますし、観光やボランティア、スポーツなどもできます。そのため、英語力をあげたい人だけでなく、仕事や旅行も含めてバランスよく海外生活をしたい人に向いています。

滞在形式としては、はじめは語学学校に通いながらホームステイをし、慣れてきたら自分で家・部屋探しをしてほかの人とシェアしながら住む、という人も多いです。

インターンシップ

海外インターンシップは、大きく「有給インターンシップ」と「無給インターンシップ」の2つに分けられます。一般的に、有給インターンシップの場合は、インターン先の仕事と同じ経験を持っていることや、高いレベルでの語学力などが求められます。無給インターンシップの場合は、もう少し条件が緩やかになる傾向があります。

いずれも「英語を学ぶ」ことが目的というよりは、「海外の現地企業で働く経験をする」「英語を使って働く経験をする」ことが目的となります。

良い意味でも悪い意味でも、日本とは異なるビジネス文化・習慣を持った海外の現地企業で働くことは、いつも楽しいことばかりとは限りません。違いに葛藤を感じたり、うまくいかないと落ち込むこともあるでしょう。しかし、海外の現地企業で働くことで、グローバルなビジネスシーンで必要な知識と英語力を養うことができます。

インターンシップ後は正規社員として現地企業で働きたい、日本に帰国して外資系企業でのキャリアを目指したいといった目標がある方に向いています。なお、語学学校のなかには、語学留学とインターンシップをセットにした留学プログラムを組んでいる場合もあります。

「いきなりインターンシップをはじめるのは不安」「ビジネス英語を学んでからインターンシップをしたい」という方はこうしたプログラムもおすすめです。

インターンシップの期間は短期(数週間程度)から1年間以上の長期まで、採用する企業によってさまざまです。また、ホテル、コンサルティング、教育など、幅広い業種の選択肢があります。

認定留学

ここまでご紹介してきた留学の形式のなかで、みなさんにとってあまり馴染みのないものが「認定留学」ではないでしょうか。

認定留学とは、日本の大学に在籍しながら、在籍大学の承認を受けた大学に留学することを指します。留学先の大学で講義を受け、得た単位を在籍している日本の大学の単位に換算(単位認定)することができるため、日本の大学を4年間で卒業しやすいというメリットがあります。

大学の交換留学(協定する大学への留学)と比べて国や地域、学校を自由に選べることが多いですが、そのぶん費用も高くなる傾向があります。また、単位認定されるためにはさまざまな条件があり、また手続きなどもきちんと自分で行わなければなりません。

まとめ

いかがでしたか?今回の記事では、海外留学について、さまざまな種類があることを解説しました。一言で「海外留学」といっても、長期か短期か、語学学校か大学か、勉強だけをするのか仕事やインターンシップもするのかなど、さまざまな種類があることがわかりましたね。

幅はあるものの、どのような留学のスタイルであっても、一定程度のお金と労力がかかります。そのため、自分がなぜ留学をしたいのか、留学中になにをしたいのか、留学後にどのようにその経験を活かしたいのかなど、「目的」に合った留学の種類を選ぶことが大切です。

この記事が、みなさんの海外留学に関する理解を深めるきっかけになればうれしいです。海外留学を検討している方は、ぜひ今回の記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したさまざまな種類の海外留学について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!

レッスンでは、ネイティブスピーカーの講師とマンツーマンで話すことができます。

海外留学前の英語学習に活用するのはもちろん、今回ご紹介したようなそれぞれの留学についてさらに質問しても良いですし、講師の海外留学の経験を聞いても良いでしょう。

また、海外留学を実のあるものにするためには事前にどのような準備ができるのか、一緒にディスカッションをしても良いでしょう。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

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