
アメリカの朝食といえば何が思い浮かぶでしょうか?
シリアルにミルクをかけたものや、パンケーキ、ベーグルサンドなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
移民大国のアメリカのバラエティに富んだ朝食。本記事ではアメリカの朝食メニューを徹底解説!
定番の朝食メニューはもちろん、日本では馴染みの薄い定番朝食メニューや伝統的なアメリカン・ブレックファスト、一緒に楽しむ飲み物などを紹介します。
また、おまけとしてほかの国の朝食メニューも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
- アメリカの朝食の特徴
- アメリカの定番朝食メニュー10選
- 日本では馴染みがないアメリカの朝食
- 伝統的な朝食「アメリカン・ブレックファスト」
- 朝食のお供はアメリカンコーヒー
- おまけ:その他の国の朝食メニュー
- まとめ
アメリカの朝食の特徴
アメリカの朝食にはどのような特徴があるのでしょうか?以下では、アメリカの朝食の特徴を詳しく解説します。
1日の食事で最も重要な食事
アメリカでは1日の食事の中で朝食が最も重要だと考える方が多いです。
1日をエネルギーいっぱいの状態でスタートさせるために、朝食に重きを置いているからです。
ちなみに朝食メニューは多様で、家庭によって異なります。朝からボリュームのある朝食を食べる方もいれば、サクッと食べやすいヘルシーな朝食を好む方もいます。
移民家庭であれば、元々住んでいた国で食べていた朝食メニューを選ぶ方も多いです。
多様でボリューム満点のアメリカの朝食
多くの場合、アメリカの朝食メニューは日本と比較するととてもバラエティに富んでおり、ボリューム満点です。
特に南部ではハイカロリーな料理が好まれます。
一方、西海岸などではヘルシーな朝食メニューを好む方が多いです。
例えば、スムージーやオートミール、ヨーグルトにグラノーラをかけた朝食などは、健康意識の高い西海岸エリアの方に好まれています。
多文化社会のアメリカでは、朝食のメニューも非常にバラエティ豊かなのです。
アメリカの定番朝食メニュー10選
アメリカではどのような朝食が食べられているのか、以下ではアメリカの定番朝食メニューを10個紹介します!
パン
朝食の定番メニューに、パンは外せません。アメリカのパンはハード系からソフト系までさまざま。
しかし、日本で見かける白いふわふわ食パンは、アジア系のスーパー以外ではほとんど見かけません。
アメリカのパンは厚みがなく、トースターで焼くとカリッとした食感になります。
他にもデニッシュなどの菓子パンやクロワッサン、ベーグルやフランスパンなどを好んで食べる方が多いです。
パンケーキ/ワッフルとメープルシロップ
ホイップクリームやシロップがたっぷりかかったパンケーキやワッフルは、一度は食べたいアメリカの朝食メニューです!
アメリカではパンケーキやワッフル・ミックス粉の種類が豊富で、グルテンフリーからプロテイン入りまで多種多様なミックス粉がスーパーで販売されています。
水または牛乳を混ぜて焼くだけで完成と、調理はとても簡単です。
すでに調理済みの冷凍パンケーキや冷凍ワッフルもあるので、忙しい朝の時短メニューとしても大活躍します。
電子レンジで加熱して、フルーツなどを飾りつけるだけで食べられる、手軽な朝食のひとつです。
シリアル
シリアルもアメリカの定番朝食メニューのひとつです。
種類は非常に豊富で、日本でもお馴染みのシュガーやチョコレート味はもちろん、フルーツ味やグラノーラやナッツ入りまでさまざまです。
家族の好みやその日の気分によって手軽に選べるのが嬉しいポイントですね!
日本と同じように、アメリカでも多くの方がシリアルに牛乳やヨーグルトをかけて食べます。
時間をかけずにサッと準備できるだけでなく、ビタミンや食物繊維を摂りやすいので栄養や健康を気にする方にぴったりな朝食メニューです。
ベーコン・エッグ
カリッと焼いたベーコンとスクランブルエッグの組み合わせも、アメリカの定番朝食メニューのひとつです。
シンプルな料理ではありますが、1日の始まりにエネルギーをチャージしやすいのがポイント。
とろっとしたまろやかなスクランブルエッグに、カリッと香ばしい塩気のきいたベーコンが合うのです!
ベーコン・エッグのみを食べるのも良いですが、トーストに挟んで食べるのもおすすめです。
エッグベネディクト
朝食やブランチによく食べられるのが、エッグベネディクト。
トーストしたイングリッシュマフィンにベーコンやハム、ポーチドエッグなどを乗せて、オランデーズソースをかけて作ります。
濃厚でクリーミーなオランデーソースと半熟卵が混ざり合った味わいが特徴で、それぞれの素材が持つ食感や味わいのコントラストを楽しめます。
アメリカの家庭や高級ホテルで出されることが多い朝食メニューです。
マフィン
コーヒーショップで必ずショーケースに陳列されているマフィン。
アメリカのマフィンは日本のマフィンよりもずっとサイズが大きく、ずっしりしています。多くの方が、コーヒーや紅茶と共にマフィンを楽しみます。
マフィンには、以下のような種類があります。
特にアメリカ人が好んで食べるのは、ブルーベリーマフィン。
ブルーベリーをふんだんに使っているものの甘さは控えめで、ほんのりとした酸味を楽しめます。
日本では見かけないマフィンもあるので、アメリカ滞在中に見かけたらぜひ試してみてくださいね!
スムージー
野菜やフルーツがたっぷりなスムージーも、アメリカの定番朝食メニューのひとつです。
特に、健康志向な方が取り入れており、朝食用スムージーを手作りしたり、スーパーで購入したりします。
アメリカのスーパーでは、なんと果汁100%のスムージーが販売されています。低温殺菌で風味が損なわれず、オーガニックやプロテイン入りもあります。
筆者はアメリカで実際に市販のスムージーを飲んだことがありますが、とても美味しかったので、毎日でも飲みたい!と思いました。
オートミール
簡単に食べられ、かつ健康的な朝食のひとつであるオートミール。
オーツ麦を加工したもので、食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。
特に、健康志向の方にとっては必要なメニューとなっています。
腹持ちが良く、コレステロールを減少させる効果もあるので、ダイエット中の方にも人気があります。
また、プレーンなものやフルーツ入り、チョコレートチップ入りなど選択肢も多いので、気分や好みによって朝食を選ぶのにぴったりです。
オートミールを水や牛乳で煮て、ナッツやフルーツ、シナモンなどを追加すると味に変化を持たせられます。
甘さ控えめにするために、こしょうや塩で味付けすることもあります。
好みに合わせて色々とアレンジできるのが、オートミールの魅力です。
フレンチトースト
日本ではスイーツとして知られているフレンチトーストですが、アメリカでは朝食に欠かせない定番メニューのひとつです。
厚切りパンに牛乳と卵、砂糖を混ぜた液に浸して、フライパンでじっくり焼くシンプルなメニューです。
カリッとした食感の外側とモチッとした中身のコントラストがたまりません!
焼き上がったら、メープルシロップやパウダーシュガーをかけるのが定番ですが、ホイップクリームやフルーツなどを添えることも。
美しさとボリュームが備わった、エネルギー満点の朝食メニューです。
ヨーグルトとフルーツ
ヨーグルトとフルーツというシンプルなメニューも、アメリカの定番朝食メニューのひとつで、特に健康や栄養に配慮する方に人気があります。
タンパク質とカルシウムが豊富なヨーグルトに、ミネラルや食物繊維、ビタミンが豊富なフルーツを加えて必要な栄養素を摂ります。
フルーツにはいちごやバナナ、ブルーベリーなどが好まれています。
ヨーグルトも砂糖不使用のものからフレーバー付きまで幅広く揃っているので、その日の気分や好みに合わせて選びやすいです。
日本では馴染みがないアメリカの朝食
ここまで紹介した朝食は、日本人にも馴染みがあるメニューが多かったですね!
以下では、日本であまり馴染みのないアメリカの定番朝食メニューを紹介します。
Grits(グリッツ)
Grits(グリッツ)は主に南部で人気のある朝食メニューで、ひきわりトウモロコシを茹でてお粥のように食べます。
調理は、塩を適量加えたお湯で5分ほど煮込むだけと非常に簡単です。
そのままでは薄味なので、スープストックや塩味を加えたり、具材をトッピングしたりして食べることが多いそうです。
日本では馴染みのないグリッツですが、輸入食品店やインターネットで入手できるので、興味のある方はチェックしてみてくださいね!
Biscuits and Gravy(ビスケット&グレイビー)
Biscuits and Gravy(ビスケット&グレイビー)も、アメリカの南部でよく食べられている朝食メニューのひとつです。
塩味のついた柔らかいアメリカンビスケットに、温かいグレービーソースをたっぷりかけて食べます。
ビスケットというと日本の甘くて硬いクッキーを想像する方も多いかもしれませんが、アメリカン・ビスケットはどちらかというとスコーンのような食感です。
グレービーソースは、別名ホワイトグレービー、またソーセージグレービーと呼ばれており、豚肉ソーセージを炒めた肉汁に小麦粉や牛乳を加えてとろみをつけた白色のソースを用います。
馴染みのない見た目に驚く方もいるかもしれませんが、ビスケットにとろっとしたグレービーソースが絶妙に絡み合うのが、クセになります。
Chicken and waffles(チキン&ワッフル)
Chicken and waffles(チキン&ワッフル)も、アメリカの朝食レストランで必ずと言って良いほどメニューに載っている定番メニューです。
名前の通り、チキンとワッフルを組み合わせた朝食で、ワッフルの上にサクサクのフライドチキンを乗せ、甘いシロップをかけて食べます。
日本人からは非常に不思議な見た目かもしれませんが、アメリカでは人気がある朝食のひとつです。
伝統的な朝食「アメリカン・ブレックファスト」
アメリカン・ブレックファストとは、パンや肉料理、卵料理、じゃが芋料理がワンプレートに盛り付けられた朝食です。
チェーン店、ローカル店を含め、アメリカにはたくさんの朝食レストランがあり、アメリカン・ブレックファストを提供しています。
それぞれのレストランには特徴があるため、色々と巡ってみたくなるものです。
以下では、アメリカン・ブレックファストの特徴を、料理のカテゴリ別に紹介します。
パン
パンは基本的にトーストで提供されますが、White(白い食パン)、Rye(ライ)、Whole wheat(全粒粉)、Multigrain(雑穀)など複数の種類から選べます。
バターとジャムもついて来るので、好みのパンを選んで楽しみましょう。
肉料理
肉料理はソーセージか、カリカリに焼いたベーコンの2択です。
アメリカのベーコンの脂は日本のベーコンよりも多いのですが、焼くと脂が溶けだして揚げ焼き状態になるためカリカリに仕上がります。
ソーセージとベーコン、好きな肉料理をひとつ選んで伝えましょう。
卵料理
卵料理は通常、目玉焼き、ゆで卵、スクランブルエッグ、オムレツなどから選びます。卵は大体2個分が提供されることが多いです。
ほかの料理よりも種類が多いため、卵料理では注文に戸惑ってしまうかもしれません。
卵の調理方法を英語で紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう!
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| スクランブルエッグ | Scrambled eggs |
| 片面焼きの半熟目玉焼き | Sunny-side-up |
| 両面焼きの半熟目玉焼き | Over-easy |
| 両面をしっかりと焼いた目玉焼き | Over-hard / Hard |
| ゆで卵 | Boiled eggs |
| オムレツ | Omelet |
卵のオプションが実に豊富で迷う方も多いでしょう。
オムレツはアメリカン・ブレックファストの卵料理とは別メニューなことが多いので、確認してみましょう。
ちなみに、アメリカの朝食のオムレツは、中に野菜やソーセージなどの具がたっぷり入ったボリューミーな料理です。
じゃが芋料理
じゃがいもを使った料理がセットになっていることも多く、焼いただけのベイクドポテト(Baked potatoes) やハッシュブラウン(Hash Browns)を選択できます。
じゃが芋料理が付いているとかなりお腹がいっぱいになりますが、アメリカのレストランは残ったものを持ち帰れますのでご安心を!
朝食のお供はアメリカンコーヒー
アメリカでは朝にコーヒーを飲む方がとても多いので、早朝からオープンしているコーヒーショップがたくさんあります。
朝食レストランやドーナツショップのコーヒーは、薄味のアメリカンコーヒーです。
おかわり自由のお店も多いので、大きなマグカップでたくさん飲んでいる地元の人たちをよく見かけます。
おまけ:その他の国の朝食メニュー
最後に、おまけとしてほかの国で食べられている朝食メニューも紹介します。
各国の食文化や習慣が反映された朝食メニューを見ていきましょう!
韓国
韓国の朝食は、日本の和食のようなヘルシーなメニューが主流です。ごはんやキムチ、具沢山のスープなど、しっかりと朝食を摂る方が多いよう。
もちろん、韓国でもパン派とご飯派に分かれるそうなので、体調や好みに合ったものを食べている点も日本と似ていますね。
ちなみに、朝食専用メニューがあるのではなく、朝・昼・晩、時間に関係なく食べられるメニューが多いのだとか。
ただし、1日の始まりのため、多くの方が胃に優しいわかめスープやソルロンタン(牛骨スープ)などを好んでいるようです。
また、ソウル市内では早朝から営業している食堂や屋台もあるので、サクッと外食する方もたくさんいます。
特に、屋台ではホットサンドやキンパなど気軽に食べられるメニューが人気です。
インド
インドの朝食の定番はイドゥリという料理で、コメと豆からできた蒸しパンのようなものに、チャツネなどのソースをかけて食べます。
発酵したウラド豆と挽いたお米を蒸しているので、酸味を微かに感じられます。
イドゥリと一緒に楽しむのは、野菜をたっぷり使った酸味のきいたスープのサンバルとココナッツやマンゴーをペーストにしたソースのチャトゥニ。
ちなみにスパイスの組み合わせは家庭によって異なるのだとか。
インドは東西南北に広大な土地が広がっており、気候も異なるので、地域によって摂れる作物も大きく違います。
小麦文化の北部、お米文化の南部と、地域ごとに食べるものが異なるなど、インドの食文化は多様性に満ちています。
フランス
フランスの朝食は、有名なフランスパンはもちろん、クロワッサンやパン・オ・ショコラなどのパンとカフェオレやホットチョコレートなどを合わせるのが一般的です。
フランスパンは「パン・トラディショネル」と呼ばれ、近所のお気に入りのパン屋さんやスーパーで購入します。
ちなみに、ジャムやバターを塗ったフランスパンをホットチョコレートに浸して食べる方が多いのだとか。フランスの朝食には甘さが欠かせません。
まとめ
多文化・他民族国家のアメリカは、食文化も多岐にわたります。
日本では食べられない、その土地ならではの食べ物にチャレンジできることは、旅行や留学の醍醐味です。
アメリカン・ブレックファストをレストランで注文する際は、最初はバラエティの多さに戸惑うかもしれませんが、滞在中にぜひお気に入りのメニューや組み合わせを見つけてみてください。
ネイティブキャンプブログでは、語学や文化、留学情報までさまざまな情報を発信しています。
他の国の食文化について知りたい方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。