英語学習におすすめの小説5選を紹介します!

英語学習, 小説, ネイティブキャンプ

今回特集していくのは「英語学習におすすめの小説」についてです!皆さんは普段、英語で小説を読む機会はありますか?移動時間などについついスマートフォンを開いてゲームをしたり、SNSをスクロールしてしまうという方も多いのではないでしょうか?

移動時間や日常の隙間時間に英語の本を読む習慣をつけることで、SNSを使った英語の学習方法とは異なるメリットを得ることもできます。特に英語で小説を読むことで、インターネットの記事や投稿を読むことでは感じられない心の動きや感動を味わうことができますよ。そこでこのコラムでは、英語で小説を読んで見たい人、もっと楽しく読み進めたい人のためにおすすめの読み方、そして英語で小説を読むことのメリットをお伝えしていきたいと思います。

さらに、英語学習におすすめの英語の小説を5つ、紹介していきます。それぞれの小説の内容とおすすめである理由を詳しくお伝えしていきますので、初めて小説を読み始める方も参考にしてみてはいかがでしょうか。

英語の小説の読み方

まず初めに、英語の小説ってどうやって読めばいいのかわからないと疑問を持っている方のために、どんなことを意識して読み進めればいいかを解説していきます。

知らない表現があっても文脈から推測して読み進める

英語の小説を読んでいると、必ずといっていいほど自分が知らない単語や表現が出てきます。これは、自分の今の英語力に適切な本を選択していてもです。

その際に、いちいち辞書を引いて意味を調べようとするとそれまで続いていたお話の流れが一旦途切れてしまい、楽しいお話の世界から現実世界へと意識が戻されてしまいます。

読んでいる最中にわからない表現が出てきても、その時には付箋を遥か鉛筆でチェックマークを入れておき、読み終わった後にまとめて意味を調べましょう。わからない表現が出てきた時は、その表現の前後を意識して読んでみるとヒントが隠されていることがほとんど。前後の文脈から意味を推測する力は英語で会話をしている時にも役に立つので、小説を読みながら鍛えていきましょう。

使えそうなフレーズも一緒に覚える

小説を読んでいる中で、「あ!このフレーズ、日常会話でも使えそう!」と思う表現が出てくることがあります。そんな時は、その表現の箇所に付箋を貼っておき、後で専用のノートなどに書き留めておくといいでしょう。

また、「この文章、心に響くなあ。」「このフレーズ、素敵だな。」と思った表現も、専用のノートやスマホのメモ機能に記録しておくとその小説のイメージや印象ができあがり、作品の内容と一緒に心に残ります。好きなセリフは、自分の座右の銘にしても面白いですね。

読了後は、英語で要約文を書いてみる

晴れて全てのページを読み終えた後は、小説の内容を英語を使って要約したり感想文を書いてみましょう。

要約文や感想文と聞いて、どこかに提出するような固い文章を書く必要はありません。要約文の場合は、本の中で使われている表現をパラフレーズしたり他の単語を使って表す練習をしましょう。こうすることで、表現の幅を広げられます。この時、辞書を使って大丈夫です。

また、感想文を書く場合は自分が感じた素直な気持ちを、読む相手に伝わりやすいよう意識して書いてみましょう。日本語の文章でありがちなずらずらと思ったことを書き続けるのではなく、起承転結を意識して、英語らしい構成になるよう意識をしましょう。

小説で英語を勉強するメリット

続いて、小説を英語で読むことの英語習得におけるメリットを紹介していきたいと思います。

実際に使用される表現を学べる

当たり前のように聞こえますが、英語で小説を読むことでリーディング力がつきます。英語の試験対策や学校の試験対策、ビジネス英語対策などで英語の評論文やニュース記事を読む機会がある方はいますが、小説は自分から興味を持って本を手にとらなければ日常生活で読む機会はそう多くはありませんよね。

評論文やニュース記事は事実や研究結果を述べる文章なので、使用されている表現が固いことが多く、日常生活のカジュアルな会話で使用できる表現を学ぶことが難しいことも。しかし、小説では登場人物の実際の会話で使用されている表現を学ぶことができ、そのまま日常生活の英会話に応用できることが多いのです。

小説の舞台である場所の文化や社会、歴史などの知識も学べる

自分が手に取った英語の小説の登場人物のバックグラウンドや、設定された舞台の社会、文化、歴史などを学べることもメリットの一つです。

言語を学ぶ時には、その言語が話されている国や地域の背景知識の習得をすることも非常に大事な要素になります。言語は文化や社会、歴史などときって話せない存在だからです。英語を話す人としての価値観や文脈の形成にも大変役に立ちます。 

参考資料:英語の小説を使った英語学習法やメリットを解説!オススメの小説も紹介

https://www.bizmates.jp/blog/novel/

おすすめの小説① Nate the Great

『Nate the Great』は、少年探偵のネイトが事件を解決していく物語です。9歳の少年ネイトは、子供の世界の日常生活で起こる事件を解決するエキスパート!事件解決の依頼人はいつでもネイトと同じ年代の子供達です。探し物は、切手や買い物のメモだったりと、見つかったらほっこりとするものばかり。1977年の作品で、80ページと読みやすいボリュームとなっていますので、初めて英語の小説を読む方におすすめです。

おすすめの小説② Treasure Island

『Treasure Island』は、ロバート・ルイス・スティーブンソンによる有名な冒険物語です。主人公であるジム・ホーキンスは宝物を求めて冒険の旅に出稿します。しかし途中で反乱に巻き込まれ、獰猛な海賊ロング・ジョン・シルバーを倒さなければいけません。ワクワクする冒険物語です。

おすすめの小説③ Frog and Toad are Friends

おすすめの小説3つ目は、『Frog and Toad are Friends』です。邦題は、『ふたりはともだち』で、小学校の国語の教科書にも題材として選ばれるほど素敵なお話で、カエルくんとガマくんの友情物語です。春を待ち侘びる2人の様子を書いた「SPRING」などの5つのショートストーリーで構成されており、とても雰囲気の良い挿絵とともに収められています。

おすすめの小説④ Amelia Bedelia

紙に書かれた指示をその文字通りに忠実に守る家政婦のアメリア・べデリアのお話。ページ数も64ページと少なく、本を読めるようになった子供を対象とした作品なので、洋書初心者の方におすすめです。英語圏では小学校の低学年でも自分だけで楽しんで読むことができます。

雇い主であるロジャー夫妻の指示通り動こうとしますが、たまに失敗してしまうことも。でも最後にはいつもうまくいくのがアメリア・べデリア!なんとも愛しい家政婦さんのお話です。

おすすめの小説⑤ Bel Canto : A Novel

『Bel Canto : ANovel』は、ニューヨークタイムズが選んだベストセラー小説です。「至福のロマンティック、素晴らしい魔法の物語」と評されています。テロリストと人質が予期せぬ絆を築き、親密な関係へと変わっていく物語。内容的にも使用されている英語表現のレベル的にも、ある程度英語の小説を読む習慣がある方にお勧めします。352ページとボリュームは多めです。

まとめ

このコラムではここまで、英語で小説を読む際のコツと小説を使って英語学習をすることで得られるメリットについて紹介しました。また、英語で小説を読み始めて見たい方向けに、おすすめの小説を5つ厳選してご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

まずは自分が読んでみたい!と思った興味のある本から手に取ってみて、ここで紹介した読み方のコツを参考に小説を読むことの醍醐味を味わってみてくださいね。英語で小説を読むことが好きになれたら、自然と多読する習慣が身についていきます。皆さんが、英語で小説を読むこと自体を楽しめますように。

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