仕事で使える!ビジネス英語でおすすめの本をレベル別に紹介します!

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今回特集していくのは「ビジネス英語でおすすめの本」についてです。グローバル化が進む中、日本の企業に就職する際にも、面接や選考の段階でビジネス英語が使えるかどうか、TOEICの点数はどのくらいあるかを質問される機会も増えてきました。

しかし、日常英会話とビジネス英会話の違いを聞かれると答えられる方は少ないのではないでしょうか?ビジネス英語とは、一言で言うと「ビジネスシーンで使用される英語」です。とは言っても、ビジネスシーンで使用するにはカジュアル過ぎる英語表現や、親しい間柄でしか使わないような軽い表現を避ければ、ビジネス英語の習得は難しくありません。 

そこで今回は、ビジネス英語を学ぶためのおすすめの本を英語のレベル別に紹介していきたいと思います!自分の今の英語力に合わせて、適切な学習本を選択していきましょう。またその他にも、自分のビジネス英語学習の目的やゴールに合わせて学習本を選ぶという方法もあります。 ビジネス英語を使ってどんなふうになりたいかを明確化した上で本を選択するのも大切です。これからビジネス英語を学ぶ人も、今のレベルをブラッシュアップしたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考資料:【実は簡単】ビジネス英語とは?日常英会話との違いや良く使われるフレーズを場面別に紹介
https://www.bizmates.jp/blog/business_english/

ビジネス英語を学べるおすすめの本

まずは、自分の英語力に合わせて選択できるレベル別のビジネス英会話参考書を紹介していきます。初級レベル、中級レベル、上級レベルの三つの段階別で本を厳選しました。また、おすすめポイントについても言及しています。

初級レベルのビジネス英語本

英語初級レベルの方がまず定着させるべきことは、英語の単語や定番フレーズを抑えることです。中学英語〜高校英語で習う英単語やフレーズを定着させることで、ビジネスの場でもコミュニケーションをはかることが可能です。

① 『ビジネス英語表現大辞典6000』

アルクから2018年に出版されている初級者向けのビジネス英語本です。ビジネスシーンでよく遭遇する具体的な場面ごとに使用できる英語表現がたくさんまとめられた一冊です。具体的には、電話やメール、会議、交渉、プレゼンテーションなどの場面が設定されています。自分が遭遇しそうな状況を辞書のように引いて使用できます。

付属でCD-ROMがついており、約4000語の日本語見出しと5000語の英語フレーズが収録されています。

② キクタンビジネス 【ベーシック】

耳を使って単語やフレーズを覚えたい人におすすめなのが、アルクから出版されている「キクタン」シリーズ。付属のCDを聴いて、リズムに合わせて発音をすることでビジネスに必須の単語が覚えられます。

チャンツと呼ばれるリズミカルな音楽に合わせて「英語→日本語→英語」の順に発音する方法で、効果的にインプットしていきます。

こちらは、ビジネスの現場で頻繁に使用される単語や熟語を一日2分間、16個の見出しを覚えることでビジネス英語の基礎をマスターできるというもの。語彙を増やしたい方には特におすすめの一冊です。

中級レベルのビジネス英語本

続いて紹介していくのは、英語が中級レベルの方向けのおすすめビジネス英語教材です。中級レベルの方は、特定の場面や状況に合わせた適切な表現を自分で選んで使用できるようになることを目標にされる方が多いです。初級レベルよりも使える表現を増やすことで、同僚や先輩、上司との会話もより弾むでしょう。

① 『起きてから寝るまで英語表現 1000 オフィス編』

今日したこと、今日考えたこと、思ったことなどを英語で言ってみる「つぶやき練習法」という方法を使って、ビジネスシーンで使われる会話を習得するのが『起きてから寝るまで』シリーズ。

「ざっくりでいいのでスケジュールを教えて」「前の会議が長引いてしまいました」「副業がダメって今時なくない?」など、オフィスで交わされるリアルな会話を英語で言えるようになります。

まずはオフィスで必要な単語をイラストを見て覚える段階1、基本的な動作や行為を英語で言う段階2、自分発信で「これが英語で言いたい!」を英語にしてつぶやく段階3の三段階で本が構成されています。

CD-ROMと無料ダウンロード可能な辞書付きで、発音の練習も可能です。覚えたフレーズをそのままにせず、自分の英語として使用できるようにするための解説までついているため、ただの暗記にとどまらず、使える英語の習得ができます。

② 『一億人の英文法ーすべての日本人に贈る「話すため」の英文法』

ナガセから2011年に出版されているこの本は、基礎となる英文法、英語の原則や知識の項目を「英語を理解するために最適な順」で収録されています。そのため、学校教育で習う英文法の順とは異なりますし、「動名詞」や「関係代名詞」などといった独特な専門用語も出てきません。
 
英語のシステムやネイティブスピーカーたちの意識が、豊かなイラストとコラムで詳細に説明されています。本当に英語を使いこなせるようになるための文法書と捉えていいでしょう。母語として英語を話す人たちと同じように英語を理解し、会話できるようになるための知識がたくさん詰まっています。

上級レベルのビジネス英語本

最後に、英語上級レベルの方におすすめしたいビジネス英語本を紹介していきます。

① 『即戦力がつくビジネス英語』

ディーエイチシーから2020年に出版された本です。自己紹介からプレゼンテーションなど、実践的なビジネス英語を学ぶことのできる上級者向けの一冊です。中身は「基礎編」「実践編」に別れており、場面に応じたビジネス英語が紹介されています。

付属となっているCDでリスニングとスピーキングの練習が可能。「基礎編」とありますが、その内容は上級者向けで、読み応えもあります。

② 『上級志向の英単語Must-Have (マストハブ)300』

アルクが2023年に出版した本です。日常生活を含め、ビジネスにおいて高度なアウトプット力が必要と感じている人におすすめなのがこれです。シンプルな表現だけではなく、ニュアンスの違いをしっかりと相手に伝えたい場合はこの本を読みましょう。

この本には、英語圏の国の有識者インタビューやスピーチをはじめとした約300万語のビッグデータの中から、使用頻度の高い英単語300個が収録されています。

教養のあるビジネスパーソンと思ってもらえるような英語表現がたくさん紹介されており、きちんとした文章を書いたり話したりするのに必要な「普遍的な単語」を定着させることができます。難易度の高い単語や表現を定着させるために、穴埋め問題やマッチング問題も掲載されています。

参考資料:講師歴20年の英語講師がおすすめするビジネス英語学習本12選 | One Month Program Blog ワンマンスプログラム | テンナインが発信する英語サイト
https://www.ten-nine.co.jp/englishmedia/pickup/2321/

ビジネス英語本の選び方

ここまで、英語のレベルに合わせたおすすめのビジネス英語本を紹介しました。次に、ビジネス英語の本を選ぶ際のその他の観点を紹介したいと思います。数多くある英語の本の選び方の中でも最も重要なのが、「自分の目的に合わせて本を選択すること」です。

あなたは、なぜビジネス英語を学びたいのですか?ビジネス英語を通して最終的にどのような自分になりたいですか?まずはそのような質問を自分に投げかけてみましょう。

目的に合った本を選ぶ

大切なのは、「何を学び、どうなりたいのか」を明確にしてから、ビジネス英語に関する本を選ぶことです。なぜなら、対策として何をすべきなのかが明確になるから。最終的な目的を設定することで、それに向かってするべき必要な行動が明確になります。がむしゃらになんでも噛んでもトライしていては、忙しい社会人の方は効率よくビジネス英語の習得ができません。

さらに、目的を明確化させることでモチベーションの維持ができます。英語力は、数日間で身につくものではありません。目指すレベルによっては何数年もかかることも。そんな中、学習のモチベーションを保つことは大変重要です。

目的なしで学習を続けると、意欲を失いがちです。しっかりとした目的があれば、忙しい毎日でも15分間だけ英語学習に時間を割くことができますし、ゴールに向かって着実に進んでいる兆しが見えるでしょう。

参考資料:英語学習に目標は欠かせない!英語を上達させる目標の立て方とコツ | English Lab (イングリッシュラボ) | レアジョブ英会話が発信する英語サイト
https://www.rarejob.com/englishlab/column/20210803_03/

まとめ

このコラムでは、仕事で使えるビジネス英語を学ぶためのおすすめ参考書について特集しました。いかがでしたでしょうか?

参考書を選択する上で大切なのは、自分の今の英語のレベルに合った選考書を購入すること。そして、最終的なビジネス英語における学習目標や習得の目的を明確化し、それに合わせた適切な本を購入することでした。

自分に合った参考書を使用することで、英語学習のモチベーションを維持して、目標に向かって努力を続けることができます。すぐには習得できないからこそ、参考書や本を選ぶ段階でしっかりと最適なものを選べるよう気を使ってみましょう。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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