【2024】マニラ観光初心者向け!おすすめの場所を徹底解説

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フィリピンの首都であるマニラには、おすすめの観光スポットがたくさんあります。今回の記事では、マニラの魅力と、訪れるべき観光地を紹介していきます。

旅行は、事前リサーチで何倍も充実するものです。ぜひこの記事を読破して、未来のマニラ旅行のシミュレーションをしていってください。

マニラ観光の魅力とは

まずは、マニラ観光の魅力からです。フィリピン料理やマリンスポーツ以外に、経験しておくべきものは何なのでしょうか。

マニラの歴史と文化の概要

マニラの歴史と文化は、他国からの支配に大きく影響されています。というのも、フィリピンは植民地だった期間が長いのです。

そもそもマニラという都市は、1571年にフィリピンの支配を行ったスペイン政府によって作られた都市です。そこから1600年代に入るまで、マニラはスペインの交易の中心地として発展してきました。その後スペインの支配力が弱まった後も、アメリカ、イギリス、日本など、当時のアジアの支配権を握っていた国々の支配下に置かれています。

そして今でも、そのスペイン植民地時代の名残は見ることができ、マニラ市内を歩いていると、スペイン風な建物や西洋を思わせる風景が目に入ります。

訪れるべき理由

マニラが旅行におすすめである理由はいくつもありますが、その中でも特に知っておいて欲しいことを紹介します。

物価が安い

アジアの観光地の中では、マニラの物価はずば抜けて安いです。

世界の国や地域の生活費や物価のデータをまとめているサイト「Numbeo」によると、調査の対象となった445都市の内、マニラの物価は309位に位置しています。世界屈指の物価が安い都市なのですね。ちなみに東京は18位で、マニラの倍の物価指数を出しています。

参考:https://www.numbeo.com/cost-of-living/rankings.jsp

治安が良くなってきている

かつては、マニラは危険な国というイメージを持たれていました。しかしフィリピン全体が観光地として発展してきたため、セキュリティの整備が進み、日本ほどではないにせよ治安はどんどん良くなってきています。

現に今では、マニラにツアー無しで旅行に行く女性も増えているのです。危険な地域や時間帯を把握して、しっかりと対策をしておけば、大きなトラブルに巻き込まれることはそうそうないでしょう。

様々な視点から楽しむことができる

マニラには、最新のショッピングモールやレストランから、自然豊かな公園、歴史的建造物、博物館など、様々な種類の観光スポットがあります。そのため、大きな移動をせずに様々なアクティビティを楽しむことができるのです。

また複数人で訪れた場合には、みんなが楽しめるようなスケジュールを作ることも容易になります。

中心部のおすすめの観光スポット5選

ここからは、マニラのおすすめ観光スポットを紹介します。最初は、マニラの中心部で訪れることができるスポットです。

マニラ大聖堂(Manila Cathedral)

キリスト教徒でなくとも、大きなキリスト教の教会の荘厳さには魅了されてしまう人は多いでしょう。

マニラ大聖堂は、東南アジアで最大級の大きさを誇る大聖堂です。1571年に建てられ、その後度重なる損壊を乗り越え、現在も堂々とたたずむマニラの象徴ともいえる建物です。

芸術作品ともいえる石彫り、アジア最大級のパイプオルガン、ロゼッタ窓、ステンドグラスなど、アニメや映画でしか見ないような、カトリック教会を見ることができます。

入場料は取らないので、ミサを経験してみてもいいかもしれません。

サンチャゴ要塞(Fort Santiago)

マニラには、歴史マニアにはたまらないスポットがたくさんあります。

サンチャゴ要塞は、スペインによる統治が始まった1571年に、スペイン政府によって建てられた建物です。スペイン撤退後も、アメリカ軍や日本軍によって使用されました。

大きな改装や修繕はされておらず、弾痕や水牢跡、当時収容されていたフィリピン独立の英雄ホセ・リセールの生活の跡を見ることができます。生々しい歴史を感じることができるサンチャゴ要塞は、歴史好きでなくてもチェックしておきたいスポットです。

ちなみに入場料が必要なので、気を付けましょう。

マニラオーシャンパーク(Manila Ocean Park)

子供も一緒に楽しみたいのなら、マニラオーシャンパークがおすすめです。

マニラオーシャンパークは、アジア最大レベルの水族館です。生き物の展示だけではなく、人魚姿のスタッフによるパフォーマンスやイルカショーなど、エンターテインメントに富んでおり、子供も飽きることがないでしょう。

また、レストランやスパ、ホテルなども併設されており、丸1日かけて遊びに行きたいスポットです。入場料はプランによって異なりますが、1人だいたい1,000から2,500円程です。日本の新江ノ島水族館と同じくらいですね。

マニラ動植物園(Manila Zoological & Botanical Garden)

水族館と動物園と植物園、どれが一番好きでしょうか?

マニラではどれも同時に楽しむことができます。マニラ動植物園は、マニラオーシャンパークから車で10分の場所に位置している、フィリピン最古の動物園です。

ゾウやライオンなどの哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類など、様々な種類の動物を展示しています。また、植物園のエリアもあり、様々な角度で楽しむことができます。

レストランもあるので、ゆっくりと1日かけて回るのもいいですね。ただ、曜日によって営業時間が異なることと、入園時間が18時までであることに注意しましょう。

サン・アグスチン教会(San Agustin Church)

フィリピンには、世界遺産が6つあります。その1つがサン・アグスチン教会です。

1606年に完成して以来、壊されずに建設当初のままの形が残っており、フィリピンで現在残っている石造りの建物の中で、最古のものとして知られています。

スペイン統治時代に建てられた教会なので、ヨーロッパ風のデザインになっているのですが、ところどころフィリピンの特徴も備えており、唯一無二のビジュアルです。見学のみなら特に入場料を取られることもないので、気軽に寄ってみてもいいですね。

その他のおすすめ観光スポット

フィリピンの首都であるマニラには、中心部から外れた場所にも見どころがたくさんあります。その他のおすすめ観光スポットも見ていきましょう。

カーサマニラ博物館

カーサマニラ博物館は、一風変わった博物館です。展示されているものは、「スペイン統治時代のお金持ちの生活」

なんだそれ?と思うかもしれませんが、高級な見た目の家具や内装、ダイニングルーム、ガーデン、変わった形のトイレなど、意外と見ごたえのあるスポットです。

入場料も200円くらいなので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいですね。ちなみに、屋内は撮影禁止なので、気を付けましょう。

リサール公園(Rizal Park)

博物館や水族館など、屋内でのアクティビティに少し疲れたのなら、身体をほぐしがてらリサール公園に行くのもいいでしょう。

リサール公園は、58万キロ平方メートルの大きさの公園です。

豊かな自然に囲まれて散歩をしたり、芝生に寝転がって休憩をしたり、売店で軽食を買ってピクニックをしたりすれば、旅の疲れをリフレッシュできるでしょう。

とはいえ、独立の英雄ホセ・リサールの記念碑や、日本庭園、電気機関車などの面白いスポットもあるので、観光目的で行っても楽しいはずです。

デザートミュージアム

フィリピンはスイーツの名所としても有名で、甘い物目的で訪れる人も少なくありません。そんな甘党の方々にぜひ行ってもらいたいのが、デザートミュージアムです。

デザートミュージアムは8つのフロアに分かれており、それぞれのフロアでドーナツ、アイスクリーム、マシュマロ、キャンディーなどをテーマにした展示品が見られます。スイーツをモチーフにした遊具やアトラクションもあるため、子供ウケは間違いなしです。

お菓子のテイスティングも可能なので、五感全てを使って甘いものを愛でることができます。

イントラムロス博物館

どっぷりと歴史の世界に没頭したいのなら、イントラムロス博物館に足を運ぶことをおすすめします。

イントラムロス博物館は、サン・イグナシオ教会の中に建てられた博物館で、古い教会で見つかった芸術品や文化遺物およそ500点が展示されています。

フィリピンの国教であるキリスト教が、現地の人々にとってどのような存在であったか、歴史を通して知ることができるでしょう。

バルアルテ デ サンディエゴ

ちょっとマニアックな歴史スポットが知りたい、という人には、バルアルテ デ サンディエゴがおすすめです。

「バルアルテ」とは「要塞」という意味で、直訳すると「サンディエゴの要塞」です。日本語では「サンディエゴ堡塁」と呼ばれていますね。

インターネットで検索をかけても情報が少なく、日本では大きな観光地としては紹介されていません。

しかし現地では、バルアルテ デ サンディエゴは、その周辺が結婚式場としてつかわれるなど、名の知れたスポットなのです。

SMモール・オブ・アジア

歴史やスイーツもいいけど、ショッピングを思いっきり楽しみたい!という方もいるでしょう。フィリピンは物価が安いですからね。そんな人は、SMモール・オブ・アジアを訪れてみてください。

SMモール・オブ・アジアはアジア最大級のショッピングモールで、1000を超えるブランドショップやレストラン、映画館、そしてスケートリンクまであります。

とにかく大きいので、1日かけて楽しめるでしょう。たくさん歩くので、歩きやすい靴を履いていくと良いですね。

タガイタイ

観光地を回って疲れたから、ちょっとゆっくりしたいな、という人は、マニラから少し足を延ばしてタガイタイまで行ってみてはどうでしょうか。

タガイタイは、フィリピンの中でも有数の避暑地です。日本でいう軽井沢のような場所ですね。

フィリピンの他の地域に比べて気温が低く、別荘を持っている人も多くいます。ホテルやレストランも充実しているので、ちょっと羽休めに訪れてもいいでしょう。

オカダマニラ

ちょっとお金に余裕がある人なら、オカダマニラにチャレンジしてみましょう。オカダマニラは、言うなれば「娯楽の極み」

宿泊施設はもちろん、スパやレストラン、カジノ、プール、ナイトクラブ、ショップなどが一か所に集められた施設です。全てにおいて高級ですが、地球トップレベルのリッチなサービスを体験できること間違いなしです。

ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)

ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)は、マカティ市に位置する1つの地域の名前です。

普通に住民が住んでいるのですが、ショッピングモールやレストランなどが建ち並び、観光名所としても有名です。

世界レベルの企業やお金持ち向けの高層マンションなどが多く、治安がとてもよいため、日本人でも安心して散策することができます。ホテルもあるので、ここを拠点に観光してみても楽しいかもしれませんね。

まとめ

調べても調べても、尽きることなく目玉スポットが出てくるのがフィリピンという国です。長期滞在したり、何度も足を運んでみたりしたくなりますね。旅行先の国の魅力を最大限に知るには、やはりその国で使われている言語を知るのが一番です。

例えば、今回の記事で紹介した博物館や施設などには、日本語の説明書きがありません。全て英語かフィリピンの言葉なんですね。特に歴史に興味がある人にとって、説明書きや表示が読めないのは痛手でしょう。

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