皆さんは、英語の「疑問詞+to 不定詞」を正しく使うことはできますか?聞いたことあるし、学校で勉強した気もするけれど忘れてしまった・・・
という方はもちろん、これから資格試験を控えている皆さんにも読んでほしい内容です。
そこで今回は「疑問詞+to不定詞の使い方」を、具体的な英語例文とともに徹底的に用法を解説します!日常英会話だけではなくビジネスでも使用できる表現もありますので、しっかり学んでいきましょう。
疑問詞+to不定詞の使い方
不定詞でよく使われる用法には、いくつかあります。
・副詞的用法
・形容詞的用法
そしてこの3つの用法以外にも使用されるのが「疑問詞+to不定詞」です。
疑問詞+to不定詞は「主語」「目的語」「補語」の3つのパターンで使われるのが基本です。例えば以下のような使い方をします。
<主語として使う 疑問詞+to不定詞>忙しい日々の中でいかに時間を作るかは、私たちにとって重要なことだ。
彼女は何を食べるべきか分かりませんでした。
今決めるべきことはどこで夕食を食べるかである。
つまり、疑問詞+to不定詞は名詞扱いされるのです。これを踏まえた上で、一つずつ意味と使い方を見ていきましょう!
主語で使うとき
主語で使用する場合、「疑問詞+to不定詞」の後に動詞が続きます。
本や文法書を読んでいるとよく見かける用法ですが、会話で使用することはそこまで多くはありません。
大学をどのように決めるかが明るい将来につながる一歩である。
何を食べるかがあなたの体質改善に大切なことの一つである。
明日の行動が、1年後の自分につながる。
どのように英文法を勉強するかが、英語学習の基礎づくりのために大切なことである。
砂糖の使い方は、この菓子作りの工程で最も重要な部分である。
目的語で使うとき
目的語で使用する場合、基本的に「疑問詞+to不定詞」は動詞の後に置かれます。英語の試験問題や会話でもよく使用される形なのでしっかり覚えていきましょう!
彼は試験前に何を勉強すべきか分かりませんでした。
彼女はケーキを作るための材料をどこで買おうか迷っています。
私たちは英語教室に向かうためどこへ行くべきか分かりませんでした。
彼は中学英語を勉強するために最初に何をすべきか分かりませんでした。
新入社員は入社初日に何をすべきか分からないので、彼らは先輩たちから話を聞きました。
最新のカメラをどこで買うべきか分かりません。
問題は、どこに行くかを考えることである。
補語で使うとき
補語で使用する場合、「疑問詞+to不定詞」は文章の後半に置かれることが多いです。
目的語と補語の違いを簡単に説明すると、目的語はなくても文章が完成します。一方で、補語は前の単語や文章を補っているイメージです。つまり、補語なしでは文章は成り立ちません。
<目的語と補語の違い イメージ>
She did not know what to eat.
彼女は何を食べるべきか分かりませんでした。
→この場合の目的語は“where to eat(何を食べるべきか)”になります。しかし、「彼女は分かりませんでした。」のように目的語がなくても、文章は成り立っています。
The decision to be made now is where to have dinner.
今決めるべきことはどこで夕食を食べるかである。
→この場合の補語は“where to have dinner(どこで夕食を食べるか)”になります。補語のない文章では「今決めるべきことは〜である」となり、文章は成り立ちません。
これが目的語と補語の違いのイメージです。
旅行先を決めるときに大切なのはどこに宿泊するかである。
重要なのは何を見るかである。
父親は彼に、10代の間に何を経験するかが重要だと言いました。
疑問詞+to不定詞の例文
それでは次に会話でも頻繁に使う以下の表現を用いた例文をそれぞれ見ていきましょう。
・what to
・where to
・when to
・which to
how to不定詞 :どう~するべきか、~の仕方
この数学の問題にどのように答えたらいいか分かりませんでした。
先週テレビで観たケーキの作り方を忘れてしまいました。
英会話の勉強方法を教えてくれませんか?
あの問題の解決方法を教えてくれませんか?
美味しいコーヒーの淹れ方を教えます。
what to不定詞:何をすべきか
今何をすべきか教えてくれませんか?
私は明日までに何をすべきかクラスメートに確認します。
彼女は将来何をすべきか決めていません。
彼はこの職場で何をすべきかまだ分かりません。
結婚式の前にやることをノートに書いているんです。
何を飲むか早く決めるべきです!
where to不定詞:どこへ~すべきか
この公園に行くには、どこで降りればいいのですか?
この本はどこで買えばいいのですか?
when to不定詞:いつ~すべきか
彼はその話を止めるタイミングを知らないです。
私は朝食をいつ食べるか迷っていました。
which to不定詞:どちらを~すべきか
明日の夕食にどちらを選べばいいか分かりません。
彼女はどちらを買うべきか分かりません。
彼は明日の朝、どれを食べるか考えています。
まとめ
皆さん、今回もお疲れ様でした!「疑問詞+to 不定詞」の使い方のイメージはついたでしょうか?
なぜ、このような使い方になるのかを理解することで頭により定着させることが可能です。会話でもたくさん使用することができる表現なので、今回の記事をきっかけにしっかり覚えていきましょう!
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◇経歴
観光業界や英会話スクールで計5年以上勤務、英語学習についてもSNSで発信中
◇資格
TOEIC875
◇留学経験
アメリカ語学留学 2ヶ月
留学で得たものは"英語力"だけではありません。
英語だけではなく、自分自身の成長を感じたいなら、短期間でも行ってみる事をオススメします!
英語圏で暮らした日々は、一生忘れることのない経験になるはずです。
◇海外渡航経験
アメリカ圏に短期語学留学経験、海外旅行は5ヵ国以上
◇自己紹介
映画や音楽を通して英語の楽しさを知り、学生時代は英語通訳コースにて勉強をしました!その後、新卒から現在まで英語を使う仕事をしています。今も日本にいながらも英語力UPする方法を探し、日々勉強中です。夢は世界遺産と映画のロケ地を沢山巡ること、そしてブロードウェイで全てのミュージカル作品を鑑賞すること!
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I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.