「提案」するときに使える英語表現は?日常会話からビジネスシーンまで

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英語で会話をするなかで、相手になにかを「提案する」場面は意外と多くあると思います。ストレートに、「自分は~したい」と伝えるよりも「~はどう?」と提案のニュアンスを含めた方が相手に与える印象も柔らかくなります。

実は、この「提案する」ときに使える英語表現は、その意味やニュアンス、使い方などでいろいろなフレーズや単語があります。細かな違いを理解することで、より自分の意図が伝わりやすくなり、相手とのコミュニケーションもスムーズにいくはずです。

そこで今回の記事では、英語で「提案する」を意味するフレーズや英単語をご紹介します!

英語で「提案する」ときに使えるフレーズ

「Why don’t you~?/Why don’t we~?」でカジュアルに提案

「~しようよ!」「~してみない?」といったニュアンスで、カジュアルに相手の気持ちを伺うときに使えるフレーズです。

相手に行動を促すときは「Why don’t you?」が、自分も含めた場合には「Why don’t we~?」が使われます。カジュアルな口語表現ですので、ビジネスシーンでは上司や取引先の相手には使わない方が良いでしょう。

Why don't you come with us?
私たちと一緒に来ない?

Why don't we go bowling tonight?
今夜、一緒にボウリングに行かない?

「How would you like to~?」で丁寧に提案

「How would you like to~?」は「~してみてはいかがでしょうか?/どうでしょうか?」と丁寧なニュアンスを含んだ英語表現です。

相手を選ばないので、万能なフレーズと言えるのではないでしょうか。

How would you like to have lunch together?
ランチをご一緒するのはどうでしょうか?

「What do you think about~?」はビジネスシーンでも使える

「What do you think about~?」は「~についてどうお考えですか?/~するのはいかがでしょうか?」といったニュアンスを含む提案の表現です。

同じく「How do you feel about~?」という表現も使えます。丁寧に、相手の意向を聞きながら自分の考えを伝えることができるので、ビジネスシーンでも使うことができます。

What do you think about our new plan?
私たちの新しい計画について、どうお考えですか?

「Don’t you think it might be a good idea to~?」で控えめに言うのもOK

「Don’t you think it might be a good idea to~?」を使うことで、「この案について、良い考えだとお考えですか?」と控えめに相手の意向をたずねることができます。

波風を立てずに穏やかに交渉を続けたいときなどに便利と言えるのではないでしょうか。

Don’t you think it might be a good idea to reconsider it?
それについて、もう一度考え直した方がいいとお考えですか?

英語で「提案する」ことを表す単語

ここまで、英語で提案するときに使えるフレーズを見てきました。

実は、「提案する」ことを表す英単語はたくさんあります。ここからは、それぞれの動詞の意味、ニュアンスを例文と一緒にご紹介したいと思います。

propose

「提案する、もくろむ」という意味を持つ「propose」は、提案の中でも積極的でやや強いニュアンスの単語です。

相手に意志決定を求めたり、期待したりするときに使われます。主にビジネスの場面で使われることが多く、提案書を作ったり、承認を得るためにプレゼンをしたりするときなどに便利です。

The mayor proposed a plan for a new bridge.
市長は新しい橋の計画を提案しました。

suggest

「提案する、促進する」という意味を持つ「suggest」は「propose」よりも控えめな表現です。

相手の意志決定を補助し、好意的に背中を押すようなニュアンスです。自分の意見を強く主張するのではなく、相手の意見も尊重しながら提案することができます。

He suggested several different ways of dealing with the problem.
彼はその問題に対して、いくつか異なる方法を提案しました。

recommend

「提案する、勧める、推薦する」という意味を持つ「recommend」は、相手になにかをすすめて行動を促すといったニュアンスがあります。

I recommend the book to all my students.
私は生徒全員にその本をすすめました。

advise

「提案する、勧める」という意味を持つ「advice」は、決断を迷っている相手の背中を押すニュアンスがあります。

日本語でアドバイスというと、カジュアルな場面でも気軽に使われる言葉ですが、英語だとやや上から目線に感じる表現ですので、同じ立場の同僚などには使わない方が良いかもしれません。

We were thinking of buying that house, but our lawyer advised against it.
私たちはあの家を買おうと思っていましたが、弁護士はそれに反対しました。

counsel

「提案する、助言する」という意味を持つ「counsel」は、その分野に精通した人や専門家などからの助言というニュアンスがあります。

「advise」よりもさらに堅い表現とイメージするとわかりやすいかもしれません。

The General Manager counseled them to avoid rash actions.
事業部長は、彼らに軽率な行動を取らないよう助言しました。

propound

「提案する、提出する」という意味を持つ「propound」は、日常生活では使われず学説の提起や提唱といったニュアンスがあります。

相手の意見を伺いながら自分の意見を伝える、というよりは、むしろ相手の案や意見に反論するような場面で使われることが多いです。

If a scientist decides to propound his theory without supporting evidence, s/he will be mocked by members of the scientific community.
もし、科学者が裏付けもなく自分の理論を提唱することになれば、コミュニティのメンバーから馬鹿にされることになる。

pitch

「提案する、投げかける」という意味を持つ「pitch」は、普段あまり聞きなれない単語かもしれません。

主にビジネスのプランや案を提案したり宣伝したりするときに使われます。

Why don’t you pitch your idea to her? I’ll arrange a meeting.
あなたのアイデアを彼女に投げかけてみたらどうですか?面談を手配しますよ。

相手から「提案」されたときに使える返答フレーズ

ここまで、自分が会話の相手になにかを「提案する」ときに使えるフレーズや英単語をご紹介してきました。

それでは、もしあなたが相手からなにかを「提案された」場合はどのように返答すればいいのでしょうか?

ここからは、相手の提案に対する返答を、シチュエーションごとにご紹介します。

相手の提案を受け入れるとき

「提案を受け入れる」を訳すと、

I accept your proposal.
あなたの提案を受け入れます。

となりますが、これはやや上から目線で高慢なイメージを与えてしまいます。

ネイティブスピーカーは、まず相手の提案を褒めてから、そのあと「その案を受け入れます」という流れで会話をすすめます。

例えば、フォーマルな表現では、まず「Thank you for your proposal(ご提案ありがとうございます。)」や、「Your proposal was great(素晴らしいご提案でした。)」などと言います。

それに続いて、「I agree with your opinion(あなたの案に賛成します。)」や、「I would like to follow it(あなたの案を受け入れます。)」などと言い、自分が相手の案を受け入れる旨を伝えます。

Thank you very much for your proposal. I agree with your opinion.
ご提案ありがとうございます。あなたの案に賛成します。

Your proposal was great. We would like to follow it.
素晴らしいご提案でした。ぜひ受け入れたいと思います。

また、同僚や部下に対して、また日常会話などカジュアルシーンでは、「いいね、いいと思う」ということを意味する「Sounds good」や「Sounds great」などが使われます。

このように気軽に褒めたあと、「Let’s try then(じゃあやってみよう)」などと提案を受け入れる旨を伝えます。

A: What do you think about my proposal?
B: Sounds good! Let’s try your idea.

A: 私の提案についてどう思いますか?
B: いいと思うよ!君の案をやってみよう。

相手の提案を柔らかく断るとき

相手の提案をそのまま受け入れられないときは、やんわりと遠まわしに断りましょう。例えば、以下のようなフレーズが便利です。

I’m afraid but

申し訳ありませんが

まず先にお詫びの気持ち、残念な気持ちを表し、そのあとに受け入れられない旨を伝えることができます。「I’m afraid」の代わりに「I’m sorry」や「I apologize」を使っても良いでしょう。

I’m afraid your idea would not work for us.
申し訳ありませんが、あなたの案は私たちにとって好都合ではありません。

That’s a good idea but

いい案なのですが

すぐに否定するのではなく、まず相手の案を受け入れてから断ることもできます。

他にも、「that's a good point but(いい指摘ですが)」、「I understand your point(ご指摘はわかりますが)」、「I understand what you mean(おっしゃることはわかりますが)」などのフレーズも同様に使えます。

I understand what you mean, but at this current time, we are not considering changing our plan.
ご指摘はわかりますが、現在のところ、私たちはプランを変えることは考えていません。

it is just not practical to

現実的ではありませんね

ビジネスシーンなどで、相手から現実的ではない提案をされたときなどに使えるフレーズです。

「just」が入ることで、「あなたのせいではないけれど、状況がそれを許さないのです」というニュアンスを含めることができ、結果として柔らかいフレーズになります。

I appreciate your proposal, but it is just not practical to conduct.
ご提案はありがたいのですが、実施するのは現実的ではありません。

相手の提案を断固とした態度で断るとき

提案に対して、はっきりと強い態度で断る、ということに抵抗を感じる方もいるかもしれません。

できれば上記のように波風を立てないように断りたいと思うかもしれません。しかし、ときには相手が無理な提案をしてきたり、その提案を受け入れてしまうと問題が起きたり、ということもあるでしょう。

そんなときは、以下のようなフレーズできちんと自分の意志を伝えることが大切です。

I can’t accept your proposal.
あなたの案は受け入れかねます。

はっきりと提案を断ることができる表現ですが、とてもストレートな表現で、場合によっては攻撃的な印象を与えてしまうこともあります。そのため、ビジネスシーンではあまり好ましくありません。

まとめ

いかがでしたか?なにかを「提案する」ときに使える英語表現や英単語をご紹介しました。

一言で「提案する」といっても、意味やニュアンス、使い方に違いがあることをお分かりいただけたら嬉しいです。

なにかを提案したいとき、その時々のシチュエーションに合わせて、ぜひ使い分けてみてくださいね。適切な表現を使うことで、より相手にあなたの気持ちや意図が伝わりやすくなると思います。

また、本記事でご紹介した内容は、実際の英会話でもどんどん使ってみましょう。自分の言葉として使っていくうちに、正しい英語表現は自然と身に付いていきます。

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