「~など」や「~とか」の英語表現とは?使えるフレーズ6選

「~など」や「~とか」の英語表現とは?使えるフレーズ6選

知ってるようで知らない「~など/~とか」の英語表現とは

「〜など」という言い方は日本語の日常会話でとってもよく使う便利表現ですよね。

「数学や物理などの理系科目が得意です。」

「クッキーとかケーキとか甘い物が好き。」

そんな「〜など」や「〜とか」と英語で言いたい時、どんな表現が思い浮かびますか?

”and so on”や”etc."などの表現が思いつく人も多いのではないでしょうか。

実はこの2つの表現以外にも、英語で「〜など」や「〜とか」言いたい時に使える表現は様々あり、シチュエーションやニュアンスによって使い分けができます。

そこで今回の記事では「~など/~とか」の英語表現について、例文を用いながら詳しく解説していきます。

1:and so on

”and so on”は「〜など」や「〜とか」を表す熟語で、主にフォーマルなシーンで使われる表現です。

同じカテゴリーに属するものや似たようなものを並べて「〜など」と言いたい場合に使います。

I like hamburgers, pizza, french fries, and so on.

私はハンバーガーやピザ、フライドポテトなどが好きです。

これらは全て「ジャンクフード」という同じカテゴリーに属する食べ物ですよね。

この場合は”and so on"を使って「〜など」と表現することができます。

【NG例】

I like hamburgers, apples, tea, and so on.

私はハンバーガーやりんご、お茶などが好きです。

このように、違う種類のものを並べて表現する時に”and so on”を使うことはできないので注意しましょう。

【例文】

I traveled to many countries in Southeast Asia like Thailand, Vietnam, Cambodia, and so on.

私はタイやベトナム、カンボジアなどの東南アジアのたくさんの国々を旅しました。

He likes outdoor sports like surfing, hiking, fishing, and so on.

彼はサーフィンやハイキング、釣りなどのアウトドアスポーツが好きです。

You have to bring textbooks, pens, notes, and so on to school.

学校には教科書、筆記用具、ノートなどを持っていかなきゃいけないよ。

2:things like that

”things like that”は「〜など」や「〜とか」を表す口語表現で、ネイティブスピーカー同士の会話で頻繁に使われる便利フレーズです。

意味は”and so on”と同じですが、家族や友達同士で話す時などのカジュアルなシチュエーションで使われることが多い表現です。

同じ類のものや似たものを並べて「〜など」と言いたい時に使えます。

【例文】

You should eat food that’s more healthy, for example fruits, vegetables, or things like that.

もっと体に良い物を食べるべきだよ。例えば果物とか野菜とか。

I like to go running, doing yoga, and things like that.

ランニングやヨガなどが好きです。

I went to the farmers market and bought tomatoes, asparagus, and things like that.

市場に行ってトマトやアスパラガスなどを買いました。

また、“stuff like that”も同じ意味合いで使うことができます。

【例文】

Do you use Twitter, Facebook, or stuff like that?

ツイッターとかフェイスブックとか使ってる?

Starting next month I'll live alone. I have to get a washer and dryer, a microwave, and stuff like that.

来月頭から一人暮らしを始めるんだ。洗濯機や電子レンジとかを買わなくちゃ。

My mom sent me instant food, rice, vegetables, and stuff like that.

お母さんがインスタント食品や米、野菜などを送ってくれた。

3:blah blah blah

会話の中で重要ではないことを説明する場合に”blah blah blah”を使って説明を省略することができます。

”blah”は「ばかばかしいこと・たわごと」を意味する単語で、”blah blah blah”と続けることで「意味のない話・ばかばかしい話」というニュアンスになります。

日本語の「〜とかなんとか言ってたよ」という表現に似ており、誰かが言っていたことを”blah blah blah”で表現し「どうでもいいことを言っていた」ということをを強調したい時に使えるフレーズです。

【例文】

He kept complaining about his boss, his salary, and blah blah blah.

彼は上司や給料などの愚痴を言い続けていた。

She made a lot of excuses, how busy she was, her coworker didn’t work well, and blah blah blah.

彼女はたくさん言い訳していたよ。どれだけ忙しかったかとか、同僚がちゃんと働かないとか、なんとかかんとか。

My sister always tells me to eat less, exercise more, and blah blah blah.

私の姉はいつも私食べる量を減らせとか、もっと運動しろとか言ってくる。

4:such as

「例えば〜や〜など」と具体例を出したい時に使えるのが”such as”です。

tableware such as glasses and plates (グラスや皿などの食器類)

Fruits such as apples and oranges (りんごやオレンジなどの果物)

このように「AやBなどの○○」と英語で言いたい時は、【○○ such as A and B】のように”such as”の後に具体例にあたる名詞を置いて表現することができます。

【例文】

He likes to eat oily food such as fried chicken and Tonkatsu.

彼はフライドチキンやトンカツなどの脂っこい食べ物を食べるのが好きだ。

I like exciting movies such as action and adventure.

私はアクション映画やアドベンチャー映画などのワクワクするような映画が好きです。

I would like to travel to Latin American countries such as Chile and Brazil.

チリやブラジルなどのラテンアメリカの国を旅したいです。

5:etc.

”etc.”は”Et cetera"の略で、「など」を意味する英語表現です。

”etc.”と書きますが「エトセトラ」と発音します。

基本的に文章中に書き言葉として使われることが多く、話し言葉ではあまり使われません。

使い方のルールはとてもシンプルで、前に”and”をつける必要はなく”etc.”だけで「〜など」を表すことができます。

省略表現なので必ず後ろにピリオドがきますが、”etc.”が文末にくる場合は二重でピリオドをつける必要はありません

【例文】

The collection includes precious gemstones such as diamonds, opals, rubies, emeralds, etc.

そのコレクションにはダイヤモンド、オパール、ルビー、エメラルドなどの宝石が含まれている。

That restaurant has various options such as pizza, pasta, hamburgers, etc.

そのレストランはメニューが豊富だ。ピザ、パスタ、ハンバーガーなどなど。

This supplement has Vitamin C, Vitamin B2, Niacin, etc.

このサプリメントはビタミンC、ビタミンB2、ナイアシンなどが含まれています。

6:and so forth

“and so forth”を使って「〜など」を表現することもできます。

”and so on"と同じ意味ですが”and so forth”のほうが堅い表現で、話し言葉ではなく書き言葉で使われることが多いです。

使い方は”and so on”と同様、同じカテゴリーのものや似たものを並べて「〜など」と表現したい時に使えます。

【例文】

That doctor warned patients not to eat a lot of oily food such as instant noodles, fried chicken, and so forth.

医者は患者にインスタントラーメンやフライドチキンなどの油っこい食事を控えるよう警告した。

In that university, students can study jurisprudence, economics, sociology, and so forth.

その大学では、生徒は法学や経済学、社会学などを学ぶことができます。

The scientist reported about the experimental results, the next experimental plan and so forth.

科学者は実験結果や次の実験計画などについて報告した。

「~など/~とか」の英語フレーズを使いこなそう!

いかがでしたか?

今回の記事では「~など/~とか」の英語フレーズを6つ紹介しました。

1:and so on

2:things like that

3:blah blah blah

4:such as

5:etc.

6:and so forth

どの表現も「~など/~とか」を意味しますが、シチュエーションや伝えたいニュアンスによって使い分けをすることができます。

覚えた英語表現は実際に会話で使ってみることが英語力アップの1番の近道です。

今回の解説・例文を参考に、早速英会話で使ってみてくださいね。

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