世界でも有数の観光地である サンフランシスコ
気候は一年を通して安定していて過ごしやすく、街全体が比較的小さく交通の便がいいので、気軽に観光地へ足を運ぶことができます。
その点が多くの観光客が毎年サンフランシスコに足を運ぶ一つの理由かもしれませんね。
私はそんな観光客で賑わう、フィッシャーマンズ・ワーフ(あとで説明をさせていただきます。)にある語学学校に6ヶ月通っていました。
なので今回はメジャーな観光名所とちょっとマイナーな観光名所の二つに分けて紹介をさせていただきます。
サンフランシスコに来たら絶対に外せない観光名所
メジャー編
ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコの代名詞とも言える、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋が接続するゴールデンゲート海峡に架かる全長2,737メートルの吊り橋です。
こちらはハリウッド映画の舞台にも度々登場しており、有名な映画だと
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
「ハルク」
「X-MEN:ファイナル ディシジョン」
のロケ地となっていました。
サンフランシスコではいたるところにレンタサイクル屋があります。そこでは自転車はもちろんのこと、セグウェイも借りれます。
値段はだいたい3,000円ほどで一日レンタルすることができるので、お友達と一緒にゴールデンゲートブリッジをサイクリングしてみてはいかがでしょうか。
アルカトラズ島
アルカトラズ島はサンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ、軍事監獄のことです。
この監獄は立地環境などから脱獄不可能な監獄として知られています。また、あの人気漫画のワンピースでもアルカトラズ島を題材としたストーリーが描かれています。
この島に行くためにはまずはツアーの予約をしないといけません。このツアーは人気なので当日券はほぼ取れないと言ってもいいでしょう。
1ヶ月前ぐらいから予約しておくことをオススメします。
フィッシャーマンズ・ワーフ
フィッシャーマンズ・ワーフはサンフランシスコの北部の海岸沿いにあり、観光名所が多く存在するサンフランシスコの中でも1, 2を争う人気スポットとなっております。
ここにはお土産屋さん、クラブなどの魚介類、クラムチャウダーなどのレストランが多く存在しています。
サンフランシスコで食べるクラムチャウダーはパンでできた容器に具材を入れて食べます。サンフランシスコに訪れた際はぜひ一度お試しください!
また、先ほど紹介したゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島にも近く、お昼や夕食をフィッシャーマンズ・ワーフで食べるのもいいかもしれません。
フィッシャーマンズ・ワーフから少し東へ歩くと ピア39 と呼ばれるレストラン街が出てきます。
ここはアシカが有名で海の上に設置された浮島で大量のアシカを見ることができます。
アシカたちののんびりした姿を見てぜひ旅の疲れを癒していだければと思います!
ロンバード・ストリート
ロンバードストリートはフィッシャーマンズ・ワーフから南へ行くと見ることができます。
全長182.9mの坂道なのですが、その間に8つのカーブがある少し変わった坂道です。
なんでこんな作りにしたのかはわかりませんが、地元の人曰く「真っ直ぐの坂道でええやん」とのことでした。
ただ、そんな坂道も観光客からは人気がありますので行ってみる価値はあると思います。
アラモ・スクエア
アラモ・スクエアはアメリカのテレビ番組 「フルハウス」 のロケ地となったことで一躍有名なった住宅地です。
外観はパステルカラーでとても綺麗な色をしており、建物と建物の隙間がなくびっちりと家が立ち並んでいます。
サンフランシスコでの記念写真にぜひアラモ・スクエアに立ち寄ってみてはどうでしょうか。
・ツイン・ピークス
こちらはサンフランシスコ市内を一望できる、サンフランシスコで一番標高が高いところに位置している山です。
サンフランシスコの街並みは京都と同じで碁盤の目になっています。それをツイン・ピークスから見るのはとても絶景です。
私は昼間にしかそこを訪れたことがないのですが、夜の方がいいという評判をよく耳にしますので次に行く機会があれば夜に彼女を連れて行くのが私の夢です(笑)
サンフランシスコ・ケーブルカー
サンフランシスコといえばケーブルカーですよね。サンフランシスコはとても坂道が多い地域です。
そんな坂道を物ともせず進んでいくケーブルカーはもちろん自身が乗車しても楽しめますし、外からケーブルカーが走っている姿を見るだけでも楽しめます。
ちなみに一回乗るのに7ドル必要です。自分はたまたま通っていた学校の目の前をケーブルカーが走っているのでたまにダウンタウンにいく際などに乗っていました。
AT&Tパーク
こちらはMLBの(野球:メジャーリーグ)サンフランシスコ・ジャイアンツの球場の名前です。
野球好きであれば一度はいくべき場所だと思っています。
私は小学校から大学までずっと野球をしていたので、AT&Tパークにはほぼ毎日行っていました。
この球場はライトスタンドが極端に狭く、ライト方向のホームランボールはだいたい場外に出てしまいます。
そのため球場の外にある海には常に数台のボートで待機している野球ファンがいます。
彼らはホームランのたびに全力でボートを漕ぎ、ボールをゲットしようと常に待っています。
中にはボートを使用せず泳いでボールを取りに行くファンもいます。その度にアメリカンスピリットはすごいなと思わされました。
ちょっとマイナー編
今まではサンフランシスコに旅行したらまずは行くべきだよね!という観光名所を紹介してきました。
次はあまり有名ではないかもしれないけれど、行った方がいいなと思う場所を実際に半年間サンフランシスコで生活をしていた私の主観で紹介させていただきます。
サウサリート
サウサリートは先ほど紹介させていただいたゴールデンゲートブリッジを渡って少し北に向かって行ったところにある土地の地名です。
なので私がサウサリートに行くときは基本的にレンタサイクルで自転車を借りてそのままゴールデンゲートブリッジをサイクリングし、昼ごはんをサウサリートで食べるというのが定番でした。
サウサリートはオイスターがとても有名でいたるところにオイスターをはじめとするシーフードのレストランがあります。
また、お土産屋もたくさんありますので、ぜひウィンドウショッピングを堪能していただければと思います。
また、サウサリートからさらに北に進んでいくと ミュアウッズ国定公園 があります。
大自然の中でサイクリングをする機会はなかなかないと思いますので、この機会に美味しいシーフードと素晴らしい大自然を体験してみてはどうでしょうか。
カストロ地区
カストロ地区はゲイたちが集う場所としてとても有名です。もちろんゲイでなくても問題なく楽しむことはできますし、治安も比較的良い場所です。
また、ここはとてもお洒落な場所で、カフェやレストラン、服屋などがたくさんあります。
また、何と言ってもレインボー色に着色がされた横断歩道が有名です。
私は街の雰囲気や人柄などを総合的に判断してこのカストロ地区がサンフランシスコの中でも一番好きかもしれません。
カストロ地区の18丁目と呼ばれる通りに Reveille Coffee というサードウェーブコーヒを提供しているカフェがあるのですが、ここが私のおすすめです!
コーヒももちろん美味しいのですが、少し湿ったようなクッキーがとてもコーヒに合います。
また、テラス席もありそこから街並みを見たり、街ゆく人を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができるのもこのカフェの良さだと思います。
ちなみにサードウェーブコーヒを簡単に説明すると 「ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるスタイル」 のコーヒのことを指します。
カストロ地区ではお酒も低価格で飲むことができます。
私は学生だったのでお金があまりありませんでしたが、いっぱい1ドルからお酒を飲むことができるお店が何件かありましたので、そこで週末は友達と騒いでいました。そんなこともあってここカストロ地区はとてもおすすめな場所の一つです。
ちなみにゲイ友達もいっぱい増えました笑。
ナパ・バレー
ワイン好きの方なら一度は行ってみるべき場所です。ちなみにこちらは厳密にいうとサンフランシスコではなく
カリフォルニア州サンフランシスコ
・ベイエリアの北部
に位置しており、ナパ郡と呼ばれております。
サンフランシスコ市内からナパ・バレーまでは、レンタカーもしくはフェリーと送迎バスを利用すると便利です。だいたい1時間から1時間半ぐらいで目的地まで行けます。
自分はたまたまTaft Streetというワイナリーに知人がいましたので、そこを目的地としてサンフランシスコ市内から電車とバスを乗り継ぎながらいきました。
昼間から低価格でワインを飲める機会というのはなかなかないので、きっと皆様もいい体験ができると思います。
また、そこで色々なワインについての知識も教えてもらえるので英語の勉強にもなりました。
海外に留学に行きたいけどなかなか勇気が出ないという方はかなり多いですよね?そんな方に向けて「交換留学のススメ」という記事を書きました!ぜひご活用ください♪♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。サンフランシスコは世界でもトップレベルで人気な観光地ということで非常に観光客に優しい場所です。
また、サンフランシスコ自体がそこまで大きな地域ではないので、観光名所も回りやすく、短期間でほぼ全ての観光地に足を運べると思います。
ただ、最後に注意をしてもらいたいのが、治安の面です。比較的サンフランシスコは治安が良い方だとは思っていますが、もちろん危ない地域も多数存在します。
私も留学中に上記で紹介したフィッシャーマンズ・ワーフで強盗がありましたし、何度か銃声を耳にしたこともありました。
夜中の一人歩きなどは避けるようにしていただき、楽しくサンフランシスコを満喫していいただければと思います。

滋賀県出身で現在フィリピンのセブ島で働いているPenです。以前はスポーツブランドのアパレル店員をしておりましたが、そこで海外の人と出会うことが多く、海外に行きたいという気持ちになり、9ヶ月間アメリカのサンフランシスコとボストンで留学を経験しました。アメリカでは主に野球観戦とホットドックを食べていたという記憶しか残っておりませんが、それがなければ今こうしてセブで働くこともなかったと思うので、いい経験にはなりました。性格はとても温厚で他人に対して苛立つということがほとんどありません。そういう性格もあって1年ほど心理カウンセラーの仕事に携わったこともあります。将来的にはそっちの道にも進んでみたいなという気持ちがあります。