日本の記念日、「ポッキーの日」について英語で話そう!

ポッキーの日、ポッキー

みなさん、甘いチョコレート菓子はお好きでしょうか?

昔から変わらない、人気のお菓子の定番といえば、ポッキーですよね。

きっと誰もが一度は食べたことのある、このポッキーですが、近年では「ポッキーの日」が盛り上がりを見せています。

今日は、このポッキーの日の由来や、世界のスナック菓子にまつわる情報や、外国での人気のチョコ菓子の紹介まで甘〜い情報をお届けいたします。

ポッキーの日は正式名称ではない?!

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「ポッキーの日」

聞いたことはあるけど、実は何となくしか知らない人が多いこの記念日。

みなさんは、ポッキーの日について説明できますか?(笑)

まずは、「ポッキーの日」は略称で、正式名称は「ポッキー&プリッツの日」です。
(名称にプリッツも入ってた事を実は私も知りませんでした。)

よく考えてみたら、プリッツも棒の形状のお菓子の中では代表的なお菓子ですよね。

命名したのはもちろん、このお菓子の製造元、江崎グリコです。

グリコといえば、大阪の道頓堀にある看板が有名な、あのグリコです。

そんなこんなで、もちろん、「ポッキー&プリッツの日」は日本のイベントです。

「ポッキー&プリッツの日」の始まり

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始まりは、「1」の数字が6つ並ぶ、
平成11年11月11日

この日が「ポッキー&プリッツの日」始まりの年です。

実は、日本記念日協会がちゃんと認定した記念日なんですよ。

正式名称でもないのに、ポッキーの日と呼ばれてしまうのは、やはりポッキーの方が知名度が高く、人気がある証拠ですよね。

現に私も正式名称を知りませんでしたし(汗)。

数年前に、「ポッキーじゃない方(プリッツ)」の担当者の「知名度が低すぎてツライ」という旨のツイートが話題になりました。

何だかかわいそうですね(笑)。

さて、「ポッキー&プリッツの日(あえて正式名称で呼びましょう)」の起源もわかったところで、これまでの情報をまとめて英語で言ってみましょう!

〔お役立ち単語〕

・one of ~  〜の一つ
・dipped 浸した
・celebration お祝い
・headquarteredv 本社を置く
・look like ~  〜に似た

Pocky is one of the most famous Japanese snacks, which are long sweet cookie sticks dipped in chocolate.

In Japan, November 11th has been a popular day of celebration for the famous Japanese chocolate sticks, Pocky and Pretz, since 1999.

This day was made by the food company Glico headquartered in Osaka.

They named this day "Pocky & Pretz Day" because the sticks of Pocky and Pretz look like the number "1". So, the 11th day of November became "Pocky & Pretz Day".

意訳)
ポッキーは、チョコレートに浸した細長く甘いクッキースティックで最も有名な日本のお菓子の1つです。

日本では、1999年以来、11月11日がこの日本の有名なチョコレートスティックポッキーとプリッツのお祝いの日です。

この日は、大阪に本社を置く食品会社グリコが作りました。

彼らは、ポッキーとプリッツのスティック菓子が数字の「1」のように見えるので、この日を「ポッキー&プリッツの日」と名付けました。 その為、11月11日は「ポッキー&プレッツの日」になりました。

〜豆知識〜

ちなみに、ポッキーという名前の由来は、折れるとポキっという音が鳴るところから来ているんだとか。

「ポッキー&プリッツの日」の祝い方

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そういえば、この記念日ってどのように祝うのでしょうか?

ポッキーの箱をハートの形につなぎ合わせてお祝いしたりする人もいるようですが、やはり定番は、ポッキーを大量に買い込み、友人などと分け合って食べる事ではないでしょうか?

私の友人はポッキーでポッキータワーを作っていましたが、その消費量はすごかったです。

細かいスティック状菓子なので、器用に工作して遊び、その後に食べるのも楽しいですよね。

せっかく大量に買うなら、ぜひ、色々なフレーバーを楽しんでほしいです。

期間限定や、地域限定の限定商品について、様々な種類が売り出されていますので、一部をご紹介しましょう。

みなさんは何味のポッキーがお好きですか?

レギュラーポッキーのご紹介!

・スタンダードな
「Pocky」

・細い味わいの
「Pocky極細」

・味濃いめの
「Pocky癒しのミルク」

・ファン多めの
「Pockyつぶつぶいちご」

・贅沢な
「Pockyアーモンドクラッシュ」

これらは、常時販売されているポッキーです。

中には限定商品だった物が定番化している物もあるのかもしれないですね。

次にご当地ポッキーをみてみましょう。

下記は一部です。

・中四国地区:
「Pocky瀬戸内伊予柑」

・九州限定:
「Pockyあまおう苺」

・近畿地区限定:
「Pocky宇治抹茶」

・北海道限定:
「Pocky夕張メロン」

・首都圏限定:
「Pocky東京あまざけ」

私は福岡出身なので、あまおう苺は食べた事がありますが、個人的には東京あまざけがどんな味なのかすごく気になる所です。

ご当地ではなく、季節限定のポッキーも気になる所ですよね。

グリコは50周年を迎え、より日本らしいコンセプトのポッキーを今年は季節限定として出しているようです。

海外に住んでいるので確認ができないので残念ですが、すっごく美味しそうなんです。

2019年の季節限定ポッキーのご紹介

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・上品な甘さが期待大の
「Pocky黒蜜きなこ」

・パッケージが乙女な
「Pocky白桃と苺」

美味しいに決まってる組み合わせ、ずるいです。

季節限定の商品の説明を英語でしてみましょう!

Occasionally Glico releases special, limited seasonal flavors.
(時々、グリコは季節限定の特別なフレーバーを販売しています。)

ちなみにフィリピン人の友人に「日本にはチョコレート菓子のポッキーをお祝いする日があるんだよ。」と伝えると、笑われました。

何だかとっても平和な気分になれるので、外国人の友達や知り合い、または英会話のレッスンなどで、是非話題に出してみてくださいね。

ギネス記録をもつポッキー

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ポッキーが持つ世界一のギネス記録をご存知ですか?

実はポッキーは「24時間に最もツイートされたブランド」のギネス記録を更新しているのです。

英語で、ギネス記録のことを言ってみましょう!

〔お役立ち単語〕

・launch
開始する、売り出す

・attempt to ~
〜しようとする

・as a result
結果として

・amazing
驚くべき

・break a record
記録を破る

・the following year
翌年

・ever since
それ以来

On Pocky & Pretz Day in 2012, Glico launched a Twitter campaign where their fans tweeted “Pocky” in an attempt to earn the Guinness World Record for “Most Mentions of a Brand Name on Twitter in 24 Hours”.

As a result, they achieved their goal with the amazing number of 1,843,733 mentions. They then proceeded to break their own record in the following year with 3,710,044 mentions. Glico has held the record ever since.

意訳)
2012年のPocky&Pretz の日に、グリコはTwitterキャンペーンを開始し、ファンが「Pocky」をツイートして、「24時間以内にTwitterで最も有名なブランド名」のギネス世界記録を獲得しようとしました。

その結果、1,843,733件という驚くべき数字で目標を達成しました。 その後、翌年には3,710,044件のツイートがあり、記録を更新しました。 グリコはそれ以来、その記録を保持しています。

世界で愛されるポッキー

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気が付けばポッキーの事ばかり書いており、プリッツが悲しみそうですが(ごめんなさい)、やはり世界的にもポッキーの方が知名度が高いので、海外で売られているポッキーを紹介させて頂きます。

なんとポッキーは30カ国で販売されているのだとか。

一番古い物は、タイのポッキーだそうで、タイで生産した製品をアジア諸国へ輸出しているそうです。

例えば私が現在住んでいるセブ島はフィリピンですので、ここで手に入るポッキーはタイ産という事になります。

そして、なんと面白い事に、アジアの暑い国用のポッキーはチョコレートが溶けにくい仕様になっているのだとか。興味深いですね。

アジア各国のオリジナルのフレーバー

タイや中国では、オリジナルのフレーバーがあるようです。

中国では、可愛らしいパンダのイラストの付いたパッケージの「つぶつぶミルクチョコ味」や、「チョコバナナ味」「つぶつぶいちご味」があります。

漢字では「百奇」と書くのだとか。

一瞬、怪談とかホラー映画のタイトルに見えてしまうのは私だけでしょうか?

タイでは、Pocky Choco Banana(チョコバナナ)やPocky Mango(マンゴー)といった地域限定の味があります。美味しそうです。

ヨーロッパのポッキー

フランス、ドイツをはじめとしたEUではブランド名が異なるんです。

親会社は変わらずグリコなのですが、”MIKADO”というブランド名で販売されています。

ヨーロッパで見たとき、コピー商品だと勘違いしていたのですが、ちゃんとした商品でした(笑)。

アメリカなどでもポッキーは売られていますが、割高なので、お土産で持っていくと喜ばれたという話を聞いた事があります。

日本のお菓子を世界中の人が食べているのって何だか嬉しいですよね。


合わせて読みたい!スイーツに関する英語表現が知りたい方はこちらから!

nativecamp.net


まとめ

さて本日は、日本を代表するチョコレート菓子ポッキーと、それにまつわる「ポッキー&プリッツの日」について書かせて頂きました。

日本のお菓子って、繊細で本当に美味しく、そのフレーバーの豊富さや、パッケージの可愛さは世界に誇れる物ですよね。

このブログを書いていて、しみじみそう感じます。企業努力がお菓子の細部にまで感じられる事が多いです。

そのような事も、やはり海外で大味で甘すぎるお菓子を食べてみて初めて気づくものです。

今年の11月11日の「ポッキー&プリッツの日」には、是非、日本のスナック菓子のクオリティの高さを外国人の方に伝えてみてはいかがでしょうか?