割り算を英語で表現できますか?

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英語は中学生から6年間学ぶのが一般的です。そして大学に通うなら、さらに長い期間英語を学ぶでしょう。

6年以上学ぶ英語ですが、小学4年生で学ぶ割り算を英語で伝えることができない人が多いですよね。

そしてそれは割り算だけに限らず、足し算や引き算も英語で言えない人が多いのではないでしょうか。

実際私も割り算と聞いてすぐに答えるのは難しいです。

ここでは割り算を英語で教えたい人や学びたい人に向けた記事になっています。

割り算は英語にすると「division」と言います。

商は「quotient」です。

・I will start studying division.
「これから割り算の勉強を始めます。」

割り算の数式はどう表す??

割り算の数式を表すには、ある程度決まった形があるので、その形を覚えておくと良いです。

この形は足し算でも引き算でも掛け算でも同じものになりますので、1つ覚えれば応用が利くようになりますよ。

<6÷2=3>
・six divided by two is three.
「6割る2は3」

これがもっとも基本的な形になります。

「divided」は「division(割り算)」の動詞の形です。一緒に覚えてしまいましょう。
「A divided by B is C(A割るBはC)」という形は丸ごと覚えると他の計算の時にも楽ですね。

また「is」は、日本の数式で使う「equals(イコール)」でもOKです。

・six divided by two equals three.

間違えてはならないポイントは、3人称の表現であることです。

「equals」の「s」をつけ忘れないようにしましょう。ただ会話中によく出てくる表現は「is」の方が圧倒的に多いです。
また以下のような表現でも割り算を表すことができます。

<6÷2=3>
・The quotient of six and two is three.
「6割る2は3」

「quotient」は和差積商の商でした。商とは割り算の答えを指しています。

この表現も足し算や引き算でも同じなので覚えておくと良いでしょう。

割り算の余りは「remainder」

足し算、引き算、掛け算にはない表現として「余り」というものがあります。

余りは以下のような表現になります。

<7÷3=2余り1>
・seven divided by three is two with a remainder of one.
「7割る3は2、余り1」
という表現になります。

「remainder(余り、残り)」などの意味で用いられます。

割り算で使われる余りという言葉は「with a remainder of」のセットで覚えてしまうと良いでしょう。

・six divided by three is two without a remainder.
「6÷3=2 で割り切れます。」

割り算を習い始めの頃は、「割り切れます。」と書かなければなりませんよね。

それを英語にすると「without a remainder(余りはなしです)」となります。
「without(〜なしで)」という前置詞になりますので、ぜひ覚えておきましょう。

割り算以外を見ていこう

割り算を英語で表現で表現するのは、「余り」などの他の計算方法にはない表現もあり、少し面倒ですよね。

そのため割り算と比べると他の計算は少し簡単です。

和差積商はどう表す?

和=足し算
差=引き算
積=掛け算
商=割り算

和差積商はそれぞれの答えを表しています。
まずは足し算や引き算などを英語でどのように言うのか見ていきましょう。

足し算 addition
引き算 subtraction
掛け算 multiplication
割り算 division

上の表現と和差積商は単語が異なってきますので、注意が必要ですよ。

和差積商を覚えておくと、数式を英語で伝える時にも役立ちます。

sum
difference
product
quotient

足し算

まずは1番簡単な足し算から見ていきましょう。

<1+1=2>
・one plus one is two.

足し算をおこなうときは「plus(加える)」という単語を使用するのが、もっとも一般的です。

割り算のところで「six divided by two is three」という一文を例文としてあげましたが、形は同じです。

・The sum of one and one is two.

もう1つの表現として「sum(和)」を用いた表現方法があります。

割り算の「The quotient of six and two is three.」と同じ形なので、こちらの方が覚えやすいでしょう。

基本的に数式を表す形は2つに分けられます。
ぜひ例文を参考にして覚えてみましょう。

引き算

引き算も足し算とほとんど変わりません。

<4-3=1>
・four minus three is one.

引き算の場合は、「minus(引く)」という単語を使います。これは日本語でも普通に使っていますし、日本語での意味も同じなので難しくなく使うことができるでしょう。

・The difference between four and three is one.

「difference(差)」という英単語を使って<4-3=1>を表現しました。
割り算や足し算と比べると単語が長いため少しごちゃっとしていますが、形は同じです。

また「is」をずっと使用していますが、「equals」を用いてもOKですよ。

掛け算

<2×3=6>
・two times three is six.

掛け算の場合は「times(倍にされた)」という単語を使います。
注意ポイントは、数字にだまされて「times」の「s」をつけ忘れることです。

・The product of two and three is six.

「product(積)」の単語を使って掛け算を表現しています。
和差積商の単語を用いる場合は、基本的な形が一緒なので覚えやすいですね。

算数で使う表現を英語にしてみよう

算数「+」や「ー」が分かれば、算数を英語で表現できるものではありませんよね。

分数や小数、四捨五入などは算数でよく使われますし、日常生活でもよく登場します。このようなものを英語にしていきましょう。

分数=「Fraction」

分数は日常生活でもよく使う表現ですよね。
そのため英語圏で生活していたら使用する機会も多いでしょう。

「1/2」=「one-half」または「a half」
日本語で「1/2」を「2分の1」と呼びます。

そして日本でもハーフという言葉を使うように英語でも「half」を使います。

「1/4」=「one-quarter」または「a quarter」
こちらも日本語でクウォーターという言葉は使うのでわかりやすいでしょう。

「1/3」=「one third」または「a third」
基本的には分子が普通の数字で、分母が序数になります。
分子が1の場合は、「a」を使うことを忘れないようにしましょう。

「2/3」=「two thirds」
分子が複数形の場合は、分母の序数も複数形になることを注意しましょう。

「分子」は英語で「Numerator」
「分母」は英語で「Denominator」

小数=「Decimal」

小数は「1.43」などの小数点が入る数字のことでしたね。これも日常生活ではよく使うので覚えておきましょう。

「1.43」=「one point four three」
「0.23」=「zero point two three」

小数は簡単で「.」を「point」に変更すれば良いだけです。

四捨五入=「round off」
切り上げること=「round up」
切り下げのこと=「round down」

・Round off decimal point.
「小数点以下を四捨五入する」

「decimal point」は小数点以下のことを指しています。

不等号=「inequality」

不等号とは、「<」「>」「≦」「≧」などの記号のことです。

大なり小なりなどと呼ばれていますよね。
「1<2」=
「one is less than two」
「4>1」=
「four is greater than one」
「a≦4」=
「a is less than or equal to four」
「a≧2」=
「a is greater than or equal to two」

累乗=「power」

累乗は、「3の2乗」などのような数字です。日常生活で使うことはありませんが、ここで紹介していきます。

累乗で使われる英単語は「power」です。

・three to the second power.

「3の2乗(3×3)」
ここでは普通の数字に序数を用いて表現する方法です。
「数字 to the 序数 power」という形になります。

・three to the power of two.

「3の2乗(3×3)」

こちらは序数を使わない表現でスッキリしていますね。
「数字 to the power of 数字」となります。

その他の表現

その他算数に出てくる表現を英単語で紹介します。

奇数=「odd number」
偶数=「even number」
正の数=「positive number」
負の数=「negative number」
整数=「whole number 」

プラスアルファで覚えておきましょう。

まとめ

割り算は四則演算の中でもっとも難しいとされています。

そして英語で割り算を表現すると、足し算などに比べて少し難しいように思います。

また「余り」などの表現も覚えるのが、少し面倒な部分でもありますよね。

しかし足し算も割り算も数式を英語に表すと、形は同じで単語が違うだけになっています。そのため1つの形さえ覚えてしまえば楽と言えるでしょう。

まずは「six divided by two is three」などの一般的な形から覚えることがオススメ。

そして小数や四捨五入などの算数には不可欠な表現をしっかりと学ぶことも重要です。

この部分は少し複雑にはなってしまいますが、覚えておくと英語で算数ができる人と認知される存在になるでしょう。