〔英語で!〕ダイエットにまつわる表現や海外の最新情報♪

ダイエットを英語で表現

みなさん、こんにちは。みなさんは健康的な生活を送っていますか?
内面的にも、フィジカル(身体的)にも健康でいたいですよね。

私も両方とも理想的な状態でありたいと思いつつも、実際には、改善するために食生活をコントロールするとか、また悪習を断つとか、自制するというのはなかなか難しいなと感じる今日この頃です。

もうすぐ夏だし、ダイエットを始める方も多いのではないでしょうか。

ビキニや水着が自信を持って着られる理想の体型に少しでも近づきたいですよね!

今日は、日常生活でよく使うダイエットにまつわる関連表現やフレーズをみていきつつ、海外の最新ダイエット方法についてお伝えしたいと思います。

「ダイエット中です」を英語で?

では定番のこのフレーズから。

「私ダイエット中なんだ。」

さあ、分かりますか??
ヒントは、前置詞のonを使った表現、“be on ~”を使います。

正解は、
“I’m on a diet.”です。

“diet”という単語自体の本来の意味は様々で、「食事・食べ物」そのものや、「食習慣」「食生活」などといった意味があります。

減量という意味はメインではないんです…ということは、英語ネイティブの人に、“I’m on a diet.”というと、減量中である、という認識よりも、減量するために食事制限をしているようなイメージで認識されます。

日本語と英語の間でちょっとしたズレがあるのはお分かりでしょうか。

ちなみにスイス人の友人は、朝食にお寿司を食べながら、“I’m on a diet.”と言っていました。

日常的に、脂っこいものをたくさん摂取している欧米の人からすると、お寿司って食事制限に当たるほどヘルシーな食べ物だという印象なんだなと、食生活の違いを感じた一幕でした。

ところで、先ほどご紹介しました、“be on ~”だと、いままさにダイエットの最中だという意味になりますが、
「(これから)ダイエットするんだ」
という時には、“go on ~”を使って表現します。

()内の2つの表現を英語で言ってみましょう。

1、ダイエット中の友達に言ってみましょう。
(ダイエット中なの?)

2、爆食してしまった、ダイエット前の自分に言い聞かせてみましょう。
(ダイエットしなきゃ…)

いかがでしたか?
それぞれ英語では以下のようになります。

“Are you on a diet?”
(ダイエット中なの?)
“I should go on a diet.…”
(ダイエットしなきゃ…)

体重に関する表現

次に、ダイエットといえば、体重の話題は欠かせないですよね。
さっそく体重に関する表現をみていきましょう。

まず、体重は英語で、、、そう“weight”です。
ちなみに体重計は英語でスケール“scale”と言います。

「私痩せたいの。」
これは実際わたしが10年以上ほぼ毎日言い続けている台詞です。

英語では、「体重を減らしたい」という言葉を割とそのまま訳せば良いです。

“I want to lose weight.”
「体重を減らしたい=痩せたい」

※この文章で所有格の「my」をつけて“I want to lose my weight.”と言ってしまうと、「全体重を失いたい」という意味になってしまいますのでご注意を。

体重の増減に関する表現

痩せたいと思って、ダイエットすると決めたのに目の前がイベント尽くしで、食べることを避けられなくて、“I’ve gained weight!”
(太ちゃった!)こんな事も日常茶飯事ですね。

このように体重の増減には動詞、lose / gain を使います。

体重の増減に関するダイエットをする前後に言いそうな表現をみてみましょう。

動詞、lose / gain を使ってどのように表現すれば良いでしょうか?
*2番はbe on を使います。

1、「パリに行く前に痩せようとしてるの。」
2、「9月から(ずっと)ダイエットしてるの。」
3、「…でも簡単に太るんだよね。」
4、「痩せるのは難しいよ。」
5、「今のところ、2キロ痩せたんだ。」

回答例は以下です。

1、I’m trying to lose some weight before I go to Paris.
2、I’ve been on a diet since September.
3、…but I gain weight easily.
4、It’s hard for me to lose weight.
5、So far I’ve lost two kilograms.

リバウンドって英語で?

体重が減ったことで安心し、リバウンドしたことはありませんか?

さて、英語では、なんと言えば良いのでしょうか。

カタカナ語だからそのまま言ったら通じると思ったら、ここに落し穴が!私たちが使ってる「リバウンド」は完全に和製英語だったんです。

英語圏でも同じように使用されていると思ったら実は通じないーガソリンスタンド(正しくはgas station)とか、ハンドル(正しくはsteering wheel)とか、そういう単語と同じです。

「rebound」という言葉はもちろん英語にはありますが、ダイエットで体重が戻る意味では使用されず、ボールや音などが「跳ね返ること」や「反響」などで使われます。

「体重が元に戻る」という意味で、「リバウンド」と言いたい場合は“regain”を使いましょう。

“I regained some weight.”
(少しリバウンドしたんだ。)

また、put back onを使って以下のように表現することもできます。

“Why do we put weight back on?”
(私たちはどうしてリバウンドしてしまうんだろう?)

リバウンドしないためには、extreme(極端)な方法ではダメですね。

日本では少し前に朝バナナダイエットや糖質制限ダイエットなどが流行しましたね。
海外ではどんなダイエット方法があるのか一緒にみてみましょう。

実際に試せそうなものを2つピックアップしてみました。

海外の最新ダイエット事情

まず、紹介したいのが、海外のセレブやモデルを中心に流行っていた「ABCDEFダイエット」。

聞いたことはありますか?覚えやすいネーミングですよね。

このダイエットの特徴的ですが、
①短期間で効果が出やすい
②ルールをきちんと守れば、我慢せずに食べてOK

ルールとは以下です。

“No Alcohol, no Bread, no Complex Carbs, no Dairy, no Extra sweets, no Fat, no Fruit.”

お分かりでしょうか。
ルールの中にあるA-Fの大文字の頭文字を取って「ABCDEFダイエット」と呼ばれています。

「お酒、パン、炭水化物、お菓子、脂肪分、フルーツは全て“NG”」です。

普段よく摂取するような食べ物を食べてはいけないということで、不安になる方もいらしゃるかもしれませんが、説明をよく読んでみると、逆に、食べてはいけないものに入っていない食べ物だったら量をあまり考慮せずに食べても大丈夫だとのこと。

短時間の間に何度か食べたりしても大丈夫です。リストにないものと言えば、野菜、お魚、お肉類も該当しますね。短期間で結果を出したい方は、ぜひ、試してみてください。

次にご紹介するのは「F-ファクターダイエット」
F-ファクターダイエットの“F”はfiber(食物繊維)の頭文字Fです。

実は、このダイエット、炭水化物食べてもOKのダイエット方法なんです。
炭水化物が大好きでやめられないという方は必見です。

お米、pizazz、パン、パスタ食べてもOKということですね。

コンセプトは“DRINK ALCOHOL. WORKOUT LESS.”
なんと魅力的なんでしょうか!!

F-Factor Dietは、Tanyaさんというアメリカ人の栄養士の女性により作られたダイエット方法です。

ニューヨークタイムズで紹介され一躍有名になったんですよね。

彼女は、自分の患者全員が食物繊維が豊富なライフスタイルダイエットを続けることによって、彼らの臨床状態を改善し、そして空腹な状態を作らなくても体重を減らす事が可能であるということを発見しました。(素晴らしいですね。)

また、満腹感を持続させるためにも食物繊維が大事であるという考えのもと、食物繊維をしっかり摂り、さらにタンパク質もしっかり摂るという食生活に着目したダイエット法なのです。

ここで疑問なのが、
What is Fiber and How Does it Affect Body Weight?
(食物繊維って何?それが体重にどう影響するの?)

“Fiber”食物繊維は人の消化酵素で消化できない炭水化物の一部です。

例えば、果物、野菜、マメ科植物、そして穀物などは、体が分解することができません。
また食物繊維は動物性製品には含まれていません。

女性が1日25〜35グラム、また男性は38グラムの食物繊維を摂取することが一般的には推奨されているそうですが、実際には半分以下しか現代の私たちの生活では摂取できていません。

これは、繊維が取り除かれた加工食品への過度の依存によるものだそうです。
しかし食物中に繊維がないと、人々は空腹のままになり、“overeat”、過食しやすくなります。

そのようなところに着目し、このダイエットでは食物繊維やタンパク質を多く含む低カロリーの食材を使用し、しっかり食べるというところがキーポイントとなります。

簡単ではありませんが、確かに健康的に減量できそうですね!
こちら のサイトに詳しいレシピも載っていますので、要チェックです。

レシピが英語なので、役立ちそうな単語をご紹介しましょう。

ingredients 食材
flour 小麦粉、粉
blender ミキサー
stir かきまぜる
nutritional content 栄養成分
protein タンパク質
carb 炭水化物
fiber 線維
fat 脂肪

美味しそうな、スムージーの作り方なども紹介されていますので、ぜひお試しください。

最近では、食べないダイエットや、カロリー計算をするのではなく、より体に良いものを食べながら運動をし健康的に減量するという方が主流になってきていますね。

その方がリバウンドをせずに綺麗なボディラインを維持できるとか、できないとか。

“I regained some weight again.”
(またリバウンドしたの。)と言わないためにも、自分にあったダイエット方法を見つけたいものです。

運動しながら勉強?

実は英語に限らず、何か学習する際にはじっと座るよリも、体を動かしながらの方が学習能力があがるという研究結果があるんですよ。

例えば、単語を覚えるためにスクワットしながら、単語の例文を何度も読んでみるとかでしょうか。
想像したらきつそうですね。

勉強もして、運動もして理想の体型、理想の英語力を手に入れられたら、
“Killing two birds with one stone”
(一石二鳥)
ですね。

では、皆さんも夏にむかってダイエット頑張ってくださいね!