英語で「オランダ」と言っても通じない?オランダは英語でNetherland

Netherland

カタカナ英語で覚えた言葉を海外で使ったら通じなかったという経験はないでしょうか。

通じたとしても現地では使わないカタカナ英語もあります。

ヨーロッパの国「オランダ」はその1つ。

日本語で言うときと同様「オランダ」でも通じないわけではないのですが、海外ではオランダのことを「オランダ」とは表現せず
「ネザーランド」といいます。

でも不思議ですよね。

何故、日本では「オランダ」という呼び名が定着しているのか。

本記事では英語で「オランダ」のことを、どのように表現するかだけではなく日本に「オランダ」という言葉が定着した理由までお伝えします。

また、オランダ以外にも英語では、呼び方が違う国も紹介します。オランダの正式名称だけではなく、欧州諸国や他の国の英語での呼び方も一緒に覚えましょう。

 

 

オランダは英語でNetherland

ウィキペディアによるとオランダ語は、言語学の分類上はドイツ語のひとつの方言とされているそうです。

オランダは英語だと「Netherland」と表記されることが多いです。

カタカナにするとネザーランドです。

でも不思議ですよね。

何故、日本ではオランダなのに海外だとネザーランドなのでしょうか。オランダとネザーランドでは語感も全然、似ていませんよね。

何故、日本ではオランダというのか。海外では何故ネザーランドと呼ぶのかを確認してみましょう。

 

オランダの正式名称は
Kingdom of the Netherlands

オランダの正式名称は英語で
・Kingdom of the Netherlands
(ネーデルラント王国)

オランダの英語での通称は
・the Netherlands
(ザ・ネザーランド)

どちらも語源は「Nederland」です。

「Nederland」はオランダ語で低い土地を表すように、オランダの国土は実は低いところに位置しています。

オランダは実は海抜ゼロメートルの国
国の表面積のおよそ半分が海抜1メートル未満なのです。

もっとも低い土地ですと海抜がマイナスで6メートルより低いところにあります。

そのため、オランダには堤防や水門、水路、橋、スロープ、ダム、防波堤など海から土地を守るための施設が数多く見ることができます。

 

何故、日本では「オランダ」なの?

オランダの由来は
「Holland」(ホラント)

「Holland」(ホラント)はネーデルラント王国の州の1つです。かつてネーデルラント王国の中でも「Holland 」が勢いがあり力があった時代があります。

そんな時代にポルトガルの宣教師が「Holland 」をポルトガル語で「Hollanda」と伝えました。ポルトガル語だと最後に母音の「a 」がつくのです。

そのため、日本には「Holland 」ホラントのポルトガル語読みの「Hollanda」オランダが伝わったのです。

つまりオランダとは当時のネーデルラント王国でも勢いのあったホラントのポルトガル語読みなのです。そして、ポルトガル語読みの「オランダ」がそのまま日本に定着したというわけです。

ちなみにポルトガルのお隣スペインでも、オランダはスペイン語でHolandaです。

 

オランダ語やオランダ人は英語で「Dutch」

自国語オランダ語やオランダ人のことは英語で「Dutch」といいます。

オランダの国名のネザーランドが語源ではなさそうです。

何故、オランダ語やオランダ人のことを「Dutch」というのでしょうか。

「Dutch 」の語源を確認してみましょう。

オランダは独立国ではない時代がありました。そしてイギリスは今のオランダ・ドイツにいる民族のことをまとめて「Dutch」と呼んでいました。

しかし16世紀末にオランダ・ドイツがそれぞれ力を持ち始め、それぞれが国をつくりました。

そして、オランダは海洋国家として当時のイギリスと覇権を競っていたので、当時の海洋国家のオランダの人や言葉を限定して オランダ系を「Dutch」(ダッチ) と呼ぶことにしました。

実はネーデルランド王国として独立する前から「Dutch 」と現オランダ辺りの人たちは呼ばれていたんですね。

一方で高地のドイツ民族・言葉をGermanと呼ぶようになりました。

 

Dutchを使った言葉の紹介

イギリスとオランダは過去に英蘭戦争で海の覇権を競っていました。

そのため当時のイギリス人は反オランダ感情が強かったといわれています。

そのため英語ではオランダ人やオランダ語を意味するDutchにはネガティブな意味もあります。

ではDutchを使った表現をみていきましょう。

・Dutch account 割り勘

・Dutch treat 割り勘

・Let’s go Dutch 割り勘にしよう

・Dutch barn 壁なしの小屋

・Dutch cap 避妊具

・in Dutch 困って、稀元を損ねて

・Dutch act 自殺

・Do the Dutch 自殺する

・Dutch wife 売春婦

・double Dutch
わけのわからないこと、ダブルダッチ
(2本の縄を使って跳ぶ縄跳)

この中でよく使われるフレーズは、割り勘でしょう。

しかし最近では割り勘は「Let’s split」などと使う方が一般的です。

Dutchはイギリスとオランダが戦争をしていた背景もありネガティブなイメージがつきまとう言葉だからです。

 

オランダの概略

欧州連合に加盟するオランダ、旅行や仕事で行く機会がある人もいるのではないでしょうか。

オランダ経済分析局によると、2019年の経済成長率は1.8%上方修正しています。

国内の主な産業は、卸売・小売業、製造業などです。

オランダと言えば、インドネシアを1600年代から約300年間もの間、植民地としていました。

農作物の生産量をあげるために過酷な労働を課していましたが、利権を守ろうとするオランダの圧力になかなか独立ができません。

1942年1月、日本軍がオランダ軍を無条件降伏させた後は、日本政府による統治時代が始まりましたが、インフラ設備や教育を普及させたりとそれまでのオランダがしてきたこととまったく違う統治をしたという歴史があります。

オランダの母国語は英語ではありませんが、共通語である英語の教育が盛んで、義務教育の小学校の頃から英語のネイティブスピーカーから英語による英語の授業を受けます。

公立小学校では学費が無料であり、教科書を実費で買うこともありません。

そんな教育環境のオランダですが、非英語圏における英語力世界一のレベルと言われ、保護者も英語教育にとても熱心です。

また、オランダの大学は入学時に求められる英語力が高いと言われます。

従って、英語のみで卒業できる大学もあり、海外から留学する人も多いと言われます。

またオランダ語は英語と類似・共通点も多いためオランダ人は一般的に英語が上手だと言われています。

つまり、オランダは英語ができれば旅行先でもコミュニケーションにあまり困らない国なのです。それではオランダの概略をみてみましょう。

 

オランダの地理

オランダは西ヨーロッパに位置する
立憲君主制国家です。

ドイツに接しており、オランダの南側にはベルギーがあります。また、北西は北海に面しています。

ベルギー・ルクセンブルクとオランダを合わせてベネルクスとも呼ばれます。

憲法上の首都はアムステルダムですが、事実上の首都はデン・ハーグです。

公用語はオランダ語。

人口は1600万人を超えるほど。 通貨はユーロが流通しています。

宗教はキリスト教(カトリック24.4%、プロテスタント15.8%)、イスラム教4.9%、ヒンズー教0.6%、無宗教その他53.8%。意外とプロテスタントの国のイメージがありますがカトリックの割合が高いようです。

政府の政策により、1970年代から移民をほぼ無条件で受け入れてきました。

現在では、移民受け入れ反対派も増えてきています。

 

オランダの観光

観光局では、オランダを象徴する以下8つを観光に推奨しています。

・チューリップ:
オランダを象徴する花。チューリップのベストシーズンは3月~5月。世界最大のフラワーパークのキューケンホフでは700万株の球根が植えられ観光客で賑わいます。

・風車:
オランダは平地の国です。そのため風が常に吹いており、数多くの風車が利用されています。

・運河:
オランダは北のヴェネツィアとも呼ばれており運河が発達しています。オランダでは運河を眺めた運河クルーズも人気です。

・デルフトブルー:
オランダのデルフトの街で生産されている世界的な有名な陶器。青と白の色彩が美しくオランダのお土産にもオススメです。

・チーズ:
オランダはチーズの国です。オランダ人は「チーズヘッド」と呼ばれるぐらいのチーズ好きです。チーズづくりの歴史は古代ローマ帝国の時代にまで遡るほど。様々なオランダ産のチーズを楽しむことができます。

・巨匠たち:
オランダは芸術も盛んな国。16世紀~17世紀にはレンブラント、ヨハネス・フェルメールなどが活躍しました。アムステルダム国立美術館にはレンブラントの最高傑作「夜警」が展示されています。

・木靴:
オランダには珍しい木でできた靴があります。これはオランダの伝統工芸ですが日常的には木靴を履いている人はあまりいません。日本人が下駄をほとんど履かないのと同じです。しかし酪農家が木靴を履いていることがあります。

・スケートマラソン:
オランダではコース全体に厚い氷が張る冬に限り世界最大のスケートマラソンが開催され人気を博しています。

オランダはヨーロッパでも英語が通じる国の1つです。

観光資源も豊富。フランスやスペインですと英語が通じづらいこともありますが、オランダは勉強した英語が活用できる国です。

 

日本と外国と呼び方が違う国まとめ

実はオランダに限らずカタカナ英語と呼び方が異なる外国名は少なくありません。

カタカナで知っているからと、カタカナ英語で国名を言っても伝わらないことがあります。そこで地域別に注意すべき英語の外国名をまとめました。

 

欧州

・the United Kingdom (イギリス)発音:
ザ・ユナイテッド・キングダム

・Ukraine (ウクライナ)発音:
ユークレイン

・Greece(ギリシャ)発音:
グリース

・Switzerlamnd(スイス)発音:
スウィツァーランド

・Germany(ドイツ)発音:
ジャーマニー

・Turkey(トルコ)発音:
ターキー

・Begium (ベルギー)発音:
ベルジャム

・Jordan(ヨルダン)発音:
ジョーダン

・Italy(イタリア)発音:
イタリー

・Czech(チェコ)発音:
チェク

・Portugal(ポルトガル)発音:
ポーチュガル

 

北米南米

・Argentina(アルゼンチン)発音:
アージェンティーナ

・Uruguay(ウルグアイ)発音:
ユールグウェイ

 

アジア・中東

・India(インド)発音:
インディア

・Mongolia(モンゴル) 発音:
モンゴウリア

・Thailand(タイ) 発音:
タイランド

・South Korea(韓国)発音:
サウス・コーリア

・North Korea(北朝鮮)発音:
ノース・コーリア

・China(中国)発音:
チャイナ

 

正しい英語の発音で国や都市名を確認しよう

 

カタカナ英語で覚えている言葉は日本人が間違えやすい言葉です。

ユークレイン・・・
と聞いてウクライナとすぐに反応できない人も多いのではないでしょうか。

英語は英語で学ぶのが一番です。

特に国名のような名詞は正しい発音を聞き取り慣れて覚えてしまえば、すぐに使える英語になります。英語の音声データや外国人のEnglishスピーカーの先生から正しい発音を何度も聞くことで、正しい英語を定着させましょう。

 

カタカナ英語で覚えているものほど注意!

カタカナ英語は間違えやすいカタカナで覚えている英語ほど間違えやすいですよね。

海外の国名も同様で、カタカナ英語で覚えているので改めて正しく英語で覚えようという気持ちが起きにくい分、盲点になりがちです。

 

英語で英語を学ぶネイティブ・キャンプはおすすめ

しかしネイティブキャンプのようなオンライン英会話では、好きな時に外国人と直接、英語でコミュニケーションをとることができます。

カタカナ英語を間違って使った時でも、すぐにフィードバックを受けることができます。

間違えたカタカナ英語だと通じませんし、英語で正しい言い回しを聞くことができます。

オランダ人の公用語はオランダ語ですが、小学校の時から英語を英語で学ぶこともあり、オランダ人の英語力は高めです。

日本の英語教育ではALTの導入が進んでも一時的、スポット的に入ってくれるだけで限界があります。

しかしオンライン英会話のネイティブキャンプのようにスマートフォンで場所を選ばずに英語で英語の勉強・コミュニケーションをとる機会を増やせば英語力の上達が早まります。

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