「一期一会」は英語でなんて言う?! 日本独自の表現&<出会いと別れ>で使える英語を学ぼう!

once-in-a-lifetime meeting


海外旅行をしていると常に感じること、それは、海外での出会いはまさに「一期一会」だということです。

だけど、この「一期一会」という日本独自の表現は、英語ではどう伝えればいい?
さらに、海外での出会いは、二度と出会えない可能性も高いからこそ、出会えた時間を大切に過ごしたいと心から願う。

だけど、 どうすれば“あなたに会えた喜び”をうまく言葉で伝えられるのかが分からない。

もしくは、うまく伝えられなくてもどかしい思いをした経験がある人もいるのではないしょうか。

そこで今回は、「一期一会」という言葉の意味や英語表現はもちろん、「あなたに出会えて本当によかった!」という思いを相手に伝える英語をご紹介します!

 

 

「一期一会」は英語で○○

「一期一会」は日本独自の表現であり、全く同じ英語表現はありませんが、下記のような表現を使うと、同じようなニュアンスを伝えることができますよ!

ここでは、2つの表現を紹介するので、参考にしてくださいね!

*once-in-a-lifetime chance

直訳すると、「一生に一度きりの機会・チャンス」ですね。
また、chanceを他の言葉に変えることもできますよ。

once-in-a-lifetime meeting(出会い)
once-in-a-lifetime opportunity(機会、好機)
once-in-a-lifetime experience(経験)
once-in-a-lifetime encounter(偶然の出会い)

状況に合わせて、最も適している単語を使い分けてもいいですね。
ちなみに、形容詞として「一生に一度の」と使いたい時は、once-in-a-lifetimeと書き、副詞として使いたい場合は、ハイフンをなくして once in a lifetimeと書けばいいですよ。

*Treasure every meeting, for it will never recur.

直訳すると、「毎回の出会いを大切にしなさい、それは二度と起こらないものだから。」

「私は、毎回の出会いを大切にしたい」と自分の意思を伝えたい場合には、「I want to treasure every meeting I have.」と言うこともできますよ。

 

「一期一会」の意味 いつ生まれた言葉なのか

そもそも「一期一会」の意味とは何なのか。
感覚的に把握はしているけど、説明するとなると困る方もいるのではないでしょうか。

改めて、「一期一会」の意味や由来を見てみましょう!

「一期一会」の意味は、シンプルに言うと、「一生に一度限りの機会」です。
だからこそ、“その機会や時間を大切にしよう”というメッセージですね!

由来としては、「一期一会」という言葉は、千利休の言葉だと言われています。

千利休は、茶道の世界で非常に有名で、侘び茶(わびちゃ)を完成させたと言われている人です。

つまり、「一期一会」は、茶道の世界で生まれた言葉で、「茶会は毎回、一生に一度しかないという思いを込めて、主客ともに、誠心誠意、真剣に行うべき」ということを説いたのが起源とされています。

そこから転じて、「一生に一度の出会い、一生に一度限り」となりました。

千利休は、戦国時代から安土桃山時代に活躍した人なので、「一期一会」という言葉もその時代に生まれたと考えてよいでしょう。

海外にはどのくらい浸透しているのか

先ほども述べたように、「一期一会」は日本独自の表現であり、全く同じ英語表現はありません。

「一期一会」という単語は、“Tsunami”のように、日本語表現が英語としてそのまま使われているわけでもありません。
つまり、「一期一会」という言葉は海外に浸透しているとは言えないでしょう。

しかし、日本人が外国人に教えたい四字熟語としてトップにくる言葉であり、日本語学習者の外国人も「一期一会」という言葉が大好きになる方は非常に多いです!

さらに、海外で「一期一会」の意味を伝えた時に、「良い言葉だね」と共感してくれる外国人は非常に多いですよ。

言葉こそ浸透していないものの、「一期一会」の精神を素晴らしいと感じる感性は、世界共通ですね!

ちなみに、外国人が日本に来て、「一期一会」の起源とも言える「お茶会」を体験する人も増えているんですよ!

海外にある「一期一会」と似た言葉

「一期一会」と全く同じ表現はなくても、似たような素敵な言葉が英語にもあるので紹介しますね!

・Now or never
直訳すると、「今か、二度とない」ですが、転じて、「今がチャンス!」「今しかない!」「今でしょ!」というような意味で使われます。

・No time like the present.
意味は、「今以上の好機はない。」 Now or neverに少し似た意味ですね。

・Live in the moment
「その瞬間を生きる。」今を楽しみ、今を大切に生きようというような意味で使われます。

ちなみに、瞬間という意味のmomentをpastに変えると、live in the past で、「過去に生きる;昔通りにふるまう」という意味になります。

・Time lost cannot be recalled.
意味は、「失った時間は取り戻せない」です。

そこに、先ほど紹介した文章を加えると、
“Time lost cannot be recalled.
 That’s why I want to treasure every meeting I have.”
「失った時間は取り戻せない。だから、私は毎回の出会いを大切にしたい」になり、一期一会の精神に繋がるものがありますね。

「失った時間は取り戻せない」に似た表現として、下記もありますよ。
“One cannot put back the clock.” 「時計は逆には戻せない」
“An occasion lost cannot be redeemed.”「逃した機会は二度と取り戻せない」

日本にも素敵な四字熟語や諺があるように、英語にも素敵な諺がたくさんありますよ。
英語学習の一環として、英語のことわざをチェックしてみるのも面白いですね!

「一期一会」のような日本独自の言葉

英語にはない、日本独自の表現方法といえば、四字熟語ではないでしょうか。
ここでは、いくつかの四字熟語とその英語表現を紹介しますね!

*四字熟語

・誠心誠意 
意味:「嘘偽りなく、真心をもって事にあたること。」
英語:「wholeheartedly」「from bottom of one’s heart」「with all one’s heart」

・諸行無常
意味:「すべての物事は、常に変化し続け、永遠のものではないということ。」
英語:「Everything is evanescent in the world.」「Nothing is permanent.」

・森羅万象
意味:「宇宙間に存在する全てのもの。」
英語:「everything in the universe [under the sun].」

・因果応報
意味:「良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあること。」
英語:「retribution」「You got what you deserved.」

・以心伝心
意味:「言葉を使わなくても、心で通じ合うこと。」
英語:「understand each other by telepathy」「can read each other’s mind」

・温故知新
意味:「昔の事柄から、新しい知識などを学ぶこと。」
英語:「learning new things from the past」

・有名無実
意味:「名ばかりで、それに見合う実質のないこと。」
英語:「nominal」「in name only」

・一石二鳥
意味:「一つの行為をして、二つの利益を得ること。」
英語:「kill two birds with one stone.」日本語と同じですね!

・半信半疑
意味:「半分は信じ、半分は疑うこと。」
英語:「doubtfully」「suspiciously」「dubiously」「I was half in doubt about …」

同じ日本語でも、英語にすると、様々な言い方をできるものが多いですね。
また、自分の座右の銘を英語で説明できるように調べてみるのも英語の勉強になりそうですね!

*その他の表現

四字熟語ではありませんが、実は、日常会話で使うこれらの言葉も、同じ意味の英語表現がありません。

・いただきます 「Let’s eat」
・ごちそうさま 「I’m done」「I’m satisfied」
・ただいま 「I’m home」
・おかえりなさい 「Welcome home」「How was your day?」
・お疲れさま 「good job」「well done」

代用的な表現として英語も記載していますが、日本語のような決まり文句ではありません。

なので、例えば
「いただきます」や「ごちそうさま」に含まれる“感謝”
「ただいま」や「おかえりなさい」に含まれる“温かみ”
「お疲れさま」に含まれる“労い”など、
これらのニュアンスが上手く伝わらないのがもどかしいところです。

だからこそ、これらの言葉の意味を、英語でしっかりと説明できると良いですね!

 

<出会いと別れ>の英語

人生は、出会いと別れの連続。
その中でも、海外の出会いは、まさに「一期一会」!

海外に出ると、二度と会うことは出来ない可能性の高い、出会いと別れの連続です。

そこで、ここでは「出会い」と「別れ」の場面で使える英語を紹介します!

<出会い編>

出会った時に使える英語のフレーズを学んで素敵な時間を過ごしましょう!

Nice to meet you.
「はじめまして。」 
(返事)Nice to meet you, too.
「こちらこそ、よろしくね。」

It’s pleasure to meet you. 
「お会いできて嬉しいです。」 
(返事)Pleasure meeting you as well. 
「私もお会いできて嬉しいです。」

How do you do?
「ご機嫌いかが?」
(返事)How do you do? ※同じように答えればOKです。

What’s your name?
「あなたの名前は?」 
(丁寧な表現)
May I ask your name? 
「名前を伺ってもよいですか?」
いきなり聞くよりも、先に自分の名前を伝えてから、相手にも聞くのがよいでしょう。

What do you do?
「仕事は何をしているのですか?」
こういった質問から、会話を掘り下げていくのも良いですね。

Good to see you again. / Great seeing you again.
「また会えて嬉しいです。」

How have you been?
「元気にしてた?」
(返事)I’ve been great. And you? 
「元気にしてたよ。あなたは?」

<別れ編>

素敵な時間を過ごしたあとは、素敵な別れ方で締めくくりましょう!

It was nice to meet you. / It was lovely to meet you.
「あなたに会えて嬉しかったです。」

It was a pleasure to meet you.
「あなたに会えて楽しかったです。」
(返事)The pleasure was all mine.
「むしろ、こちらこそ楽しかったです。」

I’m looking forward to meeting you again.
「またお会いできるのを楽しみにしています。」

Nice meeting you.
「これからも、よろしくお願いします。」

Let’s keep in touch.
「連絡を取り合おうね!」

Have a nice day.
「良い一日を!」

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

「一期一会」をはじめ、英語にはない日本独自の表現はたくさんあります。

海外の人と英語でコミュニケーションを取るということは、そこには、文化の違いも同時に存在するということです。

文化の違いを超え、お互いを理解し合うためにも、日本独自の表現を海外の人に伝えられるというのは素敵なことですね!

また、日本独自の表現があるように、英語にも独自の表現があります。
その一つとして、英語のことわざを調べて見るのは、おすすめですよ。
発想の違いに着目しても面白いですし、もちろん英語の勉強にもなります!

お互いの文化や表現方法を理解し合い、素敵なコミュニケーションが取れるといいですね!

ネイティブキャンプには、約80カ国の講師がいるので、いろんな国の独自の表現を聞いて見るのも楽しそうですね!

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