気になる海外のコンビニ事情! ~コンビニで使える英語のフレーズ~

convenience store


日本全国に普及しているコンビニ!!
最近では、海外の方が日本のコンビニでアルバイトをしているのをよく見かけますね!

ほとんどのコンビニが24時間営業で、深夜に小腹が空いた時にも、「ちょっとコンビニ行ってくる」で事足りる便利さ。

非常に便利で、使ったことがない人はいないのではないでしょうか。

それほど身近なコンビニですが、海外にも同じようにコンビニは存在するのでしょうか。
また、コンビニで買える商品は日本と同じなのでしょうか。

海外旅行中にも、身近にコンビニがあれば非常に助かること間違いなし!

今回は、海外のコンビニ事情をご紹介します。

 

 

【英語で「コンビニ」ってなんて言うの?】

そもそもコンビニとは、「convenience store」の略です。

「convenience」(名詞)の意味は「便利なもの、利便性、好都合」、「store」(名詞)の意味は「店、商店」なので、「convenience store」を直訳すると、「便利な店」といったところでしょうか。

日本では身近にあり、24時間営業が当たり前のコンビニ。
まさに呼び名の通り、“便利な店”ですね!

ただ、海外では「convenience store」と呼ぶよりも、店の名前を直接言うことの方が多いですよ!

ちなみに、コンビニと似たような食品や日用雑貨を扱っている店のことをアメリカでは「drug store」イギリスでは、「corner shop」ということもあります。

 

【海外にある日本のコンビニ】

日本で有名なコンビニのチェーン店としては、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどがありますね。

まずは、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの海外進出について紹介します。

*「セブンイレブン」

日本人に馴染みのあるコンビニで、海外で一番よく見かけるのは、セブンイレブンです!

それもそのはず、セブンイレブンは、海外の店舗数が45,000店以上あります。
主な国として、アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、中国、韓国、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなどに展開しています。

当たり前ですが、海外でもロゴはそのままで、一目見たらすぐにセブンイレブンだと分かりますよ!

ちなみに、異国の地で、見慣れたコンビニを発見した時の安心感は大きいですよ。

*「ローソン」

次にローソンですが、海外の店舗数は約1,600店あり、展開している国は、タイ、インドネシア、フィリピン、ハワイです。

日本では有名なローソンですが、海外で見かける機会はあまり多くはなさそうですね。

*「ファミリーマート」

最後にファミリーマートですが、海外の店舗数は約7,000店。
展開している国は、台湾、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシアです。

展開店舗数の多い、台湾・中国・タイに旅行した時には、お世話になるかもしれませんね!

ちなみに、同じ国内でも、地域によってコンビニの有無は大きく変わってきます。

例えば、東南アジアを例にすると、観光客も多い市内などにはコンビニも数多く普及されていますが、そこから離れて田舎の方に行くと、どんどんコンビニが無くなっていきます。

そういった場所では、ちょっとした現地の個人商店があることがほとんどですよ!

 

【海外のコンビニ】

それでは、海外にあるコンビニを国別でみていきましょう!

*アメリカ

アメリカのコンビニは、基本的にガソリンスタンドと併設されていますよ。
(街中でコンビニに行きたい時は、drug storeに行くとよいでしょう。)

アメリカにある、日本でも有名なコンビニは「セブンイレブン」、「am/pm」です。

他にも、ガソリンスタンドに併設しているコンビニとして、「Star stop」、「Extra mile」、「Loop neighborhood」、「Rotten Robbie」など、様々なコンビニがありますよ!

治安の良いところでは、24時間営業が多いですよ。

*メキシコ

メキシコでも、「セブンイレブン」は有名です。

他にも、「サークルK・サンクス」、「OXXO(オクソ)」、「Kiosko(キオスコ)」などがありますよ。

場所にもよりますが、基本24時間営業です。
ただし、深夜は、防犯の為に窓口営業になるところもありますよ。

*オーストラリア

オーストラリアでも「セブンイレブン」は有名です。

他に有名なコンビニとして、「city convenience store」、「Night Owl」などがあります。

場所によっては、日本人向けの「Japanese Asian Grocery コンビニ8」もありますよ。
ここには日本の食品も置かれているので、日本食が恋しくなった時に最適ですね!

ただし、オーストラリアのコンビニは値段が高いので、普段はスーパーやショッピングセンターなどを利用する方が多いですよ。

さらに、オーストラリアのコンビニではお酒が買えません。

営業時間は、地域差が大きいです。
都会では24時間営業も点在していますが、田舎の方に行くと夕方までという場所も多いですよ。

*フィリピン

フィリピンのコンビニで圧倒的に有名なのは「セブンイレブン」です!
他にも、「ミニストップ」、「ファミリーマート」などがありますよ。

椅子とテーブルが置かれていて、イートインできるところも多くありますよ!

また、コンビニのように身近で便利な店として、フィリピン独自の「sarisari store」があります。
これは、ローカル感溢れる個人商店のようなお店です。
フィリピンのコンビニも、基本的には24時間営業です。

ちなみに、東南アジア全体に関してですが、比較的都会には「セブンイレブン」がありますよ。

ただし、経済的に発展していない国や地域にはコンビニは少なく、代わりに個人商店があることがほとんどです。

*ヨーロッパ

ヨーロッパでは、日本でいうコンビニがあるところは少ないです。

理由として、24時間営業が禁止されている国や、日曜日の営業規定が厳しい国など、営業の時間規定が厳しいからのようです。

とはいえ、都会にはコンビニのような店がある場所もありますよ。

ヨーロッパを旅行する際は、24時間開いている便利さを求めるよりも、向こうの生活スタイルに合わせる意識を持つのが良いですね!

*南米

南米には、基本的にコンビニはありません。
代わりに、ガソリンスタンドの敷地内にある店がコンビニのような作りになっています。

ガソリンスタンドがないエリアでは、個人商店がコンビニのような役割を担っていますよ。

*アフリカ

アフリカにも、基本的に日本のようなコンビニはありません。
代わりに、個人商店のようなところを利用することが多いですよ。

 

【海外で買えるコンビニ商品は?】

海外にもコンビニがあることはわかりましたが、海外のコンビニで販売されている商品に違いはあるのでしょうか。

同じ国内でも地域や規模によって変わって違いはありますが、大まかな特徴を紹介します。

*食料品

どこの国のコンビニでも共通しているのは、軽食やお菓子、飲み物です。

国によって種類こそ変わりますが、スナック菓子やペットボトル飲料、その国でよく食べられている軽食が売られています。

特に、日本でいうところの、肉まんやおでん、から揚げなどの惣菜に当たる温かい食べ物は、国によって特色が出ています。

例えば、アメリカやフィリピンのコンビニでは、自分で作れるホットドッグやドーナツ、ジュースやフローズンなどのドリンクバーのようなものがあります。

台湾は比較的に日本と似ていて、日本のおでんのような保温状態の台湾煮卵や、焼き芋が販売されていることもあります。

訪れた国で、コンビニの食品をチェックしてみるのも面白いですね!

*日用品

コンビニの規模にもよりますが、基本的にどこの国のコンビニにもシャンプーやリンス、トイレットペーパーなどのちょっとした日用品は置かれていますよ。

また、ほとんどのコンビニで煙草の購入も可能です。

余談ですが、日本では無料でトイレを利用できるコンビニが数多くありますが、海外ではそうは行きません。

そもそも海外では、外でのトイレが有料な国も多くあり、コンビニにトイレが併設されていない方が当たり前なのです。

【コンビニで使える英会話】

海外で使える英会話をご紹介します!

*営業時間

「24時間営業ですか?」
-Is it open 24 hours?

「何時に閉まりますか?」
-What time do you close?

「今日は何時まで開いていますか?」
-Until what time are you open today?

24時間営業は “open 24 hours”と表します。
もしくは “twenty four seven 24/7”と表すこともあります。

後者は、twenty-four hours a day, seven days a weekの略で、日本語にすると、24時間、週7日という意味ですね。

*会計

「合計、---ドルになります。」
-Your total is --- dollars.

「ちょうどお預かりします。」
-You gave me the exact amount.

「お釣りです。」
-Here is your change.

「お釣りをお確かめください。」
-Please make sure your change is correct.

「お釣りが違います。」
-I think you gave me the wrong change.

「レシートです。」
-Here is your receipt.

*レジ袋

「レジ袋はご利用ですか?」
-Do you need a plastic bag?  
-Would you like me to put it in a plastic bag?

「レジ袋をもらえますか?」
-May I have a plastic bag, please? 
-Could you give me a plastic bag, please?
※レジ袋はplastic bagと言います。

*その他

「これは温めますか?」
-Would you like me to heat this up?

「レンジで温めてもらえますか?」
-Could you heat this up in the microwave?
※「~を温める」

heat up ~ / heat ~ up と言います。
目的語~がit,this,thatのような代名詞の場合はheatとupの間におきます。
※日本で言うところの電子レンジは、英語では「microwave」と言います。

「おはし/スプーン/フォークはありますか。」
-Do you have chopsticks / a spoon / a fork ?

「これの買い方を教えてください。」
-Could you tell me how to buy this?
※コンビニ内のドリンクバーや、自分で作るホットドッグなどの買い方が分からない時に使えます。

 

まとめ

今回は、世界のコンビニについてご紹介しました。
異国の地で見慣れたコンビニがあるのは心強いですね!

商品の購入方法も日本と同じなので、英語初心者にはありがたい!
海外での英会話の入り口としては最適ですね。

今回ご紹介した英会話は、コンビニではもちろん、海外のスーパーやショッピングモールなど、様々なところで使えるので、ぜひ使ってみてくださいね!

また、使用頻度の多い会話だからこそ、オンライン英会話で一度練習してみるのもいいかもしれませんね!

ネイティブキャンプでは、旅行英会話の教材で講師と一緒に買い物のシーンを練習することができます。興味のあるテーマを選んでロールプレイをし、習ったフレーズを言い換えてみるという学習方法はとてもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね!