独学で英会話をマスターするためには

突然ですがみなさん、最近英語の勉強してますか?最近英語を勉強すればするほど語学学習に近道は無いなと感じるようになったインターンのAdamです。


海外留学やワーキングホリデーまたは日本でも英会話教室に通ったりなど英語の勉強方法は人によって様々ですよね。でも今回のブログでは英語を独学で効率的に勉強する方法に焦点をあて、皆さんにシェアします!

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紙に何かを書いている人

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目標を決めることが一番大事!

具体的な内容に入る前にまず独学で一番大事なことをお伝えします。
それは英語を学ぶことによって得られる自分の将来像を具体的に考えること、つまり「目標設定」です!例えば、

・海外の人と英語でコミュニケーションを取りたい!
・海外旅行先でのレストランやショッピングで英会話に困らないようになりたい!
・東京オリンピックで通訳のボランティアに参加して外国人観光客におもてなしをしたい!

など例をあげればキリがありませんが、まず一番大事なことは、「何のために英語を学ぶのか?」をはっきりさせましょう。勉強(独学)する目的がはっきりしているのといないのではモチベーションが全然違います。

まずは目標を定めて、勉強をしたことによって得られる自身の将来像を明確にしておきましょう。 

独学をするに当たって必要なもの

英語を勉強するにあたって必要なものは「単語帳」「文法書」ですね(あとできれば「発音教材」を用意した方が好ましいです。理由は後述します)。
英語教材は本屋さんやアマゾンなどのショッピングサイトに溢れかえっていますが、色々なものに手を出すより、それぞれ一冊ずつをやりこんだ方がいいので自分がやると決めたものをとことんやりこんでください(多少教材の良し悪しはもちろんありますが、単語帳や文法書は特に何を選んでも変わらないと思います。それよりも途中でやめない方が重要。) 

日常会話で必要な単語数

日常会話で最低限必要な単語力はおよそ2,000語と言われています。意外に少ないと思いませんか?
2,000語とは英検で言うと3級レベルです。(ちなみに英検3級のレベルは「中学卒業程度」とのことです)

英会話初心者の人で独学で日常会話が出来るようになりたいと思っている人は英検3級レベルの単語を「自由に使える」ようになりましょう!独学を決意した英語初心者の方にとってまず到達すべき目標はこの英検3級レベルになります!

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単語と同時に文法の勉強も!

言葉のルールを学ぶことは会話をする上で非常に大事になるため、文法の勉強は大事です。文法があやふやだったり、間違えてしまっていたら相手に思わぬ勘違いをさせてしまったり、自分の意図することが伝わったりしないため、基本的なルールは暗記してしまいましょう!

文法の勉強でおすすめの参考書は「Forest」という参考書です!高校の時によく授業で使用される参考書なのでご存知かもしれませんね。
高校レベルまでの文法が詳しく記載されているため非常に分厚い参考書ですがこれさえ持っていれば日常会話のみならずビジネスレベルまでの文法を学べるため、これさえ持っていれば文法教材に関しては他に買う必要はないレベルです。

難しく考えたりせず、まずは学んだ文法を何度も口にだして自然に口から出るようになるまで練習するだけです。

学校英語の呪縛から逃れるため沢山話す練習を

独学をする上で基本的なことをここまで述べましたが、独学をする上でのデメリットが1つあります。それは「スピーキングの練習時間確保が難しい」ことです。ここでの注意点は「出来ないのではなく、していない」ことです。

最近では海外留学せずとも日本国内で高度な英会話を話せる日本人が増えてきています。その人たちに共通するのは独学でも話す練習を沢山していることです。

話す練習は主に「独り言」です!学んだ文法や単語を使用して実際に口に出すことで記憶に定着させることも出来ますし、アウトプット(実際に学んだことを使用すること)をするいい練習にもなります。

日本の英語教育ではこの機会が全くと言っていいほど無いため、せっかく学んだ単語や文法をうまく使用することが出来ない人が非常に多いですよね。

独学では自ら話す練習をしないと誰もあなたに英語を話すように強制する人がいないため、つい単語や文法ばかりを勉強して、話す練習を疎かにしがちです。どんな目標設定をしているか人によって異なりますが、どうせなら英語を流暢に話せるに越したことは無いですよね?

これが独学をする上で一番気をつけなくてはいけないポイントです。

発音を極めよう

英語をうまく聞き取れない主な原因は日本語と英語の発音にあります。

日本語の母音は [ a ]  [ i ] [ u ] [ e ]  [ o ]の5つしかありません。それに比べて英語の母音はなんと20個以上あります(二重母音や三重母音も含みます)。
日本語で「あ」と発音するものでも英語では[æ] [ʌ] [a:] [a] [ə] [a:r] [ə:r] [ər]と非常に多いです。リスニング力を上げるためには発音記号読めるようになりましょう。

発音の勉強は単語や文法と比較しても非常に大事なパートです。

英語の母音を例に出しましたが[ r ]のように子音にも日本語には無い発音があるため、発音を意識して英語を話そうとするとたとえ簡単な文章でも読めなくなります。

発音の上達方法はネイティブにお金を払ってでもチェックしてもらうのが一番ですがこのブログの趣旨から大幅に外れてしまいます。(笑)
現在は市販の発音教材や無料のサイトも多く出回っており、これらで十分に鍛えることが可能です。

発音の勉強では母音と子音をそれぞれ一通り勉強しましょう。初めに勉強しておくことで日本語と英語の発音がいかに異なるか知っておくことは独学において非常に役に立ちます。
発音記号を一通り勉強し終えると、もうあなたはすでに単語帳や辞書で遭遇する発音記号が読めるようになります。

シャドーイングでリスニング力向上

シャドーイングはご存知でしょうか?これは英語の音声を聴きながら聞こえてきた英語を真似して話す勉強法です。シャドーイングはリスニングとスピーキングに非常に効果的な方法になります。これはプロの通訳を目指す人たちも行なっている方法です。効果としては「発音」「イントネーション」「テンポやリズム」「アクセント」などの真似することでネイティブスピーカーが話す英語に近づける=よりナチュラルな英語を話せるようになることです。

シャドーイングのやり方はテキストを見ずに聞こえてくる音声を繰り返し真似します。1回目で聞き取れなかった単語も何回も聞くうちに聞こえてくるようになります。何度聞いてもわからないところは知らない単語であったり、発音が聞き取れない部分ですのでその時になって初めてテキストを見て、自分がわからなかった部分を意識してもう一度シャドーイングを行います。

シャドーイングは非常に効果的ですがその分集中することが必要で、集中力が切れてしまったら効果が半減してします。そのため1日に何時間も行うよりも30分でいいので毎日行うことが大切です。

ネイティブキャンプで独学で学んだことを実践してみよう

さて、上記を継続的に実行すれば、日常会話以上の英会話能力が身に付くはずです!

あとは実践あるのみです!独り言では身につけたスピーキング力を使って実際に相手と話す練習をしましょう!独り言でほぼ会話力は身につきますが相手の言ったことを理解して会話を成立させる実際に誰かと会話しなくてはなりません。ネイティブキャンプでは独学の最後の仕上げとして英会話を実践できる機会を提供しています。おすすめの教材はアウトプットをする機会の多い「5分間ディスカッション」「スピーキング」「フリートーク」です。

最後に

英語の独学するのは確かに大変です。しかし、しっかりとした目標を持ち、諦めずに継続的に勉強をしていけば、TOEICや英検などの試験で高得点を取ったり、海外旅行や留学で英会話に困らなくなりと、英語が話せない時よりももっと様々な経験を得ることができるようになります。

独学は費用対効果の面でも非常に効果的です!自分で勉強する意志のない人が海外の学校で何十万円も使っても結局英語を話せないままというのも珍しくありません。

しかし、自分の努力次第では独学で英語は身につきます!僕も独学で英語を勉強中の身ですが頑張れば頑張った分だけ報われます!