Put offの意味って?「Put」を使った日常会話で使いやすい句動詞5選!

最終更新日:2019-07-27

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先日「句動詞とは?英語の表現力アップに必要な句動詞の覚え方」という記事で句動詞についてご紹介しました。

今回はその句動詞で使われる動詞の中でも、かなりバリュエーションが多いと思われる“put”を使った句動詞を日常会話でよく使うものや、覚えやすいものに厳選してまとめてみました。

“put”を使った句動詞を覚えて使ってみましょう!

 

句動詞の勉強法を簡単におさらい

句動詞で使われる英語フレーズや英語表現は、基本動詞と前置詞や副詞等が組み合わさって全体で一つの動詞として働いています

句動詞は英語の定型フレーズとして機能しており、英熟語(2つ以上の単語が合わさって1つの単語として用いられる)や慣用句/イディオム(2語以上の単語が結びつき全く異なる意味を持つ)などとも言われています。

句動詞の基本的な動詞にbe動詞は使われておらず、makeやtakeなどのような基本動詞が使われています。

そのため、句動詞を使いこなせるようになるには、まず基本動詞の核となるコアな意味をとらえることが大切です。

 

句動詞を身につける英語勉強法やトレーニング法ですが、辞書で用語や意味を丸暗記するやり方は効率が悪いです。

また、単語集を機械的にひたすら覚える勉強法もおすすめしません。

膨大な量の句動詞、英熟語、慣用句は丸暗記してもすぐに忘れてしまうでしょう。

これらの表現パターンは日常的に使われるため、それに応じて日本語訳をすべて覚えることは不可能に近いからです。

句動詞にはさまざまな意味や特徴、パターンがあるため効率の悪い丸暗記は避け、基本的な単語をビジュアル化し、イメージしてとらえることが大切です

最近では基本動詞や前置詞、副詞などが図解になっている書籍やマンガなどを用いて分かりやすく内容を説明している本、インターネットでは無料のアプリがたくさんあります。

ポイントは、基本動詞のコアな意味をとらえ、それに付随する前置詞や副詞のイメージを組み合わせてよく理解することが必要になります。

もっと詳しく知りたい方や、冒頭で紹介したブログをまだ読んだことがないという方は、「句動詞とは?英語の表現力アップに必要な句動詞の覚え方」の記事を改めて読んでみてくださいね!

 

句動詞の用法

句動詞は文法的に「動詞」+「前置詞あるいは副詞」が組み合わさって成り立っています。

そして、自動詞と他動詞の働きをするものに分けることができます。

“put”を使った句動詞を確認する前に、まずは句動詞の用法から見ていきましょう。

 

(1) 「自動詞+副詞」

例文)The roses will come out next month.
バラの花は来月咲きます。

※「come+out」で「出る、現れる、咲く」などという意味になります。

 

(2) 「他動詞+副詞」

例文)Could you turn on the radio?
ラジオをつけてくれませんか?

※「turn+on」で「テレビやラジオ、電気などをつける」、「turn+off」で「消す」になります。ひねってつけたり消したりするイメージですね。

現代のテレビやラジオはリモコン一つで操作できてしまうためイメージがつきにくいかもしれませんが、昭和のブラウン管テレビやラジオではつまみをひねってチャンネルを切り替えていましたよね?
(わからない人はごめんなさい!)

イメージしやすいかと思います。

 

(3) 「動詞+副詞+前置詞」

例文)I look up to my teacher.
先生を尊敬しています。

※「look+up+to...」で「...を尊敬する」という表現になります。尊敬する人を見下すことはないですよね。見上げて尊敬する、そんなイメージです。

 

(4) 「自動詞+前置詞」

例文)I sang for the guests.
私はゲストのために歌った。

※「sing+for」で「〜のために歌う」という意味になります。

 

動詞によっては自動詞としても他動詞としても使えるので、その都度どのように使われているかを確認しておきましょう。

 

その他(成句・慣用句)

他動詞+名詞:take place

[計画されたことが]行われる、
[災害・事故などが偶然に]起こる

 

他動詞+名詞+前置詞:
take advantage of

~を利用する、
~に乗じる、
(人に)つけ込む

 

Putの基本的なコアイメージ

さて、ここまでで基本的な句動詞の用法は理解していただけたかと思います。
続いては今回の本題である「put」を使った句動詞について紹介していきます。

 

Putはある物を、ある場所に移動するというイメージがあります。その際、距離は関係ありません。

学校では「置く」という意味で習いましたがもっと大きくとらえてみましょう。

派生的なイメージでとらえると、ある場所に移動する「物」は「人、文字」等でもOKです。

また、具体的な物に限らず「プレッシャー」なども用いられます。つまり「ある物をある場所へ置く」という狭義的な意味だけでなく、そこから派生して、「据え付ける、突きつける、書く、言う」などさまざまな移動が含まれます。

 

Put+away

Awayのイメージ:離れて

距離的な意味合いで離れているイメージ。

起点を表すfromを用いると、away fromで「~から離れて」という意味になります。

 

putにawayを繋げると、 「片付ける」
「お金を貯める」
「刑務所・精神病院などに入れる」
という意味の句動詞になります。

 

日常会話でも割と頻繁に使う“put away”という句動詞には色々な意味がありますが、代表的なものは「片付ける」「お金を貯める」「刑務所・精神病院などに入れる」などでしょう。

使い方を和訳付きの例文でご紹介します。

・You need to put away your toys before your mother comes back.
(お母さんが帰ってくる前に、おもちゃを片付ける必要があるよ。)

・I want to put money away for my future.
(将来のためにお金を貯めたいです。)

・I wish I could put my brother away. He’s been seriously crazy for a long time.
(兄(弟)を精神病院に入れられたらいいのに。彼は長いこと本当にクレイジーなままだ。)

 

最初の「片付ける」という意味のput awayを含んだフレーズですが、この「片付ける」には元の位置に戻すという意味があります。

最後の例文は言葉が悪くて恐縮ですが、実際にこういう使い方をされます。

この使い方で、刑務所なのか精神病院なのかは文脈から察するところになります。

これはそういう意味で使われることがあるという知識だけにとどめておいて、自分では使わないことをおすすめします。

 

Put+off

Offのイメージ:離れて

接していたものが一気に離れるという意味。分離を表し、onとは反対の意味になります。

“put off”という句動詞は、「延期する」という意味で非常によく使います。

ちなみに「延期する」という言葉には、“postpone”という一言で表すことのできる単語が存在しているのですが、日常会話ではどちらかというと“put off”の方がよく聞くかもしれません。

また、“put off”には「邪魔する」「うんざりさせる」というような意味もあります。

 

・Our meeting has been put off till next week.
(ミーティングは来週に延期です。)

・Please don’t put me off! I’m cooking!
(お願いだから邪魔しないで!料理中だよ!)

・My mother has been complaining about the same thing for ages! It puts me off.
(母が同じことにずーっと文句を言ってる。もううんざりだよ。)

こんな感じで使います。これらの表現はよく使われていますね。

どれもよくよく考えると、put offという語感に沿っているような気がします。

 

Put+on

Onのイメージ:~の上、接触

何かの上に乗っていたり、面や線に接触しているイメージ。そこから派生して依存や支えという意味でも使われます。

offとonは対義語ですが、“put on”と“put off”は対義語というわけではありません。

put onには、 「太る」
「服を着る」
「だます」
という意味があります。

句動詞では動詞のあとにくる言葉がたとえ他のものと対義語であっても、動詞がつくことでまったく関係のない意味になったりするのもポイントです。

 

ではフレーズを見てみましょう。

・I need to go on a diet. I put on some weight.
(ダイエットしなきゃ。少し体重が増えちゃった。)

・I recommend you put on a jacket. It’s cold outside.
(ジャケットを着た方がいいと思うよ。外は寒いから。)

・I can’t believe what you just told me. Are you not putting me on?
(今君が言ったことを信じられない。だましてるんじゃないの?)

太るという意味での“put on”は非常によく使います。

英語圏は太っている人が多い傾向にあるので、太ったかどうかに敏感なのかもしれません。

また「着る」という意味での“put on”も日常英会話では頻繁に耳にします。この2つくらいは最低限覚えておきましょう。

 

Put+through

Throughのイメージ:~を通って

立体的な空間を通り抜けるイメージ。そこから派生して、ある動作が終了する意味にもなります。

Put throughは日常生活ではそれほど使う句動詞ではありません。

しかし、ビジネスの場で電話に出ることがあるなら、「電話をつなぐ」という意味で非常によく使う表現なので、覚えておくといいでしょう。

またPut throughには、「通過する」「通す」というような意味もあります。

 

・I will put you through to my co-worker.
(同僚に<電話を>おつなぎします。)

・Could you put me through to the manager, please?
(部長に電話をつないでいただけますか?)

・They were put through many tests before getting the job.
(彼らはその仕事を得るために、たくさんのテストを通過した=受けた)

Put throughという語感から、最後の例文はなんとなく意味がわかるかと思います。

その他のPut throughを使った句動詞も、putとthroughの意味さえわかっていれば、なんとなく意味が予想できそうなものばかりです。

ですからここでは、「電話をつなぐ」という意味の、put throughをおさえておくようにしてください。

 

Put+up+with

Withのイメージ:~と共に

~と一緒に、共にという意味。そこから派生して、手段(~を使って)や対立(~を相手にして)の意味を表すこともあります。

put up withも他のputを使った句動詞に比べると、限定的な使い方をする句動詞ですが、日常会話でも自然と使われます。

この句動詞、英和辞典を引いてみると面白いことに気づいたのでご紹介します。

 

英和辞典を引くと、put up withとは、「耐える」「我慢する」という意味だと出て来ます。

しかし、英英辞典を引くと“tolerate”や“accept”など、「許容する」という意味の単語が出てくるのです。

 

例文を見てみましょう。

・I know your teacher is annoying, but it’s better for you to put up with her for now.
(君の先生がうっとうしいのはわかるけど、今は我慢しておいた方がいいよ。)

・I can put up with doing a lot of homework if I will get ice cream afterwards.
(もし後でアイスクリームがもらえるなら、たくさんの宿題をすることも我慢できるよ。)

英和辞典の「耐える」という意味に則って、「我慢」と訳してみましたが、どうでしょうか。

その部分を「許容」という意味に変えても、意味は通じますし会話に誤解もでないでしょう。

 

「嫌だけど受け入れる」という状態を、日本語では「我慢」や「耐える」という重々しくネガティブ寄りの言葉を使う一方で、英語ではtolerateやacceptという割と明るめの単語を使って“put up with”を説明してあるのが面白い点ですね。

 

これは句動詞とは関係のない余談ですが、こうした小さなニュアンスの差からも、日本語的考え方と英語的な考え方の違いが読み取れるかもしれません。

 

まとめ

今回はputを使った句動詞の中でも、日常英会話の中で使いやすいものに厳選してご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひこれを参考に、putを使った句動詞を覚えて使ってみてくださいね。

putを使った句動詞は他にもまだまだありますから、もっと覚えてみたくなったらぜひ調べてみてください。

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