句動詞とは?英語の表現力アップに必要な句動詞の覚え方

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句動詞

「句動詞」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「群動詞」と言われることもあるようですが、そのどちらの言葉を聞いたことがなくても、英語を勉強中のみなさんは自然と句動詞(群動詞)を使っていたりします。

あまり耳慣れない言葉ですが、句動詞は英語の表現力をアップし、英文をスラスラ理解できるようになるためには非常に重要な項目の1つ。ですから意識して覚えることをおすすめします。

今回はこの句動詞について、どういったものなのか、そしてどういう風に覚えていけば良いかをご説明していきます。英語を読んでいると、簡単な単語が使われているのに理解できない表現が出てくるという人は、この句動詞を覚えてしまえば理解できるようになるかもしれませんよ。 

句動詞とはどんなもののこと?

まずは句動詞とはどういうもののことなのかをご説明していきます。句動詞とは、「動詞+副詞」や「動詞+(副詞)+前置詞」とう構成で成り立つ熟語のことです。副詞や前置詞が動詞にくっつくことで、もともとの動詞の意味とは異なる特別な意味になります。

と言葉で説明してもよくわからないでしょう。例えば「起きる」という意味の ”get up” や「探す」という意味の ”look for” なんかは、代表的な句動詞です。

元々の動詞に少し関連した意味ではありますが、特別な意味を持つというのが理解できたでしょうか。

日本の英語教育では、「句動詞」や「群動詞」と呼ばれるようですが、英語では “Phrasal verb” と言われ、英語圏に語学留学などをすると必ずこのPhrasal verbをみっちり習うことになるでしょう。

そういう私もイギリスに語学留学をしていた時代、語学学校で度々この句動詞(Phrasal verb)を練習させられました。

句動詞は熟語の仲間ではありますが、イディオムとはまた別物です。(参考:https://nativecamp.net/blog/20180520-idiom

日本人はどうやらイディオムと句動詞や熟語という言葉を、混同して使っている人も多いようなので、すっきりと句動詞だけの例を見たければ、Phrasal verbと検索して英語のサイトを見ることをおすすめします。

句動詞は英語でのコミュニケーションに必須!

句動詞には非常に多くの種類があります。前述のget upやlook forなんかは、頻出の句動詞ですから多くの人が理解できるでしょう。しかし中にはあまり頻繁には見ないものの、ネイティブなら誰でも理解して使えるというような句動詞もあります。

この句動詞、ネイティブは日常会話で非常にナチュラルに使ってしまうため、ネイティブの英語を理解してしっかり英会話ができるようになりたいという人は、必ず必要になるでしょう。

また英語で会話をする場面だけではなく、小説や新聞などを読むときにも度々目にしますし、友達とメールをするときだって頻繁に目にするはずです。

それほど句動詞はよく使われていて、重要な表現の1つなのですね。膨大な数がある上に、似たようなものが多いため覚えるのは大変かもしれませんが、しっかり覚えることであなたの英語の表現力が確実にアップしますし、理解度もぐっと深まるでしょう。

「句動詞」という言葉でなんとなく難しそうだと思ってしまうかもしれませんが、句動詞で使われている単語は割と単純なものが多いのです。

難しい単語を使わずに、簡単な単語だけでどうにか表現をしようと思って句動詞を作ったのではないかと思うほど、句動詞で目にする単語は簡単なものが多いので、英語初心者の人でも覚えやすいでしょう。

句動詞の覚え方のコツをご紹介!

では句動詞はどのように覚えていけばいいのでしょうか。それにはいくつかの方法があります。それぞれの方法についてご説明していくので、早速実践してみてくださいね。

1)句動詞に関する本を購入する

英熟語に関する書籍の中にも、句動詞が含まれていることがありますが、句動詞を覚えようと思ったら句動詞に関する書籍を購入するのがおすすめです。句動詞に関する書籍には、句動詞の覚え方のコツがつまっているからです。

一番良いのは書店に行っていくつかの本を見比べて、読みやすいと感じた本を購入することです。一番自分にとって読みやすいと感じた本があなたにとってのおすすめの本ということになります。

いくつかおすすめの書籍とおすすめポイントを挙げてみるので、書店で探してみてください。

「句動詞の底力―「空間発想」でわかる広がる英語の世界 」クリストファ・バーナード著

ネイティブによる句動詞の説明です。ネイティブ的視点から句動詞について説明されているので、日本の英語学習で句動詞を理解できなかった人におすすめです。

「Phrasal Verbs やさしい動詞でこんなに伝わる 句動詞の問題 精選600」Rumiko Varnes著

絶対に覚えておいたほうがいい基本の句動詞がつまっている本です。600という数に驚くかもしれませんが、句動詞はもっともっとあります。まずはこの600から覚えてみてはどうでしょうか。

「英語はもっと句動詞で話そう」日向清人著

こちらは再頻出400にしぼった句動詞の本です。600では多いと思う人や、上記の本と比べてこちらの方が読みやすいという人向け。

2)同じ動詞を使った句動詞を集めて覚えてみる

句動詞を覚えるときには、同じ動詞を使ったものを集めてみると覚えやすいかもしれません。

たとえば、”get”という動詞を使った句動詞を覚えようと思ったら、パッと思いついただけでもこれだけあります。

  • get up:起き上がる
  • get on:(乗り物などに)乗る
  • get off:(乗り物などから)降りる、送る
  • get over:乗り越える
  • get along with:(誰かと・何かと)うまくやる
  • get back:戻る

今パッと思いついただけなので、実際はもっとあるのですが、パッと思いついただけでもこれだけあるのですね。前置詞の意味さえわかっていれば、意外と理解しやすいのではないでしょうか。

この方法をいくつかの動詞でやってみると、句動詞には頻出前置詞があることも気づくでしょう。(とはいえ前置詞にそれほど種類がないので、頻出になるのは当然なのですが・・・)

うまく説明できないのですが、同じ前置詞を使った句動詞は似た雰囲気の意味になることもなんとなく気づくかもしれません。そうすると、今まで前置詞を苦手にしていた人は、前置詞の意味まで理解できるようになるかもしれませんよ。

3)覚えた句動詞はとにかく使ってみること

句動詞はかなり簡単な単語で構成されている上に、日常会話で出てきそうな表現ばかりです。ですからアウトプットもしやすいので、とても覚えやすい表現だと言えます。

オンライン英会話でのレッスンや、外国人の友達と話すとき、メールするときなど、積極的に覚えた句動詞を使ってみましょう。「これは使える」と思った句動詞から覚えていくのもいいかもしれません。

英語の日記などを書くときでも使えるので、とにかく積極的に使ってみましょう。はじめは書いて覚えた方が覚えやすいかもしれません。

まとめ

今回は句動詞についてご説明しましたが、うまく覚えていけそうでしょうか。意外と簡単だと思った人もいるかもしれません。

句動詞自体はそれほど難しいものではないのですが、数が多いだけに覚えるのが大変だと思う人もいるでしょう。しかし日常会話でとても使いやすい表現ばかりですから、何度も使って覚えていくことをおすすめします。

たくさん覚えて使えるようになればなるほど、ネイティブのような自然な英語になっていくでしょう。

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