布団は英語でそのまま!?意外と多い日本語で通じる面白い英語10選!

日本語にも英語や他の言語が元になった言葉、いわゆる外来語というものがありますが、英語にも日本語がそのまま使われている言葉があるのはご存知でしょうか。その発音やイントネーションは少し英語っぽくはなっているものの、日本語のままで伝わる言葉はみなさんが思っているより存在しています。

ここではそんな日本語のまま通じる言葉をご紹介していきます。

ネイティブキャンプTOPバナー [:contents]

ネイティブキャンプアプリストアバナー

日本語のままで通じる英語は意外と多い!?

前述のとおり、みなさんが思っているよりもずっと、日本語のままで通じる英語は多いのですが、それを全て挙げていると膨大な量になるので、ここでは意外なものやよく使われているものに厳選して10個ご紹介します。

こういった言葉を説明できたり、こんなジャンルに詳しくなっておくと、外国人との会話も弾むかもしれません。

1.布団

英語でも、掛け布団に当たる言葉は”Comforter”や”Duvet”という言い方で使われています。しかし、元々ベッドで寝る文化の欧米では、敷布団に当たる言葉はありません。

では、どう呼ばれているのかというと、そのまま”Futon”で通じます。日本語とは若干イントネーションが違いますが、寝具について話すことがあれば耳にすることはあるでしょう。

欧米でも、ベッドを使わずに、床に直接薄めのマットレスを置いて寝るような人が増えています。需要があるので、家具屋などでもそのマットレスが売られていますが、これが”Futon”という名前になっています。

日本人の感覚では厳密に言うとそれは布団ではないのですが、ベッドを使わず床に直接何かを引いて寝るようなスタイルであれば、すべて”Futon”という認識のようです。

2.カラオケ

カラオケは英語として最も使われている日本語の1つです。英語だと、”Karaoke”で、Eの音が「イ」に近い音になるので、発音は「カラオキ」と聞こえます。だいぶアクセントがつくので、かなり力を入れて「カラオーキィ」と言っているように聞こえるでしょう。

欧米やそれ以外の国々にも、”Karaoke”がある国もあるので、日本についてあまり知らない人でもカラオケが何かは知っています。しかし、それらの国々では、個室タイプのカラオケは少ないようで、お店に来ているお客さん全員の前で歌うようなスタイルになります。日本のカラオケなら、歌があまり上手じゃない人でも、友達同士だけで楽しむことができますが、歌が苦手な人にとっては海外のカラオケはかなりハードルが高いです。

3.オタク

オタク文化は海外にも根付いていて、”Otaku”という言葉が使われています。日本が好きだという人の7~8割はアニメやマンガが好きで、オタクという言葉を知らない人はいないでしょう。

日本ほど、「オタク」という言葉に悪い印象はないのか、自己紹介で自分をオタクだという人もいます。

ただ、アニメやマンガに興味のない日本好きの人は、自分も”Otaku”ではないかと思われるのを嫌がっていて、オタクではないことを強調したりします。

4.パチンコ

パチンコがあるのは日本くらいなので、日本文化を紹介するときには、パチンコがそのまま”Pachinko”という言い方で使われています。日本が好きな外国人は大抵この言葉を知っています。

ただ、あまり良いイメージはないようで、外国人から見ると、なぜパチンコが日本では流行っているのか理解できないもののようです。

5.柴

欧米には犬好きが多いのですが、その犬好きたちの中で密かにブームになっているのが、”Shiba”の存在です。柴犬は、”Shiba”という犬種として、海外でもよく知られています。柴犬を飼っている人は、自分の犬の写真を海外の犬好きに見せてみましょう。すぐに、Shibaだとわかってくれるでしょうし、可愛いと盛り上がります。

6.ひきこもり

Hikikomori”として、日本の社会問題としてよく知られている言葉の1つです。普通の外国人は聞いたことがないかもしれませんが、日本文化について学んだことのある人や、日本とビジネスをしている人、日本ファンの間ではよく知られています。意味も日本と同じように使います。

海外にもひきこもりに当たる人はいますが、それほど数がいないので1つの単語としては存在していないのでしょう。

7.うまみ

料理が好きな人や、料理関連の仕事についている人ならよく知っている言葉、それが”Umami”です。料理番組などでも、”Umami”について紹介されることがあります。欧米人は特にこういった繊細な味覚に興味がなかったのか、それにあたる言葉はありません。そのため、”Umami”について紹介する番組などで、旨味とはどういう味なのかということが説明されています。

8.もったいない

もったいないは、”Mottainai”という言葉で英語で使われます。万人が知っているというわけではありませんが、日本文化を紹介するような機会に、よく耳にします。

英語に「もったいない」という言葉にあたる単語がないのは、そもそも「もったいない」という考え方・メンタリティがあまり意識されてこなかったからなようです。wasteという単語を使って表現できることもありますが、そこにあるメンタリティまでは入っていません。

9.過労死

こんな悲しい言葉が英語になっているのは、日本人として辛いところですが、”Karoushi”は英語で通じます。日本とビジネスをすることがある外国人なら知っている言葉でしょう。

使い方もそのまま使われます。日本の社会問題についての紹介の際によく出てくる言葉です。

10.空手・柔道・剣道などの武道

武道の名前は全て日本語のままで通じます。その中でもよく知られているのは、空手でしょうか。日本人はみんな空手ができると思っている人さえいます。”Karate”を習ったことがあるというと、「Oh!」となります。

柔道は”Judo”、剣道は”Kendo”、相撲は”Sumo”、合気道は”Aikido”として、それぞれよく知られている言葉です。

まとめ

この他にも日本語のままで通じる言葉はたくさんあります。日本の伝統文化や、日本社会独特の言葉がそのまま英語になっているので、日本のことについてよく知っていると、会話のネタが増えます。

どんな言葉が英語で使われているのかを調べたら、その言葉について説明できるように色々と勉強しておくといいかもしれません。