"as"に含まれる様々な意味をご紹介!例文で使い方をマスターしよう。

黒板に書かれたABC

皆さんこんにちは!
ネイティキャンプインターン生のMasaです。

さて、今回はasの使い方をマスターしようということで、asの使い方についていくつか紹介していこうと思います。
みなさん、英語の参考書、新聞などを読んでるとき、いたるところでasというワードを目にし、耳にしますよね。
そこで、「あれこのasはどういう意味なんだろう?」なんて疑問を持った人は少なくないはずです。 

asには色々な意味がありますからね。
ここで使い方、意味を覚えていきましょう!

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【前置詞】asの使い方 ~として

asの後に、名詞や形容詞などを置いて「~として」とする使い方です。

  • EX:  I’m working in “NativeCamp.” as an intern.
    [私はネイティブキャンプでインターンとして働いています。]
  • EX:  I like her as a friend.
    [私は友達として彼女が好きです。]

【接続詞】asの使い方①〈理由〉~だから

Becauseやsince同じように、文に理由を付け足すときに使えますね。

  • EX: It’s time to go home, as it is late.
    [遅いから家に帰ろう。]
  • EX: I will be absent, as I have a headache.
    [頭痛がするので、欠席します。]

【接続詞】asの使い方②〈時〉~すると同時に(when)、~しながら(while)

Whenやwhileと同じように使われますね。
しかし、asとwhen, whileの間にも少しの違いがあります。
しかし、この違いは絶対というものではなく入れ替えても意味はほぼ同じというケースも多々あります。
ここで説明すると長くなってしまうので次回お話ししたいと思います。

  • EX: She often sings a song as she cooks in the kitchen.
    [彼女は台所で料理をしながらよく歌う]
  • EX: I finished an exam just as our teacher said “finish.”
    [「終わりと」と先生がちょうど言ったとき、私は試験を終わらせた。]

【副詞】as ~ as  ~と同じくらい

as ~ asの間には形容詞、副詞の原級が入ります。
原級とは、形容詞、副詞が比較級・最上級になる前のもの形のものです。

☆原級―比較級―最上級
hard―harder-hardest
beautiful―more beautiful-most beautiful

  • EX: I am as tall as my brother.
    [私は兄と同じくらいの身長がある。]
  • EX: I can speak English as well as him.
    [私は彼と同じくらい英語を話すことができます。]

*普通はas~asの間には形容詞か副詞が入りますが、形容詞+名詞が入ってくる場合もあります。

  • EX: I have as much money as my brother.
    [私は私の兄と同じくらいたくさんお金を持っています。]

【熟語】as ~ as possible / as ~ as 主語 can できるだけ~

as~asの後ろにpossibleを付けるとできるだけ~という意味になります。
possibleの代わりに主語 can を使いas~as 主語 can と言い換えることもできます。

  • EX: You have to study English as hard as possible (you can).
    [あなたは出来るだけ一生懸命英語を勉強しなければなりません。]
  • EX: Please call me back as soon as possible(you can).
    [出来るだけ早く電話をかけなおしてください。]
  • EX: I ran as fast as possible(I can).
    [私は出来る限り早く走った。]

【熟語】as long as ~ ~である限り、~さえすれば

as long asは【~である限り】という意味で使われます。

  • EX: You will pass the exam as long as you study hard.
    [あなたが一生懸命勉強するなら、その試験に合格するだろう。]
  • EX: I am happy as long as you are here.
    [わたしはあなたがいればそれでいい。]

では、asが実際にどのように使われているかをニュース記事で見てみましょう。
BBC(英国放送協会)が配信しているニュースサイトBBCから、12月3日掲載の映画監督、宮﨑駿氏のインタビュー記事から一部を抜粋し、ご紹介します。

”Hayao Miyazaki: Japan's godfather of animation?

As Oscar-winning film Spirited Away marks its 15th anniversary with a re-release in US cinemas, the BBC's Tessa Wong looks at the impact its director Hayao Miyazaki has had on the world of animation.
(オスカー賞を受賞した映画「スピリット・アウェイ(”千と千尋の神隠し”の英語タイトル)」が公開15周年を迎え、米国映画館で再放映されることから、BBCのテッサ・ウォンは宮崎駿監督がアニメーションの世界に及ぼした影響を調べている。)

It would be no exaggeration to describe Hayao Miyazaki as the godfather of animation in Japan - some might even say the world.
(宮崎駿を日本のアニメ界の第一人者として表現しても過言ではないだろう。)

The hallmarks of a Miyazaki film are its lush detailed landscapes and its thoughtfulness in tackling serious themes such as war, man versus nature, and identity.
(宮崎アニメは、豊かな詳細な風景と、戦争や人と自然の対立や共存などの深刻なテーマを描く際の調和が特徴だ。)

Instead of animation's typical cardboard villains and knights in shining armour, his works feature complex lead characters - in Spirited Away, the heroine Chihiro starts out as a sullen cowardly child, while its monster No-Face evolves from a timid needy spirit.
(アニメーションの典型的なダンボールの悪人や騎士の代わりに輝く鎧のような複雑な主人公のキャラクターが登場したのは、主人公の千尋が卑劣な卑劣な子供から始まり、モンスターノーフェイスは臆病者の魂から進化している。)

He gained fame within the industry for his craftsmanship and directorial choices as he began making his own films. Soon he saw blockbuster success in the 1980s, followed by international fame in the 1990s as his movies were more widely distributed overseas.
(自作の映画制作を開始したので、彼は映画界の巨匠としての名声を得ました。そして間もなく、1980年代に大ヒットを記録し、1990年代には映画が海外に広く配布されたことで国際的な名声を得ました。)

引用:BBC NEWS より
Hayao Miyazaki: Japan's godfather of animation?(3 December 2016)

http://www.bbc.com/news/world-asia-38074088

いかがでしたでしょうか。
今回は一部を抜粋しましたが、実際の記事では随所にasが使われており、内容もとても面白いです。もし、ご興味があれば、是非読んでみてください。

asの使い方をマスターすれば、会話やリーディングでの理解の幅が広がりますね。
この機会にぜひ覚えてくださいね♪