【母音+R!R colored vowel】日本人の天敵「R」と仲良くしましょう♫

英語発音第9弾

こんにちは、mikaです!
今回は母音+Rの間違えやすい発音について書いていきたいと思います。

前回まで母音~二重母音の発音をご紹介してきましたが、今回はこれに私たちの苦手とする【R】がくっつく発音をご紹介します!
ワクワクしますね!!笑

母音字【A】【E】【I】【O】【U】【R】と、くっ付き、1音の母音を作ります

ちなみに「母音字+R」 は、イギリス英語アメリカ英語では違います

この母音字+R は、イギリス英語だと R の音がなく伸ばした感じ、アメリカ英語では舌を巻く音になります。

早速ですがみなさん次の4つの単語を言い分けられますか?

  • warm
  • work
  • worm
  • walk

答えの前に!
まずはこちらをご覧ください。

【 】内の文字は「英語の綴り」なのでご注意ください。

【AR】/ɑːr/

綴りがa+rの場合発音は/ɑːr/ となります。

この/a/は、カタカナで表すと母音の発音でご説明したように/a/「ア」となります。

同じ「ア系」の発音の中でも下あごをやや下げて発音する「ア」です。

その「ア」 の音に、舌を巻いただけの r の音が付いた音です。

単語例

  • arm
  • art
  • card
  • hard
  • part

【OR】/ɔːr/ 

綴りがo+rの場合発音は/ ɔːr / となります。

こちらも同じく以前ご紹介したように、カタカナで表すと/ ɔ /「オ」となります。

 oよりやや口を大きく開いて日本語の「ア」と「オ」の中間のような音でしたね!

そしてその「オ」音に、舌を巻いただけの r の音が付いた音です。

単語例

  • born
  • for
  • corner
  • torn
  • more

カタカナ英語だと、corn「コーン」more「モア」と発音してしまいがちですが、無理矢理表現するとしたら「コrン」「モr」。。といったところでしょうか?笑

【ER】【IR】【UR】 /ɚː/ 

この3つ、実は同じ発音なのです。

この3つのアルファベットが単語の中に現れたら前回ご紹介のSchwa[シュワ]を思い出してください!顔全体から力を抜き、ぽかんと口を開く曖昧音です!

発音記号はeがひっくり返っただけの/ə/ではなく、それにヒゲのようなものがついて/ɚ/となります。

例えば、birdという単語。通常以下のように表示されていることが多いと思います。

bird =/ bəːrd /

/ bəːrd /:この書き方では /ə/音をただそのまま伸ばしたあとで /r/ 音を続けると解釈されがちですが、実はそうではなく/əːr/ という「1つの音」を意味しています。それをわかりやすく表示したものが/ɚ/という記号です。ヒゲがくっついたシュワです!

/ɚ/=/əːr/ なのです。

単語例

  • ER  her, serve, term, herb, nerd
  • IR    bird, f irm, shirt, third, sir, stir
  • UR  burn, curl, hurt, turn, Thursday

以上を踏まえた上で答えです!

  • Warm  暖かい   /wəːrm/    「ワーム」
  • Work   働く    /wəːrk/  「ワーク」
  • Worm  みみず /wɔːrm/ 「ウォーム」

そしてWalk
日本語だと「ウォーク」と発音するこの単語、綴りを見てみると「A L」です。
したがって、この単語には「R」音はもちろん含まれず

発音記号 → /wɔːk/

アルファベット読み → 「wok」となります!

それでは音声で4つの発音の違いを聞いてみましょう!

warm  work  worm  walk

日本人が混同するフォニックスを知っていれば、超簡単です!
発音で誤解されてはもったいないです!楽しんでフォニックスを学び
英会話をenjoyしましょう♫

それではまた!

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