こんにちはmikaです!発音は重要シリーズ第4弾!
お待たせしました。いよいよ今回は
Flapping、Flapped T【フラップ T】について書いていきたいと思います。
Flapping(フラッピング)=弾音化とも言われ、
発音すべき音自体が別のものに変わる現象でアメリカ英語の “ t ” の発音で起こります。
舌を上あごにパタパタと叩き付けてflapすることからその呼び名が来ています。
発音するときには “ L ” の音を出すように意識して舌を上あごに叩き付ける様にして発音します。
実際の音は“ l ”と“ d ”の中間のような音となります。
※今回はアルファベット読みの表記を“ d ”としました。カタカナ読みはイメージとしてご参照ください。
ちなみにイギリス英語の場合 “ t ” はきちんと発音しますのでお気をつけください。
発音をマスターすれば、かなりネイティブっぽさを出せる音のひとつです。
このFlapped Tが起こるのにもやはり幾つかのルールがありますのでご紹介します!
- 母音に挟まれたT【母音+ “ t ” +母音】
- 【母音+ “ t ” + “ l ” 】
- 【“ r ” + “ t ” + “ l ”】
- Linkingで起こるFlapping【子音 “ t ” +母音】
母音に挟まれたT【母音+ “ t ” +母音】
Flappingがよく使われる代表的な単語としては次のようなものがあります
matter → mader(マダー)
water → waader(ワーダー)
letter → leder(レダー)
better → beder(ベダー)
Ex. It doesn’t matter.
【母音+ “ t ” + “ l ” 】
little → lidl(リドゥル)
battle → badel(バダル)
settle → sedl(セドゥル)
hospital → haspidl(ホスピドゥル)
Ex. You should settle the battle.
【“ r ” + “ t ” + “ l ”】
turtle → terdl(タードゥル)
startle → stardl(スタードゥル)
Ex. I startled when I saw the turtle.
Linkingで起こるFlapping【子音 “ t ” +母音】
前々回、Linkingをご紹介しましたが、文中の単語の並びで同じ条件が揃うと、LinkingとFlapped t が同時に起こります!
あの有名なアナ雪の「Let it go」もこちらの法則で「れりごー」と聞こえるのです!
let⌒it go → ledigo レディゴー
このように読みます。「れりごー」と聞こえるように、“ l ”の発音に近いのですが厳密に発音すると “ d ” の音が入っているんですよ!
What⌒is it? → Wha-di-si-t?
wait⌒a minute → waida-minute
check⌒it⌒out → chec-ki-dawt
not⌒at⌒all → nod-a-dah
Ex. Let it go just for a while.
しくみを知れば、リスニングの際に何回聞いても聞き取れない単語やフレーズを聞き取るのにとっても役立ちます!
そして発音もネイティブにどんどん近づいてきます!
まだまだ発音ブログは続きます。。。
それではまた!
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