北海道のニセコは、観光、スキーリゾート地として有名なだけでなく、英語を学ぶ留学先としても注目を集めています。
自然豊かな環境と国際的な雰囲気が魅力で、語学の力を高めながら、多文化交流を楽しむことができます。
ニセコには、留学生向けの英語プログラムを提供する学校もあり、学問と生活の両方を充実させることができます。
この記事では、ニセコでの英語留学の特徴やメリット、デメリットについて紹介します。
北海道のニセコとは
北海道のニセコは自然豊かな観光地で、特に冬のシーズンは海外から観光客が集まっています。
近年では外資系の有名ホテルも増え、さらに多くの旅行者にとって魅力的な場所となっています。
ニセコの地名について、ニセコリゾート観光協会によると、「ニセコ(ニセコアン)」はアイヌ語に由来し、「切り立った崖(の下を流れる川)」を意味しているとのことです。
この説明から、ニセコという地域が自然環境に密接に関連しており、その名前が地形を反映していることがわかります。
ニセコを知ることができる、ニセコリゾート観光協会のウェブサイトはこちらです。
ここでは自然豊かなニセコの特徴、有名なものを紹介したいと思います。
スキーリゾート地として有名
ニセコは、世界でも有名な
スキーリゾート地です。
パウダースノーと呼ばれる質の高い雪が特徴で、世界中のスキーヤー、スノーボーダーを感動させています。
レベルに合わせたコースがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。
たくさんの温泉地がある
ニセコ周辺には多くの温泉があり、古くから温泉地として知られています。
スキー後のリラックスに最適ですね。
地元に点在する数々の温泉で温まることができます。
国際的な観光地
海外からの観光客が多く、英語が通じやすい環境です。
多国籍な雰囲気で、国際交流を楽しむこともできます。
いまや世界最高峰ホテルや高級コンドミニアムが立ち並び、世界有数のリゾート地となりつつあります。
四季折々の自然が豊か
冬はスキー、春は新緑、夏はハイキング、秋は紅葉と、四季ごとに異なる自然の美しさが堪能できます。
特に、ニセコの象徴的な山「ニセコアンヌプリ」は、スキーだけでなく、夏は登山やハイキングに最適です。
ニセコ留学の特徴
北海道のニセコでの英語プログラムは少人数制で行われます。
そのため個別指導を受けやすく、英語力を効率よく向上させることができます。
実践的な英会話が中心となるため、留学後すぐに日常生活や仕事で役立つスキルを身につけやすいと言えるでしょう。
ここでは、北海道で話題のニセコ留学の主な特徴について紹介します。
多国籍のネイティブ講師
ニセコ留学の講師は、多国籍のネイティブ講師や帰国子女が担当しており、国際交流の環境が整っています。
異文化に触れながら、質の高い教育と交流、実践的な英語学習ができる制度が用意されています。
まさに、北海道で留学できるとの噂どおり、
まるで海外のようです。
海外大学ESLで使用の教材
海外の大学のESL(英語を第二言語として学ぶ)学生のための教材を使用しています。
一般的には、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングのスキルを向上させるためのテキストやオンラインリソースが組み込まれています。
グループ+マンツーマン、両方のレッスンが可能
ニセコの英語留学では、生徒にグループレッスンとマンツーマンレッスンのコースが提供されており、個々のニーズに合わせて柔軟に学習プランを組み立てることができます。
これにより、仲間との交流と個別指導の両方を活かしながら効果的に学習できます。
日本語のフォローあり
日本語のフォローもあり、英語に不安がある方でも安心して学習を進められます。
日本語サポートを通じて、疑問点を解消しながらスムーズに英語学習が可能です。
アクティビティ型レッスンを楽しめる
ニセコの英語留学では、アクティビティ型レッスンが楽しめます。
実際の体験を通じて英語を学び、地元の文化を取り入れた活動や教育で、学んだ英語を実践的に使うことができます。
現在提供しているプログラムは、下記の通りです。
・クッキング
・カフェ巡り
・ヨガ
・ハイキング
・観光地巡り
・カクテルナイト
ニセコ留学のメリット
ニセコ留学の最大のメリットは、美しい自然環境の中で英語を学びながら、多彩なアクティビティを楽しめることです。
国際的な雰囲気の中で実践的な英会話を学びつつ、異文化交流を深める貴重な体験ができます。
他にも、下記のようなメリットがあります。
パスポートやビザが不要
外国での留学では、複雑なビザ申請やパスポートの更新などさまざまな手続きが必要ですが、ニセコ留学は日本国内で行うため、これらの煩雑な手続きが不要です。
手軽に留学を始められる点がうれしいですね。
円安の影響を受けない
ニセコ留学は日本国内で行うため、円安の影響を受けません。
海外留学の場合、為替レートの変動によって学費や生活費が高くなる可能性がありますが、ニセコではその心配がなく、安定した費用で学べます。
リゾートバイトと勉強を両立できる
ニセコでは、リゾートバイトをしながら勉強できる環境があります。
観光地ならではのアルバイトの機会が豊富にあります。
英語を使いながら働くことで、実践的な経験を積みつつ収入も得ることができます。
勉強と仕事を両立できるため、充実した留学生活を送ることができます。
日本で医療が受けられる
ニセコ留学は日本国内での生活のため、万が一の病気やケガにも日本の医療サービスが利用できます。
海外留学の場合、高額な海外旅行保険に加入しなければならないことが多いですが、ニセコではその必要がなく、ケガなどの万が一の場合も安心です。
日本語が通じる
北海道の語学留学で話題のニセコ留学では、日本語が通じるため、英語に不安がある場合でも日常生活で困ることが少なく安心です。
海外留学では、言葉の壁に直面することが多いですが、日本国内なので、サポートが必要な時も日本語でのコミュニケーションが可能です。
ニセコ留学のデメリット
ニセコ留学のデメリットは、都会に比べて娯楽施設や生活用品の選択肢が限られている点、また、山村での留学でもあるため、冬は雪や寒さによる移動が大変なことなどがあります。
ここでは主に、考慮しておきたいデメリットについて紹介します。
これらを理解し、ニセコでの留学生活をより良いものにするための準備をすることが重要です。
山あいに位置するため、都市的な便利さが少ない
ニセコは自然豊かな地域で観光地として有名ですが、都市圏に比べるとショッピングモールや娯楽施設、交通機関などの便利さは限られています。
大都市での生活に慣れている場合、これらが不便に感じることがあります。
札幌からニセコまでの距離は約100kmで、車での移動時間は通常1.5〜2時間程度です。
冬季の寒さと雪の影響
ニセコの冬は非常に寒く雪が多いため、交通機関の運行や外出に影響が出ることがあります。
寒さや雪道に慣れていないと、移動が大変に感じることもあるでしょう。
積雪や凍った路面など、普段と違う状況もあります。
英語環境が限られていることも
ニセコは多国籍な観光地ですが、完全に常に英語というわけではありません。
外国人が経営するホテルやレストランが多く、観光業に従事しているスタッフは英語を話せることが多いですが、やはり学校以外での日常的なコミュニケーションは日本語が中心となります。
留学プログラムの選択肢が少ない
学校、留学プログラムともに、選択肢が限られています。
特に専門的な分野の勉強をしたい場合、選べるプログラムが少ないかもしれません。
生活費が高い
観光地であるため、食費や宿泊費、その他の日常的な費用がやや割高になることがあります。
特にシーズン中や観光客が多い場所においては、日用品も高くなりがちです。
ニセコ留学がおすすめの人
日本にいながら英語を学び、国際的な環境で過ごしたい人にニセコ留学はおすすめです。
豊かな自然の中でリラックスしながら、実践的な英語を学び、アクティビティや異文化交流も楽しめるため、充実した留学生活を送ることができます。
特に、下記のような人におすすめです。
外国に不安を感じている人
海外への留学に対する不安や文化の違いに心配がある方には、国内で学べるニセコ留学が安心です。
日本語サポートがあるため、英語に不安があっても気軽に参加できます。
自然やアクティビティが好きな人
ニセコは美しい山々や温泉など、四季折々の自然が豊かで、スキーやハイキングなどのアクティビティも楽しめます。
学びながらアクティブに過ごしたい人に最適です。
都市の喧騒から離れた環境で学びたい人
ニセコは静かな環境で、落ち着いた雰囲気の中で集中して学ぶことができます。
都会の喧騒から離れ、自然に囲まれて勉強したい方におすすめです。
英語をELS教材で学びたい人
ニセコでは、英語が母国語ではない人のためのESL教材を使用したプログラムがあり、基礎から応用までしっかりと学べます。
ESL教材を使用した実践的な内容で、英語力を強化したい人に適しています。
日本語でサポートを受けたい人
ニセコ留学では、日本語が通じるため、困ったときに日本語でサポートを受ける制度が整っています。
英語に自信がない方でも、安心して学習を進められます。
短期間で英語力を高めたい人
短期間で集中的に英語を学びたい方にぴったりです。
ビザの手続きや海外への飛行機の手配も不要で、手軽に始められる点が大きな魅力です。
まとめ
ニセコ留学は、豊かな自然環境の中で学べる留学プログラムを提供しています。
地域の魅力を生かし、実践的な英語の授業を少人数制で行うため、学びやすい環境が整っています。
留学ステーションを通じて、担当のエージェントと相談することで、希望する学科や学部に応じたプログラムを見つけやすくなります。
また、留学制度 の情報では、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム【高校生コース】」というプログラムが大きな注目を浴びています。
高校向けの留学支援プログラムで、国の支援を受け奨学金が提供されるため、経済的な負担を軽減しながら海外で学ぶ機会を得ることができます。
あなたにぴったりの留学プランが見つかると良いですね。

◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。