オーストラリア・ホバートとは?アクセスや気候、おすすめ観光スポットまでご紹介!

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日本から近く、温暖な気候が魅力的な「オーストラリア」!オーストラリアの都市と言えば「シドニー」や「パース」などが有名ですが、今回は「ホバート」について詳しく見ていきたいと思います。

「オーストラリアのホバートってどんなところ?」
「ホバートへのアクセス方法は?」
「ホバートでおすすめの観光スポットを教えて!」

ホバートは、イギリスの植民地時代の名残と自然の美しさが見事に融合した、魅力的な都市です。

この記事では、ホバートの基本情報からアクセス方法、気候までを詳しく紹介します。また、ホバートで訪れるべきおすすめの観光スポットにも触れています。ホバートが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

オーストラリア・ホバートの基本情報

ホバートはオーストラリアのタスマニア州にある州都で、シドニーに次いで2番目に古い都市です。南東部のデラウェント川の河口近くに位置し、周囲にはクナイニ山(マウント・ウェリントン)がそびえる自然に囲まれた環境が特徴です。

この街は、1804年にイギリスの流刑地として設立されました。現在も街の至る所に、古いイギリス文化が色濃く残っています。

ホバートの主要な産業は観光業です。観光名所としては、現代美術館モナやカスケード・ブルワリー、ロイヤル・タスマニア植物園、マウント・ウェリントンなどが挙げられます。また、毎年開催されるシドニー・ホバート・ヨットレースも非常に有名です。

またホバートへは、ホバート空港を利用すれば、オーストラリア本土の主要都市から簡単にアクセスできることも魅力です。市内にはタクシーやシャトルバスなどの交通手段が充実しており、主要な観光地や商業地区への移動も容易にできます。

オーストラリア・ホバートまでの行き方

日本からホバートへの直行便は運行されていないため、シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの主要都市で乗り継ぐ必要があります。ホバートへのアクセス方法は、以下の通りです。

日本からのフライト:日本の主要空港(成田、羽田など)から、シドニーやメルボルン、ブリスベンなどオーストラリアの都市へ移動(フライト時間:8時間半~10時間ほど)
乗り継ぎ:オーストラリアの都市で乗り継ぎ
ホバート行きのフライト:国内線に乗り換えてホバート国際空港(HBA)へ移動

オーストラリアの主要都市からホバートへの飛行時間は、以下を参考にしてください。

出発地 飛行時間
シドニー 約1時間55分
メルボルン 約1時間15分
ブリスベン 約2時間40分

上記のフライト時間は直行便の場合の目安です。航空会社や天候、その他の要因によって若干の変動がありますが、シドニーやメルボルンからは比較的短時間でホバートに到着できます。

オーストラリア・ホバートの気候

ホバートは温暖な海洋性気候に恵まれており、四季がはっきりしているのが特徴です。以下は、ホバートの季節ごとの気候の特徴をまとめたものです。

季節 特徴
夏(12~2月) 夏は比較的温暖で過ごしやすく、平均気温は11.5℃から21℃の範囲。観光に適した快適な気候で海水浴も可能
秋(3~5月) 平均気温は8.9℃から17.3℃。朝晩は肌寒く感じることもあり、秋らしい涼しさが広がる。街が紅葉で美しく彩られる
冬(6~8月) 寒冷な気候が続き、平均気温は5℃から12℃ほど。雪や霜が降ることもある。防寒対策が必須
春(9~11月) 平均気温は7℃から17℃ほど。1年で最も降水量が多い(※)
※ホバートの年間降水量は約670mmと、オーストラリアの州都の中ではアデレードに次いで2番目に雨が少ない地域

出典:ホバートの気候 |オーストラリア政府観光局

ホバートを訪れる際は、季節に応じた服装を心がけることが大切です。

冬のホバートは寒い日が続きますが、室内や多くのレストラン、バーでは暖炉で暖められた温かい環境で過ごすことができます。

しかし、外出時にはしっかりとした寒さ対策が必要です。暖かい防水ジャケットを用意し、重ね着で体温調節をしましょう。

夏は比較的温暖で、昼間は快適な気温になることが多いので軽装で過ごせます。

しかし、夕方以降には気温が下がることがよくあるため、薄手のジャケットを持参すると安心です。軽くて折りたたみ可能なジャケットを持っていけば、急な気温の変化にも柔軟に対応できるでしょう。

オーストラリア・ホバートのベストシーズン

ホバートのベストシーズンは、観光やイベントが豊富な夏(12月〜2月)とされていますが、秋(3月〜5月)も観光に適した穏やかな季節です。

また訪れる目的や好みに応じて、最適な季節も異なるでしょう。どの季節にも独自の魅力があるため、各季節の魅力を把握してから旅行の計画を立てることをおすすめします。

それぞれの季節の主な魅力をまとめると、以下の通りです。

夏(12〜2月):
観光シーズンのピークで、ビーチやアウトドア活動に最適な時期。多くのイベントやフェスティバルが開催される。特に「Taste of Tasmania」や「MONA FOMA」などのイベントが人気

秋(3月〜5月):
紅葉が美しい季節。観光客が比較的少ないため、静かな環境で自然を楽しめる。タスマニアワインフェスティバルが開催される時期でもあり、ワイン好きには特におすすめ

冬(6月〜8月):
山間部では雪が降りスキーやスノーボードが楽しめるエリアも。冬のアクティビティを楽しみたい人には最適

春(9月〜11月):
野生動物の観察やハイキングに適した時期。雨が多いため、雨具を持参することが重要

オーストラリア・ホバートのおすすめ観光スポット

ここからはホバートのおすすめの観光スポットを5選紹介します。

1.サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)
2.バッテリーポイント(Battery Point)
3.MONA(Museum of Old and New Art)
4.カスケードビール工場(Cascade Brewery)
5.ブルーニー島(Bruny Island)

ぜひ訪れる際の参考にしてみてくださいね。

1.サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)

サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)は、ホバートのサラマンカ・プレイス沿いで毎週土曜日に開催される人気の屋外市場です。約300のスタンドでは、地元の新鮮な農産物や手作りのチーズ、パン、スイーツ、アーティストによるジュエリーや陶器など、多彩な商品が並びます。

市場は活気にあふれ、音楽やストリートパフォーマンスを楽しむこともできます。タスマニアの文化やアートに触れる絶好の機会です。午前11時から午後1時の時間帯は混雑するため、早めの訪問をおすすめします。

全体を見て回るには、3時間ほどの時間を確保するとよいでしょう。

2.バッテリーポイント(Battery Point)

バッテリーポイント(Battery Point)は、ホバートの歴史的な地区で、19世紀初頭に設立された砲台に由来します。

この地区は、ジョージア様式やビクトリア様式の美しい建物が並び、特にアーサー・サーカス周辺のコテージは観光客に人気です。ケリーの階段を上ると、バッテリーポイントの魅力的な街並みを楽しみながら散策できます。

ホバート中心部から徒歩圏内でアクセスも良好。地元のカフェやショップが並ぶハンプデン・ロードを歩きながら、歴史と現代が融合した街並みを楽しむことができます。

3.MONA(Museum of Old and New Art)

MONA(Museum of Old and New Art)は、ホバートのベリデール半島に位置する独特な美術館で、2011年に開館しました。タスマニアの富豪デビッド・ウォルシュの個人コレクションを基にしており、約1,900点の古代から現代のアート作品が収蔵されています。

この美術館は、「性」や「死」をテーマにした作品が多く、中には奇抜な作品もみられます。また、美術館の建物は地下に広がる迷路のような展示スペースが特徴で、訪問者は地下から地上へ向かう体験ができます。

MONAは、アートと文化を新しい視点で楽しむ場所として、ホバートを訪れる際に欠かせないスポットです。

4.カスケードビール工場(Cascade Brewery)

カスケードビール工場(Cascade Brewery)は、1824年に設立されたオーストラリア最古のビール醸造所で、タスマニア州ホバートのサウス・ホバートに位置しています。

代表的なビールには、カスケード・プレミアム・ラガーやカスケード・ペールエールがあります。訪問者は見学ツアーで醸造過程を学び、試飲を楽しむことができます。また、工場は美しい自然に囲まれており、地元料理と一緒にビールを味わえるレストランも併設されています。

5.ブルーニー島(Bruny Island)

ブルーニー島(Bruny Island)は、ホバートから車で約30分の距離にある美しい島です。面積は約360平方キロメートルで、自然の美しさと豊かな食文化が魅力です。

島内には、ザ・ネックやアドベンチャー湾、サウスブルーニー国立公園など、絶景や自然観察が楽しめる観光スポットが多数あります。また、ブルーニー島チーズ&ビール工房やGet Shuckedでは、地元のチーズや新鮮な牡蠣を味わえ、食文化も堪能できます。

島内のハイキングやクルーズツアーを通じて、美しい景色や野生動物を楽しめるブルーニー島は、自然愛好家や美食家にとって理想的な観光地です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では、オーストラリアのホバートについて詳しく紹介しました。ホバートは、イギリスの植民地時代の歴史的背景と自然の美しさが見事に融合した、魅力的な都市です。

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