こんにちは!
アメリカ・コロラド州の都市デンバーには、“DEN”という空港コードでも知られるデンバー国際空港があります。
日本からの直行便は限られていますが、ユナイテッド航空やその他の航空会社の便を利用することで乗り継ぎを含めた旅行プランを立てることが可能です。
本記事では、このデンバー国際空港(以下、デンバー空港)を徹底解説し、ターミナルやコンコースの特徴、ラウンジの情報、ダウンタウンへのアクセス方法まで詳しくご紹介します。
旅行前に地図やマップをチェックしたり、治安や入国審査の流れを把握しておくことで、時間に余裕をもって移動できるようにしておきましょう。
それではさっそく、デンバー空港の魅力を見ていきます。
アメリカのデンバー国際空港の基本情報
まずは、デンバー空港に関する基本情報をご紹介します。
デンバー空港はアメリカでも有数の大規模空港で、正式名称は“Denver International Airport”です。
世界的に見ても敷地面積が非常に広いことで有名で、郊外の広大な土地を活用しているため、空港周辺にはまだまだ開発の余地があります。
巨大な敷地ゆえに、初めての利用時には地図やマップをよく確認しないと「迷ってしまうのでは?」と不安になる人も少なくありません。
実は、デンバー空港は“怖い”という都市伝説や陰謀説で話題になることもあります。
空港内部の壁画や不気味なオブジェがSNS上で注目を浴び、「何か隠されているのでは?」という噂も絶えません。
しかし実際の治安は比較的良好で、一般的なアメリカの国際空港と同様、安全性に関して特別に心配する必要はないでしょう。
もちろん海外旅行である以上、荷物の管理やスリ・置き引きへの注意は欠かせませんが、空港内の警備体制はしっかりと整っています。
空港コードは“DEN”で、シカゴ・オヘア国際空港(ORD)やダラス・フォートワース国際空港(DFW)、シカゴ・ミッドウェイ空港(MDW)などの主要空港と並ぶアメリカのハブ空港の一つとして、国内線・国際線共に多くの路線が設定されています。
サンフランシスコやロサンゼルスなど西海岸との便も豊富にあり、乗り継ぎを利用すれば日本やその他海外へのアクセスも便利です。
格安航空券を探すなら、エクスペディアや各種予約サイト(comドメインのオンライン旅行代理店など)を活用すると料金比較がしやすいでしょう。
デンバー空港のターミナルとコンコースについて
デンバー空港はメインとなるターミナルのほかに、複数のコンコースで構成されています。
一般的に「ターミナル」と呼ばれる施設の中央に大きな建物があり、そこからコンコースA、コンコースB、コンコースCへと伸びているイメージです。
ユナイテッド航空はコンコースBを主に使用しており、ゲート数も多く設定されているため、発着が集中しています。
ターミナル
メインとなる部分は「Jeppesen Terminal(ジェプセン・ターミナル)」と呼ばれ、ここでは入国審査や手荷物の預け入れ、航空券のカウンター手続きなどを行います。
国内線と国際線の利用者が共通して通る場所であり、各種ショップやカフェ、免税店などもターミナル内に充実しています。
国際線の到着後には入国審査と税関検査を経て、荷物をピックアップする流れになりますが、アメリカの他都市の国際空港と比較しても、比較的スムーズに進むことが多い印象です。
コンコースA・B・C
ターミナル(ジェプセン・ターミナル)からは空港内シャトル(地下鉄のような鉄道方式)を利用して、各コンコースへ移動します。
シャトルの時刻表もこまめに設定されているため、国内線の乗り継ぎがある方でも安心して移動できます。
センターコアと呼ばれる中央駅を拠点に、コンコースA・B・Cを結ぶラインが走っており、利用しやすい仕組みです。
コンコースA:主に一部の国内線や国際線が発着しています。
コンコースB:ユナイテッド航空の発着が大部分を占めるエリア。ユナイテッドの便を利用する際はここに到着・出発することが多いです。
コンコースC:主にサウスウエスト航空など他の航空会社の国内線が使用しています。
コンコース間を移動する際は時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
特に乗り継ぎで急いでいる場合は、シャトルの移動や次の便のゲート探索を考慮して計画を立ててください。
また、フォトスポットも多いため、写真撮影を楽しみたい方はスケジュールをややゆったりめに組むのが良いでしょう。
デンバー空港のラウンジについて
デンバー空港では、国内線・国際線を問わず利用できる様々なラウンジが用意されています。
特にユナイテッド航空の上級会員やビジネスクラス・ファーストクラス利用者であれば、ユナイテッドクラブやポラリスラウンジといったユナイテッド専用のラウンジを利用することができます。
コンコースBには複数のラウンジがあり、シャワー設備や軽食、バーなど充実したサービスが提供されています。
また、プライオリティ・パス(Priority Pass)をお持ちの方なら、特定のラウンジに無料で入室できる場合があります。
航空会社や航空券のクラスによってラウンジアクセス条件が異なるため、事前に各ラウンジの情報を確認しておきましょう。
ラウンジ内は比較的静かでWi-Fiも完備されているため、出発前のひとときや乗り継ぎの合間に仕事を片付けたり、ゆったりと休憩したりするのに最適です。
デンバー空港での過ごし方
デンバー空港は敷地が広く、ショップやレストラン、免税店など各種施設が充実しています。
国際空港としてレベルが高く、旅行者が快適に過ごせる工夫が随所に凝らされているのが特徴です。
出発までの時間を利用して買い物や食事を楽しむのはもちろん、フォトジェニックなモニュメントを見て回るのもおすすめです。
空港内にはホテルへの案内も整備されており、長時間の乗り継ぎや夜遅い到着の便であっても安心です。
空港直結の「Westin Denver International Airport」をはじめ、周辺には様々なホテルが点在しています。
レンタル車の手配もスムーズで、車移動を予定している場合は事前に予約をしておくと、到着後の手続きが簡単です。
また、空港近くにはペンションセンターと呼ばれる宿泊施設や会議施設と連携したエリアも存在し、ビジネス利用にも便利です。
一方、待ち時間が長い場合は空港内を散策するのも良いでしょう。
免税店にはアメリカならではのお土産やコロラド限定の商品も揃っているため、ちょっとしたショッピングを楽しむことができます。
また、空港内に飾られたユニークなアートは、一部で「怖い」と話題になるような特徴的な作品もありますが、見て回ると意外と興味深い発見があるかもしれません。
デンバー空港からダウンタウンへのアクセス方法
デンバー空港からダウンタウンまでは、多彩なアクセス手段が整っています。代表的な移動手段として以下があります。
1.鉄道(A Line)
ダウンタウンのユニオンステーションまで続くAラインを利用すると、約35分ほどで都市中心部に到着します。
時刻表はWebサイトなどで確認できますが、おおむね15〜30分間隔で運行されているため、利用しやすい交通手段です。
料金も比較的安く、格安かつスムーズに移動したい方におすすめです。
2.シャトルバス
目的地まで搬送してくれる乗り合いのバン。
同乗者の行き先によっては遠回りになったり、ラッシュ時には渋滞が発生する場合もありますが、荷物が多いときなどはバスでの移動が便利なケースもあります。
3.レンタカーや車での移動
旅行の自由度を高めたいなら、空港内のレンタルサービスを利用するのも手段のひとつです。
レンタカー会社は複数あるため、料金や車種を比較しながら選べます。コロラド州は自然景観も豊富なので、車で郊外へ足を伸ばすのもおすすめです。
4.タクシーやライドシェア
空港ターミナル出口付近にはタクシー乗り場があり、定額またはメーター制でダウンタウンまで移動できます。
ライドシェアサービス(Uberなど)も利用できるので、比較的簡単にホテルや目的地へ直接アクセス可能です。
ダウンタウンには観光スポットが集まっており、ペンションセンターのような施設や多彩なレストランも点在しています。
滞在先や予定に合わせて最適な移動手段を選び、旅程に合わせたアクセス方法を確保しておきましょう。
まとめ
アメリカ・コロラド州のデンバーにあるデンバー空港は、広大な敷地と独特のアート、豊富な路線が特徴の国際空港です。
国内線・国際線を問わず多くの航空会社の便が集まり、ユナイテッド航空をはじめとした各社が運行するため、乗り継ぎのハブとしても重要な役割を担っています。
ターミナルやコンコースの構造を事前に把握し、地図やマップを確認しておくことで、入国審査や荷物の受け取りもスムーズにできるでしょう。
ラウンジや免税店も充実しているため、出発までの時間を有意義に過ごすことが可能です。
ダウンタウンへのアクセスも鉄道やシャトル、レンタカーなど選択肢が豊富なので、旅行の目的や予算に合わせてベストな手段を選んでください。
以上、デンバー空港の基本的な情報やターミナル・コンコース、ラウンジ、空港からダウンタウンへのアクセス方法などをご紹介しました。
海外旅行としては比較的利用しやすい空港の一つであり、時刻表や乗り継ぎ情報を確認しておけば、思いのほかスムーズな旅が期待できます。
怖い噂や治安について気にする人もいるかもしれませんが、一般的な注意点を守りつつ、フォトスポットを楽しんだり、おいしい食事を味わったりしながら、デンバー空港とコロラドの魅力を満喫してみましょう。

◇経歴
サラリーマン時代のヨーロッパ駐在時に約4年間とその前後数年間
◇資格
電気工学英文翻訳講座終了
◇留学経験
なし
◇海外渡航経験
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、中国にて
新規工場立ち上げ、及び海外安全規格取得など
◇自己紹介
国立高専卒業後、産業機器メーカー在職中にベルギー工場及びフランス工場立ち上げのため、約4年間のヨーロッパ滞在経験があります。
2007年に脱サラし、現在はブロガーやウェブライターとして生計を立てています。
海外顧客との打ち合わせが必要なため、趣味と実益を兼ねて断続的に
オンライン英会話を利用しています。
時間がある時は、リスニングスキル向上のために海外ドラマを
観るように心がけています。