アメリカ東海岸屈指の歴史と学術の街として有名なボストン。
ここを訪れる際、多くの人が利用するのがジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(以下、ローガン空港)です。
ボストン市内中心部までのアクセス方法や、空港でのおすすめの過ごし方、さらに周辺でのホテル情報など、旅行前に知っておきたい情報をまとめてみました。
ユナイテッドやアメリカン航空、キャセイパシフィック航空などの航空会社を利用してボストンに到着する予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- ボストンにあるジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港の概要
- ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港のターミナル情報
- ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港から市内へのアクセス
- ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港でのおすすめの過ごし方
- ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港付近のホテル
- まとめ
ボストンにあるジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港の概要
ローガン空港は、正式名称を「ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港」といい、ボストン中心部から約5kmほどの場所に位置する国際空港です。
ボストン発の国内線や国際線が多数運航されており、直行便も多く、ニューヨークやワシントンD.C.などアメリカ東海岸の主要都市への移動拠点としても非常に便利です。
ボストンは歴史あふれる観光スポットの宝庫で、フリーダムトレイルやボストン美術館、ダウンタウンにある歴史的建造物など見どころが満載です。
近年では名門大学や最新のIT企業が集まる学術都市としても注目されており、ビジネスや留学、観光など幅広い目的で訪れる人が多いようです。
旅行先としても人気を博しており、ツアーや体験プランも数多く提供されています。
ローガン空港の利用者数は年々増加しており、アメリカン航空やデルタ航空、ユナイテッドなどの米系航空会社だけでなく、キャセイパシフィック航空といったアジア系の航空会社も多数乗り入れています。
そのため、旅行の際には航空券の予約や空港送迎のプランも選びやすく、日本語ガイド付きのツアーも充実しているのが特徴です。
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港のターミナル情報
ローガン空港には、ターミナルA、ターミナルB、ターミナルC、ターミナルEの4つがあります(ターミナルDは改修などの都合により名称が変更)。
国際線は主にターミナルEを使用しますが、国内線でも航空会社によってターミナルが異なるため、利用時には事前に必ず確認するようにしましょう。
以下は主な航空会社とターミナルの例です。
・ターミナルA:デルタ航空や一部のユナイテッド便など
・ターミナルB:アメリカン航空や一部のユナイテッド便など
・ターミナルC:ジェットブルー航空、キャセイパシフィック航空の一部便など
・ターミナルE:国際線が中心で、日本やアジア、欧州方面の便が多い
各ターミナル間には無料のシャトルバスが運行されており、乗り換えや移動をする際にとても便利です。
シャトルやバスの乗り場は空港構内の案内表示を確認すればわかりやすく、到着直後でもスムーズに移動できます。
ターミナル同士の距離は比較的近いため、時間に余裕があれば徒歩で移動することも可能です。
ただし、荷物が多い場合はシャトルバスを利用したほうが快適でしょう。
また、各ターミナルにはラウンジが設置されており、ビジネス客や上級会員などが利用しやすいようなサービスが提供されています。
ユナイテッドやアメリカン航空などが運営するラウンジでは、軽食やドリンクを楽しむことができ、フライト前後の過ごし方としても人気です。
航空会社によっては利用条件が異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港から市内へのアクセス
ローガン空港からボストン市内中心部(ダウンタウン)へのアクセス方法は複数あります。
料金や移動時間、荷物の量などを考慮して、自分に合った手段を選びましょう。
1.タクシー
タクシーはターミナルの到着口からすぐに乗車でき、ダイレクトにホテルなどの目的地まで行けるため非常に便利です。
所要時間は交通状況にもよりますが、約15~30分程度。
料金は25ドル前後からが目安ですが、渋滞などで変動します。
2.シャトルバス(シルバーライン)
ローガン空港から市内へ向かう公共交通機関として最も人気なのが、シルバーライン(SL1)です。
こちらはマサチューセッツ湾交通局(MBTA)のバス路線で、空港からサウスステーションまで乗り換えなしで移動できます。
初めての乗車の場合は無料で利用できるのが大きなメリットです。
ボストンの地下鉄や他のバス路線への乗り継ぎもスムーズなので、観光やビジネスでも利用しやすい方法と言えるでしょう。
3.地下鉄(ブルーライン)
空港内の無料シャトルバス(ブルーライン連絡バス)を利用して、空港駅(Airport Station)まで移動します。
そこからブルーラインを利用してダウンタウンまで行くという方法です。
タクシーより時間はかかることがありますが、料金を抑えたい人や、ローカルの交通体験をしたい人にはおすすめです。
4.空港シャトル
いわゆる「空港送迎」を予約する手段もあります。
事前にオンラインなどでツアー会社のプランを選び、ボストン発の集合場所やホテルから空港まで送迎サービスを利用する方法です。
日本語ガイドがつく場合もあり、言語面での不安がある方や家族連れの方には心強い選択肢となるでしょう。
ツアーノースや各種旅行サイトでの予約が可能です。
5.レンタカー
旅行中に近郊の観光スポットを幅広く巡りたい場合は、レンタカーが便利です。
空港内には複数のレンタカー会社が入っており、事前予約も可能です。
ただし、ボストンは歴史的な街並みを維持するため道が狭く、一方通行も多いので、運転に不安がある人は他の移動手段を検討した方が良さそうです。
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港でのおすすめの過ごし方
次に、ローガン空港でのおすすめの過ごし方を紹介します。
乗り継ぎ時間や早めに到着してしまった場合などに、空港内を有効に活用するための情報です。
1.ラウンジでゆったり
アメリカン航空やユナイテッド、デルタ航空などの航空会社が運営するラウンジは、軽食やドリンク、Wi-Fiなどのサービスが整っており、フライト前後の疲れを癒すのにぴったりです。
上級会員やビジネスクラス以上の搭乗客、または追加料金を支払って利用できるラウンジもあるため、自分の搭乗クラスに合わせてチェックしてみましょう。
2.お土産探し
ターミナルごとにボストン土産や全米各地のお菓子、雑貨などを扱うショップがあります。
ニューイングランドらしいクラムチャウダーの缶や、地元の大学グッズ、ボストン・レッドソックス関連のグッズは特に人気です。
アメリカならではのスナック菓子やチョコレートも豊富で、ご近所様へのお土産としても重宝しますよ。
3.荷物預かりサービスの活用
空港には荷物預かりカウンターがあり、大きな荷物を一時的に預けることができます。
乗り継ぎの待ち時間が長い場合や、ボストン周辺で短時間観光をしたい時などにはとても便利です。
料金はサイズや利用時間によって異なるため、カウンターで確認しましょう。
4.グルメを楽しむ
ターミナル内にはレストランやカフェ、バーなどが充実しています。
シーフードレストランではロブスターサンドウィッチなど、ボストンならではの名物を堪能できます。
フライト前後にちょっとした食事やドリンクを楽しみたい時、待ち時間が長い時などにおすすめです。
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港付近のホテル
早朝便や深夜便を利用する場合、あるいは次のフライトまで時間が空いてしまう時には、ローガン空港周辺のホテルを利用するのも一つの方法です。
空港周辺にはビジネスホテルから高級ホテルまで多彩な選択肢があり、無料のシャトルバスや空港送迎サービスを提供しているところも多くあります。
例えば、空港直結の「ヒルトン ボストン ローガン エアポート(Hilton Boston Logan Airport)」はターミナルと連絡通路でつながっており、移動時間を最小限にしたい人には最適です。
また、ボストン中心部のホテルまでタクシーで移動しても15~30分程度ですので、ダウンタウンのホテルを拠点にするのも選択肢の一つでしょう。
ボストン美術館やフリーダムトレイルなどの観光スポットへもアクセスがしやすく、予約状況や料金プランを見比べて選ぶと良いでしょう。
日本語対応のスタッフや日本語ガイドを手配できるホテルはそれほど多くありませんが、近年は徐々に増えてきているようです。
事前にオンラインの旅行予約サイトで最新の情報を確認し、希望のサービスがあるホテルを探してみましょう。
滞在するホテルによっては観光ツアーの申し込みが可能な場合もあり、スケジュール調整がしやすくなるのもメリットです。
まとめ
ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港は、ボストン市内やニューヨークなどアメリカ東海岸エリアへの玄関口として、多くの航空会社の直行便や乗り継ぎ便が集まる重要な空港です。
ターミナルAやターミナルB、ターミナルEなど複数のターミナルが存在し、航空会社ごとに利用ターミナルが異なるため、事前の確認が必須となります。
空港から市内中心部へのアクセスには、タクシーやシャトルバス、地下鉄などいろいろな方法があり、料金や移動時間、快適性も様々です。
自分の旅行スタイルや予算に合わせて、最適な移動プランを選びましょう。
また、空港内にはラウンジやお土産ショップ、荷物預かりカウンターなど快適に過ごすためのサービスが整っており、待ち時間や乗り継ぎ時間を有効活用できます。
周辺のホテルにも空港送迎サービスや無料シャトルバスのあるところが多く、深夜便や早朝便を利用する方にとっては特に便利です。
ツアーや体験プランも豊富に催行されているボストンでは、フリーダムトレイルやボストン美術館といった歴史・文化スポットの観光だけでなく、ビジネスや学術都市としての顔も見られます。
日本語ガイド付きのツアーや日本語対応スタッフがいるホテルも増えてきているため、言葉が不安な方でも安心して旅行を楽しむことが可能です。
このように、ローガン空港はボストンの魅力を存分に味わうための出発点でもあり、訪れた人々がさまざまな目的で利用する重要なハブ空港となっています。
事前に情報を収集してしっかりと計画を立てれば、スムーズかつ充実した旅を満喫できるでしょう。
ボストンへ訪れる際は、ぜひローガン空港を上手に活用し、素晴らしい旅行体験を楽しみましょう。

◇経歴
サラリーマン時代のヨーロッパ駐在時に約4年間とその前後数年間
◇資格
電気工学英文翻訳講座終了
◇留学経験
なし
◇海外渡航経験
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、中国にて
新規工場立ち上げ、及び海外安全規格取得など
◇自己紹介
国立高専卒業後、産業機器メーカー在職中にベルギー工場及びフランス工場立ち上げのため、約4年間のヨーロッパ滞在経験があります。
2007年に脱サラし、現在はブロガーやウェブライターとして生計を立てています。
海外顧客との打ち合わせが必要なため、趣味と実益を兼ねて断続的に
オンライン英会話を利用しています。
時間がある時は、リスニングスキル向上のために海外ドラマを
観るように心がけています。