アメリカのホームステイのご飯事情とは?代表的なメニューや食事に関する英語フレーズも!

ホームステイの食事、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

 

 

移民国家のアメリカは、昔から海外留学先としても人気な国のうちの1つです。

特に、ホームステイの制度を受け入れている家庭も多く、多くの日本人がアメリカの家庭でのホームステイを経験します。

ホームステイでは基本的に、その家庭で用意された食事をいただくため、どんなご飯が出てくるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんなアメリカのホームステイの食事事情と、代表的なメニュー、食事に関する英語フレーズをご紹介していきます!

アメリカのホームステイの特徴は?

どんな特徴があるの?

 

まずは、アメリカのホームステイの特徴についてお伝えしていきます。

世界で最も多くの移民を受け入れてきたと言われているアメリカは、多くのホームステイの受け入れ先があり、ホームステイをする学生とのコミュニケーションにも慣れています。

ホームステイを組み込んだ留学制度も多いため、選択肢が多いのも特徴のうちの1つです。

ホストファミリーと日々積極的にコミュニケーションをとるようにすれば、英語力の向上に繋がるでしょう。

ただ、1つ覚えておいて欲しいことがあります。

それは、移民国家でさまざまな人種が暮らすアメリカでは、ホストファミリーが必ずネイティブアメリカ人とは限らないということです。

そのため、ホストファミリーが英語以外の言葉で会話している場面に出会うこともあるかもしれませんが、アメリカ以外の文化や英語以外の外国語にも触れ合うことができるのも、アメリカのホームステイの魅力です。

 

ホームステイでの過ごし方は?

 

アメリカのホームステイでは、どんな過ごし方が一般的なのでしょうか。
ホームステイでは、その滞在先(家庭)ごとに生活は異なってきます。

せっかく縁があって出会えたホストファミリーと良い関係性を築くためにも、お客様という感覚ではなく、その家族の一員として、生活スタイルを崩さないように気を付けながら、意思疎通を図っていくことをおすすめします。

大抵の語学学校は平日に授業があり、通常15時~16時頃が帰宅時間となります。

そのため、平日の夜はステイ先でホストファミリーと夕食をいただくことが多いですが、日本でも華金と言われている金曜日は、外食をする家庭も少なくありません。

そして、土日は家族みんなで車で遠出をしたり、ホームパーティーをしたりと比較的アクティブに過ごす家庭も多いです。

 

英語力UPにも役立つ?

 

語学学校だけでなく、家に帰ってもホストファミリーと必然的に英語でコミュニケーションをとることになるホームステイは、英語力UPにも繋がると言われています。

ただし、ホストファミリーによっては、ご両親の仕事が忙しく帰宅が遅いという家庭もあるため、平日はコミュニケーションをとる機会が少ないということもあるかもしれません。

可能な範囲で、自ら積極的にコミュニケーションをとっていくことをおすすめします!

 

アメリカのホームステイの食事タイプ

 

文化の異なるアメリカでのホームステイでは、どんな食事が出て来るのか不安な人も多いのではないでしょうか。
ここでは、アメリカのホームステイの食事タイプについて、ご紹介します。

私(筆者)自身、高校時代にアメリカでホームステイをしたことがありますが、周りの友人たちの話を聞いても下記の3パターンに分かれるかと思いました。

①朝食・夕食を作ってくれるパターン

②朝食・夕食を作ってはくれないが、冷蔵庫にある食材やキッチンを自由に使って良いパターン

③食材の準備から自分でする必要があるパターン

そのため、ホームステイを始める前に、滞在先の家族と食事の方法についてコミュニケーションをとっておくようにしましょう。

それでは次に、それぞれのパターンと注意点について話していきます。

 

①朝食・夕食を作ってくれるパターン

 

私が1ケ月程ホームステイした家庭はこのパターンでした。

毎日ホストマザーが料理をしてくれ、食器などテーブルに並べたり料理を運ぶのは子供たちがやっていました。

私自身はこのスタイルが合っていたので全くストレスはありませんでしたが、人によっては手伝いまでしたくない!と感じる人もいるようなので、その辺りも最初に話し合いをしておくと良いかもしれません。

 

②朝食・夕食を作ってはくれないが、冷蔵庫にある食材やキッチンを自由に使って良いパターン

 

冷蔵庫の中にあるものは自由に使って自分で作ってね!というホストファミリーもいます。

最初は戸惑うこともあるかと思いますので、必ず最初にホストファミリーとルールを決めておき、お互いに気持ちよく過ごせるようにすることをおすすめします!

 

③食材の準備から自分でする必要があるパターン

 

この場合は、自分で好きなものをスーパーマーケットなどに買いに行き、調理することになります。

冷蔵庫はホストファミリーと共有になるため、自分で購入したものには名前を書いておくことをおすすめします。

 

アメリカのホームステイでの代表的なメニュー

 

ホストファミリーが食事を用意してくれる家庭の場合、どんなメニューが出てくるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、アメリカのホームステイでの代表的なメニューをご紹介していきます。

 

ワンプレートで出てくるのが主流

 

まず最初にお伝えしておきたいことがあります。

それは、アメリカのホームステイでの食事スタイルは「ワンプレートが主流」ということです。

ワンプレートとは、おかずやパン、ライスなどを1つのプレートに盛り付けるスタイルです。

日本のように、おかず数品やご飯、お味噌汁などが出てくるスタイルではありません。

アメリカでは日本と違い、シンプルな食事が多いということを覚えておきましょう!

 

朝食のスタイル

 

一般的にホームステイでは、朝食・夕食が留学費用に含まれています。

朝食はオートミールやシリアル、パンなどを出されることが多いですが、家庭によっては目玉焼きやスクランブルエッグなど、ちょっとしたおかずが出ることもあります。

 

夕食のスタイル

 

先程もお伝えしたように、アメリカでは日本と異なり「ワンプレート」が主流のため、プレートにお肉・ライスやパン、野菜などが盛り付けられます。

そのため、アレルギーや苦手なものがある場合は、必ず事前に伝えておきましょう。

一方で、大皿スタイルでみんなでシェアする家庭もあります。

サラダやお肉料理、パンやライスのそれぞれが大皿に盛られ、それを各自が好きなように取り皿に盛って食べるスタイルです。

 

知っておきたいアメリカの食文化・マナー

 

いざアメリカ留学をする!となった際、気になる要素のうちの1つとして、食事の文化があります。

日本の食文化とは大きく異なるため、滞在時に食文化で驚く人も多いようです。

そんなアメリカの食文化やマナーについてご紹介します。

 

アメリカと日本のサイズの違い

 

まず、アメリカの食事量は日本よりもかなり多いです。

レストランなど飲食店でのアメリカの1人前のサイズは、日本の3人分程になります。

特に、ラグジュアリーな飲食店でない限りは、前菜やお肉や魚などのメインを1つオーダーすれば、日本人にとっては十分な量かと思います。

ドリンクの量も多く、マクドナルドで比較してみると、アメリカのSサイズは650ml程、日本のLサイズは700ml程となっており、同じくらいの量になります。

 

日本とアメリカでの呼び名の違い

 

日本で使われている和製英語は、英語圏では通じないということも覚えておきましょう。

例えば、日本で使われている「ハンバーグ」という言葉はアメリカで使っても通じません。

バンズに挟まれたものの他に、お皿に乗せられたものは「ハンバーガーステーキ」と言います。

また、日本で使われている「フライドポテト」もアメリカでは呼び名が異なり、「フレンチフライ」と言われています。

そして、スイーツで言うと、「シュークリーム」という呼び名は、アメリカでは「クリームパフ」と呼ばれています。

万が一、アメリカでシュークリームと伝えると、シューポリッシュ(靴を磨く墨)を出されるかもしれないので気を付けましょう!

 

食事の内容

 

朝昼晩と和食が多い日本とは異なり、アメリカでは次のようなスタイルが一般的です。

朝はトーストやパンケーキに卵料理やベーコン、忙しい家庭ではシリアルやオートミールのみ、昼はサンドウィッチやハンバーガなどを食べる人が多いです。

夜は地域によって違いますが、お肉料理や芋、豆などの穀物がメインとなり、野菜料理は少なく、日本と違い品数が少ないのが特徴です。

 

ホームステイでご飯の失敗を防ぐためにできること

 

ここまで、アメリカでの食事文化やスタイルなどをお伝えしましたが、そんな食事での失敗を防ぐためにできることをお伝えします。

 

アレルギーや苦手なものは事前にホストへ伝える

 

ホストファミリーと仲良くなるチャンスと言っても過言ではないくらい大事な食事の時間。

その日の出来事やお互いを知るための雑談など、食事の時間はホストファミリーと打ち解けることができる時間でもあります。

せっかくなら、お互いに心地よい時間を過ごせるようにしたいですよね。

アレルギーや苦手なものがある場合は、必ず事前にホストへお伝えすることをおすすめします。

 

文化の違いを受け入れる

 

先程ご紹介したように、アメリカの食事文化は日本の文化と大きく異なります。

そのため、事前にその違いを理解し、滞在時は日本と比較せず、アメリカでの食事文化を楽しむようにしましょう!

 

食事に関する便利な英語フレーズ

 

日本語が通じない異国の地で、英語がネイティブの人たちとの会話に入っていくのは不安・・・という人も多いのではないでしょうか。

ここでは、食事に関する便利な英語フレーズをご紹介していきます!

食事の準備や後片付けを手伝う時

何かお手伝いすることはありますか?

Is there anything I can help with you?

アレルギーや苦手なものを伝える時

ごめんなさい。これは食べられないです。

I’m sorry, but I can’t eat/have this.

私は●●アレルギーなんです。

I’m allergic to ●●. / I have a ●● allergy.

好みを伝える時

私はこれが好きです。とても美味しいです!

I love this. It tastes really good!

私はこれをまた食べたいです。

I would like to have this again!

食事中に何かを取ってほしい時

お塩とってもらえますか?

Could you pass me the salt, please?

ごちそうさまを伝えたい時

とても美味しかったです。

It was so delicious/yummy/good!

ご飯を作ってくれてありがとうございます。

Thank you for the nice dinner.

 

まとめ

 

本記事では、アメリカのホームステイのご飯事情と、代表的なメニュー、食事に関する英語フレーズなどをご紹介してきました。

食事の文化や食事量の違い、アメリカならではのメニューなど、日本との違いに驚かれた人もいるのではないでしょうか。

特に、これからアメリカ留学を控えている人や検討している人は、是非参考にしていただけると嬉しいです!

 

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